パンツラインが出てしまいやすいのはどんなとき?
タイトなボトムスを履いているとき
ボディラインを少しでもスッキリと見せるために、また、ジム通いして鍛えたスレンダーなボディラインを強調させるために、タイトなボトムスを選ぶことがあります。タイトなボトムスは、足の長さや腰の高さを強調することができスリムなイメージを演出することができるのも大きなメリットです。しかし、注意しなければならないのがヒップにくっきりと浮かび上がるパンツライン。パンツのデザインによってはとてもダサく見えてしまい、ボトムス自体がカッコ悪く見えてしまいます。
薄くて透け感のある素材のボトムスを履いているとき
春夏のボトムスには、薄くて風通しがよく透け感のある素材が使われたものもみられます。真夏でも肌に貼りつくような暑苦しさがなく、涼し気に着こなすことができるおしゃれなファッションアイテムの1つといえるでしょう。しかし、その一方で筋肉の動きがわかってしまうほど生地が薄いため、パンツのラインははっきり、くっきりと出てしまいます。パンツのラインで凹凸ができないように注意する必要があるでしょう。
ワンピースやスカートに裏地がないとき
秋冬物とはちがって、春らしい装いのワンピースや夏でも涼しく着ることができるスカートは、裏地がないためエアリーな雰囲気を演出するのにもぴったりです。静電気などで肌に裏地がまとわりつくことがなく、風通しがいいので蒸れることが少ないというメリットもあります。しかし、しゃがんだり椅子に座ったりすると薄い生地にそのままパンツのラインが出てしまうこともあり、せっかくのファッションが残念なシルエットで台無しになることもあるので注意が必要です。
パンツラインが出ないようにする8つの対策法
①派手な色の下着を履かない
せっかくのおしゃれが台無しになってしまわないように、パンツラインが出ないようにするための対策として最も有効なのは、派手な色の下着を着用しないということです。女性は可愛いデザインや派手な色のパンツを好む傾向があります。しかし、デザインやカラーに凝ったパンツは形や色が浮き彫りになりやすい特徴があることを理解しておかなければなりません。勝負下着などをどうしても着用しなくてはならない場合には、ボトムスの素材や色などに配慮するようにしましょう。
②ベージュや白など薄い色のボトムスを履かない
タイトなボトムスは下着の形や色がくっきりと出やすいので、着用する際には注意が必要です。特に、白やベージュなどの薄い色のボトムスは、下着がそのまま浮かび上がってくる状態になるため避けなければなりません。男性でも白いパンツを履くときには下着の色や方に気を遣うものです。デートのときに彼は気を遣っているのに、自分だけパンツラインがはっきりくっきり目立って恥ずかしい思いをしないようにしましょう。
③凹凸のあるデザインの下着は履かない
最近の女性の下着は素材、デザインともに種類が多く、可愛らしい飾り刺繍や装飾アイテムがつけられているものも少なくありません。下着は履いて楽しむだけでなく見て楽しむものでもあり、観賞用の下着をコレクションする人もいるほどです。特に勝負下着などのデザインやカラー、素材には気を遣いますが、こだわりが過ぎて凹凸のあるデザインのものを選ぶと薄い素材のボトムスやワンピースなどにそのままパンツラインが出ることがあります。
④薄い素材のボトムスを履かない
ガーリーやフェミニン、エレガントなファッションもいいですが、動きやすさを重視するボトムスを選ぶという女性も多いでしょう。スキニーなどタイトなボトムスには腰高、足長効果もあり曲線美をアピールするのにもピッタリです。しかし生地が厚すぎてゴワゴワすると肌触りだけでなく動きが制限されてしまうので、自然に薄い素材のボトムスを選んでしまうのではないでしょうか。ですが、薄い素材のボトムスは、パンツの形や色だけでなくデザインによる凹凸も浮き出てしまう可能性が高いので避けるようにするのがポイントとなります。
⑤裏地の付いているボトムスを履く
パンツラインの悩みを解決するために、最も簡単で有効な方法が裏地の付いているボトムスを履くということです。裏地によって下着が透けたり浮き出たりすることがないため、デザイン、カラー、形に気を遣わず自分の好みのものを身につけることができます。ただ、あまりにも裏地が厚いと動きにくくなるので、パンツラインをカバーする程度の適度な裏地の厚みがあるものを選ぶようにしましょう。
⑥ストッキングやタイツで隠す
タイトなボトムスやスカートを履く場合には、パンツラインが出やすくなります。極力パンツに縫い目がないものを選ぶとともに、パンツのラインを上からカバーするようにストッキングやタイツを履いて隠すという方法もあります。最近はストッキングやタイツも薄手で温かい素材を使用したものが多いので、重ね着してパンツラインがきちんと隠れる厚みがあるものを選ぶようにするといいでしょう。
⑦縫い目の無いハーフショーツを履く
ボトムスや裏地のないスカートなどを履いたときにパンツラインが出やすくなる理由のひとつに、パンツの構造上折り返し縫いをしていることがあげられます。太ももにあたる縫い目部分が凹凸となって下着に段差のラインをつくることからボトムスなどの上からでもラインがはっきり見えるのです。したがって、縫い目のないハーフショーツタイプのものを履くようにすると目立たなくなるでしょう。
⑧ガードル・ペチコートを履く
パンツのラインが丸わかりにならないように、ガードルやペチコートなどを重ね着してガードする方法もあります。ガードルはお尻ではなく太ももあたりにラインがくるのでパンツのようにお尻のうえでラインが出たり、お尻の肉を強調したりすることがありません。しかし、デザインや素材によってはパンツラインを防ぐことができても、ガードルラインがボトムスから浮き出てしまうことがあります。パンツラインだけでなくガードルやペチコートが浮き出ないかどうかも注意するようにしましょう。
