黒ずみは改善できる!原因と対策方法に迫る

加齢とともに体のさまざまな場所にできる黒ずみが気になるという方も少なくないでしょう。鼻や鼻周り、頬といった顔の黒ずみだけでなく、腕や脚、デリケートゾーンなど部位によって特有の黒ずみの悩みが生じます。黒ずみは、色素沈着、皮脂や汚れ、古い角質などによる毛穴の詰まり、ニキビ跡、などさまざまな原因で生じるものであり、原因がわかれば効果的な対処方法によって改善することも可能です。

黒ずみができる原因

メラニンによる色素沈着

黒ずみができる原因として皮脂や汚れ、古い角質などが毛穴を詰まらせるタイプのものは別にメラニンによる色素沈着によるものがあります。紫外線や刺激によって、肌の表皮にある色素細胞からメラニンが過剰に分泌され、表皮や真皮に沈着することによっておきるものです。通常は肌のターンオーバーによって不要なメラニンは皮膚から外部へ排出されるものですが、紫外線やターンオーバーが崩れると色素沈着しやすく黒ずみとして残りやすくなります。

皮膚の酸化

 

鉄などの金属が酸化して錆びるように肌も活性酸素によって酸化します。紫外線やストレス、喫煙などの外的要因のほか、加齢によっても活性酸素を分解する酵素が減少することから体内に過剰に蓄積されることによって肌が酸化しやすくなります。酸化が進行すると活性酸素を除去しようと感情に発生するメラニンが増えることでしみやくすみ、黒ずみなどを起こすことになります。また、過剰に分泌される皮脂が酸化することによって皮膚に炎症を起こし、黒ずみの原因となることもあるので注意が必要です。

角栓が残る

老化の原因とは?

毛穴の黒ずみは皮脂や汚れだけでなく毛穴に詰まった角栓が残り、酸化することで生じることがあります。鼻周りは顔の中でも特に皮脂分泌が多いところであり、テカりやすいTゾーンとして知られています。毛穴を詰まらせる角栓は皮脂汚れがほとんどだと勘違いされることもありますが、その7割は古い角質であるとされています。過剰な皮脂とメイクの残り、古い角質などが混じってできた角栓は放置すると酸化して黒ずみの原因になります。

間違ったムダ毛処理

肌の黒ずみが間違ったムダ毛処理によるものであることを知らない女性は少なくありません。自宅でのムダ毛処理にはカミソリや毛抜きを使うのが一般的ですが、毛を剃る際に皮膚の表面も削り取ることになるため、ダメージが大きく毛穴が炎症を起こしてブツブツとなって残ることがあります。このブツブツはメラニンの過剰な発生を促し、色素が沈着することで黒ずみとなって目立つようになります。ムダ毛処理をする際には皮膚になるべく刺激を与えないようにすることが大切です。

紫外線の影響

紫外線が肌に与える深刻なダメージは、地球温暖化の進行とともに年々軽視できないものとなっています。紫外線はメラニン色素を沈着させることで知られていますが、毛穴に皮脂汚れや古い角質などが混ざった状態で固くなる角栓ができると、紫外線を浴びると急激に酸化し黒くなります。また、活性酸素が大量に産生されることによってメラニンが過剰に発生し、毛穴を通して外部へと排出されないことによって黒ずみが残る原因となってしまいます。

埋没毛

自宅でカミソリや毛抜きを使ってムダ毛処理をするときに、皮膚がダメージを受けて毛穴がふさがって起こるのが埋没毛です。自己流でムダ毛の処理をすると途中で毛が切れるだけでなく、角質層を削ったり傷つけたりして皮膚が炎症を起こし、かさぶたができることがあります。このかさぶたによって毛が成長できずに皮膚のなかで埋もれてしまうことになるのです。毛穴に雑菌が付着して色素沈着が起こり黒ずみの原因となります。毛抜きで無理に引っ張ったり、同じ場所をカミソリで何度も剃ったりしないように注意しましょう。

