眼球のツボで疲れ目対策!デスクワークやコンタクトの人に贈るツボ9選

パソコン作業など長時間のデスクワークやコンタクトの着用は、どうしても目の疲れを招くもの。そんなときにおすすめなのがツボ押しです。目が疲れたとき、目元を押さえると気持ちよく感じることがありますが、これは目の周りにツボがたくさんあるため。
  • 疲れ目の原因
  • 疲れ目による症状
  • 疲れ目に効果が期待できる眼球のツボ9つ
  • 疲れ目の症状を改善する方法

を見ていきましょう。

疲れ目の原因


疲れ目はパソコンやスマホで目を酷使したり、コンタクトで眼球に負担をかけたりすることで起こります。改善方法を知り、予防するためにも、まずは疲れ目になる原因について解説します。

長時間のパソコン・スマホ

長時間のパソコンやスマホの使用は、疲れ目の最大の原因でしょう。パソコンやスマホから放出されるライト自体も目に良くありませんが、もっと深刻なのが同一焦点距離を保っていることです。

眼球は筋肉で動かしていますが、ずっと動かさずに同じ位置を保つと、知らぬ間に疲労がたまります。たとえば1時間ウォーキングをした場合と、1時間まったく動かずに同じ場所に立ち続けた場合では、後者のほうがより疲れを感じるという人は多いのではないでしょうか。

運動をするときに使われる表面的な筋肉は、血液循環に優れているので、疲労の回復が早いです。一方、同一姿勢をとるのに必要なインナーマッスルは、小さい筋肉であるため血液の循環が悪く、回復力も低いといわれています。

目の周りにある筋肉も、動かさないことによる疲労で硬くなり、血行不良を招いて疲れ目を引き起こします。視力回復トレーニングをするときに、遠くを見たり近くを見たりするのは、焦点距離を変えることによって血行を促進する目的があるからです。

コンタクトレンズによる目の乾き

ソフトコンタクトレンズをしていると、レンズが目の水分を吸収してしまいます。レンズの表面から吸われた水分が蒸発していくため、うるおいが不足しやすいのです。ハードコンタクトレンズの場合は、レンズと目の間に水分が引き込まれ、眼球を覆う涙の膜が部分的に薄くなってしまいます。仕組みは異なりますが、乾きやすいという点では同様です。

涙は目の機能を正常に保つために欠かせません。コンタクトの着用で目が乾燥すると、必要以上に目に負担をかけるため、目が疲れやすくなります

コンタクトや眼鏡の度が合っていない


目にはカメラの「絞り」のような機能があり、それによってピントを合わせています。ところが、コンタクトや眼鏡の度が合っていないと、ピントを合わせることができません。無理に筋肉を動かすことでピントを調節しようとするので、負担が増して疲れ目になりやすいのです。

瞬きの回数が少ない

瞬きの回数が少なくなることも疲れ目を招きます。瞬きしないでいると目が乾燥しやすく、水分不足になるため、目を保護する機能が損なわれて負担が増してしまうのです。

目を酷使するような仕事の人に疲れ目が多いのは、目を使いすぎていることに加え、作業に集中するあまり瞬きの回数が少なくなっているのも要因でしょう。

疲れ目による症状

目の疲れる原因は実にさまざまですが、実際に疲れ目になってしまうとどんな症状が現れるのでしょうか。思い当たる症状がある人は、目を酷使して疲れている可能性があります。

目が重い


疲れ目になると目が重く感じたり、目にゴロゴロとした異物感を覚えたりするようになります。一晩ぐっすり眠って疲れをとってもまだ眼球の違和感が残るようであれば、慢性的な疲れ目です。

また、そのような状態がストレスになって自律神経のバランスを崩し、ドライアイを引き起こして疲れ目の原因をつくるという悪循環に陥るケースもあります。

頭痛

収縮していた血管が急に広がることで頭が痛むことがあります。頭部の血流と目の状態には密接な関わりがあると考えられています。

デスクワークなどで近くのものばかり見ていると、首や肩の筋肉が硬くなります。硬くなった筋肉は血管を圧迫し、脳へと送られる血液の循環が滞りがちに。脳への血流を改善しようとして急激に血液の循環が良くなることで頭痛が起こるのです。

肩こり

パソコン仕事など、長時間にわたって同一姿勢をしている人が、目の疲れと首・肩のこりを併発するケースも多々あります。仕事中前かがみになって近い距離で画面を見ていると、目の疲労度が増すうえに首や肩に不自然な形で頭の重さがかかり、疲れやすくなるためです。

疲れ目に効果が期待できる眼球のツボ9選

目の疲れには、作業中こまめに休憩をはさみ、眼球を休めてあげることが大切です。オフィスで休憩中でもできる、疲れ目改善のための眼球のツボを9個紹介します。

攅竹

攅竹(さんちく)は疲れ目を解消するとしてよく知られているツボのひとつです。

場所は眉頭の内側にある眼窩の内上方。両手の親指を使って骨の方へ刺激を加えましょう。眼球自体を圧迫してしまわないよう注意してください。

攅竹のツボには、ドライアイを改善する効果も期待できます。目の乾燥によって疲れ目を発症している人におすすめです。

瞳子髎

瞳子髎(どうしりょう)は、パソコンやスマホの見すぎによる目の疲れが気になる人におすすめのツボです。肌の乾燥を防ぐといわれているため、美肌を目指したい人もぜひ覚えておきましょう。

