毛穴の黒ずみが気になる?目立つ部位と原因・対策について

顔の中心になる鼻の周りはテカりが気になるだけでなく、毛穴の開きや黒ずみが気になる部分です。また、手穴の黒ずみというと顔だけをイメージしがちですが、頬や腕、足や脇の下、太ももなど、体のあらゆる部分でも起こりやすく、自分だけが気づいていないだけということもあります。毛穴の黒ずみには、汚れや過剰な皮脂、毛穴の詰まり、色素沈着、肌の乾燥など、さまざまな原因が考えられるため、間違ったケアをするとさらに悪化させることもあります。そこで、毛穴の黒ずみができる原因や目立つ部位、効果的な対策について解説します。

毛穴の黒ずみができる原因

油分の取り過ぎ

毛穴の黒ずみができる原因としてよくいわれるのが毛穴に皮脂や汚れが詰まるというものです。特に古い角質や皮脂や汚れが混じることによって通常の洗顔だけでは洗い流すことが難しくなり、毛穴の黒ずみにつながります。乾燥肌でも毛穴の黒ずみが生じることがありますが、やはりオイリーな肌の方が過剰な皮脂が毛穴を詰まりやすくなります。動物性食品の油脂を過剰に摂取することで皮脂分泌が多くなり、毛穴が詰まりやすくなるため、普段の食事を見直すことも大切であるといえるでしょう。

肌の乾燥

肌は乾燥すると潤いやハリがなくなり肌細胞がしぼんだような状態になります。また、肌細胞と肌細胞の間の隙間から水分が失われることで毛穴が目立ちやすくなります。肌が乾燥すると肌表面にある角質がはがれ、粉を吹いたような状態になることもあります。毛穴の開口部の表面もカサカサに荒れてしまうため、皮脂がスムーズに排出できず汚れがこびりつくようになって、毛穴を詰まらせやすくなります。そして、皮脂汚れなどがこびりついたまま酸化して黒く変色し、毛穴の黒ずみとなって目立つようになります。

うぶ毛

顔のなかでも毛穴が一番目立つのが小鼻や鼻周りではないでしょうか。イチゴ鼻という言葉もあるように鼻周辺は毛穴が目立ちやすい場所です。しかし、なかには砂粒をまいたような黒い毛穴がみつかることもあります。拡大してよくよくみてみると毛穴の黒ずみの正体が、うぶ毛であることに気づくでしょう。この場合は、角栓除去のための対策をしても改善することはなく、毛穴パックなどをするとダメージを受けた毛穴がさらに広がってしまうこともあるので注意が必要です。太く短いうぶ毛が影響して毛穴が黒ずんで見える場合は、うぶ毛を処理するだけで改善されることも少なくありません。

メラニン色素

毛穴の黒ずみにはさまざまな原因がありますが、一般的には皮脂や汚れが詰まって酸化することによっておこるものとされています。しかし、毛穴が日焼けしているような状態になる「メラニン毛穴」と呼ばれる毛穴の黒ずみもあります。肌が紫外線を浴びるとメラニンが産生され、分解、排出がスムーズに進まなくなるため色素沈着が起ります。これが毛穴のなかでおこると毛穴の黒ずみとして残り、通常の日焼けよりも目立ってしまいます。見た目はポツポツとした毛穴の黒ずみがありながら、手で触ってもザラザラとしない場合は、毛穴にメラニン色素が沈着していることを疑ってみる必要があります。

間違った脱毛

エステなどに行かずに自分でムダ毛の脱毛をしているという女性も少なくありません。しかし、そんな女性が必ずといってもいいほど経験するのが処理後の毛穴のブツブツではないでしょうか。カミソリや毛抜き、脱毛シートなどを使うことによって毛穴に大きなダメージを与えることになるため、毛穴は炎症を起こして赤みを帯びたブツブツの状態になります。この炎症がメラニン色素の異常分泌をまねいて、黒ずみの原因となることがあるのです。間違った脱毛は肌の炎症だけでなく、黒ずみの原因となることを覚えておきましょう。

毛穴の黒ずみが出やすい部位

鼻の毛穴の黒ずみ

小鼻や鼻周りの毛穴の黒ずみが気になる場合の原因として考えられるのは、毛穴の中の角栓、メラニン色素の沈着、乾燥肌による毛穴の過剰な開き、などがあります。なかでも皮脂や汚れがこびりついたまま酸化し、古い角質や汚れ、皮脂やファンデーションのとり残しなどが混じって固い角栓となって毛穴を詰まらせることになります。紫外線による影響も考えられますが、食習慣や生活習慣の乱れによって皮脂が過剰に分泌されて毛穴が詰まり、黒ずみになることも少なくありません。

