書類

入籍に必要な準備・手続きまとめ

入籍をすると、名前や戸籍が変わります。一般的には女性が男性の籍に入りますが、その逆もあります。最近は籍を入れず事実婚を選ぶ人も増えていますが、世間での認知度が低いということや、デメリットも多いので入籍をするのが一般的です。入籍するにあたり必要な準備を見ていきましょう。

婚姻届を提出する前に決めておくこと

提出日の決定


法律上では婚姻届を提出して受理されると、夫婦となります。結婚記念日を入籍した日にしたい場合は、婚姻届の提出日をよく考えておく必要があります。提出日については、どちらかの誕生日、出会った記念日、バレンタインやクリスマスなどのイベントと同じ日、語呂合わせなどいろんな候補があります。どれを選ぶかはカップルで決めるので、自分たちにとってベストな日を決めておきましょう。

せっかく日にちを決めてその日に婚姻届を提出しても、受付時間外や内容に不備があると受理してもらえません。提出する前にミスがないか確認すること、受付時間ギリギリにならないよう余裕を持って出かけるなどの工夫も必要です。

必要書類と印鑑

婚姻届を提出するのには、いくつかの書類が必要です。書類の不備があっても受理してもらえないので、事前に全て揃えておきましょう。必要な書類は次の通りです。

・婚姻届
・印鑑(2人分)
・個性謄本
・身分証明証

婚姻届は役場の窓口でもらえますし、戸籍謄本も婚姻届をもらいに行くついでにもらっておきましょう。婚姻届は記入ミスをしたときのことを考えて、2枚~3枚予備をもらっておくことをおすすめします。身分証明証については、運転免許やパスポート、マイナンバーカードや健康保険証のいずれかでOKですが、写真付きのものが望ましいです。印鑑は実印である必要はありません。普段使っている認印でもOKですが、シャチハタ以外のものを用意しておくといいでしょう。

2名の保証人のサイン

婚姻届に証人のサインを記入する欄があります。証人は成人している人なら両親でも友達でもOKです。2人の証人の署名と印鑑が必要です。

引越しに関する手続き

転出届・転出証明書・転入届

結婚するにあたり引越しをする際、今まで住んでいた市町村以外の場所に行く人は転出届を提出します。引越し先には転入届を提出することになりますが、転入届を提出する際、転出証明書が必要になるので、先に手続きしておかないといけません。

転出届は引越しをする14日前から提出可能です。届けを出すと、転出証明書を発行してもらえるので、それを持って引越し先の役所に転入届を出すとスムーズです。諸事情で引越し前に転出届けが出せなかった場合は、引越しした日から14日以内に手続きを済ませれば後からでも問題ありません。

公共料金

お金 電気代
電気・ガス・水道などの公共料金も手続きが必要ですが、種類によって手続きの仕方が違います。各公共料金の手続きの流れを紹介します。

・電気
電力会社に連絡を入れ、引越しする旨を伝えます。引越し当日に担当者がメーターを確認して、その日までの料金を精算して電気を止めてもらいます。環境によっては立ち会い不要のこともあります。遅くとも引越しの1週間前には、連絡をしておきます。連絡をするときには、引越し先での電気の使用の申し込みも済ませておきましょう。

・水道
水道会社に直接連絡をして、引っ越すことと引越し日を伝えます。当日係りの人が来てメーターをチェックして精算となります。水道も引越しの1週間前に連絡をしておくといいでしょう。引越し先の水道メーターボックスに、使用開始申込書があるのでそれに記入して郵送します。ない場合は直接連絡すれば、対応してもらえます。

・ガス
ガスも手続きの流れはだいたい同じです。引越し先ではガスの開栓に立会が必要です。引越し当日からガスを使いたい場合は、当日に開栓してもらえるよう手配しておきます。

電話・インターネット回線


電話やインターネットの回線も、引越しに伴い手続きが必要です。いずれもネットで手続きできます。電話飲みの場合とインターネットも同時の場合では、手続きの仕方や工事の内容も変わってきますので、よくわからない場合は電話で問い合わせるといいでしょう。引越しが多いシーズンは、工事の予約が立て込むので、希望日に工事ができないこともあります。引越しすることがわかったら、早めに変更手続きをしておくことをおすすめします。

入籍後に名義変更が必要な他手続き

書類

年金関係

年金の種類によって手続きは変わりますが、主なものは名義変更と住所変更、配偶者を被扶養者にする手続きです。変更届を提出しますが、わからない場合は最寄りの役所に行けば教えてもらえます。

医療保険

必要な手続きは、名義変更と住所変更です。結婚に伴い仕事を辞め、新しく加入するような場合は、退職日がわかるものと印鑑を用意します。

印鑑登録届・廃止届

印鑑登録をしている人で、結婚後に名前が変わる場合は、新しい名前の印鑑登録をします。すぐには必要ない場合もありますが、ローンを組む場合に必要となるので、タイミングを見て手続きしておくといいでしょう。婚姻届を提出して受理されると、名字が変わる人は自動的に印鑑登録が失効されます。必要な場合は再度印鑑登録の手続きをします。

登録している印鑑が名前のみで、結婚後も変更がないなら手続きは不要です。ただし市町村が変わる場合は、名前のみの印鑑でも新たに登録し直します。

運転免許証

引越し先の管轄の警察署に行けば、変更手続きができます。手続きは本人が直接行きます。その際住民票の写しと証明写真も用意しておきます。都道府県が変わる場合は、申請書用の証明写真が必要になることもあります。手続き後直ぐに免許証を受け取れます。

パスポート


名前が変わるとパスポートも変更手続きが必要です。ハネムーンで海外に行く場合はパスポートが必要ですが、パスポートと旅券の名前が違うと飛行機に搭乗できません。旧姓でチケットをとっているのにパスポートを新しい名前で取得すると飛行機に乗れなくなるので注意してください。パスポートは訂正新規で申請するか、訂正申請かのどちらかになります。必要書類や申込方法は新規申請と同じです。

クレジットカード

クレジットカード会社に連絡をして、結婚して名前と住所が変わったことを伝えれば、変更手続きに必要な書類を郵送してくれます。その際必要書類も書いてあるので、それを用意し記入して返送すれば後日新しいカードが郵送されてきます。

携帯電話

店舗での名義変更や住所変更も可能ですし、行けない場合は書類を郵送してもらえます。必要書類や記入方法を紹介するパンフレットがあるのでそれを参考にして、返送すればOKです。

生命保険

生命保険会社に連絡をして、用件を伝えれば必要書類を郵送してくれますので、記入し返送すればOKです。ネットで手続きできる場合もあります。

自動車登録

車の名義が自分で名前と住所が変わる場合には、車検証の変更手続きが必要です。申請は引越し先の管轄の運輸支局です。必要書類は戸籍謄本と住民票、車検証、手数料納付書、自動車税・自動車取得税申告書と印鑑です。管轄が変わる場合は、ナンバープレートも持っていきます。

貯金通帳

名前や住所が変わっても特に変更しないでもそのまま使えます。ただしキャッシュカードや通帳を紛失したり盗難にあったりした場合は、再発行の本人確認に時間がかかります。すぐには必要ないとしても、時間を見て変更しておくといいでしょう。銀行の窓口で手続きできます。

まとめ

入籍に伴い、さまざまな手続きが必要になります。人によっては不要なものもありますが、必要な手続きは余裕を持って準備しておくと安心です。中には期限が決まっているものもありますから、早め早めの準備をおすすめします。