女性恐怖症ってなに?女性恐怖症の原因と克服する方法

誰もが抱える悩みやコンプレックスの多くは、以前の失敗や挫折が影響している可能性が高く、その後の人生の方向性を大きく左右する場合があります。文字通り女性に対する苦手意識が他の人よりも強い女性恐怖症で悩む男性にとっては、それが日々の生活や仕事にも影響を与えます。今回紹介する女性恐怖症は、どのようなことが原因で男性の心を支配してしまうのでしょうか。自分自身が悩んでいる場合だけでなく、周囲で悩んでいる人がいる場合にもぜひ参考にしてみてください。

女性恐怖症とは?


女性への恐怖心が強く、通常に話をすることやコミュニケーションを図ることができない女性恐怖症は、仕事や人間関係の形成だけに留まらず、恋愛や結婚をすることも難しくなります。大人しく優しい男性に多い症状である女性恐怖症は、その人それぞれの理由や原因によって、辛く苦しい症状に悩まされます。一生治らない症状のようなイメージの女性恐怖症ですが、人によっては環境の変化や良い異性との出会いによって、自分に自信が持てるようになることもあります。焦って治療をして克服しようと考えても、かえって症状が悪化する危険性がある女性恐怖症は、ゆっくり時間をかけてより良い方向へ進ませるのが理想です。

女性恐怖症の7個の原因

女性恐怖症には様々な原因があるとされていて、その原因や理由には個人差があります。また一つの原因だけで女性恐怖症になっているとは限らず、複数の原因が重なってより症状が悪化しているケースもあります。ここでは、女性恐怖症の原因と言われる7つについて紹介します。

①幼少期の虐待


幼少期の虐待は様々なトラウマや心の傷を残しますが、女性恐怖症で悩む男性の多くは、身近な女性から虐待を受けた経験が原因で、大人になっても女性への恐怖心が拭い去れない場合が多いです。例えば、母親や祖母を始め、姉や近所の子など、自分に近い人間から虐待受けた経験をしている男性は、大人になっても心の傷を引きずったまま生活しているため、女性恐怖症という症状が出てしまうようです。

②幼少期の酷い家庭環境

親の離婚や両親のケンカや暴力など、幼少期に家庭に対する良いイメージが抱けていませんと、大人になっても女性に対するトラウマが残ります。自分が恋愛や結婚をしても、自分の親と同じようにケンカをするようなイメージや、暴力で傷つけてしまう恐怖心が強くなってしまい、深く女性と関わろうとする気持ちが薄れます。女性恐怖症は、様々な要因によって症状が出てくるとされているのが特徴です。

③学校生活のトラウマ

幼少期の出来事以上に記憶に残りやすい学校生活でのトラウマは、その後の人生に影響を与えるものが多い時期です。例えば女子生徒にからかわれた経験を持っている場合や、仲間外れにされた経験がある場合には、大人になっても女性に対するコンプレックスは消えません。その結果、女性恐怖症の症状が強くなってしまい、上手くコミュニケーションを図れないケースが多々あります。

④過去の恋愛で起きた裏切り行為


幼少期や学生生活では大きな問題がなかった人でも、大人になってから大きく傷ついてしまうことで、心に打撃を受ける場合があります。例えば、恋人に浮気をされた場合や、真剣に交際している人が二股交際中だった場合が例として挙げられます。本気で恋愛をしたことで深く傷つき、上手く立ち直れないまま時間が経過してしまっていますと、女性恐怖症を克服できないまま年齢を重ねている人もいます。

⑤異性への強い劣等感

女性恐怖症の男性は、女性に対する強い劣等感を抱いています。そのため、自分に対して自信を持てないだけでなく、異性と話しをすることやコミュニケーションを上手く図ることができません。過去に大きなトラウマや嫌な経験をしたことで深く傷つき、再び同じ思いをしたくないという強い気持ちから、自分を守ろうとする行動が出てしまうからでしょう。

⑥いじめ


いじめを経験した男性の多くは、女性に対する恐怖心が強く残ります。直接いじめていた相手が女性である場合だけではなく、傍観していたクラスメイトのことや助けてくれなかった教師の姿が女性と重なってしまい、時間が経過しても女性と話をすることができません。またいじめの経験は、女性への恐怖心だけでなく男性であっても関わり方が分からなくなってしまいますので、人間恐怖症のような症状に繋がります。

⑦女性に免疫が無い

トラウマやいじめの経験がなくても、女性に対する免疫がない場合には、女性恐怖症になってしまうことがあります。男子生徒ばかりの男子校出身者に多い女性に対する免疫がない男性は、女性との恋愛だけでなく話をしたこともないというケースが少なくありません。学生時代に異性と関わっていない男性は、大人になってから急に異性と関わるようになっても、若い時のように上手く交流できないことが多く、ちゃんと話をしようと意識すればするほど、更に悪い症状になってしまう危険性があります。

