むくみ腸とは?チェックポイントと解消法

腸内環境は心身の好調をキープするために大変大切なことです。しかしながら、手や足と同じように腸もむくんでいる人が少なくありません。メディアにも紹介されている腸のむくみですが、どのような現象なのか、どのように改善するのか知っておくとよいでしょう。

むくみ腸とは?

腸がむくんだ状態


むくみ腸とは、文字通り腸がむくんだ状態になることです。食べた食べ物は胃で消化され、小腸で栄養分が吸収されます。そして台帳では液状に変わり、水分が吸収されます。しかしながらその働きがうまくいかないと腸が膨らんでむくんでしまうむくみ腸が起こります。通常の腸よりも太くなってしまいますので、下っ腹が出て見えることがあります。

大腸の水分の排出が上手く行われないと起こる

消化をするときは大腸で水分が吸収されてから排出されます。そしてその残りが便となって排出されます。しかしながら、何らかの原因で台帳でうまく水分が排出されないと、むくみ腸になってしまいます。おなかが出てしまうだけでなく便秘や痩せにくくなるなど、身体のさまざまな部分に悪影響を起こします。

むくみ腸で起こるデメリット

慢性的な便秘になりやすい

むくみ腸になるとさまざまな悪影響が起こります。まず一つ目には慢性的な便秘になりやすいということです。腸内から水分が吸収し排出されないと、腸に水分が溜まってしまい本来の便の通り道が狭くなります。それだけでなく、腸内のぜん動運動、いわば消化吸収を促す動きが弱くなります。そのために便が排出されずに腸内に滞留します。そして頑固な便秘を引き起こします。

痩せにくくなる


腸がむくんでしまうと代謝が悪く痩せにくい体になります。老廃物を便として排出できませんので、太ってしまいます。腸がむくんでいると腸の動きが弱くなり、腸内環境が悪化します。悪玉菌が増え、血中コレステロールが上昇し、糖や脂肪の分解がうまく行われなくなります。そのため、食事制限を頑張っていても太りやすくて痩せにくい体になってしまいます。

免疫力が低下する

腸内環境がむくみ腸により悪化してしまうと、腸内の環境が悪くなってしまいます。特に私たちの体をいろいろなウイルスから守ってくれる免疫細胞の働きが落ちるため免疫力も低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。なぜなら、免疫細胞の多くは腸に存在するからです。

おならの臭いが臭くなる

むくみ腸により便が出にくくなると、本来便として排出されるべき老廃物が腐敗してしまいます。さらには、発行しすぎた便の悪玉菌が悪臭を発生させることもあります。そのため、むくみ腸の状態が長く続くと、便が出なくなるだけでなく老廃物の腐敗臭や悪玉菌の悪臭で、おならが臭くなってしまいます。腸内環境の整っている人のおならは、臭くないからです。

下腹がぽっこりと出てしまう

特に他の部分は太っていないのに、下腹だけがぽっこりと出てしまっている場合、むくみ腸なのかもしれません。大腸はたった4か所でその重さを支えていますが、むくみ腸では余計な水分や老廃物がうまく排出されずに腸の重さ自体が増加してしまいます。そうすると腸が重みに耐えきれず下の方に下がってしまいます。そのため、むくみ腸の人は下っ腹がぽっこりと出てしまうのです。他の部位が痩せていてもおばさんっぽい体型になってしまうのです。

足や顔もむくんでしまう


むくみ腸の人は、足や顔もむくんでしまいます。なぜなら、水分の少ない便が排出されずに腸に残っていると、便がカチカチになってしまい、余計水分を排出することができません。そのため、本来ならば排出されるべき水分が体内の他の部分で吸収されます。そのため、足や顔がむくんでしまうのです。

むくみ腸の原因

むくみ腸の大きな原因は血流障害

むくみ腸がなぜ起こるのかというと、血液やリンパの流れが何らかの原因で滞ってしまうことです。腸だけではなく、身体に怒るほとんどのむくみが、血流やリンパの流れが阻害されたことによって起こります。血流障害の場合、脂肪の燃焼に必要な糖や酸素を身体中にいきわたらせることができませんので脂肪もたまりやすく痩せにくい体になります。

血行不良を招く冷え

むくみ腸の原因が血流障害なのですが、血行が良くない原因として女性に多いのが「冷え」です。女性は、筋肉が男性と比べて相対的に少なく、ダイエットをしたり生理などで身体が冷えやすいです。それだけでなく、冷たい飲み物を好んで飲んだり、入浴もシャワーで済ませたりすると、体が冷えてしまいます。そうすると、血流も阻害されてしまいますので、特に指先がひんやりする人は身体を冷やさないようにしなければなりません。

