褒められたい人の特徴は?周りにいる承認欲求が強い人への対処法

人から褒められたいと思っている人、けっこう多いのではないでしょうか?周りに承認欲求の強い人がいて、困っている人もいるかもしれませんね。

ここでは、「人から褒められたい人」の特徴や原因、対処法と、自分の周りにいる褒められたい人への対処法について紹介しましょう。

普段、人から褒められたいと感じているかについて、100人へのアンケートを実施しました。このアンケートの結果をもとに、褒められたいと感じている人の特徴と原因について分析。その対処法を解説します。褒められたいと思ったときにすべきことや承認欲求の克服法、自分の周りにいる「褒められたい人」への対処法についても紹介しましょう。

100人にアンケート調査!普段褒められたいと感じている人はこんなにも

20代〜30代の人100人に、普段褒められたいと感じているかどうかについてアンケートを実施しました。その結果は、次のグラフの通りです。

 

「ある」と答えた人が90%で、ほとんどの人が普段褒められたいと感じているという結果になりました。程度の差はあっても、誰かから褒められたいというのは多くの人にとって自然な感情と言えるようです。

さらに、褒められたいと感じている人に、どのような特徴に当てはまるのか質問しました。その結果が次の通りです。

褒められたいと感じている人のタイプ5パターン

褒められたいと感じている人は、グラフのような5つのパターンに分かれました。一番多かったのが「自分が頑張っていることを他人にわかってほしいと強く思っている」で、44%と高い割合を占めています。頑張っているのに、それが当たり前と思われて褒めてもらえないのは残念ですね。頑張ったことは認めてもらいたいというのが、多くの人の気持ちということでしょう。

人間が褒められたい理由

拍手 称賛
どうして他人から褒められたいのでしょうか。こちらでは人から褒められたいと考えている理由について紹介しましょう。

承認欲求の現れ

承認欲求が強いために人に褒められたいと思ってしまうことがあります。他人から褒められることによって、承認欲求を満たすことができるのです。自分がもっと認められたいという気持ちのことを承認欲求というのです。こちらが強く出てしまう方がいるのです。そういう方は他人から褒められることが大きな喜びとなっているのです。そのため、他人から褒められたいと常に考えています。

マズローの欲求5段階説

図表:feely編集部

人間の欲求を5段階に分けることができるとされています。一番下にある欲求が優先されていき、それが満たされれば次の欲求が生じるとされています。生理的欲求や安全欲求、所属と愛の欲求を満たされれば、次の欲求として承認欲求というものが現れます。したがって、こちらの説によれば人間は誰でも承認欲求を持っているということになります。

タイプ別!褒められたい人の5つの特徴と対処法

アンケートの結果をもとに、褒められたい人の特徴を詳しく紹介します。自分に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。その原因を知って、適切な対処法を講じていきましょう。

特徴:自分が頑張っていることを他人にわかってほしいと強く思っている

自分で頑張っていることを他人にわかってほしいという人は、たくさんいます。特に家事や育児に忙しい専業主婦にはありがちです。外で働いている人ばかり評価されて、家事や育児をするのは当たり前だと思われている、誰もねぎらってくれないなど、不満に感じることもあるでしょう。

職場でも、人より多く仕事をして頑張っているのに褒めてもらえないのを辛く思っている人もいると思います。

キコ31歳
子育てをしていて、仕事とも両立しています。それを女性なら当たり前と思われてしまっていてあまり褒めてもらえません。努力していることも認めてほしいです。
美香27歳
周りの人は簡単に仕事をさぼって休みますが、自分はどんなにしんどくても休むことなく出勤しています。それがいかに凄いのか、もう少し周りの人に理解してほしいと感じますね。

対処法:他人と一緒にこなすことで、頑張りを褒めてもらえる機会が

誰かに仕事を手伝ってもらいましょう。他人と一緒にこなすことで、あなたがどれだけ頑張っているかわかってくれるはずです。主婦であれば、少しだけでも旦那さんに家事の分担を頼んでみるのもいいでしょう。主婦の仕事が大変なことを知る機会になるかもしれません。

特徴:褒められたいけど、誰にも褒められない

自分では一生懸命頑張っているつもりなのに誰からも褒められないと、「褒められたい」という気持ちが強くなります。普段は特に褒められたいという気持ちがなくても、頑張っているのを当たり前のように思われるのは辛いですよね。

