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独身のまま老後を迎えるのが不安!独身女性ができる老後の準備

最近は結婚よりキャリアを優先する女性も少なくありません。しかし、アラフォー世代になって独身でいると、老後のことが心配になってくるのではないでしょうか。そのままおひとり様で過ごすことを考えると、金銭的や精神的な面が心配になってしまいます。独身女性が考えておきたい、老後の対策について紹介します。

おひとり様で生きる上で感じる不安

親がいなくなると自分だけになってしまう

独身女性が考えておかなければならないのが、親世代がいなくなってしまうことです。今は両親と一緒に過ごすことができても、それはいつまでも続きません。一緒に住んでいなくても、親が生きていれば精神的な助けとなってくれるでしょう。しかし、親は自分より早くなくなる可能性が高く、一人になったときのことを考えなければなりません。独身女性は家族と呼べる人は親だけのため、親がいくなったときの不安感が強い人が多いようです。

親の介護が必要になった時に面倒をみるのは自分だけ

独身女性に兄弟や姉妹がいなければ、将来親の介護をする可能性が高くなります。今は生涯で生きる年齢も伸びているため、親世代も長生きする可能性があるでしょう。もしかしたら親が認知症になったり、足腰が不自由になり寝たきりなったりするかもしれません。そのような際に自分一人だけで親を介護できるのでしょうか?独身女性は自分の生活のため仕事を持っており、親の介護をする余裕がないのです。

もし親の介護を自分がするとなると、長時間働くのは難しくなります。自分の生活費と合わせて、親の介護費用も捻出しなければなりません。親が貯蓄を十分しているとは限らず、親の年金だけで親子が生活していくことは難しい可能性があります。介護の費用は介護保険である程度まかなえるとはいえ、生活費まで保障するものではないのです。

働けなくなった後の収入源の問題


女性の場合、高齢になれば体力の低下により働けなくなる可能性があります。おひとり様だと自分が病気やけがをした際に、収入源がなくなってしまうのです。そのため高齢になって働けなくなったときの生活費に不安を抱える方は少なくないでしょう。夫や子どもがいれば、自分が働けなくなっても何とか生活はしていけます。それが独り身だと収入の減少はきつく、将来のためどのくらいの貯蓄が必要なのか不安なのではないでしょうか。

女性は男性と比べて体力もなく、高齢になっても働き続けるのは難しいかもしれません。おひとり様はいつ働き手がいなくなるかわからないため、将来のための安心材料を確保しておく必要があるでしょう。

独身女性に起こりうる老後破綻

男性に比べると女性は年金支給額が少ない

将来貰える年金は、国民年金と厚生年金の2種類があります。それぞれの加入期間が10年以上であれば、将来年金の支給対象です。実は将来貰える年金の額は、働いていたころの年収に応じた額となってしまいます。女性は男性に比べて年収が低くなりやすく、将来貰える年金の総額が少なくなってしまう可能性があるのです。男性の厚生年金の月額は16万円程度なのに対し、女性は10万円程度しかありません。国民年金と合わせても高額な金額は期待できないでしょう。

男性に比べると平均寿命は女性の方が長い

手 老人
女性は男性より年金の支給額が少ないのに対し、女性は平均寿命が長く長生きする傾向があります。親が長生きして一緒に暮らせるうちはいいのですが、それでも女性が長生きすることで両親どちらもなくなり一人になる時間が長くなります。女性の平均寿命は88歳くらいで、年金支給から長い年月を過ごさなければなりません。そのことを考えると、若いころに貯蓄しなければならないといえるでしょう。

独身女性の老後資金に必要な金額

65歳までに4,000万円貯めよう

年金が支給される年齢までに、4,000万円貯めるのが理想です。女性のおひとり様は一人分しか年金がもらえないため、余裕のある貯蓄が必要です。4,000万円という額は、現在の年収の2割を貯蓄に回したときの金額となります。収入がなくなった際のことを考えて、まとまった金額を貯蓄するようにしてください。