女性恐怖症の主な症状

女性恐怖症になってしまう原因は一つではなく、個人によって様々な状況が積み重なって症状を発している可能性があることが分かりました。では実際に女性恐怖症の症状には、どのようなものがあるのでしょう。自分自身で悩んでいる場合だけではなく、身近な人で長く苦しんでいる人がいる場合にも参考になります。

目を合わせない


人と目を合わせて話ができない人は世の中に沢山いて、恥ずかしがり屋な人やシャイな人にはそのような傾向が伺えます。しかし、女性恐怖症の男性の場合には、恥ずかしいという枠を超えた恐怖心が強く、女性と目を合わせることができません。男性同士で話をする場合であっても、いつでも下を向いている場合が多く、人の話をきちんと聞いていないような印象を相手に与えてしまいます。

過度の緊張

過度の緊張によって、自分で自分が理解できなくなってしまうほど、気持ちが不安定になるのも、女性恐怖症の症状の一つです。誰でも慣れない環境では緊張をして体が硬直することがありますが、女性恐怖症の場合にはその症状がさらに進行します。ちゃんとしようと意識をして頑張るほど緊張してしまうことから、克服するまでに時間を要することになります。

会話がギクシャクしてしまう

仮に話ができるような段階であっても、緊張している状態での会話はスムーズではなく、思うように意思の疎通ができないのが女性恐怖症の症状です。自分では普通にしているつもりでも、女性と話をしていると意識するだけで言葉が上手く発せられなくなり、思っていることが言葉で表現しにくい状態に陥ります。緊張状態が長く続きますと、精神的な負担だけでなく体力も消耗しますので、女性恐怖症の男性は疲労の蓄積が他の人よりも多くなります。

手に汗をかく

緊張した精神状態は、手に汗をかくという症状にも繋がります。体や顔に汗をかくだけでなく、手に汗もかくようになりますと、人と関わる際には汗のことまで気にして交流しなければいけなくなります。そのため、女性恐怖症の症状に加えて、自分の汗に関する悩みも抱えることになるでしょう。しかし、このような男性の場合、女性恐怖症の症状が緩和できますと、手に汗をかく症状も緩和できる可能性が高いですので安心しましょう。

赤面

恥ずかしい時や緊張した状態ですと、顔全体や頬が赤くなって赤面してしまうことがありますが、女性恐怖症の症状でも赤面が現れます。自分ではコントロールできない顔や頬の色は、意識すればするほど良くない状況に陥りますので、顔が赤い自分を受け入れてしまいますと、赤面状態を気にすることなく、女性恐怖症の症状を少し抑えられるでしょう。

軽いパニックになる


自分の想像を超えた状態になった場合、精神状態が不安定ですと、呼吸が荒くなって過呼吸状態になるなど、パニック状態を引き起こします。パニックになる人の多くは、繊細でデリケートな一面を持っていて、女性恐怖症で悩んでいる人の場合にも、昔のトラウマや心の傷を思い出して苦しくなっている可能性が高いでしょう。しかし、パニック状態になっても慌てることはなく、しっかり深呼吸をして普段通りの状態に戻れるように自分で自分をコントロールできるようになります。

女性恐怖症を克服する方法

長い間辛い症状に悩み続けることになる女性恐怖症は、克服する方法を知っておくことで、少しずつ自分に合った改善策を探しながら、症状を緩和させて良い方向に進められるはずです。一体どのような方法で、女性恐怖症を克服することができるのでしょうか。

体を鍛えるなど自分に自信を持てるようにする

女性恐怖症の男性に共通するのは、自分に自信がないということです。しかし、自分に自信を持てるようになって、もっと自分を好きになりますと、今までの経験やコンプレックスも少し緩和できるでしょう。例えば体を鍛えて周囲から評価されるようにしますと、自分で自分を認めて受け入れる気持ちが芽生えます。女性恐怖症は、自分を肯定して受け入れる気持ちを大きく育てることで克服できるかもしれません。

年上の女性と話す機会を増やす

同世代の女性との交流に苦手意識がある場合には、年代が離れた年上の女性と話ができるようになることを目標にしますと、少しだけでも女性に対する劣等感がなくなります。年代が近い人同士のコミュニケーションは難しく、女性恐怖症でなくても緊張してしまいます。しかし、年齢が離れた異性との会話は、自然と進めやすいので、相手との会話が途切れる心配がありません。

カウンセラーなどに相談する


女性恐怖症の克服は、自力での解決が難しい場合があります。そのような時には、専門家であるカウンセラーに相談をして話を聞いてもらうなどしますと、気持ちがスッキリするかもしれません。また、プロへの相談は様々な症例を知る専門家からの的確なアドバイスが期待できますので、自分に合った克服方法を教えてもらえるでしょう。

まとめ

女性恐怖症という病気自体はあまり知られていない症状ですが、軽度のものから症状が重いものまで幅広くあることから、自分では気づいていないけれど、女性恐怖症になっている人がいるかもしれません。異性との関わりが上手くできない理由は個人で様々ですが、原因を自分自身で理解して症状と向き合うことは、克服するためにとても大切です。自分だけでなく周囲に悩みを抱える人がいる場合には、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。