アキラ32歳
営業で売上を伸ばしたり新しい顧客を増やしたりして仕事で結果を出しても、それが当たり前みたいに言わます。やる気なくしますよね。たまには褒めて欲しいです。
さや29歳
結婚前は家事などを自主的にしていたことを感謝されたり褒められたりしていたのに、結婚してからはするのが当たり前になり、褒められなくなりました。褒められるとやる気も変わってくるので褒められたいです。

原因:周りが褒め合う環境ではない

あまり人間関係の良くない職場や、会話を交わさない家庭など、褒め合う環境ではないことが原因です。わざと褒めないのではなく、ねぎらいの言葉をかける習慣がないといえるでしょう。

対処法:自分から積極的に人を褒めることで、相手から褒められる可能性が高まる

人にばかり褒めることを期待するのではなく、自分からも積極的に褒めるようにしてみてください。褒められた相手は嬉しくなり、あなたが頑張っているときには褒めてくれるはずです。褒め合うことで、それが自然な環境になってくるでしょう。

特徴:褒められるためにひたすら努力している

褒められたいために、褒められるための努力を必死で行う人もいます。自分が何かを達成したいのではなく、人から褒められるためにひたすら努力します

努力している自分を認めて欲しい、褒めて欲しいという気持ちを原動力に、頑張り続けるのです。

エリカ33歳
かつて銀行員だったとき、行内の試験でかなり悪い得点を取ってしまい、支店長に怒られたことがありました。それがきっかけで外部の業務検定の勉強をしっかり行い合格かつ高得点を取り、支店長から挽回した努力として認められたのは褒められたい一心だったんだと思います。
マサキ27歳
やはり仕事では褒められたいので、売上を伸ばすことは常に考えて頑張っています。たまに、上司に褒められたくて頑張ってるのかと思うこともありますね。

原因:努力の方向性がずれているかも

努力をするのはいいことですが、何か自分のための目標を持ち、それに向けて努力するのが通常です。しかし、褒められたい人は人に褒められることが目的になっていて、努力の方向性がずれてしまっているために、褒められなくなっているのかも。

対処法:結果まで見通して、褒められるために結果を100パーセント以上出す

努力することは悪いことではありません。そこに結果が伴うようにすれば、誰もが賞賛してくれます。単に努力をする姿を褒められるのではなく、結果を出して褒められるようにしましょう。褒められるために結果を100%以上出すつもりで頑張ってみてください。

特徴:自尊心が弱い、承認欲求が強すぎる

反対に自尊心が弱い人も、「誰かに認めてもらいたい」「褒めて欲しい」という欲求があります。自分が人に比べて能力が劣っていると考え、誰かに褒めてもらうことで存在を認めてもらいたいのです。

さくら28歳
自分が必死に頑張ってることでも他の人にとっては当たり前にできることだと思い込み、人に比べて能力が劣っている自分がその場に存在していていいのかわからなくなります。人に誉めてもらえば存在を認めてもらえた気持ちになり、自分にはまだ価値があると認識できるので、褒めてもらうために頑張っています。
かおり24歳
“小さいころから親に褒められたことがあまりなく、自分が選んで買った服や物に対しては「お母さんが選んだ物のほうが似合ってる」「センスない」など言われてきたので自分に自信がまったくありません。否定されることに嫌悪感と恐怖を感じます。例えそれが自分のミスであっても、上司に叱られようものなら何日も恨み続けてしまいます。恋人などには何回も自分のことをどう思っているのか確認したり、恋人を試すような行為もしてしまいます。

原因:何かトラウマがある、自分に誇れるものや自信のあるものがない

子供の頃、親にあまり愛情を受けてこなかった、叱られてばかりいたなどのトラウマがあると、誰かに認めて欲しい気持ちが強くなりがちです。また、自分に誇れるものがなく自信がないため、誰かに褒めてもらうことでしか自分の存在を確認することができなかったりします

対処法:信頼できる人に素直に相談をすることで自尊心を回復できる

「トラウマがある」「自尊心を保つことができない」という人は、信頼できる人に相談してみましょう。トラウマがあるなら、それを内側に抱え込まずに言葉に表してみてください。人に話を聞いてもらうだけでも、心の負担が軽くなります。

特徴:自尊心が強い

褒められたい人は自尊心が強い人も多く、褒められることでその自尊心を満たしたいと思っています。褒められるのは当然と思っているので、誰かも褒められないと自尊心が傷つけられた気分になります。

