一姫二太郎の本当の意味とは?一姫二太郎のメリット・デメリット

一姫二太郎がイイといった会話を耳にしたことがある方は少なくないでしょう。また、一姫二太郎のほうが育てやすい、最初の子供は女の子ほうが良いといった話もよく聞きますが、果たしてこれはいったいどういうことなのでしょうか。ここでは一姫二太郎の意味やメリット、デメリットなどについてお話したいと思います。

一姫二太郎の本当の意味とは?


一姫二太郎の本当の意味を理解していない方は少なくありません。女の子が1人に男の子が2人がイイという意味だと思っている方が意外に多そうですが、実はそうではありません。一姫二太郎の本当の意味は子供が生まれてくる順番のことを指しています。つまり、一姫二太郎というのは一番最初に生まれるのは女の子で、その次が男の子のほうが良いということを言っているわけです。意外にも多くの方がここを勘違いしているのですよね。

一姫二太郎のメリット

一姫二太郎の本当の意味が理解できたところで、次は一姫二太郎のメリットについて見ていきたいと思います。冒頭でもお話したように「一姫二太郎がいいね~」といった会話はよく耳にしますが、果たしてそれはどうしてでしょうか。恐らくメリットを確認すればその意味も分かってくると思います。

母親が同性ならではのアドバイスがしやすい

一番最初の子供が女の子だと母親がいろいろアドバイスしやすいというメリットがあります。同性ですから分かることが多いですし、自分の子供時代に照らし合わせていろいろなアドバイスができるでしょう。これは大きなメリットですよね。逆に男の子だと自分には理解できないこともたくさんあるでしょうし、適切なアドバイスができないことが多いです。その点、最初の子供が女の子だと同性としてあらゆることを教え込むことができます。

女の子の方が出産が楽

これは人によって異なると思いますが、一般的に女の子のほうが出産が楽だと言われています。実際には女の子でも出産が大変なケースはあると思いますが、男の子に比べると割と楽という方が多いのも事実です。これもある意味メリットかもしれません。

女の子の方が病気になりにくい


赤ちゃんの時にはいろいろな病気にかかってしまうこともありますが、男の子よりも女の子のほうが病気になりにくいです。実際、女の子はまったく手がかからなかったのに男の子は病気がちで大変だった、という経験をしたことのあるママは多いと思います。

ママのお手伝いを率先してしてくれる

女の子はママのお手伝いも率先してしてくれます。これも同性ならではでしょうか。小さい頃からママが家事をしている姿を近くで見ていますから、手伝わないといけないという気になるのかもしれません。「娘はお手伝いしてくれるのに息子は何もしない!」と怒っているママの姿も確かによく目にしますね。

下の子の面倒を見てくれる

最初の子供が女の子だと下の子の面倒も見てくれます。これはママにとってかなり助かりますよね。これが男の子だとほったらかしにしてしまうこともよくありますし、率先して面倒を見るということは少ないと思います。

上がお姉ちゃんの方が喧嘩が少ない

上が男の子だとどうしてもケンカが多くなってしまいがちですが、上がお姉ちゃんだとケンカも少ないです。女の子のほうが落ち着いた性格をしていることが多いですし、姉からケンカを売るようなことも基本は少ないですから兄弟、姉妹ケンカも少ないのです。

家庭内で男性と女性の人数が同じになりバランスがとれる

一姫二太郎だと家庭内での男女比のバランスがとれます。父親と息子、母親と娘ということになりますから確かにバランスはとれていますね。これが娘ばかりになってしまうと母親を含む女性陣が圧倒的に強くなってしまいますし、父親は家庭内で居場所をなくしてしまうことになります。逆に男の子ばかりだと今度は手が付けられなくなってしまうでしょう。基本的に男の子でも母親が大好きなものですから、男性比が高くなったとしても母親が寂しい想いをすることはまずありません。ただただ手がつけられないだけです。

男の子よりもイタズラが少ない


男の子は基本的にイタズラ好きです。興味本位でとんでもないことをしでかすこともありますし、母親としては気が気ではありません。女の子の場合だとそのようなイタズラも少ないですし、母親としては安心できますよね。一姫二太郎のメリットはここにもあります。

