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これってモラハラ?モラハラの意味と特徴・対策を知る

モラルハラスメントは、想像以上に身近に起こりやすいハラスメントです。それは、家庭の中で起こることもありますし、職場や友達関係の中で起こることもあります。ではどうして、モラハラに遭遇してもそこから脱出しようとしないのでしょうか。それは、そもそもハラスメントを受けていることに気づいていないからです。また、責められる自分に問題があるのだと、間違った認識をしていることが理由であることもあります。

モラハラを繰り返す人間は、人を追い詰めていくことがとても上手です。そして、自分でもハラスメントをしていることに気づいていないこともあります。

これってモラハラ?モラルハラスメントとは

倫理や道徳に反した嫌がらせ

モラルハラスメントとは、倫理や道徳に反した嫌がらせのことです。それは、一見些細なことに見えることもあります。しかし、受けている方はどんどん消耗していきます。自分の苦手なことやミスを何度も繰り返し責められ、見下されますので、自己肯定感も下がっていきます。そして、そんなダメな人間であるのに、相手にしてやっているのだと恩を着せるような態度をとられ、自信がない人はそれを信じてしまいます。自分はいつも周りに迷惑をかける存在であり、価値がない人間であると嘘の思い込みをさせられます。

言動にて相手を追い詰めるもの

暴力などの攻撃であれば、した方もされた方も見ている方もそれに気づきやすいのですが、モラハラは言葉の暴力であり態度での攻撃ですので、なかなかそれに気が付くことができません。誰でもミスを犯しますし、勘違いしてしまいますが、いつまでもそこをつつかれたり、睨まれたり無視されたり大げさに避けられたり、ネチネチ攻撃されます。これが続くと、うつ病など心の病になることもあります。

モラハラは被害者に大きな精神的ダメージを与えてしまう


繰り返し行われるモラハラ。それは、想像以上に精神にダメージを与えます。どうでも良い些細なことを責められたり明らかに理不尽なことで攻められたりするのですが、あまりに些細であるがゆえに、むしろ相談しにくいこともあります。また、おかしい、苦しい、つらい。そんな気持ちがあるのに、具体的にそれを説明することが難しいので相談するにできない方も少なくありません。このようにちょっとずつじわじわと追い詰められていきます。

そもそも自分に自信にない人がモラハラ被害に合いやすく、もともと自己肯定感が少ない状態で毎日ちくちく攻撃されたり人間否定されたりするため、精神的ダメージが大きいです。また、モラハラを行う方も、実は自分に自信がないことが少なくありません。

 

被害者は被害を受けている自覚はない

モラハラの怖いところは、被害者も加害者もそれに気づいていないことが多いことです。おたがいアドバイスや指摘だと思っていることも多いので、それがハラスメントであることが分からないのです。

職場でのモラハラが行われることも多い

モラハラは、家庭でも起きます。夫が妻に行うこともありますが、妻が夫に対してハラスメントしていることもあります。また職場でもモラハラが行われることが多く、上司から部下に行われていることもありますし、部下から上司に行っていることもあります。同僚が同僚に行っていることもあります。

職場で孤立するようにしてくる

職場でみられるモラハラは、ちょっとしたミスを大げさに言いふらされたり、無視されたり睨まれたりと様々です。大きなため息をついてストレスを与えたりすることもありますし、人間否定するような言葉を言ってきたりすることもあります。悪口や噂を言って、ターゲットを孤立させようとします。これは、女性の職場でも男性の職場でも見られます。

みんなの中で、一人だけお菓子やお茶を配らなかったり、嫌味を言って意地悪く接したりと、ターゲットに対して嫌いアピールが凄まじい場合もあります。

仕事に必要な情報を与えず雑用ばかりさせてくる

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雑用ばかりさせて、明らかに他の社員と違った対応をすることもあります。また、他の社員とグルになって、悪口を言ったりバカにするようなことを言ったり視線を送ったりすることもあります。仕事上必要な情報を与えなかったり、仲間外れにしたりすることもあります。

プライベートに過剰に介入してくる

本来、職場ではプライベートについては話す必要はありません。もちろん自ら話かったら良いのですが、無理やり話す必要はないのです。しかし、モラハラをする人は過剰にプライベートに介入してくることも少なくありません。そして、そこでもちくちくと責めるようなことや、馬鹿にするようなことを言うのです。

モラハラ被害に遭遇したらやっておきたいこと

はっきり言っておきたいのですが、何人とも誰かに存在を否定されることがあってはなりません。それは、仮に上手に家事が出来なかったり仕事がうまくいかなかったりした時も同じです。ミスはミスとして反省し対処しなければいけませんが、それ以上人間性を否定されるのはおかしいことなのです。ところが、自己肯定感が低かったり自信がなかったりすると、すぐに相手の言葉を信じて受け入れてしまいます。すると、相手は益々調子に乗って色々言ってきます。