メイ26歳
一人っ子で小さい頃から親や親せきから注目されてきたので、どうしても自分が注目される、褒められるという状況を求めてしまいがちです。例えば職場で同じような仕事をしている同僚がいたとして、その同僚より絶対に効率よく仕事をしてやると自分の中で勝手にライバル心を燃やし、その人より仕事を早く、正確にすることに燃えてしまいます。提出した時に「やはりあなたは仕事が早いね」とか「やっぱりあなたに頼んでよかった」といわれると「そうでしょう」と思うと同時に当然でしょと思ってしまうところがあり、自分でももう少し謙虚になれないかなと恥ずかしくなることがあります。
慎吾25歳
自分の仕事や努力が周りに認められないのが我慢なりません。自分はこれだけ頑張ったんだから、褒められて当然という気持ちになってしまいます。

原因:自信のなさの裏返し

自尊心を満たすために褒められたいのは、自信のなさの裏返しです。自分に自信があれば人から褒められるかどうかは気にしません。しかし、自信がないために人から認めてもらわなければ不安になってしまうのです。

対処法:自分の強みを知り、それを強化していく

自分に自信がないのは、自分の長所=「強み」を知らないからです。人は誰も何らかの強みを持ち、それを活かすことで自信を取り戻すことができます。自分の強みを知ることで、褒められるための結果を出しやすくなるでしょう。

強みを知るには、自己診断ツールを利用してみましょう。自分の強みを知るツールとしてはストレングスファインダー が有名ですが、無料で手軽に診断したいという人には転職サイト「リクナビNEXT」が提供している「グッドポイント診断」がおすすめです

質問に答えることで、18の資質の中から5つの強みが導き出されます。強みを知れば、仕事や人間関係で強みを活かすことができ、自信を持てるようになるでしょう。

次の記事で「グッドポイント診断」の詳細を知ることができます。

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褒められたい人が褒められるためにすべき4つのこと

褒められたいと思ったら、褒められるようなことをするのが一番いい方法です。周りの人が思わず褒めたくなる行動をすることで人間関係も良くなっていき、一石二鳥になるでしょう。

気が利くことを積極的に行う

「忙しそうにしている人を手伝ってあげる」「人の気持ちを察して気遣いのある言葉をかける」など、気が利くことを積極的に行ってください。親切にされた人はあなたに感謝し、褒める言葉をかけてくれるでしょう

「気が利くことができない」「自分は気が利かない」と思っている人は、次の記事を参考にしてください。気が利かない人の原因や対処法について紹介しています。

職場の人間関係を良好に保つ架け橋となる

職場の人間関係を良好に保つ架け橋になってみましょう。昼休みは声をかけて一緒にランチをとる、飲み会の幹事を申し出るなど、積極的に行動してみてください。自然に周りから褒められることが多くなるはずです。

次の記事では、職場の人間関係を改善する方法について詳しく紹介しています。悩みがある人はチェックしてみましょう。

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挨拶や感謝の言葉などを忘れないようにする

朝や帰りの挨拶、親切にしてもらったときの感謝の言葉を忘れずに行うようにしましょう。それだけでもあなたの印象はずっと良くなり、何か頑張っているときは褒めてあげたいと思われるはずです。

人に平等に優しく接するようにする

人に褒められたいのは、人に優しくしてもらいたいという気持ちの表れでもあります。これは一方的に望んでいても得られるものではありません。まずこちらから、人に平等に優しく接するように心がけてください

優しく接するあなたに周りの人も優しく応じ、褒める言葉もかけやすくなるでしょう。

承認欲求を改善・克服する5つの方法

人に褒められたいのは、承認欲求が強すぎるからかもしれません。承認欲求とは、人に褒められることで自分の存在を周囲に認めてもらいたいという気持ちを指します。

承認欲求が強すぎると褒められるために頑張りすぎて疲れたり、「褒められること」が目的化してそのために行動したりします。そして褒められない場合、深く落ち込んでしまいます。

強すぎる承認欲求と向き合うことで、改善・克服していく必要があるでしょう。そのためには、次に紹介する方法を試してみてください。

自分の良くしたいところを書き出し、上から順に改善していく

承認欲求が強いのは、それだけ自分に自信がないということでもあります。自信がないため、誰かに認めてもらいたいのです。

なぜ自信がないのか、自分を良くしたいと思っているところを紙に書き出してみましょう。書き出したものを順に改善していくことで、少しずつ自信がついてくるはずです。

些細な成功体験を積み重ねて自信をつけていく

自信をつけるためには、些細な成功体験を積み重ねるという方法もあります。すぐにクリアできるような目標を細かく設定することで、完了するごとに達成感を味わえます。

達成感を味わうことで自信がつき、強かった承認欲求も和らいでくるでしょう。

周囲と自分を比較しすぎない

周囲と自分を比較する癖があると、自分は劣っていると自信を失うことにもなります。他人の長所に注目して自分の欠点ばかりに目を向けることで、自信がなくなってしまうのです。周囲と比較せず、自分はどう変わり、成長できるかを考えるようにしましょう。