過剰なスキンケア

スキンケアの基本は洗顔と保湿であるといわれています。黒ずみは皮脂汚れや古い角質が毛穴を詰まらせて引き起こされることが多いことから、特に念入りに洗顔をしているという方も少なくないでしょう。しかし、洗浄力の強い洗顔料を使用してゴシゴシと洗うことで肌に大きなダメージを与えるとともに乾燥肌の原因となり、肌のターンオーバーが崩れて黒ずみの原因となることがあります。正しい洗顔の後に十分な保湿をすることが大切です。

黒ずみができやすい部位

ニキビ跡

ニキビの種類には白ニキビや黄ニキビ、赤ニキビなどの種類がありますが、ニキビ跡として残ってしまう黒ニキビは悩みの種になってしまうものです。ニキビ跡が黒ずみとして残るとコンシーラーなどで隠しても隠し切れません。ニキビは、アクネ菌が皮脂や雑菌などをエサに繁殖して炎症を起こした状態となります。アクネ菌の繁殖によって活性酸素が発生し、この活性酸素を除去しようとメラニンの産生が活性化されることとなります。そして、メラニンの色素が沈着することによって黒ずみができるのです。

傷跡

ひっかき傷や擦り傷などは、加齢とともに皮膚の再生機能が低下することによって治りが悪くなり、傷跡として残るようになります。傷跡をそのまま放置すると色素が沈着して黒ずみとして残るので注意が必要です。これは、皮膚に強い刺激が与えられたことによって発生した過剰な活性酸素を取り除こうとメラニンが過剰に産生されることによるものです。腕や脚など露出することの多い部位の傷跡は、黒ずみにならないようにケアすることが大切です。

おしり

 

体の背面にあってなかなか自分で見ることができないおしりも黒ずみができやすい場所の1つです。ヒップトップは、おしりの中で最も高い部分であり座る際に体重がかかって押しつぶされ黒ずみができやすくなります。また、おしりの付け根や割れは、皮膚と皮膚の摩擦やよじれ、下着の摩擦によって黒ずみができます。おしりはほかの部分の皮膚よりも厚いため、スポンジやナイロン製のタオルなどでゴシゴシ洗ってしまいがちですが、肌に与えられた刺激がもとで色素沈着が起こることも覚えておきましょう。

毛穴開きや黒ずみが最も気になる部位といえばやはり小鼻や鼻周りではないでしょうか。メイクをしていても毛穴が目立って浮き出てきたり、皮脂が過剰に分泌されることによって化粧崩れしやすくなったりします。いちご鼻に代表される毛穴の開きや黒ずみは、毛穴が角栓で詰まったり、肌が乾燥して毛穴が大きく開いたりしてしまうことによっておきます。一般的な洗顔だけでは角栓や古くなった角質を除去することができないこともあるため、パックや酵素洗顔などを活用するのも1つの方法といえるでしょう。

デリケートゾーン

デリケートゾーンは、経血の残りやおりものなどの分泌物、汚れや雑菌の繁殖などによって黒ずみが起りやすい部位として知られています。また、頻繁にムダ毛処理をする部分でもあることからカミソリなどの刺激によって炎症が起き、色素が沈着することも考えられます。さらに、薄い皮膚や粘膜が多く存在する場所であるため、皮膚と皮膚の摩擦や下着の締め付けによって黒ずみが発生することもあるので、注意が必要です。

頬は顔のなかでも占める面積が広く、皮脂分泌も盛んな部位となるためニキビやくすみ、黒ずみなどの肌トラブルが起きやすいところとなります。肌のターンオーバーが乱れると最も顕著に影響が現れる部位でもあり、ニキビ跡が黒ずんで毛穴とともに目立ってしまうこともよくあります。また、ファンデーションやチークなどの化粧品がクレンジングや洗顔で落としきれずに、皮脂と混ざって肌に悪影響を与えることも多くなります。

