髪をすくメリット・デメリット!セルフカットの方法も紹介します

長さはあまり変えたくないけど、量は減らしたいと考える方におすすめなのが髪をすく方法です。髪をすくことで乾かしやすくなり、手触りが良くなったりなどのメリットもありますが、場合によってはパサつきやすくなってしまうというデメリットもあります。

そこでここでは

  • 髪をすくとは
  • 髪をすくメリット
  • 髪をすくデメリット
  • セルフカットで髪の毛をすきたい人へ

について詳しく紹介します。髪の毛をすこうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

髪をすくとは?

「髪をすく」と聞くと、量を減らすイメージをする方もいるでしょう。すきバサミを使って髪を切っていきますが、
具体的にどんな切り方になっているのでしょうか。髪をすくことについて詳しく説明します。

髪をすく=毛量を減らす切り方

髪をすくというのは毛量を減らすようにして切る方法です。特に髪の量が多い方や広がりやすい方に最適なカット方法といえます。髪をすくときは、全体の髪を間引くようにしてカットします。上から下に向かってすいていくことで毛量を徐々に減らし、髪を軽くしまとまりが良くすることができるでしょう。

手軽に髪をすけるのが「すきバサミ」

髪をすくためには普通のハサミではなく、すきバサミを使うことが多いです。すきバサミはハサミの片側が櫛のようになっており、山と谷があることで髪が切れるところと切れないところができます。すきバサミによって全体の何パーセントの髪を切ることができるかが決まっており、これをすき率と言います。

市販で発売されているハサミは、すき率が10~70%のものまでありますが、おすすめは20%前後です。美容院でも15~20%のすきバサミを使っていることが多いと言われています。

髪をすくメリット


手触りが良くなったりヘアアレンジがしやすくなったりなど、髪をすいたときのメリットは多いです。髪のボリュームや質感に悩んでいる方は、髪をすいてみても良いかもしれません。ここでは、髪をすくメリットについて紹介します。

髪の毛を洗った後にすぐ乾く

髪の毛をすいて量を減らすことで、髪も乾きやすくなるでしょう。髪の量が多いと髪を乾かすのに時間がかかってしまい面倒になってしまうものです。また、なかなか全部を乾かしきることができず、半乾きの状態のままでは髪にダメージを与えてしまいます。

髪をすいて乾くのが早くなれば、時間短縮はもちろん、半乾きの心配もありません。

手触りがよくなる

量が多いと髪が絡まってしまうため、ゴワゴワとした手触りになってしまいがちですが、すくことで髪が絡まりにくくなり、手触りが良くなります。クセやうねりが強い方は髪をすいたほうが手入れがしやすくなるでしょう。

ヘアアレンジなどでも扱いやすい

髪をすくメリットとしてヘアアレンジがしやすくなることも挙げられます。髪の量が少なくなるため、髪に動きをつけやすいです。ワックスやスプレーなどを使うことで、髪型をしっかりキープすることができるでしょう。髪をすいた場合、動きのあるスタイリングに気軽に挑戦してみてくださいね。

頭部のボリュームを抑える

髪の毛をすくことによって、頭部のボリュームを抑えることができるでしょう。ボリュームを抑える方法としてヘアクリームを使うこともありますが、量をすくこともその方法の一つです。ボリュームを減らすことはヘアアレンジのしやすさにも繋がります。すくときのハサミの入れ方を変えることで仕上がりにも違いがでるでしょう。

髪をすくデメリット


髪をすく方法は髪が乾かしやすくなり、ボリュームを抑えることができる一方でデメリットも存在しています。これから髪をすこうとしている方はデメリットも理解しておくと良いでしょう。ここでは髪をすくデメリットを紹介します。

ぱさつきやすくなる

髪をすくときは短い髪の毛を作ることによって、見た目のボリュームを抑えることができます。くせ毛は長いものより短いほうが目立ち、表面に出てしまうこともあり、表面や毛先がパサつきやすくなってしまうことがあります

もともと髪の量が多い人は髪をすくことによって、パサつきがどんどんひどくなってしまうことにも繋がりかねません。すくかどうかは美容師さんとよく相談しながら行ってくださいね。

広がりやすくなる


髪をすくことで、髪が広がりやすくなってしまうこともあるため注意してください。髪をすいてパサつきや広がりやすくなった場合、すく量が多すぎてしまい長さが不揃いになってしまったためということが考えられます。

パサつきや広がりが気になる方は、ヘアオイルなど髪を保護してくれるスタイリング剤を使うと良いでしょう。

はねやクセが出やすくなる

くせ毛の方が髪の毛をすく場合には、それによって短くした髪の毛がはねてしまったり、クセが余計に出てしったりする可能性があります。先述したように髪を短くすることでクセが強くなってしまいます。これを防ぐためには、髪をすく量を抑えてもらうようにすると良いでしょう。

美容室ですくときは、少し重めにしてもらうようにするのがおすすめです。どの程度の量をすきたいか、細かく調整することができるので、美容師さんと相談してから決めてみても良いかもしれません。

