黒色のウエディングドレスの魅力的なポイント・おすすめの差し色

一生に一度の結婚式で純白のウエディングドレスを着るのが幼い頃からの夢、という女性はたくさんいることでしょう。現在では、結婚式、披露宴の冒頭で純白のウエディングドレスを着て、お色直しでカラードレスに着替えるというスタイルが定着しています。しかし、ウエディングドレスの歴史を遡ると黒色のドレスを着用していた時代もあり、現代でもモダンでスタイリッシュな黒いドレスに惹かれる女性もいます。純白のドレスは「あなた色に染まります」という意味がありますが、黒色のドレスは「あなた以外の色には染まりません」という強い決意を表すともいわれています。そんな黒色のウエディングドレスの魅力的なポイントについて解説します。

ウエディングドレスの色の歴史・意味

ヨーロッパでは元々白以外の濃いドレスが婚礼に使われていた


ウエディングドレスは洋装なので外国から日本にその文化が伝わってきたことは容易に想像できますが、誰もがウエディングドレスは白という固定概念をくつがえす歴史があるということを知らない方も多いのではないでしょうか。ヨーロッパでは、もともと白以外の濃い色に染められたドレスが婚礼に使用されていました。絹やベルベットなどの生地に家紋を金や銀の糸で刺繍した豪華なものは、嫁ぐ花嫁の家の経済力や地位を誇示する意図もあったようです。

中世ヨーロッパでは黒色のドレスが多かった


中世ヨーロッパでは、青、赤などはっきりとした色のドレスが好まれていましたが、16世紀末頃になると黒色のドレスが普及し始めます。宮廷で黒ドレスが流行したこと、宗教上の戒律の関係もあって庶民の結婚式でも黒色のウエディングドレスが主流となったことがありました。また、花嫁を邪悪なものや好奇な目から守る役割のあるウエディングベールは純白でドレスは黒という、一見ちぐはぐなスタイルが流行った時代もあったようです。その後20世紀頃までは黒ドレスの文化が続きました。

汚れが目立たないので広まった


ウエディングドレスは王室や貴族の間で流行ったものが、その後庶民の間にも徐々に広がっていったものと考えられています。名家とよばれる経済力がある家だけでなく、中産階級でも黒色のウエディングドレスが流行ったのには、汚れが目立たず手入れがしやすいことがあげられるでしょう。また、黒いドレスは婚礼以外の祝祭日にも着ることができ、1着で使いまわしができることでもメリットが大きかったといえます。一般庶民にとっては、着るのが1回きりで後は飾っておくだけという服は必要なかったのでしょう。

ヴィクトリア女王の婚礼が白いウエディングドレスの起源


ウエディングドレスが純白であるという起源は、19世紀初めにかけてイギリス女王として君臨したヴィクトリア女王によるものとされています。真っ白なシルクのウエディングドレス、同じく白いレースのベール、頭にはオレンジ色の花という、これまでにはない花嫁のスタイルは、新聞や雑誌でも大きく取り上げられ大きな評判となりました。それまで、中産階級の女性は使いまわしのきくカラードレスを婚礼で用いることが多かったものの、ヴィクトリア女王の婚礼よって白いウエディングドレスが徐々に広がっていったのです。

黒色のウエディングドレスをおすすめする理由

体型がスマートに見える

結婚することが決まったら、実家への挨拶、式場や衣装選び、招待客のリストや席次決め、引き出物選びなど、多忙な毎日を送ることになります。余裕があればジムやエステに通ってダイエットや美肌などに努力するでしょうが、そんな暇がなくて気になる体型のまま当日を迎えなくてはならないということもあるでしょう。誰もが知っているように白は膨張色で、逆に黒は体型をスマートに見せてくれる色です。黒色のウエディングドレスなら全体的に締まって見せることができるので体型をカバーすることができるでしょう。

ゴシック系が好きな人にぴったり


ゴシック系ファッションとはヴィクトリア朝風やエリザベス朝風などが多くみられるもので、15世紀前半に西ヨーロッパを中心として生まれたとされています。伝統的な礼服の文化やパンクロックから派生した奇抜なファッションなどが融合してさまざまなジャンルに分かれています。日本ではゴスロリが有名で、レースやフリル、コルセットといったドレッシーなものが人気となっており、ゴシック系が好きな方にとっては黒色のウエディングドレスアはぴったりといえるでしょう。

シャープで麗しい印象になる


モノトーンコーデが好きな方は、ブラックがウエディングドレスが醸し出すシャープなイメージを十分理解していることでしょう。暗く沈んだイメージになりがちなブラックは、素材やデザインによって質感や立体感が全く異なるものとなります。ブラックはもともと収縮色と呼ばれ、引き締める効果が高い色です。ぼんやりとした形のものでもシャープに見える不思議な力があります。また、タキシードや礼服などにも使用されるようにスタイリッシュで麗しい印象になるという特徴もあります。

