ブラジリアンワックスのセルフ脱毛が上手くいかない理由とは
ブラジリアンワックスのセルフ脱毛が上手くいかない理由として、ワックスの固さがベストな状態でなかったり、剥がす方向を間違えていたりすることなどがあげられます。
ブラジリアンワックスでキレイに脱毛するには、コツがあります。コツをつかんでから脱毛しないと、キレイに抜くことができません。何度か練習して、セルフ脱毛のコツをつかんで、肌の露出の多くなる季節までに、肌をスベスベに仕上げましょう。
ワックスの固さがベストな状態ではない
ブラジリアンワックスは温めるとゆるくなり、冷めると固くなります。ワックスの固さは、一般的にやわらかいほうが塗りやすいと考えがちです。
ブラジリアンワックスで難しいのは、脱毛に最適な固さに調整することです。やわらかくて熱いワックスを肌に塗ると、ヤケドする恐れがあります。やわらかすぎるとヘアもからみにくくなるため、適度な固さに冷めた状態のワックスを塗るようにしましょう。
剥がす方向を間違えている、または勢いがない
ブラジリアンワックスを塗るときは毛の流れに沿って塗るため、剥がすときも同じ方向に剥がすものと思いがちです。脱毛するときは、塗る方向と逆方向に剥がすのがポイントです。ムダ毛が生えている方向に逆らって剥がしてください。
また、剥がす際には勢いも大切です。痛いからといってゆっくり剥がすと、キレイに抜くことができません。脱毛するときのスピードが必要なので、ベリッと素早く抜くのがポイントになります。
剥がす際に皮膚が引っ張られている
ブラジリアンワックスを剥がす際に、ヘアと一緒に皮膚が引っ張られます。皮膚がくっついたままではキレイに抜くことができないため、皮膚を押さえながらストリップスを離すようにして抜くようにしましょう。
塗るときとは逆方向に、肌と平行に引っ張るようにして抜きます。広範囲にワックスを塗ると、皮膚を押さえなければいけない範囲も広くなるため、脱毛しやすいように皮膚を押さえる範囲を狭めて塗りましょう。慣れない間は、ワックスを塗る範囲を狭くしてください。
ヘアの長さの問題
ブラジリアンワックスを塗る前に、ヘアの長さをそろえておく必要があります。ヘアが長すぎると、ムダ毛全体にワックスがベタベタとくっつきやすくなり、短すぎると上手くつきません。
最低でも1cm以上の長さが必要になります。長く伸びすぎている場合はカットし、短い場合は1cm以上に生えるまで脱毛を待ってください。毛周囲に合わせて抜く必要もあるため、ムダ毛が脱毛に適した状態になるまでに、1~2週間待つ場合もあります。
脱毛箇所が完全に乾いていない
お風呂上りなどに脱毛しようとすると、脱毛箇所が完全に乾いていないことがあります。皮膚やムダ毛に水分が多い状態だとワックスにくっつきにくくなりますから、タオルなどで水分を拭き取っておいてください。
ヘアは乾いていたとしても、肌がまだ乾いていない状態のこともあります。ドライヤーを使って完全に乾かした状態で、ブラジリアンワックスを使うようにしましょう。また、早く乾かすためにベビーパウダーを塗るのもおすすめです。
脱毛範囲が広範囲になりすぎている
脱毛範囲ですが、広範囲に塗ると剥がしにくくなります。面積の広いところにワックスを何度も塗るのは面倒だと思いますが、5cm×2cm程度に細長く塗ったほうが剥がしやすくなります。
ブラジリアンワックスは、どちらかというと、面積の狭い部位の脱毛に向いている方法です。広い範囲を一気に脱毛するのは肌にも良くありませんから、コツコツと狭い範囲の脱毛を繰り返すことをおすすめします。
前かがみになっている
ブラジリアンワックスを剥がすときの姿勢が前かがみになっていないでしょうか。痛みを怖がっていると皮膚をピンと張ることができずに、どうしても前かがみの姿勢になってしまいます。
前かがみになっていると皮膚にたるみが出てしまい、上手く脱毛できなくなります。背すじをピンと伸ばして、皮膚にたるみがない状態にして脱毛しましょう。
ブラジリアンワックスのセルフ脱毛法のポイント
ブラジリアンワックスでセルフ脱毛を行う前には、長さをそろえておく、肌を乾かしておくといった準備が必要になります。スピーディーに脱毛を行うのが、セルフ脱毛を成功させるポイントです。しっかり準備を行ったうえで、ワックスを使用し、キレイに脱毛するようにしましょう。
まずは脱毛可能な毛の長さか確認する
ヘアの長さが短いと、ブラジリアンワックスにからめるのが難しくなるでしょう。逆に長すぎてもムダ毛全体にくっつくために、抜きにくくなってしまいます。ヘアの長さは、長くても短くても抜きにくくなります。
ヘアの長さは、最低でも1cm以上の長さが必要です。長めにそろえておいたほうが抜くのがラクなので、適度な長さになるまで脱毛は待ってください。
