ふーんと返事している人の心理は?リアクションが薄いときの対処法

あいづちには、さまざまなバリエーションがあります。その中でも、「ふーん」という返事は、そっけのない気の抜けた種類に含まれるでしょう。では実際、そこにはどのような心理が隠されているのでしょうか。意外にも、この「ふーん」には奥深い意味が隠されています。知れば知るほど、興味も深まってくるのではないでしょうか。「ふーん」の心理状況や、この返事を多用する人の特徴などについて、ご紹介します。

「ふーん」と返事している人の心理状況

相手の会話に興味がない

「ふーん」は、かならずしも気が抜けているときに出る言葉でもありません。気の抜けているときに出るワードとして知られているだけに、会話への興味のなさを相手に伝えるための言葉として役立ちます。そのため、まずひとつに相手に対して会話内容に興味がないことを伝えるためのあいづちが挙げられます。

もちろん、興味がないがゆえに自然と気の抜けたあいづちが出てしまったということも考えられます。口を開けることなく、鼻からの息使い程度で発せる「ふーん」は、意思に関係なく出てしまうことすらあるのです。一概に、不快に捉える必要もないでしょう。大事な相手との会話においては、つい出てしまわないよう気を付けたいものです。

次に話す言葉を探している

英語において、会話と関係ない箇所で「well」をもちいることがあります。これには、次の言葉を探しているときに発する繋ぎのような意味合いがあります。そして「ふーん」は、日本語における「well」としての役割をもたせることが可能です。次に話す言葉が出ないけど、とりあえず間を繋ぎたい、そんなときの言葉です。やはり、言葉が「ふーん」だからといって、すぐさま拒絶の意味に捉える必要はないのです。

相手の発言に共感できない

前述の通り、「ふーん」は会話に興味がないことを伝えるためのワードでもあります。そのため、暗に発言への否定を伝える言葉としても重宝できます。共感できない発言をされた、だけどあからさまに否定してしまうと不穏な空気が漂う、そんなときに気持ちを察してもらいたいのかもしれません。

相手の話が不快

「ふーん」という気の抜けた返事に加えて、あからさまにしかめっ面を浮かべれば、それは不快感を表す態度として活かせるでしょう。心無い発言をされた、もしくは悪意はないながら気に食わない言葉を使われた、いずれの場合においても不快を表す表現として効果的です。不快な表情をして「ふーん」といわれたら、自分の発言を見返してください。

話題を終わらせるためにあえて反応を薄くしている

不快感が度を超えて、もはや会話を続けることすら難しい、そんなときの「ふーん」には、またさらなる意味合いが加わるでしょう。すでに「ふーん」を発した相手は、あなたとの会話を続けたくないと思っているのかもしれません。あえて反応を薄くして、会話の盛り上がりを絶とうとしているのです。もしそうであれば、スムーズにフェードアウトしなければなりません。相手の気持ちを考えず会話を続けてしまうと、空気の読めない人と思われてしまうでしょう。

無関係のことを考えている

前述にも触れている通り、口を閉じたまま鼻だけで発せる「ふーん」は、気を抜くと自然にすら出てしまいかねません。そのため、上の空状態であることも考えられます。何となくあなたと会話は続けているものの、無関係のことを考えているのです。こちらが一生懸命話しているにもかかわらずそのようにされてしまうと、印象としてはあまり良くないものです。

相手の話を真剣に聞き入っている

「ふーん」だからといって、かならずしもネガティブに捉えるべきでもないでしょう。それこそ、真剣に話を聞いているからこその頷きなのかもしれません。確かに、勘違いされかねない「ふーん」はあまり多用すべきでもありませんが、人それぞれ、くせや個性というのはあるものです。同じ「ふーん」を発されたとしても、相手の性格や発言パターンを考えて捉えるようにしましょう。

「ふーん」と返事がクセになっている人の特徴

他人に興味がない

あなたの会話内容が気に食わないどころか、そもそも他人自体に興味がないタイプが考えられます。つまり、あなたでなくても、別の会話内容であってもその人はどうでも良いのです。そんなタイプの「ふーん」は、はっきりいって気にするだけ無駄といったところでしょう。相手同様、こちらも何となくの対応程度で良いかもしれません。相手もまた、そのぐらいの接し方を望んでいることでしょう。

