二人暮らしの食費とは?
まず二人暮らしでは具体的にどのくらいの食費がかかってしまうのでしょうか。こちらでは食費の平均的な金額について教えましょう。
平均的な二人暮らしの食費は約4万円
食費に関する統計的なデータがあります。こちらによると二人暮らしの世帯における食費というのは約4万円程度となっています。基本的に家族の数が増えるごとに食費は増えていく傾向にあります。単身世帯では2万5千円程度となっており、二人暮らしでは4万円、3人世帯では5万5千円程度となっているのです。もちろん、それぞれの家族によって食費に差はあるでしょう。こちらはあくまでも平均の話です。
食費の割合は収入の20%が理想
食費の割合としては基本的には収入の20%程度にとどめておくのが良いとされています。食費の割合はエンゲル係数とされています。エンゲル係数としては基本的には25%程度ぐらいが平均とされています。しかし、これでは少し高すぎるため、20%程度にしておいた方が家計的には楽になるでしょう。
二人暮らしの食費を節約する方法
二人暮らしをしている方はどのようにすればもっと食費を節約することができるのでしょうか。こちらでは食費を節約するための方法について教えましょう。
できるだけ自炊を心がける
まず基本的に自炊を心がけるようにするべきです。自炊をすることによって、食費を節約することができます。たとえばコンビニ弁当ばかり食べていたり、外食ばかりしている方というのはどうしても食費が高くなってしまうのです。食費を節約したいのであれば、スーパーで買い物をして自分達で食事の準備をするのが一番良いでしょう。
最初にどの店で何を買うかを決めておく
食材を購入する際にはどこのお店で買い物をするのかをあらかじめ決めておきましょう。また、何を買うのかも事前に決めておくべきです。そうすることによって、余計なものを買ってしまうのを防ぐことができるのです。せっかく自炊をするのに余計なものばかり買ってしまっては意味がありません。それではどんどん食費が高くなってしまうでしょう。事前に決めたもの以外は買わないようにするべきです。
安売りの広告は見逃さない
スーパーは定期的に安売りをしているものです。しかし、安売りのタイミングというのはそれぞれのお店ごとに異なるでしょう。そのため、常にいろいろなスーパーの広告をチェックして、安売りをしているお店に優先的に行くようにしましょう。そうすれば、安売りでさまざまな食材を購入することができます。基本的にスーパーでは安売りのものしか買わないようにしましょう。そうすれば食費をしっかりと節約することができるのです。
冷凍保存を効果的に活用する
食材は冷凍保存を上手く活用することをおすすめします。安いときにスーパーで食材をたくさん買って、それを冷凍保存しておくのです。そうすることによって、食費をかなり節約することができるでしょう。ただ闇雲に食材を買っているだけではどんどん食費が増えていってしまうのです。そうではなくて安いタイミングで効率よく買うことをおすすめします。
食材によっては冷凍保存をしておけばずっと長持ちするものがたくさんあるのです。上手く冷凍保存をすることによって、味が損なわれてしまうこともないでしょう。そのため、冷蔵庫は冷凍室が大きなものを買うことをおすすめします。そうすれば、たくさんの食材を冷凍保存しておくことができるからです。食費を節約できている方というのは冷凍保存を上手く活用しているのです。使いたいときに使いたい分だけ解凍して料理に使えば良いのです。
買った食材は使い切る
食材をせっかく買ったのであればそれはしっかりと使い切るようにしてください。せっかく食材を買ったのにそれを捨ててしまうのはとてももったいないです。それではいつまで経っても食費を節約することはできないでしょう。
食材はその日のうちに使い切るようにするべきです。また、買い物をする際には基本的に使い切ることができる分の量だけを購入するべきでしょう。また、余ってしまったのであれば、それは冷凍保存をしておくと良いでしょう。使い切れない分は捨ててしまえば良いと考えるのは絶対にやめましょう。それはとてももったいないことだからです。食材を無駄にしないことはとても大切なことです。
外食を使うなら別で予算を決めておく
自炊をするべきといってもたまには外食をしたくなるときがあるでしょう。そういう場合には別に予算を組んでおきましょう。そしてその予算の範囲内で外食をするのです。そうすれば外食をしすぎてしまうということはなくなるでしょう。
その月の食費を考える際に事前に外食用のお金を設定しておきましょう。そして、外食についてはその予算の範囲内で済ませるようにするのです。そうすれば食費がオーバーしてしまうということはなくなるでしょう。外食に際限なく行ってしまうとどんどん食費が高くなってしまい、歯止めがきかなくなってしまうのです。
所得から食費に使えるお金を知っておく