一姫二太郎のデメリット

先ほどは一姫二太郎のメリットについてお話しましたが、メリットばかりではなくデメリットもあることを覚えておきましょう。

お下がりを着てもらう事ができない

一姫二太郎だとお下がりを着てもらうことができないため別途服を購入しなくてはなりません。上の子がお姉ちゃんで下に妹となればお下がりを着せることができますし、兄と弟の場合でも同様です。しかし、一姫二太郎となればお姉ちゃんのお下がりを弟が着ることになりますし、それは普通嫌がりますよね。これはデメリットです。

将来的に別の部屋を用意しなければいけない

子供のうちは一つの部屋で姉と弟が過ごしてもまったく問題ないでしょうが、いずれは別の部屋を用意しなくてはなりません。姉弟とはいえ年ごろになると同じ部屋だといろいろマズいでしょうし、お互いが嫌がると思います。これもある意味デメリットではないでしょうか。男同士、女の子の兄弟姉妹ならしばらくは同じ部屋でも大丈夫ですよね。

おねえちゃんが甘え下手になってしまう


一姫二太郎だとお姉ちゃんが甘え下手になってしまうというデメリットもあります。女の子はただでさえ真面目な部分がありますし、しかもお姉ちゃんとなると甘えるのはいけないことだと思うようになってしまいます。弟が甘えているのに自分も甘えてはいけないと思ってしまうこともあります。

弟が過度の甘えん坊になってしまう

上がお姉ちゃんになると弟は姉にも甘えますし母親にも甘えます。父親も息子を可愛がるでしょうからかなりの甘えん坊になってしまうこともあります。これも少し困ってしまいますよね。

人形とロボットなど遊び道具が共有できない

遊び道具を共有できないというデメリットもあります。姉妹ならお人形やおままごとセットなどを共有して遊ぶことができますし、兄弟ならロボットやミニカーなどを共有して遊べます。しかし、上がお姉ちゃんで下が弟となると遊ぶおもちゃを共有することはできませんし、それぞれにおもちゃを買い与えないといけません。つまり同性の兄妹よりも出費がかかるということですね。これもデメリットではないでしょうか。

習い事のジャンルが異なるので大変

男の子と女の子では習い事のジャンルも大きく変わってしまいます。女の子ならピアノやお華、習字、ダンスといった習い事になるでしょうし、男の子なら空手や柔道などの格闘系、もしくは楽器でもギターやベース、ドラムなどになると思います。習い事のジャンルが大きく異なってしまいますし、これはこれで親は大変ですよね。

一姫二太郎のご家庭をより良くするためには

一姫二太郎でもそうでない家庭でも幸せに過ごしている家族はたくさんあります。別に一姫二太郎でないといけないということもありませんし、一姫二太郎でもうまくいっていないところはあるでしょう。そこで、ここでは一姫二太郎の家庭をより良くするためのポイントについてお話したいと思います。

頼りがいがあるからといってお姉ちゃんに頼りすぎない

母親にとって娘は自分の分身と同じです。自分のお腹から生まれてきていますし、しかも同性なのですから娘は母親にとってもう一人の自分と言っても過言ではないのです。そうした理由もあり母親は最初の子供が女の子だとある程度大きくなったら頼りすぎてしまうこともあります。お姉ちゃんだといろいろ家事の手伝いもしてくれるでしょうし、弟の面倒も見てくれるでしょう。母親にとっては実に頼りがいがある娘だとは思いますが、だからといってあまりにもお姉ちゃんに頼りすぎるのは良くありません。

頼りになるといってもお姉ちゃんもまだ子供ですし、あまりにも頼りにしすぎるとどんどん娘を頼りにするようになってしまいます。娘もそれに応えようと一生懸命になるでしょうし、余計に母親に対して甘えられなくなってしまうでしょう。これは不幸なことですから、頼りになるからといってお姉ちゃんに頼りすぎないようにしてください。