他人を下に見ている

会話内容、さらには相手自身に興味のなさが伝わる「ふーん」の返事によって、上下の関係を構築しようとしているのかもしれません。「ふーん」と会話のキャッチボールを誠実におこなわないことで、目線を合わさない、さらには上から目線の印象を与えられます。本当に立場が上の人なら良いですが、あまり気持ちの良いものでもないでしょう。

自分の意見が絶対に正しいと思っている

女性 友達

「ふーん」の中でも、ため息まじりのタイプについてはこういった特徴が窺えます。自分の意見に対する反対意見、もしくはあなたからの主張を受け流す意味で、「ふーん」を発しているパターンです。前述の通り、「ふーん」には上から目線の印象をこめられるため、あなたからの意見を押さえつける意味も伴っていることでしょう。

会話が苦手

「ふーん」というクセが何とも鼻につく!そんな人には、あまり好感を覚えられないでしょう。ですがそれは、もしかするとその人の不器用さが関係しているかもしれません。そもそも会話が苦手で、「ふーん」が相手にどのように伝わるかを考えられないからこそ発してしまっているケースです。そういう人なんだと理解する、もしくは正してあげるなど、通常とは少し違う対応が理想的でしょう。

分析力に優れている

「ふーん」はそもそも、あいづちのひとつです。そしてそこには、関心や納得の意味がこめられます。そういった理由から、会話を経てあなたや会話内容について分析をおこなっている最中であることが考えられます。分析力に優れている人は、意図せずともついそうした思考に入りがちです。ひとつの性格として、捉えておいて問題ありません。

断ることが苦手

あいまいなニュアンスのあいづちであるため、どういった会話の流れでも使えるというのが「ふーん」の特徴のひとつでしょう。そのため、真意を隠すために使っている可能性も考えられます。たとえば、断りの意思表示についてです。断るのが苦手である、だけど否定の意思は伝えたい、そんなとき、あいまいなあいづちでありながら拒絶を窺わせられる「ふーん」が頼りになるわけです。否定したそうだけど、妙に「ふーん」を連呼する、そんな相手には、少々気を遣ってあげるべきかもしれません。

物事を客観的にみるのが得意

分析に優れているという特徴にも関連が深いですが、客観的に考えながら会話をしていることも予想できます。会話やコミュニケーションにおいて、落ち着いて納得しながら応じているからこそ、「ふーん」という関心の伴ううなずきが生じているといった具合です。視野の広い、しっかりとした相手である、そんな場合はこのタイプかもしれません。

「ふーん」という返事をする人への対処法

気にしない

さまざまな意図が予想できますが、やはり「ふーん」といわれると多くの人は不快に感じることでしょう。それこそ、いらだちすら覚えてしまうかもしれません。怒りが顔に出そうになったり、会話への意欲をなくすことも考えられます。ですが、いちいち気にしていても仕方がありません。相手のペースに振り回されて、無駄に疲弊するだけです。特に気にしないように、意識してください。

相手が興味を持つような話題にする

「ふーん」というあいづちは、会話に興味がないという原因も予想できます。気にせず流すのも良いですが、それでもなお良い関係を築きたいと考えるなら、話題を変えて印象を工夫してみるのも良いでしょう。本当に興味のある話題になれば、きっと意欲的に食いついてきてくれるでしょう。関係性も、良好になるかもしれません。

諦めて話すのをやめる


どれだけ工夫しても「ふーん」が止まらない、そんなときは、無理せず会話を打ち切るというのもひとつの手です。そこには、相手の悪意やいじわるがこめられていることも予想できます。無理して話を続けても、楽しくないでしょうから、早めの決断でも良いかもしれません。

まとめ

「ふーん」という何気ないあいづちですが、実はさまざまな意図が予想できます。基本は不快な意味合いが大きいですが、そうでないケースもあるので、一概にマイナスに捉える必要もありません。理想的な会話や関係性にもっていけるよう、上記を活かして工夫してみてはいかがでしょう。