ブラジリアンワックスは痛い?
ブラジリアンワックスは脱毛する部位や体質によって痛みに差があります。元々毛が薄めの方や比較的細いという方であれば怖がる必要はありません。
しかし、毛根が太いVIOラインなどといったデリケートゾーンや、毛が濃い体質の人の場合、脱毛の仕方によって痛みが強くなってしまう方もいます。
そのため、痛みが強い部位を脱毛する場合は、注意が必要です。ただ、そんな痛みに弱い部位であっても、剥がす際にコツをつかむことができれば、ラクに脱毛することができるでしょう。
やり方を間違えると痛い
ブラジリアンワックスは剥がすときに痛みますが、その痛みは通常一瞬のはずです。
そのため、痛みを怖がって剥がし方を工夫したり、塗り方をアレンジしたりしてしまうと、ますます痛むことにもつながります。やり方を間違えずに、上手に抜くことができていれば、それほどの痛みを感じずにすむでしょう。
正しいやり方であれば痛みを軽減できることも
痛みを感じずに済むには、正しいやり方をしっかりとマスターする必要があります。間違ったやり方のまま使用してしまっていて、本来の痛み以上の辛さを体験しているという可能性もあります。
また、ブラジリアンワックスはするときだけでなく、前もっての準備が痛みの有無を左右するとも言えます。正しいやり方であれば大きな痛みを感じなくてすみますから、コツをつかんでブラジリアンワックスにチャレンジしてみてください。
ブラジリアンワックスの失敗の原因
ゆるすぎるブラジリアンワックスで塗り方が甘く、剥がす方向を間違えてしまうと失敗の原因になります。また、痛くないようゆっくりと剥がしてしまうことなども、痛みが増してしまうよくある原因です。
ちょっとした勘違いで間違った方法を行っている場合があります。まずは、ワックス脱毛をする前に基本的なポイントをおさえておきましょう。
脱毛箇所に水分が残っている
脱毛する前には、身体を洗って汚れを落とします。このとき、しっかりと乾かさずに脱毛箇所に水分が残っていると、ブラジリアンワックスの粘着力が弱まってしまいます。
肌に残っている水分でムダ毛がすべることもあり、より抜きにくさは増してしまうでしょう。
ブラジリアンワックスがゆるすぎる
脱毛する際は、ブラジリアンワックスの固さが重要です。脱毛に適した固さは少し固めの状態なので、うまく抜けないのはワックスがゆるすぎるせいかもしれません。
ブラジリアンワックスは温めるとやわらかくなり、冷えると固くなる性質があります。夏の暑い部屋ではやわらかくなりやすいですし、冬の寒い部屋で使うと固くなりますから、使用時の気候にも注意しましょう。また、肌の上に置いた状態で放置しただけでも、ワックスがゆるくなってしまうことがあります。塗った後は手早く脱毛を行うようにしましょう。
剥がす方向を間違えている
脱毛箇所のヘアがどちら向きに生えているかをまず確認しましょう。ヘアの生えている方向にブラジリアンワックスを塗って、その上からストリップスを貼って密着させます。剥がすときは、ワックスを塗った方向とは逆方向にストリップスを剥がします。
このとき、剥がす方向を間違えると、うまく脱毛することができません。方向を確認しながら脱毛するようにしてください。
ヘアが長すぎるまたは短すぎる
ヘアが長すぎたり短すぎたりすると、うまくワックスをからめることができないため、ヘアの長さをそろえることが大切です。
ワックス脱毛を行うには、最低でも1cm以上の長さが必要になります。短い場合は、ある程度の長さになるまで待ってから行うようにしましょう。
ストリップスを剥がすときに皮膚をしっかり押さえていない
ブラジリアンワックスで、ストリップスを剥がすとき皮膚をしっかり押さえないと、皮膚がストリップスにくっついてきてしまいます。
皮膚は思っている以上に伸びますから、右手で脱毛する際に左手でストリップスを押さえてください。しっかり押さえることで、ムダ毛を根こそぎ抜くことができます。
ワックスが毛の根元から塗れていない
ブラジリアンワックスを塗るときには、毛の根元から塗らないとしっかり脱毛することができません。根元が塗れていれば、毛先も塗れていることになりますから、根元に塗ることに集中してください。
ムダ毛の先だけに塗ると、途中で切れてしまうことがあります。ワックスは根元からたっぷりと塗るようにしましょう。
ストリップスを剥がすときに一気に剥がせていない
痛いからと怖がってストリップスをゆっくり剥がすと、綺麗にムダ毛が抜けません。貼ったらベリッと一気に剥がしてください。慣れもありますから、コツをつかめば一瞬の痛みですみます。
ムダ毛が多い最初のころは痛みを強く感じることもありますが、何度か脱毛するうちに徐々にムダ毛は減ってきます。徐々に痛みも少なくなるため、そこまでの我慢です。
脱毛箇所が広範囲すぎる
少しずつ脱毛するのは面倒だからといって、一気に広い範囲を抜こうとすると、肌荒れを起こします。肌荒れは、痛みを増長する大きな原因の一つです。
