眠気覚ましのツボ9選!眠くなる原因も紹介します

仕事中や会議中に眠くなって困った経験は、誰でも1度や2度はあることでしょう。でも改めて「なぜ大事な仕事中や会議中なのに眠くなるのか」と聞かれても、答えに困る人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、
  • 仕事中や会議中に眠くなってしまう原因
  • 眠気覚ましにツボ押しが効果的な理由
  • 手や足にある眠気覚ましのツボ

などを紹介します。

仕事中や会議中に眠くなる原因


まずはなぜ仕事中や会議中に眠くなってしまうのか、その原因について知っておきましょう。眠ってはいけない場面で眠気に襲われてしまうのは、無理をしていたり、体調が良くなかったりする可能性が高いです。

睡眠不足

仕事中や会議中に眠くなるわかりやすい原因が睡眠不足です。人間の生涯のうち、3分の1は睡眠に充てられるといわれています。寝過ぎるとかえって頭がぼんやりするケースもありますが、日中元気に活動するために、毎日の睡眠は不可欠です。

アメリカにあるカリフォルニア大学サンディエゴ校と日本の対がん協会の調べによると、睡眠時間が6時間から7時間の人の死亡率がもっとも低いことがわかりました。理想の睡眠時間には個人差があるので、「○時間以上寝ないと寝不足」などと断言することはできませんが、朝スッキリと起きられない場合は睡眠不足の可能性があります。

睡眠不足は健康問題に直結するため、夜更かしの翌日や、寝つきの悪かった日の翌日は、どうしても眠気が強くなってしまうでしょう。

スマホやパソコンによる眼精疲労

スマホやパソコンによる眼精疲労も、仕事中や会議中に眠くなる原因のひとつです。睡眠は、目を休め、疲労を回復させるための時間です。スマホやパソコンの見過ぎによって目に疲労が蓄積すれば、それを回復させるために体が睡眠をとろうとしてしまいます

食後で血糖値が上昇している


ご飯を食べた後に眠くなる経験は、誰でも覚えがあるのではないでしょうか。食事をして血糖値が上昇することも、仕事中や会議中に眠くなる原因とされています。

食事をした後は、血液中のブドウ糖の量が増えるため血糖値も上がります。それを受けて、血糖値を正常に戻すのが膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンです。

しかし、ブドウ糖が多すぎるとインスリンも大量に分泌されてしまい、今度は血糖値が急激に下がります。脳へ栄養が届かなくなるため、頭がぼうっとしたり、眠気を感じたりしてしまうのです。

体や脳が疲れている

疲れも眠くなってしまう要因のひとつ。眼精疲労のときと同様、体や脳が疲れていると、体が休息を求めて「睡眠をとりなさい」という指令が出るのです。

体を動かして疲れているときはもちろん、デスクワークのように体を動かさない作業も脳を疲れさせます。集中して作業に取り組んでいるつもりなのに、どうしても船を漕いでしまう……という場合は、気がつかないうちに体や脳の疲労がたまっているのかもしれません。

自律神経が乱れている

自律神経は交感神経と副交感神経からなっており、私たちの生命活動を自律的にコントロールしています。このバランスが崩れると、睡眠の質が低下するため朝になっても「寝た気がしない」という状態に陥り、日中も眠気がとれなくなってしまうのです。

交感神経と副交感神経は、よく車のアクセルとブレーキの関係にたとえられます。日中はアクセルを踏み、夜間はブレーキを踏んで休んでいるのが正常な状態です。ところが、ストレスや疲労、睡眠不足などによって夜間も交感神経優位の状態が続くと、反対に、昼間なのに副交感神経が優位になる時間帯が表れます。集中しなければならない場面で眠くなってしまうのは、このためです。

体調不良


心当たりがないのに仕事中や会議中に眠くなる場合、原因は体調不良の可能性が高いでしょう。体調が悪いときは体を回復させるために休養が必要です。具合の悪いときは、体から「睡眠をとって体を休めなさい」という指令が出るため、普段以上に眠くなりやすいでしょう。

眠気覚ましにツボ押しが効果的な理由

実際に眠くなってしまったときに役に立つのがツボ押しです。なぜ眠気覚ましにツボ押しが効果的なのか見ていきましょう。

血流を改善し酸素を体中にめぐらせるから

血液は酸素と栄養を体中に送り届けるのが役目。血行を良くすることで栄養状態も改善され、体の回復機能も高まります。これによって睡眠の質を向上して、「ぐっすり寝た」という実感が得られるのです。寝つきが悪くて疲れがたまりやすい人には、ツボ押しによる血行改善が効果的かもしれません。

自律神経のバランスを整えるから


ツボ押しは、自律神経のバランスを整える役にも立ってくれます。東洋医学では、体の不調をもたらすのが「交感神経優位状態の持続」だと考えられています。これは、交感神経が悪者という訳ではありません。問題は、交感神経優位の状態が「続くこと」です。

日本人は交感神経型=緊張型の人が多いとされています。交感神経優位の状態が続くことで不調を招きやすいとされているため、ツボ押しで自律神経を整えてあげることで、睡眠の質も改善が見込めるでしょう。

指を動かすので脳に刺激を与えるから

ツボ押しをすること自体が脳に刺激を与えるのも、ツボ押しが眠気を飛ばすのに有効とされている理由です。極端な例ですが、ピアノを弾きながら寝る人はあまりいません。指先を動かすためには脳から指令を送る必要があります。つまり、指先を動かす繊細な作業をしている間は、寝る暇などないと言えるかもしれません。

