人を好きになる理由
学生であっても、社会人であっても色んなことがきっかけで人との出会いは発生します。多くの人と出会っていけば、その中で魅力的に感じて好意を持つなんてことも起こるでしょう。それは、その人に素敵なところが存在していたからというのは間違いないですが、他にも人の心理などが働いていることも考えられます。
子孫繁殖のための本能
人というのは、一人で子孫を残すことはできません。男性と女性が結ばれることによって、はじめて自分たちの子孫を残すことができます。そのため、人が人を好きになる理由として、人の根底に眠っている子孫を残すための本能が表れているということも考えられます。異性を求める気持ちは、人間が持つ役割によるものなのかもしれません。
生理的に興奮しているときに出会った人を好きになることも
人間には自分の生理的状態から自分の感情を推測する習性があります。 不安定なつり橋を渡っていた男性は、スリルのため胸がドキドキし、生理的な興奮状態にあったと考えられます。
そんな状態のとき、見知らぬ女性から突然話しかけてこられた男性は、胸のドキドキという「生理的興奮」は、目の前にいる女性の魅力によって引き起こされた恋愛感情であると勘違いしてしまうのです。
また、人に好意を持ったと実感したときのことを思いだしてみましょう。その時のことを思い出したときに、生理的に興奮した状態ではありませんでしたか?人という生き物は、生理的に興奮した状態で会うとその興奮をその人への好意だと勘違いしてしまうことがあります。そのため、思い込みによって好きだと感じている可能性もあります。
人を好きになるときの感情の特徴
人が人を好きになる時というのは、相手に対し愛情を感じるだけのなんらかの理由が存在しています。しかし、その理由というのも恋をする相手やシチュエーションによって異なります。では、人が人を好きになる時にはどのような感情が働いているのかご紹介します。好きな人が居るのであれば、どれに当てはまるのかチェックしてみましょう。
自分と似ている人は心地よい
人を好きになった理由として、自分と似ている部分を感じるからというケースも少なくありません。自分と似た人を好きになる=ナルシストと感じてしまう人も中には居るかもしれませんがそれは少し違います。人というのは、自分と似た部分を持った人を無意識のうちに選んでしまうことがありがちです。その自分と似た部分に心地よさを感じるからというのも好きになる理由の1つでしょう。
自分に足りないところを持っている人に惹かれる
先ほどは、自分に似た人を好きになるパターンをご紹介しましたが逆のパターンというのも存在します。自分に持っていないものを持っているからこそ、相手に尊敬の気持ちを持ちそれが好意になるという場合があります。自分にはないものを持っている人だと、自分にない部分を補ってくれるという面もあるでしょう。
愛される方が幸せを感じる
人は一人で生きていくことはなかなか大変なことが多くあります。しかし、自分を大事にし愛してくれる人が居ることによって幸せを感じ、頑張ることができるという人も少なくないでしょう。そのため、愛されている幸せを求めて人を好きになっていくという人も居ます。支えてくれる存在が居ることは、自分の生きやすさにも繋がっていきます。
こんな状況下は人を好きになりやすい
人を好きになるということは、ごく自然に起きるものですが人を好きになりやすい状況というのが存在します。相手のいいところを見つけたからというのはもちろんですが、人を好きになった時には、自分を取り巻く環境や自分と相手の周辺の環境などその時々の状況というのが人を好きになるという現象に大きな影響を与えているのかもしれません。
強い印象を受けると肯定的な感情が生まれる
まず、悪い印象ではないことが第一条件にはなりますが、強い印象を受けると肯定的な感情が生まれがちです。例えば、最初にすごく面白い人という印象を相手に持てばどんどん相手を知っていこうとするでしょう。そうやって、どんどん相手の良いところを見ていくことによって、より強く相手への肯定的な感情を持つようになるでしょう。
その人のことを何度も考えると好きになりやすい
自分の中で、相手の印象が強くなっていけば相手のことを考える回数も増えていくものです。相手のことを考える回数が多ければ、それだけ自分から相手に接触しようと行動を起こしていくことも増えていくでしょう。そんなことが繰り返されていくことによって、最終的に自分がしょっちゅう考える相手に対して好意を持っていると自覚するようになっていきます。
自分がどう思われたのか考える人ほど恋に落ちやすい
自分の印象というのは、自分を見る相手によって異なります。人によってはプラス、マイナスと全く違う印象を持たれることもあるでしょう。しかし、自分が特に相手にどう思われているのか気になってしまう相手であればあるだけ恋愛に発展しやすいとも言われています。今、相手にどう思われているのか気になるという人が居る場合その人に恋する可能性も十分にあります。
付き合いが長いほど恋愛感情が高まりやすい
自分の周りを見たときに、付き合いが長いと言える異性の友人は居ませんか?付き合いが長ければ長いほど、相手への恋愛感情は高まりやすいと言われています。付き合いが長いとお互いに相手のいいところも悪いところもわかっていて安心できる存在なはずです。そのため、相手を恋愛の相手という風に意識したときに一気に恋愛感情が高まってしまうということが多くあります。
人を好きになったときのサイン
人を好きになった時には、いくつかのサインが存在しています。もしも、ちょっと気になるなという気持ちが沸いたときにそれが恋なのか恋じゃないのか判断しにくいケースもあるでしょう。もしも分からない場合は、これからご紹介する人を好きになった時のサインが自分にも表れているのかチェックして確認してみると良いでしょう。
ドキドキする
好きな人と一緒に居る時に、今まではそんなことがなかったのにいきなりドキドキするようになったということはありませんか?もしも、興奮するような状況ではなく普通の状況でドキドキするという現象が起こった場合は、相手を異性として意識をして好きになっているという可能性が高いです。相手が気になるからこそドキドキするという現象が起こります。
嫉妬した
自分が気になる異性が、女性の人と会話をしていたり仲良さそうにしているのを見たときに嫉妬という感情は沸いてきませんか?そんな状況で、嫉妬心が出ている場合は相手のことを好きになっている可能性が高いです。自分が相手を好きだからこそ、相手の異性関係が気になりますし、嫌な気持ちになってしまうものです。
触れたいと思う
自分が、気になる異性に対して触れたいというような感情を持ったことはありませんか?相手に対して好意を持っていなければ異性に軽いボディタッチをすることは話の流れであったとしても、自ら触れたいという気持ちを持つことはないでしょう。相手を好きだと思っているからこそ、触れたいという気持ちが沸いてくるはずです。
まとめ
人が人を好きになるという状況が生まれるのには、人間が持つ本能が大きな影響を与えていることもありますし、自分が相手に持つ印象が大きな影響を与えているものです。人の数だけ恋愛の形があるので、人によって相手を好きになった時の心理やその背景というのは異なりますが、ご紹介した内容に当てはまるというパターンも多いでしょう。もし、恋愛なのかどうか自分でもわからなくなった時などは、ご紹介した内容を参考に、自分の恋愛についてを考えてみるのも良いでしょう。