足の裏のニオイの原因は汗と古い角質をエサにする細菌の仕業
そもそもどうして足の裏に臭いがしてしまうのでしょうか。これには細菌が関わっているとされています。臭いの原因について紹介しましょう。
足の裏からかく汗は意外と多い
足の裏は意外と汗をかいてしまう部分です。自分でも気が付かないうちにどんどん汗をかくことがあるのです。汗をかいてしまうと細菌が繁殖しやすくなってしまいます。細菌は汗をエサにすることができるのです。そのため、汗をかいてしまうと、どんどん細菌が繁殖してしまう可能性があります。そのため、足の裏の汗の対策をしておくことは大切です。
古い角質が溜まりやすい足裏
肌には角質があります。この角質はどんどん入れ替わっていくものです。しかし、古い角質が溜まってしまうこともあります。特に足裏というのは古くなった角質が溜まりやすい部分とされています。古い角質を取り除くことができないと、それが細菌のエサになってしまう可能性があるのです。そのエサを取り除かなければ足の臭いが酷くなってしまうでしょう。
ストレスも足裏ニオイの原因に
ストレスを抱えているとそれが足裏の臭いの原因となってしまうでしょう。ストレスによって、臭いのする物質がどんどん分泌されてしまう可能性があります。ストレスによって雑菌が繁殖しやすくなることもあるのです。ストレスというのは体にさまざまな影響を与えてしまうのです。ストレスを解消しなければ、足の臭いがずっと続いてしまうでしょう。
ストッキングとパンプスで長時間過ごす女性は要注意
実は男性よりも女性の方が足の臭いがしやすいのです。ストッキングをしてパンプスを履いているからです。これらは足を密閉してしまい、それによって足に湿気がこもりやすくなってしまうのです。このような状態で長時間過ごしてしまうために女性は要注意なのです。女性はしっかりと足の臭いのケアをしておかなければ、臭いがしてしまうでしょう。
足の臭いを防ぐために!6つの解決策とは
足の臭いを防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか。さまざまな解決策が存在しています。どのようにして解決できるのか教えましょう。
除菌用シートで小まめに拭く
足は気が付かないうちにどんどん細菌が繁殖してしまうものです。たとえ臭いがしていなかったとしても、細菌が溜まっている可能性があります。それを早く取り除いておかないと、臭いがどんどん酷くなってしまうでしょう。そこで除菌用のシートを使うことをおすすめします。シートによって、しっかりと足を拭きましょう。こまめに拭くことによって、除菌できます。
靴には抗菌加工で吸湿性のある中敷きを敷く
靴を購入する際には抗菌加工されているのかチェックしておきましょう。抗菌加工のものであれば、細菌が繁殖しにくくなるとされています。中敷きの中にも、抗菌加工施されているものもあります。さらに吸湿性のあるものであれば、万全の体制で雑菌に備えられます。これらの作用のある中敷きを購入するのも良いでしょう。
足指の間を丁寧に洗う
シャワーを浴びる際には、指の間を丁寧に洗いましょう。指の間というのは雑菌が繁殖しやすい部分とされています。こちらをしっかりと洗っておかないと、雑菌がどんどん沸いてしまう可能性があります。それによって、臭いが発生してしまう元となってしまう場合があります。足の指の間は丁寧に洗いましょう。毎日シャワーのときにしっかりと洗うことによって、臭いのもとを取り除けることが期待できます。
靴は連続で履かず、一度履いたら陰干しする
靴はずっと同じものを履き続けるべきではありません。それでは乾燥する暇がなくなってしまいます。そうではなくて、連続で履かずに一度はいたらしっかりと陰干しをすることをおすすめします。複数の靴を所有して、それをローテーションで履いていくことをおすすめします。そうすれば、きちんと乾いてから靴を履けるようになるのです。
足のムレ対策に5本指ソックスがオススメ
足というのはムレやすいものです。ムレてしまうと湿気が溜まり、それによって雑菌がどんどん発生してしまいます。これを防ぐためには5本指ソックスを使うことをおすすめします。5本指ソックスであれば、それぞれの指が独立するため、密着してムレやすくなるのを防ぐことができます。そうすれば、雑菌も繁殖しなくなるでしょう。特に女性の方はストッキングやパンプスを使うことになるため、5本指ソックスを用いましょう。
足の爪は短くカットして汚れが入り込まないように
足の爪についてはできるだけ短くカットしておきましょう。そうすれば爪の中に汚れが入り込まなくなります。爪が長くなると隙間が生まれてしまいます。そこにゴミや汚れが溜まってしまい、それが臭いの原因となっていることは少なくありません。爪の汚れを取り除くことは大切ですが、それだけではなく爪をこまめに切ることも大切なのです。爪が長く伸びていると、それだけでリスクがあります。爪が引っかかってしまうこともあります。
コスパの良いもので足裏のニオイ対策をしてみよう
足裏の臭い対策をしっかりとしておきましょう。こちらではコスパの良い方法を教えましょう。
ミョウバン入り消臭スプレーを作ろう
ミョウバンは酸性であり、殺菌作用や制汗作用があります。そのため、こちらを足にかけることによって、消臭効果を期待できます。スーパーでは焼きミョウバンが売っています。こちらを購入して簡単にスプレーを作ることができます。ミョウバン10gほどをペットボトルの中に入れて、そこに水を300mlほど入れると良いでしょう。こちらを気になる部分にスプレーすることによって、高い消臭効果を期待できます。
木酢液入りのお湯で足湯
木酢液の足湯というのは水虫の治療に効果があるとされています。木酢液というのは木の炭を焼いたときに出てくる煙を冷やしてそれを液体にしたものです。こちらにはさまざまな成分が含まれており、強い酸性の液体となっています。こちらが水虫をはじめとして乾燥肌や水いぼなどにも効果があるとされているのです。こちらをお湯に用いて足湯にして足をつけてみましょう。そうすれば足の臭いが発生してしまうのを予防することができるでしょう。
殺菌成分入り石鹸を使用してみる
足を洗うためには石鹸を使うことが大切です。その際には殺菌成分の入っている石鹸を使いましょう。そうすれば足の殺菌をすることができるのです。臭いがしていなかったとしても、殺菌成分の入っている石鹸を使うことによって、予防することもできるのです。普通の石鹸ではあまり殺菌力はありません。もちろん、殺菌成分が入っていても丁寧に足を洗わなければ意味がありません。たとえば指の間や爪の中まで丁寧に洗いましょう。
重曹で足を丁寧に洗う
足の裏の臭いが気になって、どうしても取り除けない場合には重曹を用いるという方法があります。重曹を足の裏や指にこすりつけましょう。それだけでも足の臭いを解消することができます。足の臭いの原因となっている物質は酸性であり、それを重曹のアルカリ性によって中和することができるのです。そのため、重曹を使うだけでも簡単に臭いを消せます。
重曹を用いて足湯をするという方法もあります。こちらは重曹で洗う以上の効果を期待できるでしょう。重曹の効果というのはそれぐらい大きなものなのです。足湯する際には酢も加えてみると良いでしょう。
まとめ
足の裏の臭いを取り除くための方法はたくさんあります。ミョウバンや重曹、殺菌成分のある石鹸を使用するといった対処をしてみましょう。また、普段から足の裏に細菌が繁殖したり、汚れや汗などが溜まらないようにしておくべきです。常に足の裏を清潔な状態に保つことができれば、臭いはしなくなるでしょう。