花言葉に友情の意味を持つ花まとめました

美しいだけではなく、季節の到来や気候の変わり目を知らせてくれる草木の存在。人間は古くからそれらに心を慰められてきました。そんな草木の中でも、花は特別な意味合いを持って人々から迎え入れられることがあります。それが花言葉です。花言葉にはどのような特徴を持っていることがあるのでしょうか。また、「友情」や「恋愛」に関する花言葉を持っている花にはどんなものがあるのでしょうか。詳しく調べていきましょう。

花言葉とは

花の名前に因んだ花言葉が多い


花言葉とは、植物に象徴的な意味合いを持たせるために与えられた言葉です。起源には不明な点がおおいですが、これは、その植物の特徴を持ってして名付けられることが多いです。19世紀の初頭に、草花と意味の組み合わせを書き記した試作のノートが貴族サークルの中で回覧されている事実もあったようです。そのため、花言葉には花の名前に因んだものが多いとされています。命名の手法には、植物の外観や香り、色、生態といったところから付けられるものと、文化史的伝統を単語に凝縮して形容しているものに分けられます。

花言葉は恋愛や友情に関するものが多い


花言葉が生まれた貴族社会のサークル内では、草花の特徴に寄せて、恋人や想い人の美しさを表したり、逆に、不実の恋や裏切りなどを非難するようなものもあったようです。そのような誕生の秘話がある花言葉は、恋愛や友情といった、人間関係にまつわるものが多いとも言われています。特に、西洋においてはバラは特別な意味合いを持っており、愛欲や勝ち誇る美といった激しい意味合いを持つ一方で、日本のおける桜のような、うつろう儚さを表すこともあります。1819年に出版されたシャルロット・ド・ラトゥールの『花言葉』の中では、バラだけでほぼ一章使い切っており、色の違いはもちろんのこと、バラの花束と一輪のバラでは意味合いが違うなどといった細かい違いも表現しています。

花言葉に友情の意味を持つ花

アイビー:信頼

ウコギ科キヅタ属に属する植物の総称であるアイビー。こちらは、喜劇と牧歌風の詩のミューズ神であるタレイアの象徴だとされています。そのため、キリスト教では「愛着」や「死」、「絶えることのない愛情」の象徴だと言われています。そのため、アイビーの花言葉は信頼を司ると言われています。

ガーベラ:親しみやすい

ガーベラは色の種類が多いため、フラワーアレンジメントの材料として使われがちな植物です。花持ちが良いという特徴も贈り物として向いていると言えるでしょう。しかし、それだけでなく、前向きな花言葉も贈るときに意味合いを持たせやすいでしょう。黄色のガーベラには「究極の愛」「究極美」といったものの他に、「優しさ」や「親しみやすさ」といったものも存在します。

マリーゴールド:友情

たくさんの花言葉を持つマリーゴールド。そのため、ポジティブなものやネガティブなものが混在しています。「友情」や「変わらぬ愛情」といった意味合いの他に「嫉妬」「絶望」「悲しみの別れ」などといった衝撃的なものも存在します。そのため、プレゼントで贈る際にはメッセージカードを添えるなどの配慮が必要かもしれません。

百日草:不在の友を思う

日本名では百日草と呼ばれていますが、属名の学名はジニアです。これは、ドイツの植物学者であるヨハン・ゴットフリート・ジンの名前に因んでいます。夏から秋にかけて咲き乱れるという特徴を持っているため、日本では百日草。英語では「Youth-and-old-age」とも呼ばれています。花が長く持ち、若々しくいることからこのような名前になったようです。百日草の花言葉は「不在の友を思う」。過ぎていった過去は、輝きを増しながら、いつまでも心の中に存在し続けます。このような思いを昔の人は百日草に重ねたのでしょう。

ミモザアカシア:友情


ミモザアカシヤは「銀葉アカシア」とも表記されます。銀色の美しい葉っぱが特徴ですが、秋や冬には紫の新芽を付け、春には濃い黄金色の花を咲かせます。このように一年を通じて違った顔を見せるミモザアカシヤや、ネイティブアメリカンの告白の時に使う花でもあったようです。そのため、大切な人やお世話になっている人に対する思いが花言葉に表されることが多いです。「友情」や「真実の愛」といった意味合いを持っているため、プレゼントに適していると言えるでしょう。