パンツラインが目立たないおすすめの下着
アツギ ATSUGI 補正ショーツ
ヘム加工によって、下着の縫い目がフラットになっており凹凸や段差が全くきになりません。薄いスカートやタイトなボトムスを履いても、パンツラインがくっきりと見えてしまうことを防いでくれます。また、補正ショーツなので履くだけでヒップアップ効果があり、しっかりとした生地で優しくお尻を包み込んでくれるのも大きな魅力となっています。また、バックスタイルで自然で丸みのあるヒップシェイプになるのも嬉しいポイントです。
アツギ NUDE Make(ヌードメイク) ローレッグショーツ
まるで切り取られた一枚の布を身につけているようなフィット感で、凹凸や段差を全く感じることがありません。ヌーディカラーであるため真っ白な薄いボトムスを履いても色が浮き出ることもないでしょう。体に合わせて適度に伸びるためストレスなく履くことができます。アウターに全くひびかない、透けない、段差がないと三拍子そろった大人の女性向けのショーツといえるでしょう。吸汗速乾加工のため夏でも蒸れることがありません。
(アツギ) ATSUGI ショーツ ストレスフリーフィット ラフィ
レーヨンの一種のモダールを主材料としている肌ざわりのいいショーツです。モダールは、一般的なレーヨンとは違ってブナの木だけを使って製造過程でも有害廃棄物を一切出すことのないエコな合成繊維として注目されています。シンプルなつくりなのに、ジャストフィットして美しいボディラインを演出してくれます。裾や継ぎ目を圧着して縫い目をほとんど感じることがないため、履き心地がいいだけでなくパンツラインが出てしまうこともありません。
グンゼ ショーツ キレイラボ
完全無縫製で縫い目がないため肌をチクチクと刺激することがなく、夏に蒸れることもありません。布を立体的にくり抜いたような形状であり、履いていることを忘れてしまいそうな履き心地のよさを実感することができます。また、ウエスト、足回りともにテープやゴムも一切使用されていないため、肌のくい込みや締め付けがなくショーツの跡も残りません。さらに、保湿加工も施されているため肌にしっとり感を残してくれます。
キーボート Kiboat シームレスショーツ
縫い目による肌への刺激やゴムによる締め付け感が少ないため、お出かけだけでなく家でゆっくりとリラックスする際にも着用することができます。タイトスカートや薄い生地のボトムス、ドレスなどの下に履けば、バックラインも全く気になりません。また、通気性や速乾性に優れており、体の動きや汗かきが激しいスポーツの際にもストレスなく着用することができます。
Plus Nao(プラスナオ) 綿タッチシームレスショーツ
無縫製のシームレスショーツとして、履いていることを忘れてしまうほどの心地よい履き心地が人気となっています。縫い目が全くないため肌にストレスがないだけでなく、薄い素材のタイトボトムスでもパンツラインが目立つことがありません。吸水性、通気性に優れているのに綿タッチなので秋冬でも安心して着用することができます。伸縮性にも富んでいるため体の動きにフィットしてくれます。
(チュチュアンナ) tutuanna ベア天キュロットペチコート
シンプルで肌触りのいい無地のキュロットタイプのペチコートです。薄いボクサータイプのトランクスのような形状をしており、通気性にも優れており夏でも肌が蒸れることがありません。さらりとした肌触りのいい生地には光沢感もあり、女性らしさを演出するのにもぴったりです。短いスカートやワンピースに合わせれば、つけていることを悟られずにパンツラインが出てしまうのを防いでくれます。
YiyiLai パンチラ防止 見せパン
男性の見せパンと同じ感覚で気軽に着用することができるインナーです。スカートやワンピースからパンツがちら見えすることを防いでくれるだけでなく、ミニスカートなどのインナーと合わせて重ね着で見せパンを楽しむこともできます。柔らかな素材で体にフィットし、伸縮性にも優れているので着心地がよく締め付けることもありません。ボトムスコーディネイトのアクセントカラーとしてもおすすめです。
(アツギ) ATSUGI ペチパンツ NUDE Make(ヌードメイク)
シンプルな形履きやすいのに透けにくいフレアパンツです。薄い生地のスカートやドレスを着用する際に安心して着用することができる、ドレッシーな大人の女性の装いとしておすすめです。薄いベージュ系のカラーで形だけでなくパンツの色も見えにくく、締め付けがほとんどないのでお腹に跡が残る心配もありません。薄手でサラリとした肌触りであり、夏でも蒸れることがありません。
Felice 丈が選べる透けないペチコート
ツヤを消す特殊な糸を使用した生地によって、衣服の内部に光が通りにくくなり、抜群の透け防止の効果が得られます。薄いワンピースやスカートなど、フェミニンなファッションが好みという方におすすめのペチコートです。一般的なペチコートに比べると幾分厚みがありますが、ストレッチサテン素材なので伸縮性にも優れています。ショート丈からロング丈まで、ファッションアイテムに合わせて選ぶことができるのも魅力です。
まとめ
エレガントに、ドレッシーに、カジュアルに、女性らしい美しさをアピールするファッションアイテムにはさまざまなものがありますが、せっかくのスタイルもうっかりパンツラインが出てしまっていては台無しになってしまいます。しかし、パンツの縫製やデザイン、形やカラーなどだけでなく、パンツに合わせるスカートやボトムスなどの素材、カラーの組み合わせを工夫したり、パンツのうえにインナーを重ね履きしたりすることでパンツラインの悩みを解決することができます。ファッションに合わせてパンツラインの対策をしましょう。