バランスボールの効果は?
バランスボールは単なる大きなボールではありません。さまざまな部位に使えるため、色々な効果が期待されているトレーニンググッズなのです。こちらでは、どのような効果があるのかを集めてみました。
ダイエット効果
バランスボールを用いたダイエット方法もあるので、ダイエット効果があります。どのようなダイエット方法を活用するかで効果がある部位も異なってくるようです。基本的に難しいトレーニングはあまりないので、女性でも気軽に継続出来ることから、ダイエット方法の中でもバランスボールを使ったものは注目されているようです。
自宅で気軽に行えるダイエット方法ということで、女性の注目を集めているようです。最近は芸能人もSNS上でバランスボールを使っていることをアピールしているので、そういったことも相まって更に注目度が高くなっているのでしょう。
腰痛の改善
現時点で腰痛になっている人はバランスボールを使ったトレーニングをすると悪化させる可能性がありますが、腰痛が完治した後からトレーニングを行うと腰痛になりにくい身体を作ることが出来ます。一度腰痛で寝込んだ人は、バランスボールを使ったトレーニングで再発しないように気をつけているようです。
腰痛改善の効果を実感している人もいますが、絶対にしないでほしいのが現時点で腰痛になっている人がトレーニングを行うことです。いくら効果が実感出来る方法だとしても、現時点で腰を痛めていれば負荷をかけるのは危険です。症状が悪化する可能性もあるのでトレーニングは腰痛が治ってから行うようにしましょう。
姿勢の改善
デスクワークの人は特に猫背になる傾向があります。バランスボールは正しい姿勢で座らないと上手く座り続けられないので、自然と姿勢の改善をしてくれます。バランスボールを使ったトレーニングはほとんどと言ってもいいほど、姿勢の正しさが求められます。最近猫背が酷くなってきた人などにオススメしたいですね。
インナーマッスルを鍛えて身体のバランスを改善
先述したように姿勢の改善もあるのですが、インナーマッスルが鍛えられて身体のバランス感覚を改善してくれる効果も期待出来ます。インナーマッスルはバランス感覚だけではなく、さまざまな効果が期待されているので鍛えておいても損はないでしょう。
むくみ解消
バランスボールを使ったトレーニングでむくみ解消の声も多くあります。女性は体質的にむくみやすい人もいます。そういった人たちにはバランスボールトレーニングがオススメです。むくみは酷くなると歩くのも痛みを覚えるほどになります。だからこそ、初期の状態から改善出来るようにしましょう。バランスボールは日常生活に支障がなく、自宅で手軽に行えるのでオススメです。
効果が出るバランスボールのトレーニング7選
こちらでは、バランスボールトレーニングの中でも効果が出ると評判のものを集めてみました。初心者の人にも出来るものばかりなので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
普通の腹筋が出来ない人にもおすすめのバランスボールクランチ
普通の腹筋が出来ない人にオススメしたいのがクランチです。1セット20回を目安にしましょう。バランスボールの上に座りましょう。座る位置は真ん中よりも少し前です。その後、手を頭の後ろに置いて軽く腹筋をするように上半身を起こしましょう。その際、高く身体をあげるのではなく丸めながら低めに行ってください。そうすることで、腹筋が使われて鍛えられるようになります。
下っ腹を引き締めるレッグカール
下っ腹が気になる人は、レッグカールがオススメです。仰向けになり、バランスボールの上に足を乗せた状態からボールを手前に引きよせるだけです。寄せた後は元の位置に戻し、再び引き寄せましょう。簡単なものに見えますが、下っ腹の筋肉を使っているので引き締め効果としては抜群です。
効果的に胸や腕を鍛える事ができるバランスボール腕立て伏せ
胸や腕を鍛えるためには、腕立て伏せが一番です。しかし、筋肉が少ない女性は腕立て伏せが出来ない人も多いのです。そこでバランスボールを使った腕立て伏せを行いましょう。バランスボールの上にお腹より少し下からかぶさります。足をしっかりまっすぐに伸ばしたままで腕立て伏せを行いましょう。普通の腕立て伏せが出来なくても、これなら出来ると言う人は多いのではないでしょうか。
足とお尻に効果的なバランスボールエクササイズ