手や足にある眠気覚ましのツボ

では、手にある眠気覚ましのツボを見ていきます。動画もあわせて紹介するので、見ながら実際にツボを押してみてください。

中衝

中衝(ちゅうしょう)は手の中指にあるツボです。爪の生え際から2mmほど下の人差し指側にあります。反対側の手の人差し指と中指で挟みこんで刺激すると良いでしょう。

中衝のツボには眠気を覚ます効果だけでなく、のぼせを解消する効果も期待できます。

労宮

労宮(ろうきゅう)は手のひらの中央にあるツボです。

労宮の「労」には労働の意味があり、「宮」には中心という意味があります。つまり労宮は手のはたらきの中心を担うツボということです。

労宮のツボには眠気覚まし以外にも心身をリラックスさせる効果や、全身の筋緊張を緩和させる効果も期待できます。

反対側の手の親指で気持ち良い程度の力加減で圧迫しましょう。パートナーや友人に押してもらうのも効果的です。

隠白

隠白(いんぱく)は足の親指、爪の生え際から2mmほど内側にあるツボです。

隠白には眠気覚ましだけでなく、悪夢を見ないようにする効果や食欲不振を改善する効果もあるといわれています。

手の親指と人差し指で挟むようにして刺激しましょう。

顔や頭にある眠気覚ましのツボ

眠気覚ましのツボは手足以外にもあります。顔や頭にある眠気覚ましのツボを見ていきましょう。

風府

風府(ふうふ)のツボは後頭部にあります。首の上から後頭部にかけて触っていくと、盛り上がった場所があるはずです。この隆起のことを「外後頭隆起」といいますが、風府はこの隆起の真下にあるくぼんだ部分にあります。手を首の後ろにまわし、中指でくぼんだ部分を押してください。

風池

風池(ふうち)は首の両脇のくぼんだ部分から上に移動して骨にぶつかる部分のくぼみです。

風池のツボには眠気覚まし以外にも、目の疲れや頭痛の解消、耳や鼻の不調を改善する効果などもあるといわれています。

両手で頭をつかみ、両方の親指で押すと良いでしょう。

天柱

首の後ろを触ってみると、2本の太い筋肉に挟まれたくぼみがあります。そのくぼみを後頭部方向へ辿り、生え際にぶつかった親指の幅1本分外が天柱(てんちゅう)のツボです。

天柱のツボには眠気覚ましのほか、頭痛や頭重感の改善や鼻づまりの改善も期待できます。

風池と同じく両手で頭をつかむようにして、両方の親指でツボ押ししてください。

完骨

完骨(かんこつ)のツボは乳様突起と呼ばれる耳の下にある突起の直下にあります。

耳のすぐ下にあることから、眠気覚ましのほかに耳鳴りの改善にも効果が期待できるツボです。このほか、不眠や頭痛、めまいの改善にも役立つとされています。

完骨のツボは両手の中指で刺激すると良いでしょう。

晴明

晴明(せいめい)のツボは目頭と鼻の間にあります。目が疲れると無意識に押さえている人もいるのではないでしょうか。晴明には、目の疲れを回復する効果があるといわれています。

眠気覚ましのほかには、鼻水・鼻づまりやドライアイの解消にも良いとされるツボです。晴明のツボを刺激するときは両手の親指を使い、骨の方に向かって押しましょう。眼球を押さないように気をつけてください。

太陽

太陽(たいよう)はこめかみの下の少しくぼんだ部分にあるツボです。

こちらも晴明と同様、眠気覚ましに加えて眼精疲労改善も期待されています。

ツボ押しするときは両手の中指を使いましょう。最初は優しく刺激し、徐々に力を強めていってください。

他にもできる眠気覚ましの方法

ツボ押し以外にも、眠気覚ましの方法はいろいろあります。なかでも手軽な方法を紹介しましょう。眠ってはいけない場面で眠気を感じたら、ツボ押しとあわせて試してみてください。

コーヒーや紅茶などを飲む

コーヒー 飲み物 食
カフェインには神経を高揚させるはたらきがあるので、コーヒーや紅茶など、カフェインを含んだ飲み物は眠気覚ましに効果が期待できます。ただし、飲みすぎると夜の睡眠に悪影響を及ぼすので注意しましょう。

また、カフェインは効き始めるまでに20分ほどかかるといわれています。20分ほどの短い仮眠前にコーヒーを飲むと、スッキリ起きることが可能です。

頭部を冷やす

頭部が温かくなると副交感神経が優位になりやすいです。気持ち良くリラックスすると眠くなりやすいですよね。そのため逆に、暖かくてぼんやりしてしまう場合は、頭部を冷やすことも眠気覚ましにつながります。

ガムを噛む

ツボ押しが指を動かして眠気を覚ましてくれるのと同様に、あごを動かしているときも脳が刺激を受けます。口をモグモグと動かしていれば、眠ってしまうこともありません。

まとめ

仕事中や会議中に眠くなると、なかなか集中できず、仕事の能率も低下してしまいます。そんなときには今回紹介したツボやその他の方法を試してみてください。ただし、仕事中や会議中に眠くなる根本的な原因は睡眠不足や疲労、ストレスや体調不良などです。根本的な原因の解決も忘れないようにしましょう。