ニリンソウ:友情

ニリンソウといった名前よりも「アネモネ」といった名前の方がピンとくる人もいるかもしれません。これはギリシア語で風を表す「anemos」が語源だとされています。花が咲く時期が春の初めのおだやかな風が吹く頃に咲くからこの名前が付いたとされています。和名であるニリンソウは、一つの茎から2輪ずる花が伸びている外観から名付けられました。そのため、花言葉も、その形から「友情」という意味合いがつけられています。仲良く寄り添って咲いている様子から、贈られた側も分かりやすい花ではないでしょうか。

オオイヌフグリ:信頼

和名では「オオイヌフグリ」という名前ですが、学名は聖書に登場する聖女ベロニカと同じ綴りです。そのため、「信頼」や「忠実」「清らか」という花言葉を持っています。明治初期から日本に渡り、今ではすっかり日本の野草としたオオイヌフグリですが、今ではレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。漢字で書くと、とても聖女とは連想が付かないため少しユーモラスな響きを持っていますが、その可愛らしい姿にはファンも多いようです。

コブシ:友愛

コブシの花の特徴として、小さな握りこぶしのような実から、花が咲き、それに合わせて果実が歓迎しているように見えている外観が挙げられます。そのため、人と人とがつらなりあうというイメージを連想させるためか「友情」や「友愛」「歓迎」や「信頼」といった花言葉が付けられています。冬の後に咲く花であるため、卒業シーズンなどに贈ることで喜ばれるということもあるようです。また、真っ白な色から純潔なことも連想れるため、新たな旅立ちに向けて贈るという人もいると言います。

ゼラニウム:真の友情

一年を通じて出回っている花であるゼラニウム。ゼラニウムの花言葉には「尊敬」「信頼」「真の友情」といったものが挙げられます。そのため、大切な友人に向けて贈られる花としても人気が高いという声も聞かれるようです。しかし、真紅のゼラニウムには「憂鬱」といった意味合いも付けられることもあるようです。そのため、人に贈るときには十分気をつけて贈るようにしましょう。

ライラック:大切な友達

ライラックは日本では北海道くらいでしか見かけることはありません。それは寒いところで生育されるためです。花言葉には恋愛的な意味合いだけでなく、「青春」や「思い出」といったように大切な友達に贈るためにピッタリなものもあります。あまり見ることがない花であるため、贈られた人も嬉しい気持ちになることでしょう。

菊:貴方はとても素晴らしい友達

菊は仏花であるため、あまりめでたい席で使うことを避けるイメージがありますが、日本の国花の一つでもあります。そのため、両極端な場面で使われる珍しい花であると言われます。花言葉も「高貴」や「高潔」というものから「破れた恋」というものまで多岐に渡ります。友情を示すものもあるので、広いシーンで使える花とも言えそうです。

朝顔:固い絆


夏休みの宿題としておなじみの朝顔の花言葉は色によって違います。白い朝顔の花言葉は「固い絆」や「あふれる喜び」といったポジティブなものとなっています。馴染みのある朝顔もこうして見ると見る目が変わります。

ツルニチソウ:幼馴染

沢山の花々が咲き誇るツルニチソウは、その様子から「幼馴染」や「生涯の友情」といった友人にまつわるものが多くなっています。寒暖にも強く、育てやすいので、人にプレゼントするのにも向いています。

トルコキキョウ:友の帰りを願う

トルコキキョウは桔梗とは違う西洋の花です。こちらには「共の帰りを願う」という意味を持っています。まっすぐで一途な思いを表現出来るとされているため、大切な友の旅立ちのときに送ってみるのも良いかもしれません。

まとめ

花言葉には友情を示したものがあります。そのため、友達の門出の際には、関連した花を贈るのも良いでしょう。友情に関連する花を贈ることによって、普段は恥ずかしくて伝えることが出来ない自分の本当の気持ちを伝えられるかもしれません。大切な人の大切な瞬間を祝う時には花言葉にこだわってみるのもよいかもしれないですね。