脱毛ワックスは少し固めがベスト
ブラジリアンワックスの固さがベストな状態でないと、ヘアをキャッチすることができません。固いと肌に塗りにくいことがありますが、剥がすときのことを考えれば、少し固いぐらいの状態がベストです。
蜂蜜のような状態ではゆるすぎるので、水飴ぐらいの固さにしてから塗ってください。脱毛するのに、適切な固さになるまで冷えてから使いましょう。
ベビーパウダーで肌を完全に乾かす
肌が乾いている状態のほうが、ラクに脱毛できます。汗などで肌が濡れている場合は、あらかじめドライヤーなどで乾かしてからワックスを塗りましょう。このほかに、ベビーパウダーで肌を乾かす方法もあります。
ベビーパウダーを塗ると肌がサラサラの状態になるため、ブラジリアンワックスで脱毛しやすくなります。
脱毛ワックスを塗るときは毛の流れに沿って薄く塗る
ブラジリアンワックスを塗るときは、毛の流れに沿って薄く均一に塗ってください。ヘアの根元にワックスを押しつけるようにしながら塗ると、しっかりムダ毛全体にワックスにからませることができます。
また、塗ってるうちにワックスが温まってくることがあります。手早く塗って、一気にベリッと剥がすのがコツです。
ストリップスは毛の流れに沿って押しなでて早くワックスと密着させる
ストリップスは、ワックスと密着しやすい素材でできています。ストリップスを毛の流れに沿って押しなでるように貼ると、脱毛の準備はOKです。
剥がすときは毛の流れと逆方向に一気に剥がす
ストリップスの剥がし方ですが、毛の流れと逆方向に勢いをつけて強く引っ張ってください。上方向に剥がすのではなく、肌と平行に引っ張るのがコツです。間違った剥がし方をすると、キレイに脱毛できないため気をつけてください。
剥がすときのポイントですが、痛くないようにおそるおそる剥がしてしまうと、勢いが弱すぎます。痛みを我慢して、勢いをつけて一気に剥がすのがコツです。
アフターケアもしっかりと行う
ブラジリアンワックスを使った後は、アフターケアをしっかりと行いましょう。脱毛したところは、清潔に保たないと雑菌が入ります。開いた毛穴に雑菌が入ることで、かゆみが出る場合もあります。
また、脱毛後の肌は炎症を起こしやすくなっているため、よく冷やすことと保湿が重要です。脱毛箇所を冷やすことで痛みがなくなります。脱毛後は肌が乾燥しやすくなっているため、クリームやジェルなどを使って保湿するようにしてください。
Iラインのセルフ脱毛のポイント
ブラジリアンワックスは、Iラインなどのデリケートゾーンの脱毛方法として知られています。Iラインのセルフ脱毛を成功されるポイントは、根元からしっかりワックスを塗って、皮膚をピンと張らせて脱毛することです。
Iラインは直接見ることが難しい脱毛箇所なので、鏡を使って脱毛することをおすすめします。
スタンドタイプの鏡で確認しながら行う
Iラインのセルフ脱毛が難しいのは、直接手元が見えないことです。スタンドタイプの鏡で脱毛箇所を確認しながら行うと、抜きやすいかもしれません。一般的なIラインのセルフ脱毛に向いている姿勢は、床に座って足を大きく開き、その前に鏡を置くことです。
また、痛みが強い場所でもあるため、脱毛範囲を広くするとより痛みを感じやすくなってしまいます。脱毛範囲を狭くして、数回に分けて抜くようにするのが大切です。鏡を上手に使いながら、少しずつ脱毛していきましょう。
皮膚をピンと張らせて縦方向に脱毛する
Iラインの周辺は皮膚がやわらかいせいか、たるみがちです。皮膚がたるんでいれば、皮膚ごと引っ張られて痛みが強く出るでしょう。ブラジリアンワックスを塗る際には、5cm×2cm程度に細長く塗るのがポイントになります。
また、痛みを防ぐためにも皮膚をピンと張って、縦方向に脱毛するのがコツです。空いているほうの手を使って、皮膚を押さえながら脱毛してください。
ヘアをかき分けてワックスを根元に塗る
ブラジリアンワックスはヘアをかき分けて、根元までしっかり塗るようにしてください。根元から塗らないと、ヘアをキャッチすることができません。根元を塗ることができれば、先端も塗れていることになります。
ムダ毛が長すぎるとベタベタワックスにくっつくので、あらかじめ塗りやすい長さにカットしておくことで、根元からラクに塗ることができるでしょう。
まとめ
ブラジリアンワックスのセルフ脱毛は、コツさえつかめば手軽に自宅で脱毛できます。最初は痛みが気になる方もいますが、慣れてくるとそれほど痛みを感じることなく脱毛できるようになるでしょう。
ワックスを温めるときや肌に塗るとき、剥がすときなどそれぞれ気をつけるポイントがあるので、一つ一つ確認しながらセルフ脱毛を成功させてください。