脱毛箇所が広範囲すぎると痛みが大きくなるため、少しずつ抜くようにしましょう。5cm×2cm程度の幅であれば抜きやすく、痛みも少なくなります。
ブラジリアンワックスのコツ
ブラジリアンワックスを塗るときには、塗る場所を乾燥させて毛の長さをそろえてから抜くのが、上手に脱毛するコツです。
また、脱毛箇所をしっかりと乾かすという工夫も、ブラジリアンワックスを使いやすくするためにはおすすめです。
毛の長さは1㎝ぐらいがベスト
ブラジリアンワックスを行う際のヘアの長さですが、最低でも1cm以上は必要になります。
長さが足りない場合は毛を伸ばしてから行うようにし、長すぎる場合は短い毛に合わせてカットしてください。
水分を取り除いてベビーパウダーで乾燥させる
お風呂上りで肌が塗れている場合などは、タオルでしっかり拭き取ってください。水分を取り除くためにドライヤーをかけるほかに、ベビーパウダーを塗ることで乾燥させることなども良い方法でしょう。
ワックスを塗るときは毛の流れに沿う
ブラジリアンワックスを塗るときは、毛の流れに沿って塗ってください。根元からしっかり塗るのがポイントです。
剥がす場合はこの逆で、反対方向に勢いをつけて一気に剥がすのがコツになります。
ストリップスは毛の流れと反対方向に一気に剥がす
ストリップスの剥がし方ですが、上方向に剥がすのではなく、肌と平行に引っ張るようにして抜きましょう。毛の流れと反対方向に勢いをつけて一気に剥がすのが、上手に脱毛するコツです。
保湿などのアフターケアをしっかりとする
ブラジリアンワックスには蜂蜜が含まれていますから、塗った後に保湿されます。
脱毛後は乾燥して肌が荒れやすくなっているため、ローションなどの保湿クリームを塗ってアフターケアをしっかりと行うことが大切です。
ブラジリアンワックスのメリットとデメリット
ブラジリアンワックスのメリットとデメリットを改めておさらいしておきましょう。
ブラジリアンワックスのメリットは、仕上がりがキレイなことです。角質ごと取り除くために、脱毛後の肌がツルツルになります。
ツルツルな状態が2週間ぐらい続く
一度脱毛すると、ツルツルな状態を2週間ぐらい保てます。2週間後に再び脱毛する必要はあるものの、しだいにムダ毛の量は減ってきます。どんどん脱毛するのがラクになってくるでしょう。
生えてくるのでVラインなどの形を変えられる
Vラインを脱毛した後でも、しばらくするとムダ毛が生えてくるため、形を変えることができます。
Vラインの脱毛に失敗した場合なども、少し待てばやり直すことが可能です。
角質ケアできるから黒ずみが気になる人にオススメ
脱毛部位の肌が色素沈着を起こして、黒ずんでいる場合があります。肌が黒ずんでいる場合でも、施術することが可能です。
ブラジリアンワックスを行うことによって、古い角質が剥がれるため、肌がツルツルになるのが期待できます。
即効性がある
ブラジリアンワックスは、脱毛箇所に貼ってすぐに脱毛できるため、即効性があります。脱毛を急いで行いたいときに、便利な方法です。
セルフ脱毛もでき、脱毛サロンに通わなくてすむ点もメリットといえるでしょう。
永久脱毛ではない
ブラジリアンワックスは永久脱毛ではありません。2~3週間すると再びムダ毛が生えてくるため、定期的に脱毛する必要があります。
何度か脱毛を繰り返すうちに、しだいにムダ毛が薄くなってきます。
ブラジリアンワックスの痛みを軽減する方法
ブラジリアンワックスの痛みを減らす方法として、麻酔クリームや鎮痛剤を使う方法があります。
一気に広範囲を脱毛するのではなく、脱毛箇所を細かく分けることで痛みが少なく、肌トラブルも起こりにくくなるでしょう。
体調不良や生理中は避ける
体調不良や生理中のときは、ブラジリアンワックスの施術を休みましょう。
ホルモンのバランスが乱れていますから、肌トラブルを起こしやすく、痛みも生じやすいです。体調の良いときに施術を受けるようにしましょう。
脱毛箇所を温めておく
脱毛箇所を温めておくことで、ブラジリアンワックスが塗りやすくなります。
ただし、ワックスは固めぐらいのほうがムダ毛とよくからむため、温めすぎてワックスがゆるくならないように気をつけてください。
脱毛箇所を細かく決める
面倒くさいから一気に脱毛しようと思うと、脱毛範囲を広く取りがちです。脱毛箇所は細かく決めたほうが確実に脱毛できて、痛みも少なくなります。
一気に脱毛すれば肌にダメージもありますから、脱毛箇所を分けて少しずつ脱毛することをおすすめします。
まとめ
ブラジリアンワックスを剥がすときには痛みがありますが、部位や体質によって痛みが違い、ムダ毛が減るにつれて徐々に痛みがなくなっていきます。
痛みを減らすコツをつかめば、痛みに慣れる方も多いようです。メリット、デメリットを理解したうえで、ブラジリアンワックスにチャレンジしてみてください。