なぜ?朝スタイリングしたのに前髪が浮く理由
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朝ヘアセットをするとき、前髪が変に浮いてしまっていたという経験がある人は多いでしょう。もともとクセが強い人もいますが、髪をしっかり乾かしていなかったり分けぐせがついてしまったりなども前髪が浮いてしまう原因です。そのほかにはどのような理由があるのでしょうか?
朝スタイリングをするときに前髪が浮いてしまう理由について、詳しく見ていきましょう。
就寝前に髪の毛をしっかり乾かしていない
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しっかりと髪の毛を乾かさない状態で寝てしまうと、寝ている間にクセがついてしまいます。その結果、前髪が浮いてしまうのです。ロングヘアの場合、乾かすのに時間がかかって面倒だと感じるかもしれませんが、就寝前に必ず乾かすようにしてください。
また、きちんと乾かさない状態は髪にダメージを与えてしまいます。髪を乾かしきれていないと、キューティクルが開いたままになってしまうからです。

髪の毛の生え方に合っていないカットをしている
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前髪が浮いてしまう理由は、カットの仕方が悪い可能性もあります。自分の髪の生え方に逆らったカットをしている場合は、前髪が浮いてしまうことがあるのです。美容師であれば、生え方に合わせてカットをしてくれますが、自分で切っている場合は生え方に合っていない可能性もあるでしょう。
また、ぱっつんやオン眉などの前髪は、長さが短いため浮きやすいヘアスタイルです。たくさんすいた前髪も量が少なく重さが足りないため、浮きやすくなるでしょう。

もともと強いクセがある
もともと髪に強いクセがある場合も前髪が浮きやすいです。うねりやすい髪質は生え際のクセが強いことが多く、なかでも上方向に向かって生えている人は前髪が浮きやすくなります。
湿気や雨が多い日に、前髪が割れてしまうのも生え際のクセに関係しています。
おでこが狭い
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おでこが狭い人は前髪が浮きやすくなってしまいます。髪の生え際から目までの距離が短いため、前髪の長さがどうしても短くなってしまうのです。先述した髪の生え方やクセと相まって浮いてしまうことも考えられます。
おでこが狭い場合は、トップから前髪を作るようにするといいでしょう。長さと厚みがあれば前髪にある程度の重さを出すことができるので、前髪が浮きにくくなります。
髪の毛が太い
髪が太いということは、髪質が硬いということ。ハリやツヤがあるため丈夫な髪質ですが、重力に逆らって髪が浮いてしまうことがあるのです。
分けグセがついている
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普段から前髪を分けている人は、それがクセになってしまうことが多いです。前髪全体に分けぐせがついてしまっていると、前髪が薄くみえることもあります。ずっと同じところで分けるのではなく、少しずらして分けるようにすると分けぐせがつきにくくなるでしょう。
また、カットの仕方によっても分けぐせがついてしまうことも考えられます。