足とおしりに効果的なバランスボールエクササイズは効果抜群です。まずは仰向けに寝てバランスボールの上に足を乗せ、おしりを膝の高さまであげましょう。この状態を10秒キープします。その後は膝を伸ばして10秒キープ、これを複数回繰り返すことで足とおしりに負荷がかかり、継続することで引き締め効果が出てくるのです。
むくみを改善するバランスボールエクササイズ
こちらでは、むくみを改善するバランスボールエクササイズを紹介します。バランスボールの上に乗り、右足はまっすぐ伸ばしてつま先は天井に向けましょう。そのままそれぞれ手を膝の上に置いて、グッと身体を前に倒してください。これを繰り返すことでむくみ解消効果を得られると言われています。
背中をスッキリさせるバランスボールエクササイズ
背中をすっきりとさせることも、バランスボールエクササイズで可能なのです。まず、バランスボールにお腹から乗って行きましょう。足は壁にしっかりとつけてそのまま頭のところに手を置いて軽い腕立て伏せのように身体を動かしてください。これを繰り返すことで、背中の筋肉を使うので継続することで背中の贅肉がすっきりしていきます。
腰痛の改善が期待できるバランスボール活用法
腰痛を改善するためには、バランスボールの上に乗り、前屈のように背中を丸めながらバウンドをしていきましょう。必要以上に力を入れる必要もありません。だらりと身体の力を抜いてバウンドしていくだけです。初心者にもオススメの方法なので、慢性的な腰痛に悩まされている人はぜひ実践してみましょう。
バランスボールが効果なしと感じたときの対処法
バランスボールトレーニングは効果が高いと言われていますが、すべての人が実感しているわけではありません。中には「全然効果がなかった!」と思っている人もいるのではないでしょうか。そこで、こちらではバランスボールの効果を感じられなかった時の対処法について集めてみました。
普段使っている椅子をバランスボールに変える
大前提として、バランスボールに慣れていないといけません。初めてバランスボールに乗ったからといって、すぐに効果が出るわけではないのです。そのため、普段使っている椅子をバランスボールに変えて「バランスボールに座る」ということに慣れていきましょう。効果がないと感じている人のほとんどが、バランスボールに慣れていないことで上手く座れていないというものがあります。
バランスボールを用意しても、すぐにトレーニングに入るのではなく、まずは座ること、乗ることに慣れてからトレーニングに移るようにしましょう。焦っても何も良いことはないので急がば回れの精神で行ってください。
一回り大きいサイズを購入する
バランスボールの効果が実感出来ない場合、一回り大きなサイズを購入してみましょう。バランスボールは身長によって適したサイズがあります。もし、効果が実感出来ないのであればあなた自身にバランスボールが合っていない可能性があるのです。小さいサイズのバランスボールだと、正しい姿勢が出来にくいという難点があります。一度バランスボールを買い直して、もう一度試してみてください。サイズについても初心者の失敗でありがちなことなので、効果がなかったから自分には合わない、と結論づけてしまうのは早いのです。
正しい座り方を見直す
バランスボールの効果を得るためには、正しい座り方がされているかが大前提です。効果がないと感じている人の中には、正しい座り方が出来ていないためにトレーニングの効果も半減している人がいます。
バランスボールの正しい座り方として、まず真上に座りましょう。足を肩幅に開いて、膝の角は90度に曲げます。椅子に座るような感じではなく、坐骨で座るように意識をして背筋をピンと伸ばしましょう。バランスボールは座り方と姿勢の正しさ、この2つがないとその効果を得られません。ふわふわとしているため、肩に力が入ってしまう人もいますが、基本的に蚊帳の力は抜くようにしてください。肩に力が入っていると、余計な力が加わってしまい、バランスを崩す原因になります。
まとめ
バランスボールは比較的多くの人がその効果を実感しているようです。しかし、すべての人に効果があるわけではありません。きちんと正しい座り方をしていても、効果を得られない人はいるのです。色々と試しても自分に合わない場合はバランスボールから離れてもいいかもしれません。しかし、どのトレーニング方法にも同じことが言えますが、数日で効果が出るようなものはありません。そのため、出来れば1ヶ月は最低でも続けてから結論を出してほしいです。自分では気づけなくても、意外な部分が綺麗になっていた、なんてことはよくある話です。