足の毛穴の黒ずみ

足のなかで黒ずみが最も目立つ部分といえばひざではないでしょうか。ミニスカートやショートパンツなどを履く際に、細くて長い脚が自慢でもひざに黒ずみがあるだけで台無しになってしまうこともあります。ひざは、床についたり、正座をしたりするほか、椅子に座って脚を組むときにも摩擦によってこすれてメラニン色素が沈着しやすくなることがあります。また、脱毛をしている場合には、毛穴が炎症を起こして黒い毛穴となって目立つこともあります。ひざは皮膚が厚く肌のターンオーバーのサイクルが遅く古い角質が溜まりやすくなる部分でもあるため、普段からのケアが必要です。

脇の毛穴の黒ずみ

自分の脇の毛穴は鏡に映して見ない限り確認することはできないものの、肌の露出が多くなる時期にはほかの人から目に付くものでもあります。また、タンクトップや水着などを着用するときは、ムダ毛の処理ばかりに気を取られて毛穴の黒ずみに気づかないこともあるでしょう。脇の下は摩擦や刺激、炎症によってメラニン色素が沈着しやすい部分であり、カミソリなどを使って脱毛することによっても黒ずみが目立つようになります。また、あせもや湿疹などができた後に、炎症が色素沈着として残ることもあります。

頬の毛穴の黒ずみ

顔の中でも最も面積が広く外部からの刺激も受けやすい頬は、肌トラブルが起きやすい場所でもあります。また、皮脂分泌が活発な部分でもあり肌のターンオーバーのサイクルの乱れなどの影響から、毛穴を詰まらせて角栓をつくりやすくなります。大人ニキビが繰り返しできる人は、ニキビ跡が黒ずんで毛穴と一緒に目立つこともあるでしょう。また、脂性肌、乾燥肌の影響を受けやすい部分でもあるため、丁寧な洗顔と洗顔後の十分な保湿にも注意する必要があります。肌に必要な皮脂を保ちながら汚れをしっかりと落とすようにしましょう。

腕の毛穴の黒ずみ

顔の毛穴は毎日鏡を見ながらケアすることがあっても、腕の毛穴の黒ずみを気にしているという人はあまりいないのではないでしょうか。腕は半袖やノースリーブなどを頻繁に着る季節になると、周囲からの目が比較的行きやすい部分となります。ムダ毛が気になる部分でもあるため、カミソリを使って処理を欠かさないという人も少なくありません。しかし、このムダ毛処理が毛穴にダメージを与えて炎症を起こし、メラニン色素の沈着を促すことがあります。また、カミソリで処理すると毛根が肌のなかに埋もれて黒い毛穴となることもあるので注意が必要です。

太ももの毛穴の黒ずみ

ビキニ姿や下着姿になったときに、普段はあまり気が付くことがない太ももの毛穴の黒ずみに気づくことがあります。黒いブツブツのような症状には、主に2つの原因が考えられます。その1つが間違ったムダ毛処理です。カミソリや毛抜きを使って処理すると肌に大きなダメージを与えてしまい、炎症を起こす可能性があります。また、その炎症が色素沈着につながって毛穴の黒ずみになることが考えられます。もう1つが、古い角質が毛穴の周辺に溜まって角栓が毛穴を塞ぎ、黒ずんだ毛穴のようにみえる毛孔性苔癬です。遺伝性が高い皮膚疾患なので、この場合は皮膚科の受診が必要となります。

毛穴の黒ずみを改善する方法

酵素洗顔を使う

毛穴の黒ずみは、毛穴から分泌される過剰な皮脂と古い角質などが毛穴を詰まらせることによることが多いものです。一般的な洗顔では、余分な皮脂を取り除くことができていないことがあるだけでなく、古い角質や皮脂汚れが混じって形成される角栓が残ったままになることもあります。酵素洗顔料に配合されている酵素には、たんぱく質や古い角質、毛穴を詰まらせている皮脂や汚れを分解して落とす作用があるため、適度に酵素洗顔を行うことによって、毛穴の黒ずみを改善する効果が期待できるでしょう。

力を入れずに優しく洗う

毛穴の開きや黒ずみを改善するには、日頃のスキンケアのなかでも特に洗顔を丁寧に行うことが重要です。毛穴の汚れや古い角質が毛穴を詰まらせて毛穴を開かせ、毛穴の黒ずみの原因となります。丁寧な洗顔の前にクレンジングでファンデーションなどの油性の汚れをしっかりと落とすことが大切です。洗顔する場合は、毛穴の汚れを落としやすくするように事前に蒸しタオルで毛穴を開かせておくといいでしょう。よく泡立てた洗顔料を優しく滑らせるように肌をマッサージし、決して力を入れてゴシゴシしないことが大切です。