自分の所得からどのくらいのお金を食費に使うことができるのかをきちんと理解しておきましょう。事前に所得のうちどのくらいの割合を食費として使うのかを考えておくのです。そうすれば、毎月具体的にどのくらいの食費に抑えることができれば良いのか、きちんと把握しやすくなるでしょう。こうすればお金を使いすぎてしまうことはありません。
食費の節約をするといっても、それぞれの家庭によってどのくらいの食費がふさわしいのかは異なるでしょう。年収が高いのであればそれほど無理な節約をする必要はないのです。
まとめ買いも意識する
食費の節約のためにはまとめ買いも意識すると良いでしょう。安くなっているタイミングでまとめて買ってしまうのです。その日に必要な食材をその都度買っていくというスタイルは節約をしにくいのです。スーパーは毎日安売りをしているとは限らないからです。安く食材を購入したいのであれば、安く買える日にどんどんまとめて買った方がお得なケースがあるのです。
そのため、食材についてはその日のことだけを考えるのではなくて、将来のことも視野に入れた上でまとめ買いも活用しながら買い物をすると良いでしょう。その方が食費は節約できます。
ネットストアを利用してみる
食材を購入する際には実際のお店で買うのではなくて、ネットストアを利用してみると良いでしょう。基本的にネットストアというのは安く売られているものです。人件費やテナント費用などがかからないからです。そのため、安く販売することができます。実際にネットストアでしか買い物をしないという方もたくさんいるのです。ぜひともネットストアを積極的に活用してみると良いでしょう。
「使うかも」という食材は買わない
食材を買う際には絶対に必要なものだけを買うようにしましょう。使うかもという食材は避けた方が良いでしょう。基本的に使うかもと思うようなものは、実際に使うことは少ないのです。使う可能性があるかどうかはっきりしないものに手を出さないようにすれば、買い物をしていても食費を抑えることができるのです。無駄な部分を買わないようにする意識を高めましょう。
食費の節約を助ける家計簿を使う方法
食費を節約する際には家計簿を使うと良いでしょう。上手く家計簿を使うことによって、食費を下げることができるでしょう。それではどのように使えば良いのかを教えましょう。
どれだけ節約するかの目標を決める
まず具体的にどのくらい食費を節約したいのか、しっかりと目標を定めておきましょう。目標がなければ食費を節約するといっても困ってしまいます。具体的な目標があれば、現在の食費からどのくらい節約すればよいのかがはっきりとするのです。
目標を決めるためにも家計簿は重要となるでしょう。たとえば1ヶ月家計簿をつけてみれば、その月にどのくらい食費がかかったのかを確認することができるでしょう。
一か月に使っていい食費を決める
一ヶ月を基準としてそこでどのくらい食費を節約するのかと意識すると良いでしょう。まずは一ヶ月に使ってもいい食費の額を決めておくべきです。そして、その金額をオーバーしないようにするべきです。そうすれば自然と節約をすることができるでしょう。
家計簿をつけておけば、現時点でどのくらいの食費を使っているのか確認することができます。食費を把握しておくことはとても大切なのです。節約をする際の基本となるでしょう。
毎日記入する
家計簿はできるだけ毎日記入するようにしてください。家計簿の記入を忘れてしまうとその日の食費が分からなくなってしまいます。正確な食費を知るためにもしっかりと記入していきましょう。毎日、その日にどのくらいの食費を使ったのかを知ることから節約は始まるのです。
たとえば目標を達成できそうになければ、次の日からの食費を意識的に抑えるといった工夫をするべきでしょう。
スマホアプリを使えばいつでもできる
食費の記入を家計簿にしていくのはとても面倒です。そのような方におすすめの方法としてスマホアプリがあります。アプリを活用することによって、いつでも気軽に食費を記録していくことができるのです。最近ではたとえばレシートを読み取らせて記録していけるような商品も出ています。スマホアプリの機能をチェックしてみて、使いやすいものを探してみましょう。それを利用することによって、しっかりと食費を記録していけます。
家計簿の振り返りは1か月単位で行う
家計簿は定期的に振り返るべきです。振り返らないのであれば家計簿をつける意味がなくなってしまいます。振り返る際には1ヶ月単位で見ていきましょう。1日ごとに見ていたのではあまり意味はありません。1ヶ月での目標を定めて、それを1ヶ月単位でしっかりと達成できているかどうかをチェックするのです。達成できていないのであれば、反省をしましょう。
まとめ
二人暮らしでは食費は平均して4万円となっています。これを超えているようであれば節約をするべきでしょう。節約のためにはさまざまなコツがあります。それを活用したり、実際に家計簿をつけることによって、節約ができるでしょう。