セルフカットで髪の毛をすきたい人へ

髪をすくにあたってのメリットとデメリットを紹介してきました。美容院でお願いするのが一番楽ですが、なかには自分である程度すきたいと考える方もいるでしょう。セルフカットですくとき、どういったことに注意したらいいのでしょうか。ここでは、自分で髪をすくときに注意点をいくつか紹介します。

自分で行う場合はすきバサミのすき率に注意

髪の毛をすくときに欠かせないすきバサミ。先述したようにすきバサミにはすき率があり、その割合はハサミによって異なっています。すき率の高いものというのは1回で多くの量が切れてしまうため、セルフカットをする場合は数字の高いものはあまり使わないほうが良いでしょう

すき率15%から20%程度のものであれば、一度に切りすぎてしまったということはありません。自然な仕上がりにしたい方は、この程度のすき率にするのがおすすめです。自分が持っているすきバサミのすき率がどの程度なのか確認するようにしましょう。

必ず切れ味のいいすきバサミを使用する


すきバサミに限りませんが、ハサミは切れ味がとても大切です。必ず切れ味の良いハサミを使いましょう。もし切れ味の悪いハサミを使ってしまうと、髪の毛を切っているときに引っかかってしまい、痛みを感じることも考えられます。切れ味の良いものを使うことで、髪も頭皮にも負担をかけずに済むでしょう。

また、すきバサミを使うことで切ると髪の断面がキレイです。普通のハサミを使ってしまうと断面が汚く枝毛ができる原因になりかねません。すくときは、切れ味の良いすきバサミを使うようにしてください

表面はすかずに内側の髪の毛をすいてボリュームダウンを心がける

髪をすくときのコツは、表面をすかないことです。髪をすくと聞くと表面をすくイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、表面を切ると長さが揃わなくなり、髪がはねてしまったり広がったりするのです。

表面の髪の毛をすくのではなくて、内側にある髪をすくようにしましょう。内側をすくことで、量を減らしたとしても見た目に変化はほぼありません。

また、ハサミを入れるときは中央から毛先に向かってカットするようにしてください。これによって毛先に向かってボリュームを減らすことができ、まとまりのある髪に仕上げることができるでしょう。

ブロッキングをして少しずつすくようにする


髪の毛をすく際にはブロッキングをしましょう。ブロッキングは髪の毛を小分けにしていくことを指します。髪全体を8つほどのブロックに分けるのが良いでしょう。まず全体を2つに分け、上のほうから4つに分けるのが目安になります。

ブロッキングをしたら、束ごとに少しずつ髪をすいていきます。ブロックごとに髪をすいていくと失敗しにくいです。またすくときは、ハサミを1回入れたら髪も梳かすようにしてください。すいた髪をそのままにしておくと、どの程度の髪が残っているか分かりづらくなってしまい、切りすぎてしまう恐れがあります。

セルフカットでキレイに髪をすくためには、ブロッキングは欠かせない工程といえるでしょう。

ハサミを入れる角度にも注意する

自分で上手くすくためには、ハサミを入れる角度も大切になってきます。すきバサミを入れる角度は、床と垂直にするのが基本的なやり方です。頭皮に対して平行、または斜めにハサミを入れてしまうと、髪に段差ができてしまったり、長さが揃ったぱっつんとした髪型になったりしてしまうのです。

また、髪が生えている方向に髪を引っ張ってから切りましょう。こうすることで、髪をおろしたときに周りの髪と馴染みやすくなります。すきたいブロックの髪の長さを適当に3等分し、3分1または3分の2のあたりで1回ずつすくようにしましょう。

基本的には美容師さんにお願いしたほうが安心

ここまで自分で髪をすくことについて紹介しましたが、基本的には美容師に任せたほうが良いでしょう。ハサミの角度やすく量など技術が必要になるため、自分で行ったときに失敗してしまう可能性が高いです。

また、セルフカットの場合は髪の毛を客観的にチェックすることが難しいです。自分では良いと思っていても、実際には変に見えてしまうことも。

美容師さんにお願いする際は、「たくさんすいてください」とは伝えるのは避けましょう。想像以上にすかれてしまい、仕上がりがなんか違うということも考えられます。少しずつすいてもらい、仕上がりを確認すると良いでしょう。

まとめ

髪をすくのは長さを変えずにボリュームを減らすことができ、まとまりやすい髪に仕上げられるでしょう。手触りの良さやヘアアレンジのしやすさなど多くのメリットがありますが、場合によっては髪のパサつきや広がってしまうなどのデメリットもあるため、両方を理解しておくようにしましょう。

また、セルフカットで髪をすくときの注意点についても紹介しました。自分でできるのは手軽ですが、やはり美容師さんにお願いするのが一番良いかもしれません。

*記事内で特定の成分等による毛髪の補修について紹介している場合、該当の記載は「髪を補復して髪の質感を整える」ことを意味します。