顔のツボで美肌と健康を!おすすめのツボ15個

人体には300を超える数のツボがあるといわれていますが、顔にも40を超えるツボが集まっています。美肌や体の不調を改善させる効果が期待できるため、顔のツボ押しで美容と健康を目指しましょう。今回は
  • 顔のツボ押しで美肌に効果が期待できる理由
  • 美肌効果が期待できる顔のツボ
  • 体の不調改善が期待できるツボ

を紹介します。

顔のツボ押しで美肌に効果が期待できる理由


顔のツボは、刺激することで血のめぐりを良くして老廃物を排出する効果が期待できるため、美肌にもつながるとされています。顔のツボ押しと美肌の関係について、詳しく見ていきましょう。

溜まりやすい老廃物の解消

顔にはいわゆる「表情筋」という筋肉群があります。顔の筋肉が緊張して硬くなると、血管を圧迫し、疲労物質や老廃物が溜まりやすくなります。その結果、顔にむくみが出たり、くすみが出やすくなったり、目の下にクマができやすくなったりするのです。

顔のツボ押しをすると表情筋の緊張を和らげることができます。むくみやくすみの原因となる余計な水分や老廃物を体外に排出し、透明感のある肌へ近づけるでしょう。

血行促進

疲れが溜まっているときや、体調不良のときの「顔色が悪い」状態は、顔の血流が滞っている可能性があります。顔のツボ押しで顔の血流を改善することができるでしょう。

血液は体の隅々まで酸素や栄養素をいきわたらせ、二酸化炭素や老廃物を回収して排出しています。血行が促進されることで、溜まりやすい老廃物の解消にもアプローチが可能です。

肌の新陳代謝アップ

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顔のツボ押しは新陳代謝にも効果が期待できます。肌の新陳代謝である「ターンオーバー」の周期(肌をつくる新しい細胞ができてから、垢として剥がれるまでの期間)は、一般的に28日程度。

表情筋が緊張して血行が悪くなると、このターンオーバー周期に異常が生じます。その結果、本来であれば剥がれおちるべき角層(いわゆる角質)が肌に残ってしまい、毛穴詰まりや色素沈着を起こしたり、肌荒れが生じたりしやすくなるのです。

顔のツボ押しによって血流を促進して栄養状態が改善されれば、ターンオーバーのサイクルが正常に戻る可能性があります。そうすれば、健康で美しい状態の肌を保つことができるでしょう。

疲労回復

東京医科大学の研究によると、血液の循環が悪くなると、疲労物質が溜まるといわれています。肩こりや腰痛で体がだるくなるように「顔が疲れる」という実感は自覚しづらいですが、実は顔にも疲れは溜まっているもの。血色が悪かったり、くすんでいたりといった疲れ顔は老けて見えてしまいます。顔のツボ押しには、その疲労を回復させる効果も期待されているのです。

顔のツボの種類

顔のツボ押しにはさまざまなメリットがあります。ツボの種類は、大きく分けて美肌効果のあるものと、体調不良を改善するものの2種類です。ひとつずつ解説します。

美肌効果のあるツボ


美肌効果が期待できるのは、押すことで血流を改善して顔のむくみを改善したり、顔のたるみを改善したりするとされているツボ。パンパンにむくんだ顔や、青白く血色の悪い顔に悩んでいる人、くすみやシミで老けて見えてしまうという人は、美肌効果が期待できるツボ押しに挑戦してみましょう。

体の不調を改善させるツボ

顔のツボには、体の不調にもアプローチできるものがあります。目の疲れや充血、歯痛、耳鳴りなど、一見関係がなさそうにも見える幅広い不調に効果が期待できるので、気になる症状がある人はチェックしてみてください。

美肌効果が期待できる顔のツボ

まずは美肌効果が期待できる10個のツボから見ていきましょう。ツボの場所によってシミやシワの予防やたるみ、美白などを目指せます。

瞳子髎:シミを予防

瞳子髎(どうしりょう)のツボには、シミを予防したり、お肌にうるおいを与えたりする効果が期待できます。それ以外に、パソコンやスマホが原因の疲れ目にも効くといわれています。

場所は目じりから左右に指の幅1本分離れたところです。両手の中指でそのあたりを探ってみると少しくぼんだ場所が見つかります。そこが瞳子髎です。指の腹で優しく刺激しましょう。

攅竹:眉間のシワ解消

攅竹(さんちく)のツボは、眉頭の内側にあります。骨がくぼんでいる方向へ向かって両手の親指の先で刺激しましょう。ツボを押すときに眼球を押して傷つけないように気をつけてください。

眉間のシワを解消や、デスクワークが原因の疲れ目、ドライアイを緩和するのにも役立つといわれています。

印堂:お肌のたるみを解消

 

印堂(いんどう)のツボは、左右の眉頭のちょうど中間にあります。インドの女性がよく額につけている飾りがある位置が、ちょうど印堂です。

印堂のツボを刺激するときは、中指の腹を用いてクルクルと円を描くようにしましょう。

 

印堂を刺激することで、お肌のたるみ解消や頭痛・目の疲れの緩和などが期待できます。

四白:美白効果

四白(しはく)のツボは、美白や目のクマの改善、顔のむくみ解消などに良いとされているツボです。まさに美肌にもってこいのツボといえるでしょう。

四白(しはく)のツボは、黒目の中心からまっすぐ下がった位置の「眼窩下孔」にあります。眼窩の下側真ん中あたりのくぼみを探してください。眼窩の下から5mm~1cmほどの場所にあるはずです。両手の中指の腹で優しく刺激しましょう。