自分の強みを見いだし、重点的に強化していく

人の長所はそれぞれ異なり、誰でも自分にしかない強みを持っています。自分に自信がないのは、この強みを知らないからです。自分の強みを知り、重点的に強化していくことが自信につながるでしょう。

5つの強みを知ることができる「グッドポイント診断」をやってみる

自分の強みを知るには、無料で利用できる「グッドポイント診断」がおすすめです。転職サイトの「リクナビNEXT」に登録することで受けることができます。

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周囲の人を褒めることで、自分も褒められるように

褒められたいと思ったら、まず人の良いところを見つけて褒める習慣を身につけてみましょう。承認欲求が強すぎる人は自己アピールが強く、周りにはわがままで自己中心的な印象を与えがちです。

自己アピールをやめて、周囲の人に気を配り褒めるようにしてみてください。周りの人のあなたへの印象が変わり、あなたの良い面に目を向けてくれるでしょう。自然と褒められるようになるに違いありません。

【番外編】褒められたい人への7つの対処法

周囲に褒められたいというアピールを強くしてくる人がいたら、その対応に困ることもあるでしょう。ここでは、周りにいる「褒められたい人」への対処法について紹介します。

相手の話や自己主張を無視しないようにする

「私ってこんなにすごい」と露骨に自己アピールをされると、面倒で無視したくなることもあるでしょう。しかし、そこで相手の話や自己主張を無視したり否定すると、こちらが思っている以上に相手を傷つける場合もあります

話はしっかり聞いてあげましょう。承認欲求の強い人が求めているのは優しさや愛情なので、話を聞いてもらうだけでも安心し、強い自己主張はしてこなくなるはずです。

長所をよく褒めてあげるようにする

本当にすごいと思ったことは、素直に褒めてあげてください。長所に思えることがあったら、それも具体的に褒めてあげると相手は欲求を満たし、また頑張ろうと意欲的になるでしょう。それ以上の自己アピールをしてくることはなくなるはずです。

些細なことでも褒めてあげるとGOOD

些細なことも見つけて褒めてあげると相手は喜びます。自分は主張しないことまで褒めてもらえたことで自信をつけ、自分の存在価値を見出すことができるでしょう。強い承認欲求も抑えられるはずです。

人間性が合わない、辛いと感じたら距離を置くのも手

承認欲求が強いことで振り回され、褒めることにも疲れて辛いと感じるときは距離を置くのもひとつの方法です。迷惑だと感じるときは態度に表し、「承認欲求が強い」ということを自覚させることも必要でしょう

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否定せず受け入れること

相手については否定をするべきではありません。否定されてしまうと承認欲求の強い人というのは怒ってしまうでしょう。それでは逆効果となってしまいます。そうではなくて相手のことを受け入れるようにしましょう。相手のことを認めてあげるのです。そうすることによって、承認欲求の強い人は満足するでしょう。自分が受け入れられたことを喜ぶのです。

プロセスも結果も褒める

その人のことはプロセスや結果をすべて褒めるようにしましょう。すべてを褒めてあげることが大切なのです。たとえば努力を好きな人というのはプロセスを重視していることが多いです。プロセスにおいて大きな苦労をしていることが多いでしょう。そのプロセスも含めて褒めることによって、その人はきっと満足するでしょう。すべてをしっかりと褒めることによって、満足させることができるのです。

承認欲求の強さを自覚させてあげる


承認欲求が強い人というのはそのことに気がついていないケースがあります。そのため、その人に自覚してもらうということは大切です。承認欲求が強いことをしっかりと伝えることによって、自覚してもらえば、自分の態度を改善してくれるかもしれないのです。承認欲求が強い人というのは他人に迷惑をかけることがあるのです。そのことをしっかりと自覚してもらいましょう。そうすれば、もうその人に迷惑をかけられることはなくなるでしょう。

お互いを褒めあうことで平和的に解決しよう

人は少なからず、誰かに褒めてほしいと思っています。特に一生懸命頑張っている場合は、その気持ちが強くなるでしょう。友人や周りの人が頑張っているのを見たときは、積極的に褒めてあげるようにしましょう。褒められた人は嬉しく思い、あなたが頑張っているときは褒めてくれるに違いありません。

お互いに褒め合うことでどちらも承認欲求を満たすことができ、平和的に解決するでしょう。