夫婦の営みの一般的な回数
日本人の平均回数は月に2.1回
某コンドームメーカーの調べによると、日本人の夫婦の営みの平均回数は1ヶ月に2.1回ということが分かりました。意外と少ない?と思った方も、うちはもっと少ない…!と思った方もいらっしゃるかと思います。
年齢が上がるにつれて回数は減る傾向がある
平均回数は月2.1回ということが分かりました。しかしこの結果は20代がピーク男女平均4.1回、回数は年齢とともに急降下しています。そのため40代になると、月に2回未満という結果になっています。
結婚すると付き合っていたころより減る傾向がある
また、既婚者よりも未婚者は回数が多い傾向にありますので、結婚をすると回数が減るのが分かります。一番多いのが未婚者/交際相手ありで4.1回、次いで未婚者/セックスの相手ありで2.9回、既婚者で1.7回になります。数字にすると既婚者は未婚者の半分以下の回数になります。
既婚者の5割以上、カップルのおよそ3割がセックスレス
自分たちはセックスレスだと思っていても、他人はどうかはなかなか聞けないと思います。我が家だけかなと思って悩んでいる方もいることでしょう。しかし、既婚者の5割以上、未婚者でもおよそ3割が自分たちはセックスレスだと感じています。この調査で6割を占めているのが40代~50代の男性です。しかし、40代~50代でも月2回ほどは営みを行っていることが分かっていますので、月に2回ほどしていてもセックスレスだと思っているということになります。男性の方が多く思っていることは意外と感じている方が多いのではないでしょうか。
セックスレスになってしまう原因
セックスレスになってしまうのは大抵理由があるはずです。それではそれはどんな理由があるのでしょうか。セックスレスを解消したい!と思う方は何か心当たりがある項目はないかチェックしてみましょう。もちろんなんとなくそうなってしまったと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、自分はなんとなくと思っていてもチェックしてみると意外と自分に当てはまる項目があるかもしれません。
マンネリ化してしまっている
長く付き合いをしているとセックスがワンパターン化してきますよね。長く付き合えば回数も多くしてきていますから、色々試してやりつくしてしまい結果飽きてセックスレスになってしまうということはよくあることです。刺激が足りなくなってしまい、自然としなくてもいいやといった状態になってしまっているのです。
仕事で疲れてその気にならない
毎日の通勤と残業で帰ってきたころにはヘトヘト…。ご飯を食べてお風呂に入ったら眠くなってしまう。そうなってしまうのは無理ありません。当然そこまで疲れると睡眠欲>性欲となってしまい、休日は休日でゆっくりしたいと思いますので、セックスレスの原因になります。
強く拒否された事がトラウマになっている
また、男性に特に多いのが拒否されたことがトラウマになってしまうことです。男性は女性が思っているより繊細です。少しでも拒否されるとそれがトラウマになってしまい、次に誘うのが怖くなってしまいます。「誘っても断られるし」、「出来なかったら嫌だな」とおもっているうちに自然と距離を置くようになります。
子供がいるので場所がない
日本に多いのが添い寝の習慣です。欧米では小さい頃から子供を一人で寝かせ、夫婦は寝室で寝るというのが一般的ですが、日本ではいわゆる川の字スタイルで寝ることが多く、営みをする場所を確保できないため、結果的にセックスレスになってしまうことが多いのです。逆に興奮するという方もいるかと思いますが、大体の人は子供が起きてしまうことを懸念して集中できないと感じるでしょう。
浮気されてからセックスに嫌悪感を持ってしまった
セックスレスが原因で浮気をするというのはよく聞くと思います。しかし、その逆が原因でセックスレスになってしまうこともあります。パートナーが浮気をしたらおそらく汚いと思うのではないでしょうか。そのため、他の人としたのに体を重ねるということに嫌悪感を抱き、セックスが出来なくなってしまいます。信じていた相手に裏切られたのですから当然ですよね。汚いという以上に悲しい理由です。
旦那がEDになってしまった
男性は心も体もデリケートです。ちょっとしたストレスやプレッシャーでEDになってしまうこともあります。そのため、物理的に営むことが出来なくなり、もし出来ても十分に持続が出来ないためセックスレスになってしまいます。しかしあまりにもEDが続いた場合や他に具合が悪いなどといった症状はある場合は思わぬ病気が隠れていることもありますので、注意が必要です。ただし、EDはデリケートな問題ですので、男性のプライドを壊さないようにすることが大事です。
パートナーに異性の魅力を感じなくなった