保湿をする

スキンケアの基本は洗顔と保湿です。化粧を落とす際のクレンジングでは油分を、そして洗顔では水分を落とすことになるため、洗顔後の肌は必要な油分や水分が不足している状態になっています。肌のうるおいが不足している状態であるため、毛穴の開きやつまり、黒ずみなどの肌トラブルが生じるのです。そのため、洗顔後には、化粧水や美容液など、保湿力が高い基礎化粧品を使って保湿することが重要です。化粧水をつけた後に、肌の状態によって美容液、乳液、クリームなどを使い分けることをおすすめします。

紫外線クリームを使う

紫外線はメラニン色素の沈着を活性化させるだけでなく毛穴の黒ずみにも影響を及ぼす肌の天敵のようなものです。最近では、地球温暖化によるオゾン層の破壊から紫外線の量が多くなっており、皮膚ガンの発生率も高くなっているといいます。紫外線をカットするためのUVクリームには、主に2種類の紫外線を防御するための成分が含まれています。紫外線錯乱剤は、酸化チタンや酸化亜鉛などの金属製の物質が配合されており、降り注ぐ紫外線を鏡のように反射させることを目的といています。一方、紫外線吸収剤は、化学反応によって紫外線を熱に変換して影響を抑制することを目的としています。

化粧水を使う

化粧水は肌に水分と潤いを与えるのに効果的ですが、毛穴の黒ずみが気になるのであればその目的にあった成分が含まれているものを選ぶようにするといいでしょう。高い抗酸化作用があることで知られているビタミンCは過剰な皮脂を抑制する作用もあるため、毛穴の黒ずみにも効果が期待できます。ただ、ビタミンCは分子が大きいため肌に直接塗布してもなかなか真皮層まで浸透しません。構造を変化させて浸透しやすくしたビタミンC誘導体であれば、肌に浸透しやすく肌に届いたのちにビタミンCに変化して効果を発揮してくれます。

乳液を使う

化粧水が肌に水分を補ってくれるのに対して、乳液は肌に油分を補い潤いを保ちながら肌表面をなめらかにする働きがあります。肌にハリを与えたるみを改善してくれることから、毛穴の黒ずみも目立たなくなります。乳液は油分と水分のうちどちらかというと水分の含有量が多いことが特徴です。一方、クリームは乳液よりも油分の含有量が多いため、高い保湿力が長く持続します。ただ、油分が多い分オイリー肌の方にはべたつきや過剰な皮脂の分泌につながることもあり、適度な水分が入った乳液の方がさらりとした使い心地でいいという意見も多いようです。

野菜を多く食べる

毎日の食事から毛穴の黒ずみを改善するための栄養素を効果的に摂取するには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれる野菜を積極的に食べることがおすすめです。抗酸化作用が高いことで知られているビタミンCは、美白だけでなく肌のハリや毛穴のたるみの改善に効果的なコラーゲンの生成に欠かせない栄養素として知られています。肌のハリが失われ、毛穴のたるみがひどくなると皮脂や汚れが毛穴を詰まるようになり、毛穴の黒ずみを引き起こすことになります。また、過剰な皮脂の分泌を抑制するためにビタミンB1やビタミンB2も意識して摂取するようにするといいでしょう。

黒ずみ改善サプリを飲む

体のなかから毛穴の黒ずみを改善する方法としてサプリメントの活用があります。肌によい効果を与える栄養成分としてはビタミンがよく知られており、特に毛穴改善にはビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2がいいといわれています。また、肌のターンオーバーを活性化させる働きがある成長因子を含むプラセンタがおすすめです。プラセンタは、細胞の修復や再生を活性化させる働きがあることからキメの細かい肌が期待できます。さらに、酵素やミネラル、アミノ酸やたんぱく質、ヒアルロン酸など、豊富な栄養素が含まれており、毛穴のたるみや開きを改善する効果が期待できます。

レーザー治療を受ける

毛穴の黒ずみを本格的に改善したいのであれば、美容外科クリニックのレーザー治療がおすすめです。クリニックでは、極小レーザーを点状に照射することによって皮膚に微細な穴を開けて自己治癒力によって肌の真皮層細胞を再生させる「フラクショナルレーザー」が主流となっています。皮膚の再生作用を活用したものであるため、なめらかで引き締められた素肌になることから毛穴の黒ずみだけでなくたるみの改善にもつながります。また、毛穴の汚れや詰まりを除去しながら真皮層に熱を与えることによって、肌のハリを回復させ毛穴を引き締める「スペクトラレーザー」という施術もあります。