高齢者世帯の女性の単身世帯の生活費は約15万円

高齢の女性が一人暮らしの場合、毎月の生活費は約15万円必要だと考えられます。この金額から88歳まで生きたとすると、定年からの28年間で5,040万円の金額が必要です。自分が将来どのくらいの年金がもらえるのか考えながら、足りない分は貯蓄で賄うようにしましょう。女性が貰える年金額の総額は約3,000万円のため、2,000万円は不足していることになります。退職金もありますが、絶対にもらえる保証はなく貯蓄するのが一番です。

独身女性が無理なく老後の貯蓄を作る方法

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子育てなどの出費がない分貯蓄はしやすい

独身女性が毎月得ている収入は、すべて自分のために使うことができます。既婚者だと教育費で数千万円かかりますが、独身者はその分の費用をまるまる老後の資金にできるでしょう。子どもが公立の学校に通っても約1,000万円がかかり、オール私立なら約2,500万円は必要です。独身者はその金額がかからないと考え、貯蓄に回しましょう。得た収入のすべてを使ってしまうのではなく、毎年年収の15%は貯蓄に回す考え方が必要です。

まずは2,000万円を目標に貯蓄を始める

独身女性の年収が400万円で、手取り収入で300万円なら、毎年50万円前後は貯められます。30歳から65歳まで続けたとすると、1,750万円の貯蓄は金額です。少し足りないのでボーナスからも貯蓄を増やせば、老後までに2,000万円貯めることはできます。仮に年間55万円の貯蓄をするなら月々約4万円、不足分をボーナスで補えればいいでしょう。

手取り収入が300万円なら月額約29万円得られているため、そこから月々4万円貯蓄することは難しくないはずです。賃貸住宅の家賃が毎月10万円あっても、生活費として15万円が確保できます。毎月カツカツになりすぎず、ある程度の余裕を確保しながら貯蓄が可能です。

ある程度の貯蓄ができたら投資も検討する

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ある程度の貯蓄が確保できたら、投資にもチャレンジしてみましょう。普通預金や定期預金では金利が低く、ほとんど貯蓄が増えません。投資といってもハイリターンの投資は危険が伴うため注意しましょう。もしかしたら貯蓄が大幅に増えるかもしれませんが、逆に資金が減る可能性もあるためです。

老後の資金のために投資をするなら、リスクを考慮しながら商品を選ぶ必要があります。せかく毎月貯めた貯蓄が減ってしまっては意味がありませんから、資金を増やしながらリスク対策ができる商品を選びましょう。投資の専門家に相談しながら、老後の資金になりそうな投資を検討してみてください。

節約しすぎてケチにならないこと

将来の不安から貯蓄の必要性があるといっても、節約し過ぎて今の生活の質が悪くなっては意味がありません。節約は無駄な費用を見直すことでも可能です。たとえば毎年行っている旅行の内容を見直してみましょう。飛行機で行っていたものをバスに変える、格安航空を選ぶ、事前予約で割引が利用できる旅行パックを利用するなどの対策です。

毎月外食をしていた方は、友人同士で料理を持ち寄ってのホームパーティーに変えてみましょう。外でお酒を飲んでいた方も家に変えることで、時間を気にせず友人と過ごせるようになります。自炊を心がけることでも食費は減るでしょう。無駄な家電製品の電気を消す、洗濯乾燥機を使わず外に洗濯物を干す、出しっぱなしにする水道の蛇口をこまめに締めるなどの対策もおすすめです。

まとめ

独身女性は老後までに最低でも2,000万円の貯蓄が必要だと知り、驚いた方もいるかもしれません。しかし、月々の費用に換算してみると意外と多くはないのです。老後は少額だけ働くこともできますから、無理しない程度に貯蓄を増やしてみましょう。年金で生活費に不足分が出るなら、毎月数万円程度働く考え方もできます。無理して貯蓄しても現在の生活にゆとりがなくなってしまうため、毎月コツコツできることから始めてみましょう。