結婚する年齢は何歳がベスト?希望年齢と婚活に焦る理由

結婚する年齢というのは女性が働き出すことができるようになったことで、年々上昇しています。しかし、上昇しているといっても限度はあるので、いつまでも結婚しないでいるとそのまま一生を過ごしてしまうことになるでしょう。結婚願望がある人はその年代に適合したまさに適齢期というものを察する必要があります。今回は結婚する年齢は何歳がいいのかを考えてみました。

8割以上の若い男女は結婚を希望

引用元:厚生労働省 図表:feely編集部作成
基本的に日本にいる男女は8割以上が結婚を希望しているのですが、逆に結婚をしなくても結婚という行為は個人の自由だから問題ないという考え方も広まっているのが実状です。今から30年以上前は結婚をすることが義務であるという考え方がかなり強かったのですが、今では「可能ならば結婚したいけど、結婚しないでも問題は無い」という考え方が浸透しているので、これからもこの考え方が広がっていくのでしょう。
30年以上前は「人が結婚をするのが当たり前」という考え方が61.9%で「必ずしも結婚をする必要は無い」という考え方が34.3%と非常に上回っていることがわかるのですが、今ではまるっきり逆転しているのが実状となっているのです。もちろん、結婚できれば結婚したいという考え方も浸透しているので8割以上の若い人たちが結婚を希望しているのですが、この希望はそこまで強いものではないと考えるのが一般的です。

結婚を希望する年齢


結婚願望が薄れてきているのは事実ですが、それでも可能ならば結婚したいという考え方は残っているのです。それではより具体的に、結婚を希望する年齢は現代日本でどの程度の状況なのかを調べていきましょう。ここを探ることで今の日本の結婚観がどうなっているのかがわかります。

男性は30.4歳・女性は28.4歳での結婚を希望

引用元:厚生労働省 図表:feely編集部作成
結婚において重要なのはその国の初婚平均年齢です。これもデータですでに出ているのですが、男性は30.4歳・女性は28.4歳での結婚を希望しており、完全に晩婚化が進んでいると言うことがわかります。1980年のころは男性は28.3歳で女性は25.6歳だったので、たった30年でこれだけ年齢が上がってしまったのは驚きと言えるでしょう。結婚願望がある人は減っていないのにこのように結婚希望の年齢が遅くなっているのはデータ的には不思議に感じるでしょう。その理由については後述いたします。

晩婚化・晩産化の進展

引用元:厚生労働省 図表:feely編集部作成
男性は30.4歳・女性は28.4歳での結婚を希望と記載しましたが、日本人の平均初婚年齢は夫が30.8歳、妻が29.2歳となっているので、ある程度希望に添っていると言えるでしょう。この晩婚化の理由はいくつかありますが、女性の大卒率が高まったことで所得水準が上昇し、女性側の結婚に対する意識が一気に薄れてしまったことにあるでしょう。女性の年収が上昇してしまうことで、異性に対する期待値も一気に上昇しますが現代社会は給料がそこまで上昇しているわけではないので、理想に即した人はほとんどいないという扱いを受けてしまいます。
そして、この考え方が浸透するにつれて世の中には自由恋愛という思想と、独りで生きていくことが可能という思想が一気に広まってしまい、お見合いの数が一気に低下するようになります。この流れが一度出来てしまうと止まらないので、一気に晩婚化が進むのです。特に、結婚をする必要性を感じないという人の割合が増えているため、一生涯独身でもかまわないという考え方も増えてしまっております。いわゆる、「結婚が可能ならば結婚したいけど別に出来なくても問題ない」という考え方です。

結婚年齢の法改正

国によって結婚年齢の法律は異なりますが、日本では長い間変わってきていないのが実状でした。しかし、この結婚年齢にまつわる法律で法改正が行われるという動きがあるのです。ここではこの法改正の中身について触れていきます。

結婚できる年齢の現行法律は男性18歳・女性16歳

現行の法律では、結婚できる年齢の現行法律は男性18歳で女性16歳です。これは民法731条で定められた法律であり、戦後に改訂されてから変わっていません。戦前は男性が17歳で女性は15歳だったので、1歳ほど増加したという形になっています。この法律による規定が出来てから長い間変わっていないので、日本人の常識としては男性が18歳で女性は16歳で結婚が可能となっているということです。

男女ともに結婚年齢を18歳に統一することが決定

ただし、平成8年2月26日法制審議会総会決定された「民法の一部を改正する法律案要綱」においてこの結婚年齢の考え方に待ったが入り、男女ともに満18歳で結婚できるように法律を改正しようという動きが活発になります。法制審議会の部会でも2009年のうちに満18歳にしようという最終答申が報告されるという形になっているので、いずれは民法731条も変わるだろうと多くの方が考えております。

結婚年齢の男女差を廃止


戦国時代の女性は政略結婚が当たり前であり、道具のように扱われることもしばしばありましたが、この2歳差というのはこの男女間での差別が残っているという考えも多く、16歳という年齢で出産をしてしまったときのストレスや経済的な負担の解消はほとんど出来ないという考え方から女性だけ16歳なのはおかしいという意見がかなり前からあったのです。そのため男女差を廃止して民法を見直そうという動きが活発化しました。

近年は16歳・17歳で結婚する女性が少ない

元々晩婚化が進んでいたこともありますし、現実世界がよく見えている子供が増えたということもあって高校生の年齢で結婚をする人がほとんどいなくなったというのもこの法改正の原因となっています。女性が16歳や17歳で結婚が出来ると知っている人はいても、実際に結婚をした人を見たことがあるという人はほとんどいないでしょう。

