ユリの花言葉って怖いの?ユリの花言葉が持つさまざまな意味

贈り物などにも使われることもことのあるユリ。その美しさや高級感で人気の高い花でありますが、実は怖いイメージがあるというのをご存知でしょうか。そのため、プレゼントなどに使いにくいという意見もあります。果たしてそれは本当なのでしょうか。何故ユリには怖いイメージがあるのか、その原因を調べていきましょう。また、ユリの花言葉を知ると同時に、ユリを贈り物にする際の注意点も詳しく知っていきましょう。

ユリには怖いイメージがある?

不吉なイメージ:ユリの花は枯れるときに花ごと落ちる

ユリの特徴として、枯れたときに花が落ちてしまうという意見もありますが、一般的に見てそのような特徴はありません。育てる過程で蕾が落ちてしまうということはあるようですが、枯れたときに花房が落ちるということはあまりありません。そのような特徴を持っているのはツバキです。ツバキのそのような特徴は首が落ちることを連想させるために入院患者などのお見舞いには向いていません。しかし、ユリもお見舞いに向いていないと言われています。それは、花粉が落ちやすく、服や布団などに付くとなかなか取りにくいためです。花粉が落ちるということが「散る」ということを連想させることもあってか、お見舞いには適していないのです。また、独特の香りもあるため、他の入院患者さんと相部屋の人は気を使うポイントとなってしまいます。

死のイメージ:葬儀でユリを献花する場合がある


見た目が豪華なために結婚式などのお祝い事で使われることもあるユリですが、逆に、お葬式などの場面でも見かける人がいます。海外では、献花の際にユリを一輪添えることもありますし、日本でもお葬式で使われることがあります。日本のお葬式のシーンで使われるのは菊のいめーじですが、現在では様々な花が使われるため、ユリも使われることがあります。

ユリの花言葉

純粋無垢


白い色を持っているユリは、花言葉も純粋無垢というものもあっています。白色の持っている、純潔や純潔、無垢というものがこの花言葉を連想させるのかもしれません。また、白いユリは聖母マリアに捧げられたことから「マドンナリリー(聖母のユリ)」という別名も持っています。聖母の名前も持っていることから、純粋なシンボルを持っているということが分かるかと思います。また、細い体が風に揺れている様から揺すりと呼ばれ、それが名前の「ユリ」の由来となったとも言われています。

威厳

凛とした佇まいと気品を感じさせるゴージャスな雰囲気をしているユリは、花言葉には「威厳」というものがあります。花の中でも「女王」とも呼ばれることも多いユリならではの花言葉であると言えるのではないでしょうか。そのような花言葉を持っているユリは、大切な恩師や尊敬している人へのプレゼントへ使われることもあります。そして、その豪華さはパーティーなどで使われることがあります。見た目も華やかなことからその場が華やぎますし、パーティー主催者の威厳を示すことにもつながるでしょう。

色別!ユリの花言葉

白いユリ:純潔

とても美しい印象のあるユリには「純潔」という花言葉が使われています。この「純潔」という花言葉はユリ以外にも白い花に使われることが多いです。しかし、その中でも白いユリは純潔のシンボルである聖母の名前が付けられるほどにイメージが強いです。そのため、結婚式で花嫁が持つブーケに使われる花の中でも白いユリは高い人気を誇っています。花嫁のピュアな印象と白いユリの純潔の花言葉はまさにベストマッチだと言えるようです。

ピンクのユリ:虚栄心

キリストの磔刑の瞬間、多くの人がそれを嘆いて下を向いていたと言います。しかし、ユリはキリストを慰めるために頭を上げていました。しかし、キリストの眼差しにかかっては、そのような思いも、自分の虚栄心に過ぎなかったと反省して、恥ずかしさのあまり赤くなって首をうなだれてしまったというエピソードがピンクのユリにはあります。そのようなエピソードから「虚栄心」という花言葉がピンク色のユリには付いています。可愛らしいルックスからは想像も付かない花言葉に驚く人も多いかもしれません。