脱毛をする

顔だけでなく、腕や脚、脇の下などの毛穴の黒ずみが気になる場合、自己流で行う間違った脱毛であることが圧倒的に多いようです。T字カミソリや毛抜きなどを使えば比較的簡単にムダ毛の処理ができますが、肌にダメージを与えてしまうため炎症を起こしやすくなります。この炎症が毛穴の黒ずみにつながることになるため、なるべく自宅で脱毛をするのは避けた方がいいでしょう。エステサロンなどでプロによって薬剤やマシンを使った脱毛をすれば仕上がりがきれいになるだけでなく、その後の毛穴の黒ずみを心配することもありません。

毛穴の黒ずみが改善できるおすすめ商品

黒ずみパックで根こそぎキレイ

ツルリ 黒ずみ吸着 うるおいガスールパック 150g

毛穴の黒ずみをすっきりと取り除くことができるクレイパックです。肌への浸透力が高く、古い角質や皮脂汚れを取り除き、肌表面のダメージを最小限にとどめてスベスベの肌触りと透明感を与えてくれます。防腐剤や香料、合成界面活性剤などの肌に刺激となる成分が含まれていないため、肌が敏感な方でも安心して使用することができます。蒸しタオルなどを使って毛穴を開かせ、薄めにパックを塗って15分ほど放置するだけで、汚れや皮脂を根こそぎきれいに取ってくれます。顔だけでなくひざやひじの毛穴の黒ずみにも効果が期待できます。

毛穴吸引器で黒ずみすっきり

Kiboer 毛穴吸引器 毛穴クリーン ニキビ吸引 黒ずみ吸出し 美顔器 角質ケア たるみ改善 しわ減少 美肌 フェイスケア 4種類の吸収カップ 3階段吸引力調整可能 USB充電式(メンズ 兼用)
自宅にいながらエステサロンのような効果が期待できる家庭用のコンパクトな美容クリーナーです。真空吸引機能を搭載しており、肌の状態やケアの目的によって3段階に調節することができます。角質、黒ずみ、毛穴などの肌トラブルを4種類の吸引ヘッドで解消してくれます。また、超音波振動によって、肌をマッサージしながら血液循環を促進する効果もあることから、たるみやしわの予防にも効果が期待できます。さらに、USB充電式のコンパクトなボディであるため、旅行先などに携帯するのにもおすすめです。

専用クリーナーで黒ずみすっきり

明色化粧品 ポアクリア 角栓クリーナージェル 30g
毛穴の黒ずみや開きが最も気になる部分ともいえる小鼻のイチゴ鼻専用クレンジングクリーナーです。オレンジオイル、ハマメリス葉エキス、アーチチョーク葉エキスなどの点線成分を使用しており、肌に刺激を与えることなく黒ずみをすっきりと取り除くことができます。温かいジェルで優しく温感マッサージをしながら優しく毛穴を開き、オレンジオイル、皮脂吸着成分が毛穴の汚れを強力に取り除いてくれます。また、黒ずみを除去した後の毛穴をキュッと締めるだけでなく、プラセンタやナノコラーゲンがしっとりと保湿してくれるのも魅力です。

黒ずみをキレイに吸い出す

ツルリ 皮脂吸い出し 部分用パック ガスール&レッドパワー 55g
過剰な皮脂や毛穴の開き、黒ずみが目立つ小鼻やTゾーンの汚れや皮脂をしっかり吸着して除去してくれるクレイパックです。皮脂汚れの吸着効果が高いがスールと鉄分を含み浄化作用、保湿効果に優れているレッドクレイを配合しています。洗顔後の肌にのばし5分ほど経つと、皮脂がポツポツ浮いてくるのがわかります。ポツポツの色が変化したら洗い流しのサインで、古い角質が除去された肌が化粧水をスーッと浸透させていくのを実感できるでしょう。入浴後体がまだ温まっている間にパックするとより効果的です。

まとめ

毛穴の黒ずみは加齢が原因と思っている人も多いようですが、そうではなく毛穴の中が皮脂汚れや古い角質で詰まって毛穴が開き黒ずむもの、メラニン色素が沈着するもの、肌と肌の摩擦によるもの、などさまざまな原因があります。また、間違った脱毛によっても炎症から黒ずみに変化することもあり、日頃の前身のスキンケアには配慮が必要となります。自分の毛穴の黒ずみがどんな原因によるものか、効果的な対処法は何なのかを理解して、毛穴の黒ずみを改善しましょう。