女性が結婚を考える年齢

それではさらに具体的に結婚について考えていきましょう。女性が結婚を考える年齢とは、一体いくつくらいになっているのでしょうか。そこから晩婚化の理由もよく見えてきます。

かつては10代のうちに結婚・出産すべきという風潮だった


昔は10代のうちに結婚して出産をするという風潮が残っていましたが、それは戦前であり今のような義務教育制度が整っていない時代のお話です。いわゆる男尊女卑が当たり前の時代のお話なので、その名残が今の法律及び民法にも残っていると考えましょう。実際に、高校生のうちに結婚をする人はほとんどおらず、むしろそんなことをすること自体が間違っているという認識の方が強いので、時代に法律が追いついていないのです。

キャリア形成のため20代中盤までは結婚しない

今の社会は高校に行くのも当たり前ですが、その後に専門学校や大学に行くことも当たり前となっているので、結婚もそれに合わせて遅くなります。大学生活を挟んでからの結婚と考えるとそれだけで4年間はずれ込みますので、20代中盤までは結婚しないという考え方も当たり前となるのです。社会人になってからいきなり結婚するのもリスクが大きすぎますので、ある程度将来が見える状況になってからの結婚が普通となってきます。

出産可能年齢が上がったため30代での結婚で十分

また、働ける女性が増えたことで女性の男性を求めるレベルも上昇し、そのレベルに到達している男性がほとんど30代になってしまうということもざらにあります。このように年収などを考えていくと、さらに結婚が遅くなって30代での結婚及び出産ももはや当たり前となってきたのです。この流れは全く止まる気配を見せないので、ますます晩婚化の流れが進むでしょう。今では30代で結婚したところで、遅いと忠告するような人はほとんどいません。

子育てが難しい社会だから結婚せず独身を貫く人もいる


今の世の中は子供に全くもって優しくありません。子供に対して使うお金というのは年々上昇しているのに、自分たちにかかる経費も年々上昇しているので、収入が多くない家庭は子育てがほとんどNGな状況にあります。今の社会ではパソコン・ネット・スマホ・車など毎月高い費用が取られるものが大量にあるくせに昔と比べてそこまで給料が上がっていないので、結婚することそのことが間違っているという風潮や子育ては無理という風潮がすでにできあがっております。その流れから、一生独身も当たり前な世の中になってしまったのです。

婚活に焦る理由

全く結婚をしなくてもいいと考える人は確かに増えましたが、それでも結婚をしたいという願望を持っている人は多いのが実状です。そんな人たちが焦る理由を探っていきましょう。

30歳を過ぎたとき

結婚の年齢が上昇して30代になっても遅くはないという状況にはありますが、やはりギリギリのラインという認識も強いので30代にはいったらできる限り早く結婚をしたいという焦りが出てしまいます。

出産できる年齢を意識したとき


また、自分の年収や環境から子育てができるという意識が強くなったとき、自分は出産をしてもやっていけるという考え方も強くなるので、自然と子供が欲しいという考え方が出るようになってしまうでしょう。

周囲の結婚・出産ラッシュ

また、隣の芝生は青いという言葉があるように、周囲の人たちが結婚をして出産をする流れが続くと、自分もしなければいけないという焦りが強く出てしまうでしょう。その知人や友人や親戚が結婚や出産をして幸せになっている様子を見るとますます焦ります。

独身の友達がいなくなったとき

独身の楽しみというのも色々とありますが、その楽しみというのは共通認識だからこそ産まれるものというケースも多く、その共通認識を形成してくれた友人がこぞって結婚してしまい、自分だけが独身貴族となってしまうと非常に焦ってしまうでしょう。

結婚しなそうな人が結婚したとき


結婚しそうな人というのはなんとなくで決めてしまうことがありますが、結婚しなさそうな人というのもなんとなくで決めつけてしまうことがあります。この結婚しなさそうだと勝手に決めていた人が自分よりも早く結婚をしてしまった場合、これも焦る要因の一つになるでしょう。

結婚に失敗しないコツは焦らないこと

結婚は多くの方が幸せになるための過程ではありますが、実は失敗に終わってむしろ不幸に終わったというケースも大量にあるのです。失敗しないためのコツもきちんと抑えておきましょう。

結婚適齢期という考えは存在しない

結婚適齢期や平均結婚年齢という数字は簡単に出すことが出来ますが、そもそもこの考え方というのが間違いであると認識しましょう。このような数字に焦ってしまい、誤った結婚をしてしまうくらいなら、晩婚でも幸せになれる相手を見つけた方が遙かに有意義です。無理な結婚は不幸の元となります。

焦った結婚は失敗する確率が高い

結婚を焦る原因とは紹介したように非常に多くあります。これらの原因が積み重ねることで自分の心は揺り動かされてしまい、本当は好きでもない男性と結婚をしてしまい大失敗するという事態に陥ります。そんなことになるくらいなら、結婚はしなくてもいいという開き直りの心を手に入れましょう。

本気で結婚したいと思ったら婚活を始めよう


本気で結婚をしたいと思った人はまず行動が大切です。身近な人ばかりを判断基準にしないで、多くの出会いを求めましょう。今のご時世婚活する方法はいくらでもありますので、SNSや様々なお見合いの場を利用して自分を売り込みましょう。理想通りの結婚のためには、その理想を現実に引き寄せる努力が必須になります。

まとめ

結婚をするためにはある程度の努力が必要ですが、焦れば焦るほど努力の方向性が明後日の方向に向かってしまうことが多いので、結婚しなくても問題ないという広い心を持って挑んだほうが気持ちが楽になります。焦燥感は大きな失敗に結びついてしまうことが多いので、自分の心に嘘をつかないと決めて行動してください。