友達は多い方がいい?それとも…。
ライフステージが変化していくにつれて、付き合う友達も変わってきますよね。
そんな中で自分と周りを比べて「もしかして私って友達少ない!?」とショックを受けてしまうことも…。
しかし、友達は多ければ良いというものではありません。
《友達が少ないこと》にも、実はちゃんとしたメリットがあるんです!
自分の時間を確保できる
友達と会う機会が少ないぶん、自分の時間を十分に確保することができます。
趣味を楽しんだり、読書をしたり、部屋の掃除をしたり、カフェで考え事をしてみたり…。
このように自分一人で自由に行動できる時間は、忙しい毎日の中での癒しになるでしょう。
もちろん友達と会うのも楽しいですし、息抜きにもなるのですが、忙しい時や疲れている時などは億劫になってしまうこともありますよね。
自分のペースで動けるというのは、友達が少ない人に与えられた特別なメリットなのです。
人間関係のストレスが減る
友達が少ないことで、人間関係によるストレスは激減します。
有名な心理学者のアルフレッド・アドラーが「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」と言っているように、人生の中で味わうストレスの多くは他人とのトラブルによるものです。
それほど仲が良くない友達にお世辞をいったり、「なんだか嫌だなあ」と感じながらも「一応友達だし」と付き合い続けたり…。
このように「周りに気を使うことが多くて疲れてしまう」というのは、友達が多い人にありがちな苦労です。
「面倒な人間関係に縛られたくない!」という人は、無理に友達を増やさない方が良さそうですね。
厳選した本当の友達だけが残る
友達の価値は、多い少ないで決まるものではありません。
友達は多いけれど「広く浅く」な付き合い方しかできない人と、友達は少ないけれど「狭く深く」な付き合い方ができる人。
長い目で見ると、より幸福度が高いのは後者なのではないでしょうか。
本来友達とは、本当に気の許せる相手が一人でもいれば十分なのです。
人間関係は量より質です。今身の回りにいる友達を大事にして、さらに仲を深めていけると良いですね。
やるべきことに専念しやすい
仕事で使うスキルの習得、資格の勉強、ヨガやダイエットなどの自分磨き…。
このように「今やるべきこと」に専念できるのも、友達が少ないメリットです。
友達が多いと、ちょっとした雑談メールが送られてきたり、飲み会に呼ばれたりして、なかなかまとまった時間をとりにくいものです。
その点、周りの誘惑がなければ、一直線に目標に向かって突き進むことができるはず!
友達とワイワイ騒ぐのも楽しいのですが、それによって自分のやりたいことを見失ってしまったのではもったいありません。
「将来こうなりたい、そのために今努力をしたい」と考えている人にとって、友達が少ないことは大きなメリットなのです!
「友達」の定義は人それぞれ。少ないと悩む必要はなし!
友達の定義は、人によって異なります。
一言話しただけで友達だと感じる人もいれば、長年付き合ってようやく友達になれたと感じる人もいるでしょう。
ですから、もしかしたらあなたが友達だと思っていない人の中にも、あなたのことを友達だと思っている人がいるかもしれません。
逆に、「自分には友達がたくさんいる」と言っている人でも、周りからは友達だと思われていない可能性もあるので、羨ましがったり比べて落ち込んだりする必要はありませんよ!
それに、もし仮に本当に友達が少なかったとしても、今回ご紹介してきたように、友達が少ないことで得られるメリットもあります。
群れず、周りに流されず、自分の意見をしっかりと持っている人は素敵です。
無理に友達を増やそうとせずに、あなたが心地良いと感じるペースで周りの人と付き合っていってくださいね。