腎臓の疲れを癒すツボ10選!腎臓以外に与える効果も紹介します

とりわけ重要なことを説明するときに、「かんじん(肝腎、肝心)」と表現することがあります。それくらい人体にとって肝臓や腎臓、心臓は重要な器官です。ではでしょう。
  • 腎臓の機能の衰えが身体に与える影響
  • 腎臓の疲れを癒すツボ10選

を紹介します。

腎臓の疲労が身体に与える影響

腎臓の疲労は身体の様々な不調やむくみなどに関係があります。

むくみとは、体内に必要以上の水分が蓄えられている状態です。腎臓の疲労によって腎機能が低下すると、体内に老廃物が溜まりやすくなったり、尿がうまく排出できなくなったりします。身体に余計な水分が残りやすくなるので、足や身体がむくんでしまうのです。

腎臓が原因のむくみは、左右に同じように表れるのが特徴。足元からむくむ場合が多いとされているので、チェックしてみてください。むくんだところをしばらく指で押して、へこんだ跡がつく場合は腎臓が弱っているかもしれません。

腎臓を元気するお腹や腰回りのツボ

腎臓が疲労するとさまざまな不調を招くため、腎機能が低下しないよう日頃からケアが必要です。いつでも腎臓を元気に保っておくためには、ツボ押しも効果的とされています。まずはお腹や腰周りのツボを見ていきましょう。

天枢:便秘も解消

天枢(てんすう)のツボは、おへその両脇、指の幅3本分の場所にあります。両手でウエストをつかむようにし、中指でゆっくりと天枢を刺激しましょう。強く押しすぎないように気をつけてください。

天枢には、胃腸の働きを整える効果が期待されています。東洋医学ではおへそから上を「天」、おへそから下を「地」としていますが、天枢は天の「かなめ」といった意味を持つツボです。

腎臓の働きをサポートし、腎臓に元気を取り戻してくれるでしょう。

帯脈:生理不順も解消

帯脈(たいみゃく)は、肘を90度に曲げて「小さく前ならえ」のポーズをしたときに、両肘が当たる腰の部分にあるツボです。両手でウエストをつかむようにして、親指で優しく押さえましょう。

帯脈を刺激することで、体内に蓄えられた不要な水分を排出する働きが期待できます。天枢と同じく、腎臓の元気を取り戻すサポートをしてくれるでしょう。また、帯脈には生理不順を解消する効果も期待されています。

志室:慢性的な腰痛にも有効

東洋医学の世界で、志室(ししつ)は腰痛を改善するためのツボとして知られています。

おへその反対側には命門(めいもん)と呼ばれるツボがありますが、志室は命門から指の幅4本分左右に離れた場所にあるツボです。両手でウエストをつかみ、両方の親指で気持ち良い程度の強さで刺激しましょう。

ちょうど志室のある位置あたりに腎臓が位置しているため、志室を刺激することによって腎臓の元気を取り戻すことが期待できるでしょう。

盲兪:腰痛も改善

盲兪(こうゆ)のツボはおへそから親指の幅半分ほど左右に離れた場所にあります。両手でウエストをつかみ、親指以外の4本の指先で優しく刺激しましょう。

志室と同様に腎臓の近くにあるツボなので、マッサージをすることで腎臓を元気にする効果が期待されています。また、盲兪のツボにも腰痛改善が期待されています。

腎兪:腰痛も解消

腎兪(じんゆ)も、東洋医学の世界では腰痛を改善するためのツボとして有名です。

腎兪のツボは先ほど紹介した志室のツボから、指の幅2本分内側へ入ったところにあります。両手でウエストをつかみ、両方の親指で優しく刺激しましょう。

腎兪のツボにはその名の通り、腎臓を癒す効果が期待されています。

腎臓を元気する足ツボや下半身のツボ

腎臓を元気にするツボは足や下半身にもあります。代表的なツボを5つ紹介します。自分で押しやすい位置にあるものが多いので、試してみてください。

湧泉:冷え性も改善

湧泉(ゆうせん)のツボは足の裏にある唯一のツボです。湧泉のツボを刺激すると、まるで命の水が湧き出るかのように身体に気力をもたらす万能のツボと言われています。

湧泉には腎臓の機能を高めるだけでなく、冷え性を改善したり首のこりを緩和したりする働きも期待されています。

ツボの位置は、足でじゃんけんの「グー」を作ったときにできるシワの中心部。両手の親指の先を使って優しく刺激しましょう。

照海:腰痛も解消

照海(しょうかい)は、内くるぶしから親指の幅1本分下がった場所にある「腎経」のツボの一つです。足首をつかんで、親指で優しく刺激しましょう。

照海は利尿作用を正常にする働きがあるとされています。また、東洋医学の世界では、腎は耳に関係すると言われています。そのため、腎臓だけでなく、耳鳴りやめまいなどにも効果が期待できるでしょう。

太谿:むくみも解消

太谿(たいけい)は、内くるぶしとアキレス腱の間の少しへこんだ場所にあるツボです。

東洋医学では、湧泉から湧き上った生命エネルギーが注がれる場所が太谿と考えられています。

太谿は腎臓全体の働きをよくするほか、むくみや肌のくすみを改善する効果が期待されています。

築賓:冷え性の改善

築賓(ちくひん)は内くるぶしから指の幅7本分上がった位置にあるツボです。ちょうどふくらはぎの盛り上がりがなくなり、アキレス腱に移行する場所に当たります。ふくらはぎを手でつかみ、親指で優しく刺激しましょう。

築賓のツボには腎臓を元気にする効果が期待されているほか、冷え性の改善にも有効とされています。

副腎:デトックス

副腎(ふくじん)は厳密に言うとツボではなく、英国式リフレクソロジーにおける反射区の一つです。ただ、日本ではツボと同じように扱われることもあるようです。

副腎は土踏まずの中央からほんの少し上に位置しています。

老廃物を体外に排出する効果があるとされています。

まとめ

腎臓は老廃物を体外に排出するだけでなく、血圧を調節したり免疫系を正常に保ったりする重要な働きがあります。「肝腎要(かんじんかなめ)」と言われるのはそのためです。今回紹介した10個のツボには、腎臓を元気にするだけでなく、冷え性の改善や腰痛の改善などさまざまな効果が期待されています。自分の症状に応じて刺激してみましょう。