玉ねぎヨーグルトの加熱はNG?加熱のメリット・デメリットと調理法

ダイエットや便秘などの改善に役立つとテレビで紹介されたのが、玉ねぎヨーグルトです。玉ねぎとヨーグルトを一緒に食べることで腸内環境を整えたり、腸の活動を助けたりすることができます。そんな話題の「玉ねぎヨーグルト」、作り方によっては苦みを感じたりすることもあります。玉ねぎヨーグルトの正しい作り方やアレンジの仕方を知っておくとよいでしょう。

噂の玉ねぎヨーグルトダイエットとは?

ヨーグルトに玉ねぎを混ぜて食べるシンプルなダイエット方法


玉ねぎヨーグルトとは、文字通り玉ねぎとヨーグルトを混ぜ合わせたものです。玉ねぎ400グラム用意し、繊維を断ち切るように薄くスライスします。スライサーを使うとよいでしょう。200グラムのヨーグルトと小さじ半分の塩と一緒によく混ぜ、冷蔵庫に一晩おくと完成です。ヨーグルトはビフィズス菌のものを作りましょう。

毎日スプーン2杯食べるだけで効果が期待できる

ヨーグルト

玉ねぎヨーグルトは、たくさん食べる必要はありません。毎日スプーン2杯食べるだけで腸内環境が劇的に改善されます。毎日食べる量は、50グラム以上にしましょう。しかしながら、新玉ねぎを使ったものは日持ちがしませんので翌日には食べきる必要があります。普通の玉ねぎでしたら、2,3日で食べきるとよいでしょう。それだけで、無理な食事制限は必要ありません。

水溶性食物繊維とビフィズス菌の組み合わせで腸内環境が劇的改善

玉ねぎとヨーグルトの組み合わせ人はわけがあります。ヨーグルトに含まれているビフィズス菌や乳酸菌は、腸内細菌を活性化させ、腸内環境を良くすることで知られています。それらの乳酸菌やビフィズス菌が玉ねぎに含まれる「イヌリン」を食べると、短鎖脂肪酸が発生します。短鎖脂肪酸は別名「やせ酸」と呼ばれるくらい腸の働きを活性化させ、代謝を促進し、脂肪の吸収を抑えるのです。

料理においしくアレンジすることがダイエットの成功には必須

玉ねぎヨーグルトは、そのままで食べることもできますが、玉ねぎのクセや酸味がありますのでおいしくありません。しかも、毎日続けるにはそれなりに工夫が必要です。玉ねぎヨーグルトをドレッシングのように料理にかけたり、トーストしたパンに塗ったりおいしくアレンジするとよいでしょう。

玉ねぎヨーグルトを加熱するメリット

玉ねぎのからみが消えて食べやすくなる


玉ねぎのからみを感じるとヨーグルト共には食べられなくなります。しかしながら、肉じゃがやパスタに使われている玉ねぎは甘いです。玉ねぎに対して甘味を感じるのは、加熱をしているからです。玉ねぎヨーグルトを加熱すると、玉ねぎのからみが消えて食べやすくなります。

料理にアレンジしやすくなる

肉

玉ねぎヨーグルトを生で使おうと思ったら、サラダにかけるくらいしか思い浮かびません。そのまま食べられるほどおいしい組み合わせではないからです。しかしながら、玉ねぎヨーグルトを加熱すると、お肉を漬けて焼いたり、パスタソースに入れるなど、料理のアレンジの幅が広がるというメリットがあります。

玉ねぎヨーグルトを加熱するデメリット

ヨーグルトの乳酸菌が死滅して腸内での働きが弱くなる

しかしながら、玉ねぎヨーグルトを加熱するにはデメリットもあります。一番のデメリットは、ヨーグルトの乳酸菌が加熱により死滅してしまい、うまく働かなくなります。乳酸菌が玉ねぎのイヌリンを食べることによって活性化するのですが、加熱してしまうとその効果が少なくなるからです。

玉ねぎの食物繊維が糖に分解されて吸収されてしまう

玉ねぎに関しても、加熱するにはデメリットがあります。加熱すると玉ねぎの食物繊維が糖に分解されてしまいます。そして吸収されますので食物繊維の効果が半減してしまいます。なかには、辛みを抜くために玉ねぎを水にさらすという人もいるでしょう。しかし、水にさらすことで成分が水に溶けだしてしまうので、水にさらすのも禁物です。