一緒にいる年数が長くなれば当然気も抜けてくることでしょう。昔はお互いにもっと見た目に気を使っていたと感じることはありませんか?そうなってしまうと魅力を感じなくなり、性の対象として見ることが出来なくなることも多いです。
セフレがいる
悲しいことですが、セフレがいるためセックスレスになることもあります。妻や夫よりセフレのほうが魅力的であったり、刺激的であった場合、セフレで性欲を発散させてしまうため、パートナーとセックスが出来なくなってしまう。このような理由も多いです。
年齢によって性欲が衰えてきた
男性と女性の年齢による性欲は反比例すると聞いたことはあるかと思います。その為、この原因は男性に多いのですが、年齢により性欲が減少し、セックスをしなくなるといったことが中年夫婦に多い理由です。女性はしたいのに、男性はしたくないという状態ですね。
夫婦の営みの重要性
セックスの重要性は、何も子供を作ることや性欲解消の為だけではありません。自分で思っている以上にセックスをすることは夫婦にとっても自分にとっても重要なのです。それでは具体的にセックスがどのように作用するのか上げていきましょう。
浮気の予防効果
夫婦間のセックスに満足していれば浮気をしにくいといわれています。しかし、機械的なセックスや子供をただ作りたいだけのセックスでは浮気をされてしまう可能性がありますので、愛情たっぷりのセックスをすることで浮気を防止することが出来ます。
愛情を実感する事ができる
セックスは言葉がなくても気持ちが通じるものです。普段愛情を言葉にしない相手でも、セックスをしたら愛情が伝わってきたという経験は誰でもあるのではないのでしょうか。丁寧で優しい、相手のことを思いやったセックスはお互い満足できますし、愛されていると実感することが出来ますよね。
自分を魅力的に保とうと努力する事ができる
セックスをするのにだらしない体では恥ずかしくてできない!と思う方は多いかと思います。お互い裸ですべてをさらけ出すわけですから、その為にダイエットやお肌のお手入れなどの努力をして、自分を魅力的に保つように頑張ることが出来るのです。
夫婦関係を円満にする事ができる
セックスは愛情を時間できるものとお伝えしました。夫婦円満になるには愛情は不可欠です。満足のいくセックスをしていれば他に目が行きにくくなりますし、愛情が満たされていれば、少し嫌なことがあっても、忘れることが出来ますし、セックスをできるということはお互いを信頼しているからこそ。体も心も満足できるため、夫婦生活も円満になるのです。
夫婦の営みを無くさない方法
セックスの重要性は夫婦にとっても自分にとっても大きいです。たまには愛情も感じたい。だからこそセックスレスにはなりたくないですよね。それでは夫婦の営みをなくさない秘訣は何なのでしょうか。
綺麗になる努力を怠らない
セックスレスの原因で、相手に魅力を感じなくなったといったことも一つとしてあげました。その場合でも、そうならないためにも、自分をキレイにする努力をしましょう。ダイエットはもちろん、お肌のお手入れ、デリケートゾーンのにおいの対策、セクシーな下着を買うなど努力することで魅力は手にすることが出来ます。また、家にいるときにジャージでいるのは楽でいいのですが、たまにはいつもと違うパジャマやルームウェアを着てみるのもいいかもしれません。
女性も男性に気持ち良くなってもらえるように努力する
性的に満足できれば、もっとしたいと思えるようになります。その為、いつも挑戦しなかったプレイや、男性に気持ちよくなってもらうためにテクニックを磨くのも重要です。男性だけでなく、女性も頑張る必要がありますよ。動画や本やDVDを見て研究するのがいいでしょう。はじめはうまくできなくても、いつもと違う、頑張っている姿に旦那さんは興奮間違いなしです。
新しい刺激を導入する
マンネリ化もセックスレスの原因です。その為、いつもとは違うプレイをしてみたり、道具を使ってみたり、シチュエーションを変えてみたりと新たな刺激を与えることで意欲が高まり、次はどんなことをしようとなります。マンネリを感じている夫婦にはぜひ試して欲しい方法です。
ラブホテルや温泉宿など場所を変えてセックスをする
いつもセックスは家のベッドで。そうなってしまっていませんか?少し場所を変えてみるだけでも興奮出来ます。家でもお風呂でしてみるとか、窓際でしてみるとか、ラブホテルや温泉宿でしてみるといったいつもと違う場所ですることでもマンネリを解消できます。但しマナーは守ってするようにして下さいね。
まとめ
セックスレスで悩んでいる夫婦は少なくありません。あなたも身の回りの意外なあの人ももしかしたらセックスレスで悩んでいるかもしれません。夫婦生活を円満にするためにも夫婦の営みは重要です。自分の努力やいつもと少し違うことをしてみる、ちょっとしたことでセックスレスは解消できるかもしれません。あなたが愛情あふれる夫婦生活を送れますように。