下の男の子の自立を促すよう家族でサポートする

一姫二太郎だとどうしても下の男の子は頼りなくなってしまいます。甘えん坊になってしまいますし、いつもお姉ちゃんの陰に隠れてしまうような男の子になってしまうかもしれません。このようなことになってしまうと今後が心配ですから、下の男の子が自立できるように家族でサポートしてあげることが大切ですね。どのようにサポートしていくかは家庭によって異なると思いますが、できるだけ早い段階から自立を促すように接すると良いかもしれません。お姉ちゃんに甘えたり頼ったりしているのを見かけたら注意するなど、日ごろから意識することです。

お姉ちゃんをいっぱい甘えさせてあげる

できるだけお姉ちゃんをたくさん甘えさせてあげることも大切です。どうしても一姫二太郎の家庭だと上のお姉ちゃんがしっかりしてしまいますし、甘え下手になってしまうことが多いです。下に弟がいるわけですし、自分も甘えるわけにはいかないと思ってしまうケースが多いのです。お姉ちゃんといっても同じ子供に違いありませんし、甘えさせてあげないのは不公平というものですよね。できるだけお姉ちゃんがたくさん甘えられるようにしてあげるのも大切なことではないでしょうか。そうしないといずれ反動がやってくるかもしれません。

お姉ちゃんが下の子のお世話をしてくれた時には大げさに褒める


たくさん褒めてあげることも大切です。一姫二太郎だとどうしても下の弟のことばかり褒めようとしてしまいますし、お姉ちゃんが置いてけぼりになってしまうこともあります。これだとお姉ちゃんがあまりにも可愛そうですから、お姉ちゃんが下の子の世話をしてくれたときなどは大げさに褒めてあげるなどしてください。そうすればお姉ちゃんも褒められたことを嬉しく思うはずです。下の子の世話をした時だけでなく、お手伝いなどをしてくれたときもなるべく言葉に出して褒めてあげる、感謝の気持ちを述べるなどしてあげるとイイですね。

お姉ちゃんがお世話しやすいように家庭でルールを作る

お姉ちゃんが下の子のお世話をしやすいように家庭でルールを作っておくのもいいかもしれません。ルールを決めておかないとずっとお姉ちゃんに甘えっぱなしになってしまうかもしれませんし、お姉ちゃんもそれが当たり前のことになってしまうかもしれません。そうなってしまうのはさすがに可哀そうですから、ルールを明確にしてお姉ちゃんがお世話しやすいような環境を整えてあげましょう。

喧嘩を叱る時には二人の言い分をしっかりと聞いてから叱る

兄弟や姉妹だとケンカをしてしまうことはよくあります。特に子供のうちは些細なことでケンカになってしまうものですし、姉と弟の場合でもこうしたケンカはよく起こります。喧嘩になったときに問答無用で上の子を叱ってしまうような人もいますが、これはダメです。もしかしたら悪いことをしたのは弟のほうかもしれませんし、言い分をまったく聞かずに問答無用で叱るというのは理不尽ですよね。心に傷を残してしまう恐れもありますから、姉弟喧嘩になったときは2人の言い分をきちんと聞いてから叱るべきほうを叱るようにしましょう。

お姉ちゃんなんだからといった上の子だから我慢しなさい的なことは言わないでください。喧嘩するたびに親からお姉ちゃんなんだからといわれた経験のある方は多いと思いますが、これはあまり良くありません。お姉ちゃんだから何でも我慢しなくてはいけないというのは間違っています。年上だから我慢しなくてはいけないこともあるでしょうが、年上のお姉ちゃんというだけで何もかも我慢しろというのは乱暴すぎますよね。姉弟喧嘩のときにはそれが顕著になってしまうことが多いですから、言い分を聞かずに一方的にお姉ちゃんだけを叱るようなことは絶対にしないでください。

まとめ

一姫二太郎の本当の意味やメリット、デメリットなどについてお話してきました。一姫二太郎の家庭で育ったという方だと納得できる部分、共感できるところもあったと思います。一姫二太郎だとどうしてもお姉ちゃんが損してしまうことも多いですから、そのあたりはご両親が気を付けてあげてほしいですね。特に母親からすると娘は自分の分身でもあり頼りになるお姉ちゃんでもありますから頼ってしまうのも理解できますが、あまりにも頼りすぎるのはダメですよ。