ダイエット効果を期待するなら加熱しすぎはNG

お肉 料理

玉ねぎヨーグルトでダイエットを考えているのであれば、玉ねぎヨーグルトを加熱する時間を少なくしますマーボー豆腐や豚キムチなどの炒め物に加える際は、最後に加えて余熱で加熱するようにします。玉ねぎヨーグルトをパンに載せる場合は、トーストしたパンの上から載せるなど余熱で暖まるくらいに抑えておくほうがよいです。

玉ねぎヨーグルトで美味しく痩せるための調理法のコツ

玉ねぎを切った後空気によく触れさせて辛みを抜く

玉ねぎ 食べ物

玉ねぎヨーグルトを水にさらすのは、成分が抜け出すのでNGですが、空気に触れるのは構わないでしょう。ですので、玉ねぎのからみがどうしても気になる人は、玉ねぎを切った後、空気に良く触れさせるようにしましょう。そうすると、玉ねぎのからみがましになります。

ヨーグルトは無糖のプレーンタイプをチョイス

ヨーグルトは、無糖のプレーンタイプ、乳酸菌がたくさん配合されたものを選びましょう。加糖のヨーグルトは比較的カロリーも高いですし、糖分の摂取が腸内環境に良くないからです。玉ねぎヨーグルトダイエットをするときには、無糖のプレーンタイプのヨーグルトで作るようにしましょう。一方で玉ねぎは普通のものでも新玉ねぎでもどちらでもよいです。

玉ねぎヨーグルトは味をまろやかにするために一日置く


玉ねぎヨーグルトの味が苦手だという人は少なくありません。それだけでなく、ヨーグルトに玉ねぎがよくなじむことで、短鎖脂肪酸もスムーズに形成できます。そのため、可能であれば玉ねぎヨーグルトを作ってから一日程度置くようにすると味がまろやかになります。

玉ねぎはスライサーを使ってできるだけ薄く切る

玉ねぎヨーグルトに使う玉ねぎはできるだけ薄く切りましょう。繊維に垂直になるようにします。玉ねぎが分厚いと加熱しなければ食べられなくなり効果が半減します。無理なく食べるにはスライサーを使って玉ねぎを薄切りするようにしましょう。水でさらすと成分が抜けますので、スライスした玉ねぎをざるに入れ、30分程度干しておいたらよいでしょう。空気に触れることで辛みがましになります。

単品で食べるよりも他の料理と組み合わせると食べやすい

豚キムチ

玉ねぎヨーグルトを単品で食べると玉ねぎの辛みが気になって食べられない人も少なくありません。玉ねぎヨーグルトの効果を感じるには、最低でも2週間は続けないといけないものです。単品で食べると苦痛になって長く続かないケースも多いですので、料理と組み合わせましょう。ドレッシングとして野菜にかけるのもおすすめですし、仕上げとして味噌汁に入れるのもまろやかになります。納豆と混ぜると風味が消えますし、豚キムチに入れれば、キムチのカプサイシンでダイエット効果が得られるからです。

加熱しすぎないように料理の仕上げに加える

ヨーグルト
玉ねぎヨーグルトは加熱すると食べやすくなりますが、加熱しすぎると乳酸菌が死んでしまいますのでおすすめできません。しかしながら加熱料理に加えることで、毎日50グラムというノルマを簡単に達成することもできますし、バリエーションが豊かになって味わいやすくなります。そのためには料理するときに「加熱しすぎない」ことを念頭に置きましょう。味噌汁に使うときは、火を止めて味噌を溶き入れ、その後に玉ねぎヨーグルトを加えます。焼いた鶏肉やサーモンのホイル焼きにかけて食べてもおいしく見えますが、最後の仕上げの際にかけるようにしましょう。

まとめ

玉ねぎヨーグルトとは、ヨーグルトに玉ねぎを混ぜてそれを1日スプーン2杯食べるというシンプルなものです。玉ねぎには食物繊維が含まれているだけでなく、ヨーグルトの乳酸菌が玉ねぎに含まれるイヌリンという物質を食べることにより、「やせ酸」と呼ばれる短鎖脂肪酸を発生させます。玉ねぎヨーグルトはからみがあるので、加熱して食べるとからみがなくなるというメリットがありますが、加熱すると玉ねぎの食物繊維が分解されて吸収されたり、乳酸菌が死んでしまいます。そのため、料理に加えるときもあまり加熱しないように、炒め物などは最後に加えるようにするとよいでしょう。