円満離婚のメリットと事前にやっておきたいこと5つ

離婚をする際には円満に別れることができるのが理想的です。これを円満離婚といいます。それでは円満離婚をするためにはどうすれば良いのでしょうか。円満離婚のポイントについてまとめました。

円満離婚とは何か

円満離婚とはよく聞く言葉なのですが、具体的にどういったことなのでしょうか。こちらでは円満離婚について基本的な点を解説しましょう。

裁判所の介入なしに双方の話し合いで成立する離婚のこと


円満離婚というのは裁判所を利用せずに夫婦が話し合いをすることによって離婚を成立させることです。離婚というのは夫婦の同意さえあれば自由にすることができます。しかし、どちらかが離婚に納得しないと別れることができなくなります。この場合は裁判所が介入することになるのです。そうなるととても面倒になってしまうでしょう。離婚をしたくてもなかなかできなくなるのです。そのため円満離婚は良いとされています。

離婚の前からかなり入念な準備が必要となる

円満離婚をするためにはしっかりと準備をしなければいけません。大抵の場合は、離婚というのはどちらか一方が強く別れたいと思うために行われます。しかし、相手はまだまだ結婚生活を続けたいと思っていることが多いのです。そのため、スムーズに離婚することができなくなるパターンがよくあります。相手が別れることを了承してくれなければ話し合いは長引いてしまい、最終的には裁判所を利用することになるのです。事前に時間をかけて準備をすることによって、円満離婚を実現できます。

円満離婚のメリット

円満離婚をすることができればさまざまなメリットがあります。円満離婚にはどのような良い点があるのでしょうか。こちらではそのメリットについて説明しましょう。

幸せになれるチャンスを作れる

円満離婚をすると両者が幸せになるチャンスを作ることができるでしょう。時間がかからないからです。余計な費用がかかってしまうこともなくなるでしょう。周りの人に迷惑をかけてしまうこともなくなるのです。あっさりと別れることができれば、次の恋愛をすぐに始めることができます。幸せになるチャンスをどんどん作れるのです。

子どもと制限なく会える


円満離婚をすることができると、子供と制限を設けずに会うことができるでしょう。円満に別れられないと、親権の問題が生じてしまったり、子供と会う際にも制限がかかってしまうことがあるのです。円満離婚ができなかった夫婦というのは、相手に対して悪い印象を持っています。そのため、子供を会わせたくないと考えることが多く、面会を制限してしまうことがあるのです。円満離婚であれば、夫婦はお互いにしこりのない状態となり、子供とも気軽に会わせてくれるでしょう。

精神的なダメージが少ない

離婚をするために時間がかかってしまうとそれは大きなストレスとなってしまいます。離婚をしたくてもできないという状態が続いてしまうからです。その間は夫婦でいることになります。別れたい相手と夫婦でいる期間が長くなってしまい、ひょっとしたら離婚できないかもしれないのです。そう考えるだけでもストレスが溜まってしまい、精神的なダメージが大きくなっていくでしょう。

円満に離婚できなければ、それが心残りとなってしまったり、後悔してしまうケースもあります。

円満離婚のためにやっておきたいこと

これから円満に離婚をするためにやっておくべきことについて説明しましょう。円満離婚のために何をするべきなのかを教えます。

離婚の報告を両親にする


まず離婚をするという報告を両親にしておきましょう。これは大切なことです。離婚というのは2人の合意さえあれば、後は手続きをするだけで簡単にできてしまうものです。しかし、しっかりと両親に報告をしておくことは大切です。それをしないと、後で問題になってしまうかもしれません。両親から責められてしまうと、それによって余計な喧嘩をしてしまったり、ストレスを溜めてしまうでしょう。その後の両親との関係が悪化するかもしれないのです。離婚をする前に報告は済ませておきましょう。

養育費などの費用面については二人で協議する

離婚の話し合いの際に一番問題となりやすいのはお金に関することです。たとえば子供がいるのであれば、養育費の問題が浮上してくるでしょう。そのお金をどのように負担していくのかをしっかりと協議しましょう。たとえば夫の方が養育費を払うというケースは多いです。しかし、具体的な費用面の取り決めというのはそれぞれの夫婦の状況によって大きく変わるものです。よく話し合いましょう。

相手の愚痴は言わない

離婚をするならば愚痴を言うのはやめましょう。これから別れる相手の悪口を言うべきではありません。それによって喧嘩をしてしまえば後味が悪くなってしまうでしょう。別れると決めたのであれば相手のことは距離をおいて考えるべきです。もう一緒に生活をすることはなくなるのです。そのため、愚痴を言っても仕方ありません。たとえば愚痴をこぼしていたことが知られてしまうと、会いづらくなるでしょう。話し合いに影響が出るかもしれません。

離婚後のルールを作っておく


離婚をしたあとも2人が関わる場面はあるでしょう。たとえば子供がいるのであれば、離婚をしたとしても会う機会はたくさんあります。そのときのためにルールを決めておきましょう。たとえば子供との面会について制限を設けるかどうかという問題があります。他にも費用面についてしっかりとルールを決めておきましょう。たとえば養育費の額や期間については明確に定めておくべきです。

お互いに貯金する

これから離婚をすることにしたならば、しっかりと貯金をしておくべきです。これは二人共にしておくべき重要なことです。離婚をしたら、それぞれが自分だけで生計を立てる必要があります。一気に収入が減ってしまうことになります。世帯収入がかなり減ってしまい、新生活を始めるためにお金がかかってしまうため、貯金をしておくべきなのです。しっかりとお金を準備しておけば、離婚をした後の生活を楽にスタートできるようになるでしょう。

弁護士に円満離婚を相談するメリット

円満離婚をするために弁護士に相談をするという方法があります。この方法にはさまざまなメリットがあります。実際にどのようなメリットがあるのかを教えましょう。

離婚後の金銭トラブルが起こったときに安心

まず、離婚をした後には一般的に金銭トラブルが起きやすいとされています。弁護士に相談をしておくと、どのようなトラブルが起きやすいのかを熟知しているため、それを避けるための対策を取ってくれるでしょう。離婚をしたとしても金銭トラブルが発生しないように、しっかりとルールを決めたり、交渉をしてくれるのです。お金についての問題が発生しないように導いてくれるでしょう。何に注意をすれば良いのかを理解してくれるため、弁護士の指示にしたがうと良いでしょう。

円満調停の道も選べる


弁護士に相談することによって円満調停をするという選択肢が生まれます。円満調停というのは家庭裁判所に対して調停手続きをすることによって利用できる制度のことであり、調停の場で話し合いをすることができるのです。これによって離婚の話し合いが上手く進むというケースがあります。これによって夫婦の関係性が修復されることがあります。裁判所を交えることによって、お互いが冷静になることができるのです。自分達だけで話し合っても埒が明かないときに利用できます。

まとめ

離婚をするのであれば、円満離婚が望ましいとされています。実際にはなかなか円満離婚ができなくて困っている方は多いです。こちらで紹介したポイントを理解することによって、円満離婚ができるようになるでしょう。事前にしっかりと準備をしておくことが大切なのです。円満離婚によって、精神的なダメージはなくなり、スムーズに離婚をして新しい人生をスタートさせることができるのです。