食物繊維などが不足しがちなバランスの悪い食生活


食生活の乱れは、むくみ腸の原因となります。刺激物や脂質、糖質の多い食事は胃腸に負担をかけて腸がむくみやすくなります。それだけでなく、腸内環境を整える役割のある食物繊維が不足してしまうと、余計に腸内環境が悪くなり腸がむくんでしまいます。規則正しい食生活で、かつ栄養バランスに気を付けて摂取するよう気を付けましょう。

筋力の低下を招く運動不足

適度な運動をすると血流が活性化します。しかしながら現代では運動不足の人が多く、身体を動かさないことで腹筋などの筋力が低下し、腸のぜん動運動がうまくいきません。同じ姿勢で長くいると腸が刺激を受けず、消化吸収が進まず老廃物が腸に滞留してしまいます。

腸の機能を低下させてしまう継続的な下剤の使用

腸は自力で働き、便を排出します。便秘だからと言って下剤を飲む習慣が続くと、腸は自ら働けなくなります。そして、継続的に便秘薬、下剤を服用すると腸の粘膜が炎症を起こしてしまうこともあります。

むくみ腸が疑われる5つのチェックポイント

3日以上便が出ない日が1か月に一回はある

腸がむくんでいると便がうまく出ません。1,2日便が出ない場合はそこまで木にする必要はありませんが、3日以上便が出ないのは頑固な便秘と言っていいでしょう。そういった日が毎月あるといった人は、むくみ腸である可能性が高いです。

慢性的に下剤を使用している


慢性的な便秘は、むくみ腸の可能性が高いのですが、便がきちんと出るからと言って便を排出するのに下剤を継続的に使用している場合は、腸がむくんでいるといえます。それだけでなく、炎症を起こしているリスクもあります。

お腹の膨満感がいつもある

腸内環境が悪くなり、むくみ腸になると便の通り道が狭くなってしまいます。そのため、食べ物の消化吸収がうまくできません。きちんと食事をして、食べ過ぎでもないのにおなかが膨らんでいる感じがいつもするのであれば、むくみ腸である可能性があります。

ガスが溜まりやすくておならが臭い

腸内環境が悪い人のおならは臭いです。そのため、むくみ腸の人も例外ではありません。排出されなかった老廃物の腐敗臭や、悪玉菌の悪臭などでおならが臭くなります。また、ガスも溜まりやすくなります。

排便をしたのに残っている感じが取れない


むくみ腸になる人のすべてが便秘になるわけではありません。むくみ腸になると、便が出ることは出ますが、トイレに行った後も残便感が残っている人もいます。排便をしてもおなかに便が残っている感じですっきりしません。

むくみ腸を解消する方法

食物繊維を積極的に摂る

むくみ腸を改善するには、食物繊維を積極的に摂取するとよいです。きのこやこんにゃく、海藻などの便をやわらかくする水溶性食物繊維と、腸のぜん動運動を活発化させる非水溶性食物繊維は野菜などに豊富に含まれています。両方の食物繊維をバランスよく撮りましょう。

入浴や温かい食べ物で身体を冷やさないこと

むくみ腸を防ぐためには、冷えを防ぐことが大切です。シャワーで済ませるのではなく、湯船にお湯を張るようにしましょう。それだけでなく、ショウガなど身体を温める食べ物を積極的に摂取するとよいでしょう。

有酸素運動や無酸素運動などの習慣をつけること

むくみ腸は運動不足が原因で起こります。そのため、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動、筋トレなどの無酸素運動を積極的に習慣づけましょう。有酸素運動は毎日20分から、無酸素運動は2日おきにするのが良いです。

防風通聖散などの漢方薬を服用すること


食物繊維など腸内環境を整える食べ物を積極的に摂取することも大切ですが、腸内環境を整えるためのサプリメントなども有効です。防風通聖散などの漢方薬を服用することもむくみ腸の改善に有効です。

まとめ

むくみ腸とは、冷えや筋力の低下などが原因で血流障害を起こし、腸がむくんでいる状態を言います。むくみ腸になると、しつこい便秘や残便感がある、ガスが溜まりやすくおならが臭いといった症状があります。むくみ腸は痩せにくい体になったり、下っ腹が出てきてしまいます。有酸素運動や温かい食べ物などで防げます。