5時間睡眠は足りない?健康リスクと最適な睡眠時間のチェックポイント

5時間睡眠をしてみたいという方がいるかもしれません。これは果たして十分な睡眠時間なのでしょうか。こちらでは5時間睡眠の健康リスクや最適な睡眠時間を知るためのチェックポイントについて紹介しましょう。

5時間睡眠は理想的?

睡眠時間は5時間程度が理想的なのでしょうか。そう考えている人がいるかもしれません。こちらではその点を詳しく説明していきましょう。

7時間前後の睡眠時間が理想


まず睡眠時間の理想とされているのは7時間前後です。このぐらいの睡眠時間であれば、健康へのリスクが最も少ないとされています。睡眠時間に関する調査というのは大規模に行われています。そこでさまざまなデータが集められた結果として、睡眠時間が7時間の方が一番寿命が長かったり、病気になりにくかったり、幸せであるということが分かっているのです。

睡眠時間が5時間を下回ると死亡リスクが増大

引用:日本看護学校協議会共済会 図表:feely編集部で作成

こちらのグラフは睡眠時間が6.5〜7.4時間の人を「1.0」と し、相対的死亡危険率(6年後の死亡率)を数値化したものです。睡眠時間が5時間を下回ってしまうと、とたんに死亡リスクが増大してしまうという可能性があります。睡眠時間は7時間を基準として、それよりも長すぎても逆に短すぎてもいけないのです。睡眠時間が極端になっている方というのは、それによって死亡してしまう可能性が高いと考えられています。

睡眠負債を溜めこんでいる方が急増している

睡眠時間が短くなっているという方は睡眠負債を溜め込んでいる可能性が高いです。睡眠負債というのは睡眠の健康へのリスクのようなものだと考えれば良いでしょう。それがどんどん溜まっていってしまうのです。睡眠負債が蓄積していくと、それによっていろいろな影響が出てしまう恐れがあります。

5時間睡眠の健康リスク

5時間睡眠の状態が続いてしまうとさまざまな健康リスクが生じてしまうでしょう。そのリスクが溜まってしまい、体にいろいろな影響が出てしまうことがあるのです。どういった健康リスクがあるのか説明しましょう。

肥満リスク

引用元:日本看護学校協議会共済会 図表:feelyで作成
睡眠時間が7時間以上の人たちの肥満症頻度を「0%」とした時の、相対頻度を表したグラフを見ていただくと、睡眠時間が短いと肥満のリスクが高まってしまうことがわかります。睡眠不足によってカロリー代謝効率が低下してしまう恐れがあり、また、食欲を調整するホルモンにも影響を与えてしまうことがあります。さらに睡眠時間が短い方というのは夜食を食べてしまうケースもあるため、それによって太りやすくなってしまう可能性があります。

高血圧のリスク

睡眠時間の短い方は高血圧になりやすい恐れがあります。血圧というのは寝ているときには下がるものなので、寝る時間が短くなってしまうと、血圧は上がってしまいます。徹夜をすることによっても血圧は上がりやすくとされています。血圧が上がるとさまざまな弊害が出てしまい、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高くなってしまうため注意してください。

7時間睡眠に比べて集中力が半減

睡眠時間が短いと集中力が落ちてしまうというデータがあります。短時間睡眠というのは徹夜をしているのと同じ状態となってしまうのです。このような状態が続いてしまうと、集中力は半減してしまうでしょう。しかも、本人は集中力の低下に気がついていないというケースもあります。明らかに集中力が低下していても、それが慢性的に続いてしまうからです。

5時間睡眠で足りる?最適な睡眠時間チェック

そもそも5時間睡眠で十分なのでしょうか。自分にとってそれが最適な睡眠時間であるのかどうかをチェックするための方法があります。こちらではそのチェックポイントを教えましょう。

目覚まし時計で起きる


まず朝目覚まし時計で起きているかどうか確認しましょう。そもそも最適な睡眠時間であれば、目覚まし時計を使わなくても起きることができるものです。わざわざ目覚まし時計を使わなければ起きることができないのであれば、それは睡眠時間が不足しているといえるでしょう。そのため、目覚ましを使わないといけない方はそもそも睡眠時間が合っていないといえるでしょう。

ボーっとしているとうたた寝してしまう

起きているときの状態にも注目しましょう。たとえばボーッとしてしまうことが多かったり、うたた寝してしまうことがあるならば、それは睡眠時間が不足している可能性が高いのです。しっかりと睡眠時間を確保することができているのであれば、起きているときにはずっと頭が覚醒しており、眠気を感じてしまうということもなくなるのです。

無気力になりがち

睡眠時間が足りていないと無気力になってしまうことがあるでしょう。気力が充実しなくなり、何もする気がなくなってしまうのです。何事に対してもやる気が出なくなってしまう状態が続くようであれば、それは睡眠時間が不足しているといえるでしょう。睡眠時間が合っているのであれば、気力はしっかりと充実するようになるからです。

ベッドに入るとすぐに寝てしまう


ベッドに入るとすぐに寝付いてしまうという方がいます。これは常に睡眠時間が不足している可能性が高いのです。たとえば夜ではなくてもベッドに入ると簡単に寝ることができるという方がいるのです。このような方というのは、睡眠時間がそもそも足りていないためになかなか寝ることができなくなっているのです。

もちろん、ベッドに入ってなかなか寝ることができないのも問題があります。しかし、普通の方はベッドに入ってすぐに寝てしまうということはないのです。10分から15分程度は時間がかかってしまうのが普通でしょう。

寝ているときにいびきをかいている

自分ではなかなか確認することができないのですが、寝ているときにいびきをかいてしまうという方がいます。いびきをかいてしまうことが続くようであれば、それは睡眠時間が不足しているために起きている可能性が高いのです。寝ているときに自分がいびきをかいているかどうかをしっかりと確認しておきましょう。たとえばスマホによって録音をしておくという方法もあります。そうすれば自分が実際にいびきをかいているかどうかをチェックできるでしょう。

休日は寝だめしてしまう


休日に寝だめをしてしまうという方がいます。平日は睡眠時間が短くて、その分を休日に寝ることによって補おうとしているのです。そもそも、そのような睡眠のとり方をしなければいけないのであれば、睡眠時間が足りていないことが分かるでしょう。十分に睡眠時間を確保できているのであれば、わざわざ寝だめをしなくても問題ないからです。

仕事中・勉強中のケアレスミスが目立つ

仕事をしていたり、勉強をしていてケアレスミスが目立ってきたならば、それは睡眠時間が不足している証拠でしょう。もちろん、普段からケアレスミスが多いという方がいるかもしれませんが、それはそもそも睡眠時間が自分に合っていないせいなのかもしれないのです。

睡眠時間が不足していると集中力がなくなってしまうのです。そのため、目の前のことにしっかりと取り組むことができなくなってしまうでしょう。そうなると仕事をしていたり、勉強をしていても苦労してしまうでしょう。細かなミスやくだらないミスが増えている方は注意してください。

まとめ

5時間睡眠というのは基本的に健康へのリスクが高いことです。5時間睡眠でもどうにかなっているショートスリーパーの方は、何かそれによる弊害が起きていないかチェックをしてみることが大切です。最適な睡眠時間を確保できているかどうかはさまざまなチェックポイントを確認することで分かるのです。