サシで飲むって?相手の目的は?断り方や飲み会後のマナー解説します

サシで飲もうと言われた時、どう振る舞うべきか分からずに困ってしまうことがあると思います。この記事では、

  • 「サシで飲む」の意味
  • サシで飲みたい人の目的
  • サシ飲みのお誘いを断る方法
  • 男性とサシで飲んだ後のマナー
  • 上司とサシで飲んだ後のマナー

などを説明します。

サシで飲むって?

そもそも「サシで飲む」とはどういう意味なのか、よくわからない人もいるでしょう。同僚から「サシで飲もう」と言われて、何を言っているのかわからないという経験をした人がいるかもしれません。

そこで、まずは「サシで飲む」の意味や語源について説明します。

会話を楽しみながら1対1でお酒を飲むこと

サシで飲むとはつまり、1対1でお酒を飲むことです。もちろんただお酒を飲むだけではなく、会話を楽しむという目的もあります。

わざわざサシで飲もうと誘っているので、相手は本音での会話を期待しています。特にビジネスの相手と飲む場合、日頃の悩みや仕事に対する思いなど、普段はなかなか話せないことをこの機会に語り合いたいという目的も持っています。

サシで飲むの語源

サシとは「差し向かう」を略したものです。漢字で書くと「差し」になります。「二人で向き合う」といった意味になるでしょう。カタカナなので「英語の略?」と思う人もいるかもしれませんが、立派な日本語です。

ちなみに英語で表現すると 、「between two people(二人で)」あるいは「 face to face(向き合う)」となります。お酒を飲む場合に多く使われますが「サシで勝負する」など、他の場面でも使われています。二人で何かする時に使う言葉と思っていいでしょう。

「サシで飲む」というお誘いはデートか飲み会か判断しにくい

異性からサシで飲もうと言われた場合、それはデートなのか飲み会の一種なのか判断に迷うことがあると思います。これについては、当人たちの元々の関係やお互いの相手に対する感情が関わってくるので、一概にどちらかであると答えを出すことはできません。

職場の上司部下や同僚など、ビジネス上の関係の場合は飲み会の延長という場合が多いものです。しかし男女のことなので、相手が自分に対して恋愛感情を持っていないとも限りません

やはり女性にとっては、男性と二人きりになるのは多少なりとも危険が伴います。相手に対して少しでも信頼できない部分や不安があるなら、断るか他に人を誘って3人以上で飲み会をする方が良いでしょう

サシで飲みたいという人の目的は?

「サシで飲もう」と誘われた時、相手にどのような目的があるのかわからないこともあるでしょう。ここでは、サシで飲みに誘われる場合によくあるパターンを紹介します。

単に食事やお酒を楽しみたい

男女で出かけるというと恋愛感情があると思う人もいますが、必ずしもそうとは限りません。単純に友人として、または職場の仲間として食事やお酒を楽しみたいから誘う場合も多いです。その場合、相手に下心はないので、純粋にお酒と食事、会話を楽しめば問題ありません

仕事や恋愛の相談をしたい


何か相談したいことがあって、相手を飲みに誘う場合があります。相談の内容は恋愛だったり仕事だったり、さまざまです。職場仲間を誘う場合は仕事の相談が多いでしょう。一方、あえて仕事とは関係のない人を誘って、仕事の相談をしたい場合があるかもしれません。

恋愛の相談に関しても、職場で信頼をしている相手だからこそプライベートな恋愛の相談をしたい場合もあります。

どちらにしても、相談ごとがあって誘う場合は相手を信頼していないとできません。もしサシでの飲みに誘われて、その席で相手から相談を持ち掛けられたら、それは相手から信頼されている証拠です。できるだけ相手の力になれるよう、親身に話を聞いてあげましょう。

恋人候補とお近づきになりたい


サシで飲みたいと誘う側に含まれる心理として、恋愛感情があります。二人の関係が友人、あるいは職場の仲間だけに留まっている場合、そこから関係を一歩進める一番の方法は二人きりになる機会を作ることです。

特にお酒が入ると気が大きくなることも多いので、一気に親しくなる可能性があるでしょう。サシで飲むことを誘うのは、そのような進展を望んでいる場合が考えられます。

男女の関係を狙っている

男性 ハート

異性とサシで飲む場合に気を付けるべきことは、相手が男女の関係を狙っている場合です。これは恋人になりたいという純粋な思いの時もありますが、体が目当てという不純な思いの場合もあります

女性は男性に比べて体が小さく、力も弱いことがほとんどです。男性が本気で迫ってきた場合、逃げ切れないことも多いでしょう。少しでも相手の言動に下心やいやらしさを感じたら、誘いを断るか、途中で口実を作って退席するようにしたいものです

サシ飲みのお誘いを断る方法

サシで飲む誘いを受けても乗り気になれず、断りたい場合もあるでしょう。この時、相手の気分を害さずにうまく断る方法についていくつかご紹介しましょう。

グループ飲みに切り替えるように話を進める

相手からサシで飲むことに誘われた場合、相手との関係によっては気が進まない場合もあるでしょう。飲みに行くことは嫌ではないもののサシで飲むのは抵抗がある場合、グループで飲みに行けるように切り替える方法があります

みんなで行った方が楽しい、せっかくだからグループで行って交流を深めようなどと提案し、うまくグループ飲みに誘導しましょう。

体調の悪さを理由に断る

頭痛

サシで飲みに行こうと誘われても気が向かない場合、体調不良を理由に断る方法があります。体調が悪い相手に飲みに行こうとは言えないので、一言告げるだけでサシでの飲みはキャンセルになるでしょう。断る時に角が立たないのもメリットです。