赤いユリ:優しさ


ピンクのユリが「虚栄心」という花言葉を持っていることから、同じ系統の色である赤い色のユリにも「虚栄心」という花言葉が使われることがあります。しかし、赤色のユリの花言葉には同時に「優しさ」という花言葉も使われることは見逃せません。キリストの身を案じて顔を上げていたユリの心を考えると、その中には優しさもあったのではないかと感じている人もいたのかもしれません。エピソードから花言葉を付けるということから、人間味も感じられます。

黄色のユリ:陽気・偽り


黄色のユリは、ユリのなかでは珍しく、異なる意味合いの花言葉が二つ付いているものとなります。一つは「陽気」というものです。明るい印象のある黄色いユリは確かに、見ている人の心を華やかにするほどの明るさを持っています。しかし、もう一つの花言葉は「偽り」というものです。人は、光が強くなればなるほど、その裏にある影の存在をより強く感じてしまうものです。人間にある二面性を垣間見れる黄色のユリの花言葉は少し深いと感じる人もいるのではないでしょうか。

黒いユリ:呪い・復讐

黒いユリは、他のユリとは少し風合いの違う花言葉が使われてします。それは「呪い」という花言葉です。少しぶっそうな花言葉が使われる一方で、「恋」という花言葉も使われることがあります。クロユリは標高2000メートル以上の高山に咲くため、神秘の花と呼ばれます。アイヌ民族の伝説では、このクロユリを思い人の近くに置いて、それを相手が手に取ったら二人は結ばれるというものがあります。ステキな言い伝えですが、このようなまじないの要素が入っていることも、黒いユリの不思議なパワーを感じざるを得ません。

品種別!ユリの花言葉

カサブランカ:高貴

「ユリの女王」とも呼ばれることのあるカサブランカ。贈り物やブーケにも人気であるこの花の花言葉は「高貴」というものがあります。真っ直ぐに伸びる茎と大きく堂々と咲く姿に連想されたというのが容易に想像が付きます。

鉄砲ユリ:甘美

ラッパのような独特の形をしている鉄砲ユリ。その花言葉には「完備」という言葉が使われます。独特の香りを持つユリの中でも、あまり香りが強くないという特徴を持つ鉄砲ゆり。このような奥ゆかしさが花言葉を連想させるのかもしれません。

オニユリ:賢者

?tagged=オニユリ

オニユリは最大で2メートルほどにもなるほど大きな植物です。そのような特徴を持つオニユリには「賢者」という花言葉が使われます。堂々とした形をしているオニユリを渡すときには、相手にも尊敬の念を抱いている場合が多いと思われます。そのような人に渡すには最適だと言えるでしょう。

ユリを贈り物にするときの注意

お見舞いにユリは注意:花粉が落ちる

美しい外見のユリは、是非ともお見舞いに持っていきたいと考えがちな花ですが、病室に置くには不向きです。香りが強い上に花粉が落ちやすいので、同室の人へ気を使うばかりか掃除をする手間も生まれてしまいます。避けましょう。

匂いが強いので好き嫌いがある

強い香りを持つユリは、その香りをあまり好まないという人も存在します。綺麗なルックスに一目惚れをして買ったとしても、贈る人の嗅覚にそぐわない場合があります。そのような時は香りの弱いものを選ぶなどの配慮をする必要があるでしょう。

黒いユリは贈りものには向かない

?tagged=黒いユリ

黒いユリは貴重な花であると言われることもありますが、同時に不吉な花と言われることもあります。それは佐々成政が愛妾である小百合を殺してしまうことから始まります。理由は、自分以外の男と浮気をしたのではないかという疑いからでした。小百合は殺される瞬間に「立山に黒百合咲かば、佐々の家は滅しよう」という言葉を残しました。佐々成政はその後、豊臣秀吉と中を近づけるために、秀吉の正室であるねねに黒百合を送ってしまいます。このことにねねは大層喜び、側室である淀君に自慢しますが、密かにそのことを知っていた淀君は、ねねよりも更に立派な黒百合を手に入れていたのです。このことによってねねのプライドが傷つけられたためか、佐々成政はお家断絶となりました。小百合の遺言通り、家を滅ぼすこととなった黒百合は、このことから呪いの花と言われるようになったのです。そのため、贈り物には向きません。

まとめ

ユリは美しいためプレゼントに選ばれがちですが、花言葉や特徴などでそれに向かない場合があります。気をつけましょう。