前髪の浮きを直すのにおすすめの4アイテム
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髪の生え方やクセによって浮きやすくなってしまう前髪は、どのように直したら良いのでしょうか?ここでは、前髪の浮きを直すのに必要なアイテムを紹介します。
ドライヤー
ドライヤーを使うことで浮いた前髪を直すだけでなく、浮かないように予防することもできます。髪の根本を濡らし、ドライヤーで温風・冷風の順に風をあてるのが基本的な乾かし方です。最後に冷風をあてることで、セットした髪をキープしやすくなるでしょう。
ただし、髪の近くで熱風をかけすぎてしまうと髪を傷める原因になるため、少し距離をとって風をあてるようにしてください。ドライヤーは風の強さや温度を調整できるものを選ぶと良いでしょう。
ストレートアイロン
ストレートアイロンは、髪を真っ直ぐ伸ばすことに特化したものなので、浮いてしまう前髪に適しています。持ち運びに便利なものや温度調整が細かくできるものまで、商品の種類も豊富なため自分に合ったものを見つけることができるでしょう。
ロールブラシ
ロールブラシは、ドライヤーと合わせて使うことで前髪を直すことができます。ロールブラシそのものは熱を加えることがないため、髪への負担が少ないというメリットがあります。ただし、髪が長くないと使いにくい点がデメリットです。
また、ロールブラシの形状をしたアイロンもあります。360度全体にブラシが付いているので、髪を巻きつけることでクセを直すことができるでしょう。
寝癖直しのスプレー
寝癖を直すためのスプレーも販売されています。ミストタイプのものが主流ですが、セットしたヘアスタイルをキープできるような泡タイプのものもあります。水よりも、スタイリング効果のある寝ぐせ直しウォーターを使ったほうが直しやすいでしょう。
また、スプレーには美容成分が含まれている商品もあるため、ヘアケアも一緒にしたい人におすすめです。
前髪の浮きを直す方法
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ドライヤーやアイロンを使って、前髪の浮きを直す方法を紹介します。
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ドライヤーと霧吹きに入れた水を用意する
まずは、ドライヤーと水の入った霧吹きを用意しましょう。
髪全体、頭皮に直接水をかけていく
霧吹きに入った水を、前髪の全体的に吹きかけます。吹きかける量は、しっかり髪が湿るくらいが目安。頭皮部分も水がかかるように霧吹きをしていきます。
前髪を中心に集める
全体的に前髪が水で濡れたら、前髪を中心に集めます。軽く指で前髪をまっすぐ整えながら、中心に持ってくるのがコツです。
15分くらい放置する
中心に持ってきた髪をなじませるために、15分ほど放置します。朝スタイリングをしていたら、この間に身支度など進めておくのもおすすめです。
ドライヤーで上から下に向かって温風を当てていく
上から下のほうに向けてドライヤーをかけます。この時、指で下に向かって真っすぐなるように軽く引っ張りながら乾かしていくのがコツです。
髪の毛が乾いたら冷風をかけて固定する
前髪が乾いたら、冷風をかけて形を固定して完成です。
流し前髪の基本的な作り方
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続いて、前髪の浮きを直して、綺麗な流し前髪にする方法を紹介しましょう。
髪の毛の根元を水で濡らす
クセを取るために前髪の根元を水で濡らします。ドライヤーを当てるので、たっぷり目に濡らしてください。
前髪を流したい方向と、逆の方向に前髪を引っ張り乾かす
前髪を流したい方向とは逆の方向に、前髪を引っ張って乾かします。こうすることで根元が立ち上がり、前髪をふんわりと流すことができます。
毛先まで乾いたら、流したい方向に前髪を流す
毛先までしっかりと乾いたら、流したい方向を決めて前髪を流します。鏡でいろいろ試しながら、いい位置を決めてください。
コテを用意
前髪を流すためにコテを用意します。前髪に使いやすいように、細めのものを使いましょう。
髪の分け目を決める
コテで巻きやすいように、髪の分け目を決めましょう。
髪を少量手に取り、コテでカールをつけて前髪を流していく
少量の髪を手に取ってコテで髪をはさみ、流したい方向にコテを回して行きます。いくつかに分けて少しずつ流して行きましょう。
バランスを整えて、完成
手櫛で髪を流し、バランスを整えます。綺麗に流れていたら完成です。
ストレートアイロンを使った前髪の流し方
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ここからはストレートアイロンを使った前髪の流し方について、紹介しましょう。カールアイロンなどではカールがつきやすくなりますが、ストレートアイロンなら、ほどよくこなれた流し前髪を作ることができます。
櫛で横の長い髪を前に持ってきて、よく梳かす
横の長い髪を前に持ってきます。合わせて前髪を櫛でよく梳かしましょう。
分け目を作る
分け目の位置を決めて、櫛で丁寧に分けましょう。左右にきちんと分けておきます。
分けた多い方の前髪をストレートアイロンで流す
分けた多い方の前髪に、ストレートアイロンをかけます。毛束の中間から毛先にかけてかけるのがコツです。流したい方向に動かし、自然に流していくようにしましょう。
アイロンをかけた部分をケープで固める
ケープを適量、指に取ります。アイロンをかけた部分に塗りこんでいきましょう。分けた前髪がケープで綺麗に固められたら完成です。
斜め前髪の作り方
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前髪が少し長くなったと感じたときにおすすめなのが、斜め前髪です。簡単にできる作り方を紹介しましょう。
前髪を8:2に分ける
前髪を8:2に分けます。斜め前髪にバランスのいい比率になります。
1/3の前髪を掴み、縦にコテを入れて外側に巻く
前髪の1/3ぐらいを掴み、コテを縦に入れて髪を挟みます。手首を回して外側に巻き、流しましょう。
両端は強めに巻く
両橋は強めに巻きます。少し長い時間コテを巻きつけ、しっかりクセをつけましょう。
完成!
綺麗に斜めに巻けたら、手櫛で整えましょう。斜め前髪の完成です。
まとめ
前髪が浮く理由と、綺麗に流す方法を紹介しました。いつも前髪が浮いてまとまらない、セットしても時間が経つと崩れてしまうという人は、記事で紹介した方法を試してみるといいでしょう。