しかし体調を理由にする場合、何度も連続で使えないというデメリットがあります。人によっては「では治った頃に」と次の約束を迫ってくる場合もあります。また体調が悪いことにすると、それからしばらくは別の誘いも参加できないかもしれません。

職場の仲間や友人ではなく、普段あまり付き合いのない相手からの誘いを断る時に使用するのが良さそうです。

仕事の忙しさを理由に断る


社会人として仕事をしているなら、仕事の忙しさを理由に断るのが手軽で確実です。仕事が忙しく飲みに行く時間が取れないと言えば、相手は引き下がるしかありません。

ただしこの断り方は、同じ職場の相手には通用しません。同じ職場にいれば仕事量は知られています。もし本当に仕事が忙しかったとしても、「手伝ってあげるから一緒に行こう」という話になる可能性もあります。

また相手が同じ職場の仲間でなくても、利用している駅が同じ、家が近所といった場合は注意が必要です。駅や家の近くで目撃されて嘘がばれる可能性があるからです。

男性とサシで飲んだ後のマナー

男性とサシで飲んだ後に、注意したいマナーがあります。この先も良い関係を続けるために、そのポイントを押さえておきましょう。

またサシで飲みたければ次の約束をする

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相手と楽しい時間を過ごすことができ、またサシで飲みたいと思った場合は、ぜひ次の約束をしましょう

男性は意外と臆病で、相手が楽しめたのか不安で二度目が誘えない人も多くいます。楽しかった旨を伝え、具体的な日付までは決めなくても「また一緒に飲もう」という約束だけはしておきましょう。それだけでも男性は次の誘いがしやすくなり、こちらから誘うきっかけにもなります

脈ありなら2軒目に誘ってみる

相手が恋愛感情を持ってサシで飲むことを誘ってくる場合があるように、こちらも相手に対して恋愛感情を持っている場合もあります。もしサシで飲んでいる中で相手に脈ありを感じたのであれば、2軒目に誘ってみるのもありです。1軒目とは違った雰囲気のお店に行けば会話の幅も広がり、お店を変えることで二人に流れる空気が変わる場合もあります。

男性は非常に臆病な生き物で、断られることを恐れています。2軒目に誘いたくても、断られるかもしれないと、誘いを遠慮している場合があります。女性の側から誘うことで男性も安心でき、二人の仲を縮めるきっかけにもなるでしょう

お会計時女性は男性を立てるよう意識

サシで飲んだ後は、当然ですがお会計があります。この時、自分が払うからと男性側が財布を出すことが多いでしょう。男性から誘った場合や、相手の方が年上、職場での立場が上という場合、甘えることは問題ありません。しかし恋人でもない相手に甘えるのは抵抗があるという場合もあるでしょう。

相手に申し訳ないからと、お会計の場所で強引に割り勘を申し出る人もいますが、これは男性の立場からするとあまりありがたいものではありません。男性はかっこいいところを周囲に見せたい欲求を持っています。強引に割り勘を申し出ることは男性のプライドを傷つける場合もあるので、男性がおごると言う場合には素直にお礼を言い、相手に任せましょう

どうしてもおごられることに抵抗がある場合は、お店を出てから、あるいは後日に金額の一部を渡すなど、人前では男性を立てるよう意識しましょう。ただしそういった行為を嫌う男性もいますから、注意が必要です。

上司とサシで飲んだ後のマナー

会社では職場のコミュニケーションを図るために、上司が部下を飲みに誘うことがよくあります。サシで誘われることもあるでしょう。仕事を離れた場所とはいえ、上司とサシで飲む時にはマナーが大切です。今後の職場での評価にもつながるでしょう。特に大切なのは、サシで飲んだ後のマナーです。

会計の時は外で待つ

支払いの時にどうしたらいいか迷うこともあると思います。この時、自分から支払いついて口に出すことはやめましょう。上司が会計で支払いをしているのを横で見ているのもNGです。店の外で待ちましょう

会計を済ませて出てきた上司に、いきなり「ごちそうさまでした」と言うのではなく、「おいくらでしょう?」と控えめに支払うそぶりを見せれば、「いいから」と言って受け取らないのが通常です。

お礼に「ありがとうございました」と伝える

おごってもらったお礼に「すみません」と言う人がいます。申し訳ないと言う気持ちから出てしまう言葉といえますが、言われた相手は何か悪いことをしたような気になってしまうでしょう。

お礼の言葉としては「ありがとうございました」が正解です。その一言で、上司も良い気分になるはずです。別れ際にも、しっかりお辞儀をしてお礼を伝えてください。

翌日もお礼を言う

翌日出社した時は、朝一番で上司にお礼を伝えましょう。

この時、他の社員がいないか注意してください。サシで飲むことを他の社員が知っていれば構いませんが、そうでない場合は「一人だけ特別扱いされている」と思われることもあるでしょう。上司の立場もなくなります。周りに誤解を与えないように、誰もいないときを見計らいましょう。

まとめ

相手をサシでの飲みに誘うのは、どんな感情であれ相手に好意を抱いているということです。中には下心を抱いている人もいるかもしれませんが、仕事や恋愛の相談、食事やお喋りを楽しみたいなど、純粋な好意であることが多いでしょう。

もし相手と二人で過ごすことに抵抗がなければ、相手の意外な一面を知るきっかけにもなります。ただし下心が見える場合や相手と二人きりになることに抵抗がある場合は、グループでの飲みに誘導するなど上手に対応していきましょう。