言動の録音


モラハラに合ったら、言動を録音しておくといった方法もあります。証拠があった方が何かとスムーズだからです。密室や第三者がいないところで行われることも多いので、証拠集めは必須となります。

相手からの書類やメモの記録をしておく

モラハラに合ったと伝える場合、証拠があった方がスムーズです。相手からの書類やメモは残しておくことをオススメします。少しでも多くの証拠があった方が良いからです。

日記をつける

モラハラだ続くときは、日付をしっかり入れた日記をつけましょう。5W1Hで詳しく状況を記載するようにすれば、分かりやすくてオススメです。

メール・LINEのデータを取る


メールやLINEなども残しておきましょう。こちらも良い証拠となってくれるはずです。

SNSの画面を保存する

必要に応じて、SNSの画面を保存しておきましょう。他にも、証拠になりそうなことはどんどん収集しておきましょう。何かの役に立つかもしれません。

専門家に相談をする

モラハラに合っている人は、自分でははっきりとそれが悪いことをされているのだと理解できない場合もよくあります。自分が悪いからあんな言動をされるのだ。悪いのは私なのだと勘違いしている場合も少なくありません。でも、迷った時は一度専門家に相談するのが一番です。そこでどんな判断を受けるのか、判断を待った方が確かです。

仕事や職場とは、辛いのが当然であると思い込んでいる方もいますが、それは嘘です。快適な職場で、自分らしい仕事をしている人はたくさんいます。是非、そんな理想的な職場で働けるようにアクションを起こしましょう。

病院に行く


モラハラを長く受けていると、想像以上にダメージを受けていることが多いものです。眠れない、眠り過ぎる、いつも落ち着かない、食欲がない、涙が突然流れるなど、いつもと違った症状が出てきたら、すぐに医療機関に足を運びましょう。場合によっては、危険な状態になっていることも考えられます。また、周囲の人も身近な人の異変に気づいたら、病院に行くことを強く勧めてください。

モラハラ相手に対してできること

モラハラ相手にまずしてほしいこと。それは、できるだけ距離を置くようにして、必要以上に関わらないことです。また、相手の言うことをうのみにしてはいけません。それはあくまでの相手の一意見であり、それが必ずしも正しい答えであるとは限らないからです。高確率で、相手のゆがんだ価値観による被害に合っています。一緒にいると、なぜかモヤモヤする、いつもプライドが傷つくような態度をとられるといった心当たりがある人は、さっさと相手から離れて自分のやるべきことをやるようにすることです。

慰謝料請求

お金
妻や夫からモラハラに合った場合、慰謝料請求をすることができます。金額はケースバイケースなのですが、モラハラを受けていた内容や期間などによっても異なってきます。いずれにしても、慰謝料請求を考えているのなら、できるだけ多くの証拠を集めておくことが大切です。そして、信頼できる弁護士に相談するのがオススメです。

モラハラを止めることを請求できる

職場でモラハラに合ったときも、まずはできるだけ証拠を集めておくことが大切です。次に、上司に証拠を合わせてモラハラに合っていることを伝えてください。会社は社内いじめがあることを知ったら、きちんと対処しなければならないといった義務があります。ですから、相談することを強くオススメします。職場によっては担当部署があるところもありますので、そこに相談してみるのも良いでしょう。

夫婦間であれば離婚請求ができる

夫婦間であれば、モラハラを理由に離婚請求をすることもできます。この場合も、証拠を用意することが必要となります。しかしながら、モラハラがあったことを証明するのはなかなか難しいと言われています。裁判になったとき、ポイントになるのはどれだけひどい内容のモラハラがあったのかを伝えることだとされています。

まとめ

モラハラは、他のハラスメントと異なりしている方も受けている方も分かりにくいのが特徴かもしれません。しかしながら、モラハラは家庭でも職場でもどこでも起こりえることです。じりじりと相手を追い詰めていき、最終的に精神的ダメージを与えます。辛いときは、職場に相談したり医療機関に相談したりすることも必要です。また、モラハラがあったことを証明するために証拠が必要になってきます。できるだけ証拠を集めておくようにしましょう。職場の場合は、こういった報告があった場合放置しておくことができませんので、対応をしてくれるはずです。

自分に自信がない人や自己肯定感が低い方は、モラハラに合いやすい傾向があります。また、同じように自分に自信がない人や、人の上に立って周りに人を思い通りに動かしたいタイプは、モラハラをしやすい傾向があります。