女性はスカートやワンピースなどで足を露出させる機会が多く、足の黒ずみは比較的人の目につきやすくなります。足の黒ずみの原因には、間違ったムダ毛処理で肌にダメージを与えることによって肌が炎症を起こすことからメラニンの色素沈着が起こるもの、座ったり脚を組んだりすることによる圧力や摩擦によるもの、などがかんがえられます。また、足は顔の肌とは違ってターンオーバーの周期も長く、なかなか古い角質がはがれない傾向にあることから黒ずみができやすくなることも考えられます。

黒ずみに効果的な対策

保湿させる

黒ずみと肌の乾燥には密接な関係があります。肌の水分が減少すると肌細胞間の水分を蓄えておくことができなくなり、シワやたるみの原因となります。また、肌が乾燥することで角栓などができても排出されにくくなり、毛穴が詰まることで黒ずみができることもあります。肌を乾燥させないように、化粧水や乳液などで十分な水分や油分を補って保湿することが大切です。

レーザー治療を受ける

黒ずみが気になる際に美容クリニックでレーザー治療を受けるという方法もあります。レーザーを小さな点状に照射することで肌の表面に穴を開け、肌が再生しようとする自己治癒力の力を使って黒ずみのないなめらかな肌を手に入れることができます。また、超音波の振動によって肌の血流を促すことが可能であるため、なめらかでハリのある肌を期待することもできます。

脱毛を受ける

自己流の脱毛では、毛根まで脱毛することができず肌に毛が埋もれる埋没毛となって黒ずみの原因になることもあります。また、カミソリや毛抜きが肌に与えるダメージは想像以上に大きいため、炎症がきっかけとなって黒ずみが生じることも少なくありません。エステサロンなどでマシンや薬剤を使用して、プロのスタッフによる施術で脱毛してもらえば、脱毛後に毛穴が黒ずむこともないでしょう。

ピーリングを受ける

薬剤を皮膚に塗布して起こる化学反応の効果を活用するケミカルピーリングは、美容クリニックなどでもポピュラーな施術として知られています。薬剤によって古い角質層をはがすことができるため、黒ずみの原因となるニキビやニキビ跡の改善に有効です。また、古い角質がはがれることによって肌のターンオーバーを活性化することができることから、肌のたるみやきめを改善することもできます。

黒ずみ専用石鹸を使う

デリケートゾーンの気になる黒ずみには専用石鹸を使って改善する方法もあります。デリケートゾーンは分泌物や汚れが溜まりやすく臭いや黒ずみがほかの部分よりも気になります。弱酸性に保ちながら優しく汚れを落とす専用石鹸を使用することによって、肌に与える刺激を最小限に抑えながらすっきりと清潔に保つことができます。また、ビタミンなどの成分が配合された体用の黒ずみ専用石鹸の使用もおすすめです。

食生活を整える

美肌を目指すのであれば、ビタミンやミネラルを積極的に摂取できるような食生活の見直しが必要となります。抗酸化作用が高いだけでなくコラーゲン生成にも必要となるビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2は特に黒ずみやくすみなどを改善するために必要な栄養素となります。野菜や果物を中心に摂取するとともに動物性油脂を過剰に摂取しないようにすることも大切です。

外用薬な内用薬を使う

黒ずみの色が濃く、スキンケアや食生活を改善しても悪化するようなことがあれば、早めに皮膚科を受診した方がいいでしょう。肌環境の改善を目的としたサプリメントも数多く販売されていますが、栄養補助食品の域を出るものではなく、もちろん医薬品ではありません。皮膚科を受診して外用薬や内用薬の使用が必要と診断されたうえで、用法、用量にしたがって正しく使用することが大切です。

まとめ

 

顔にできる黒ずみはもちろんですが、腕や脚、おしりやデリケートゾーンなどにできる黒ずみも女性にとって大きな悩みとなるものです。紫外線や肌への過剰な刺激などの外的要因、皮脂分泌や古い角質など肌や肌のターンオーバーが原因となるもの、食生活やストレスが影響するものなど、肌の黒ずみにはさまざまな原因が考えられますが、体の部位や黒ずみの原因を明確にすることができれば、改善することは可能です。自分に合った方法で黒ずみ対策をして、潤いや細かいキメのある美しい肌を手に入れましょう。