存在感が際立つ

ウエディングドレスの定番は純白と決まっているため、ほとんどの女性は質感やデザインの違いでドレスを探すことになります。また、お色直しなどでカラードレスを着用することがあっても、ウエディングドレスで色付きを着用するという発想そのものがないでしょう。しかし、だからこそブラックウエディングドレスのインパクトや存在感は強く、周囲の人の目が釘付けになります。「ウエディングドレスにブラックもあり」と固定概念をくつがえすこともできるのではないでしょうか。

話題の魅力的なブラックウエディングドレスを紹介

大人可愛い黒レース&アシンメトリーなデザイン


ラグジュアリーなイメージや豪華さを演出する際に使用されるブラックとゴールドを取り入れたおしゃれなブラックウエディングドレスです。ディテールにこだわりぬいたブラックレースが透け感や空気感を演出しており、重たさを感じさせません。また、アシンメトリーなデザインはスタイルを良く見せる効果もあり、裾に向かって大きく広がるスカートの膨らみとともに立体感を演出するにもピッタリです。スポットライトを浴びて輝くドレスといえるでしょう。

チュールとリボンが目を引くブラックウエディングドレス


こちらはブラックを全面に出すのではなく、アンチーク調のパステルカラーのドレスの上にブラックのチュールをあしらったワンランク上のドレッシーなブラックウエディングドレスといえるでしょう。色褪せたような独特なカラーの生地がブラックのチュールとリボンのアクセントで全く違ったイメージに見えます。チュールのエアリーな雰囲気だけでなくブラックが多く用いられていることで、上半身を細く見せることもできるでしょう。結婚式でインパクトを与えるにはピッタリのドレスです。

シューズが見える丈がポイントのウエディングドレス


意図的にシューズが見えるようにした丈が珍しいウエディングドレスです。上半身は細く見えるだけでなく、適度な肌の露出もあります。ボリューミーなスカートのドレープがふんわりと重なっており、フェミニンなイメージを演出しています。シューズが見える丈とのギャップがあり、足元に注目を集めることもできるでしょう。また、ブラック一色ではなくドレープの裾に淡いグレーの透け感のある生地があることで軽さも感じられます。お色直しや2次会のドレスにもピッタリでしょう。

広く開いた背中がインパクト大!


裾に向かってボリュームのあるスカート部分と大胆に開いた背中のラインがインパクト大のブラックウエディングドレスです。漆黒に近い深いブラックですが、白い羽飾りのようなアクセントが施されているためエレガントで上品な女性らしさも演出することができます。大きなドレープは裾に下りるほど大きく重なっており、立体的な美しさも感じられます。また、ウエストから直線的に広がるAラインによって、下半身にコンプレックスがある人でも安心して着ることができるでしょう。

女性的な魅力を引き出す漆黒のウエディングドレス


重量感や存在感が抜群の漆黒のウエディングドレス。デザインや素材によっては重くなりがちですが、肩やデコルテ、腕を全て露出しているので女性らしさを印象づけることができます。中世の頃を彷彿とさせるコルセットの結び目や長いリボンはウエストの細さを強調しており、実際よりも細く見せることもできるでしょう。バックスタイルの美しさがポイントとなるため、日頃からスキンケアにも気を遣うことができそうなドレスです。ティアラのようなヘアアクセがワンポイントで効いています。

小悪魔的な雰囲気抜群のブラックウエディングドレス


ブラックウエディングドレスにはシックで大人びた雰囲気があるものも多いですが、このように邪悪感を全面に出した小悪魔的な雰囲気を出すことができるドレスもあります。重たさが全く感じられず、キュートで軽いイメージに仕上がっています。コルセットやパニエだけでなくヘッドドレスも黒い花を基本にしたトータルコーディネイトも素敵です。白塗りメイクに真っ赤なエアーブラシを使ったアイメイクもブラックドレスに映えて、全く違和感がありません。

まとめ

女性が幼い頃から憧れているウエディングドレスのイメージは、純白というのが定番でしょう。しかし、ウエディングドレスはもともと色が付いたものが着用されていたという歴史があり、なかでも一時期はブラックウエディングドレスが主流であった時代もありました。現代では、存在感やインパクトを与えられる個性的なウエディングドレスとしてさまざまなバリエーションのなかから、自分の好みに合わせて選ぶことができます。クールでシック、独特な魅力があるブラックウエディングドレスで結婚式で思い切り目立ってみませんか。