頬車:小顔効果

頬車(きょうしゃ)のツボは下顎の、いわゆる「エラ」のあたりにあります。歯を食いしばったときに盛り上がる場所が頬車です。四白と同様に、両手の中指を使って優しく刺激してください。

頬車のツボには、二重あごや顔のたるみを改善する効果が期待されています。小顔になりたい人にはうってつけでしょう。

迎香:お肌のたるみを解消

迎香(げいこう)のツボも、お肌のたるみを解消するツボとして知られています。それ以外にも、鼻水や鼻づまり改善に役立つといわれています。

場所は、小鼻の両脇にあるくぼみのあたりです。両手の中指を使って、鼻の方へ向けて押しましょう。

地倉:ほうれい線のシワを解消

地倉(ちそう)のツボは「燕口(えんこう)」ともいい、口角のすぐ横にあります。両手の中指の腹で優しく刺激しましょう。

歯の矯正を行っている人や、入れ歯をしている人は口内を傷つけないよう気をつけてください。

地倉には、ほうれい線のシワや顔のむくみ、たるみを解消したり、口角を上げたりといった効果が期待できます。笑ったときに左右で口角の上がり方が違ってバランスが悪い、という人は、特に念入りにもみほぐしてあげてください。

承漿:あごのたるみを解消

承漿(しょうしょう)は、下くちびるのすぐ下にあるツボです。中央の少しくぼんでいる部分を、中指の腹を使って優しく押し、離す動作をゆっくりと繰り返しましょう。

あごのたるみを解消したり口の周りのシワを解消したりといった美肌効果だけでなく、口角炎や口内炎など口周りのトラブルを改善するのにも役立つとされています。

上廉泉:二重あごを解消

 

上廉泉(かみれんせん)はあごの下のくぼんだ場所にあるツボです。親指の腹で優しく刺激しましょう。

右手の親指と左手の親指を重ねて上廉泉に置くようにすると、両手の人差し指で同時に頬車も押すことが可能です。5~10回程度もみほぐしてマッサージをしましょう。

 

首についた贅肉をとって二重あごを解消する効果が期待できます。

巨髎:ほうれい線を解消

巨髎(こりょう)のツボは、頬骨のもっとも高い部分のすぐ内側にあります。黒目の中央からまっすぐ下がっていって、頬骨にぶつかった場所です。両手の中指を使って、頬骨の方向へ刺激しましょう。

巨髎を刺激することで、ほうれい線、お肌のくすみやたるみ解消が期待できます。

体の不調改善が期待できるツボ

今度は体の不調を改善するといわれている顔のツボを5つ紹介します。美肌のツボとあわせて試してみてください。

承泣:目の下のクマを解消

承泣(しょうきゅう)のツボは、美白効果が期待できる四白のツボから1cmほど上にあります。黒目の下の眼窩を触ると小さなくぼみがありますが、そこが承泣です。こすらないよう気をつけながら、人差し指で押してください。

承泣のツボは、目の下のクマ、目の周りのたるみやむくみを解消できるといわれています。パソコンやスマホの見過ぎによる目の疲れを和らげたいときにもおすすめです。

睛明:目の充血を改善

睛明(せいめい)は、目の充血を解消したり、目の疲労を緩和したりするツボといわれています。充血を解消して白目を美しくすることで、目力アップも期待できるでしょう。

 

ツボの位置は、目頭と鼻の間です。少しくぼんでいるところを探すとわかりやすいでしょう。目が疲れたときに無意識にもんでいる人も多いかもしれません。

睛明のツボを刺激する際は、両手の中指の腹を使います。目の方へ向かって押すと、かえって目がかすむこともあるので注意してください。鼻の方へ向かって優しく押すようにしましょう。

 

下関:歯痛の緩和

下関(げかん)の場所は、目じりと耳を結ぶ線の中央にある、骨のくぼみ部分です。だいたい耳の穴から3cmほど頬側に位置しています。口を開けたときにできるくぼみを、両手の中指を当てて確認してみましょう。

歯が痛いときや、ほうれい線が気になるときに効果を発揮するといわれています。

聴宮:耳鳴りを解消

人体に361あるといわれるツボには、「中心」や「要所」という意味を持つ「宮」の字のつくものも多いです。聴宮のツボもそのひとつ。聴覚に深いかかわりがあると考えられているため、「聴宮」といいます。

耳鳴りや耳の詰まった感じの解消が期待できるでしょう。

聴宮の位置は、耳の穴の前方にある柔らかい突起(耳珠)のすぐ手前です。両手の中指の腹で優しく刺激してください。

魚腰:眼精疲労対策

魚腰(ぎょよう)のツボは目の疲れ対策に効果的とされている他、上まぶたのたるみやむくみを改善にも役立つといわれています。

ツボの位置は、左右の眉毛のちょうど真ん中から少し上です。両手の中指で後頭部の方へ向かって刺激しましょう。刺激が頭の裏側にまで抜けるようなイメージで行うとより効果的です。

まとめ

顔のツボは美肌だけでなく、顔周りの不調やトラブルを改善も期待できます。どれも自分で簡単に刺激できるという点がうれしいところ。お肌の曲がり角が気になる女性や、疲れ顔に悩んでいる人は、今回紹介したツボを押さえてみてください。お風呂に入っているときや手が空いたときなど、ぜひこまめに取り組みましょう。