場所は、目じりから指の幅1本分外側の、少しくぼんだところ。こめかみではなく、へこんでいる骨の縁のあたりです。両手の中指で気持ちよく刺激しましょう。

糸竹空

糸竹空(しちくくう)のツボは、眉尻の小さなくぼみにあります。糸竹空を刺激するときも、両手の中指を使って優しく押しましょう。

目の疲れを改善するほか、目元をすっきりさせる小顔効果や目力アップが期待できます。

四白

四白(しはく)は、目の疲れを解消するほか、顔のむくみや目の下のクマを解消するといった美肌効果も期待されています。

ツボの位置は、黒目の中心部から真下に移動していくとある、骨の少しくぼんだ場所です。医学的には眼窩下孔(がんかかこう)と呼ばれています。こちらも両手の中指の腹を使って刺激しましょう。

球後

球後(きゅうご)のツボは、目の幅を4分割して、外側から4分の1の場所にあります。目の穴(眼窩)をさわって、目じりより内側のあたりにあるくぼみを探してみてください。皮膚が薄い部分なので、中指だと力が入ってしまう場合は小指の腹でそっと押してください。

球後のツボには、目の周りの血行を促してリンパを流れやすくし、疲れやむくみ、たるみをとる効果が期待できます。目が重くてだるいときや、目元が疲れた印象で引き締めたいときに刺激してみましょう。

晴明

晴明(せいめい)は目頭と鼻の間にあるくぼみ部分に位置するツボです。両手の中指を使い、鼻の方へ向かって押しましょう。攅竹と同じく、眼球を直接押さないように気をつけながら、ゆっくりともみほぐすように指を動かしてください。

目の疲れを改善する以外にも、鼻水や鼻づまりの緩和、顔のくすみ改善が期待されています。

魚腰

魚腰(ぎょよう)のツボは、左右の眉毛の中央部にあります。眉毛から少し上に行ったところにあるくぼみを探ってみましょう。ツボを刺激するときは両手の中指の腹を使います。小さく円を描くように刺激すると良いでしょう。

魚腰のツボには疲れ目の改善のほか、上まぶたを引き締める効果も期待できます。頭痛にも役立つとされているため、デスクワークがつらい人にはぴったりです。

承泣

承泣(しょうきゅう)は、疲れ目を改善するだけでなく、目の周りのたるみや目の下のクマ解消が期待できるツボです。

場所は四白から指の幅1本分ほど上。眼窩の中央部にある小さなくぼみが承泣です。こちらも両手の中指の腹で、気持ちよく刺激しましょう。

太陽

 

太陽のツボは、こめかみのあたりにあります。こめかみは、咀嚼する動作をしたときに動く部分です。両手の中指の腹でこめかみ中央あたりを探ると、少し下にくぼんでいる場所があります。そこが太陽のツボなので、最初は軽めに、徐々に力を入れて刺激しましょう。

人差し指でツボを押さえて、中指と薬指でそれを支えるようにすると、安定しやすく力が入りすぎないためおすすめです。

 

疲れ目改善や精神的なストレス緩和が期待できます。

疲れ目の症状を改善する方法

疲れ目にはツボ押しで目元をほぐしてあげるのが効果的とされていますが、それ以外の対処法もあわせて行うことで、より効果を高めることができるでしょう。疲れ目の程度によって、取り入れてみてください。

蒸しタオルで眼球の周りを温める


基本的に、疲れ目は温めて血行を良くするのが効果的とされています。蒸しタオルを用意して、眼球の周りを温めましょう。血液の循環が回復することで、栄養状態が改善。目の疲れの回復も早める効果が期待できます。

蒸しタオルは、湿らせたタオルをレンジで30秒~1分程度温めるだけで手軽につくることが可能です。40度ほどになったら、アイマスクのように目元を覆い、5分ほどじっくり温めましょう。

氷嚢で眼球の周りを冷やす

目の疲れがあまりにもひどい場合や充血が出ている場合は、氷嚢で目の周りや側頭部を冷やすのもおすすめです。血液の流れによって炎症が悪化している場合は、冷やすことで血管を収縮させて炎症を抑えるのも一つの方法です。

ただし、冷やすのは急性症状が治まるまでに留めてください。基本的に、充血がない場合や肩こりを伴う疲れ目には、温めたほうが効果を実感しやすいです。

目薬を使用する


目の乾燥によって目が疲れている人や瞬きの回数が少ない人は、目薬を利用するのも手。清涼感のあるタイプの目薬もあり、すっきりリフレッシュできます。

ただし、全日本民医連によると、目薬を1日に何度も使うと、角膜を傷つけるリスクが上昇するといわれているため差しすぎは禁物です。また、コンタクトを使用している場合はコンタクト用の目薬を選ぶよう注意してください。あまりにも目の疲れが長引く場合や、目の痛みが激しい場合には、一度眼科を受診するようにしましょう。

まとめ

目が疲れると、目がかすんだり重くなったりするだけでなく、肩こりなどを発症するリスクも上昇します。長期にわたって目が疲れていると、仕事や日常生活にも影響が出て、精神的にも負担になってしまうでしょう。

今回紹介したツボ押しは簡単にできるものばかりなので、お風呂に入ってリラックスしているときや、仕事の休憩中など、空いた時間を見つけて試してみてください。