反動形成って何?好きな人に素直になれない理由と素直になる方法

自分の持つ欲求を満たせることばかりではない人生ですが、そんな時には反動形成行動を起こすことがあります。これは人間が自分の心を守るための防御的な仕組みです。

素直になれない気持ちが反動形成として表れることがよくあるものです。思春期には多く見られるものですが、実際には社会人になっても反動形成行動を取る人もいるものです。それでは反動形成とはどういったものなのでしょうか。また素直に自分の気持ちを表す方法はどういったものなのでしょうか。

反動形成って何?


あまのじゃくとも言われるのが反動形成ですが、自分の欲求をストレートに表すことが許されない、素直になれない時に、本当の気持ちとは反対の言動を取ってしまうのが反動形成です。

素直になればいいのに、ついそっけない態度を取ってしまうことがありますが、これも反動形成による行動といえます。それでは反動形成は具体的にどういった心理の仕組みなのでしょうか。

好きな人にだけ意地悪したくなる心理

本当に好きな人に対してはなかなか素直になれないことも多いものです。告白して振られたりすると自分が傷ついてしまうため、素直になれないものです。

本来の自分の気持ちを隠さなければならず、そのため反対の行動を取ってしまいます。多くあるのが好きな人に対して意地悪な行動を取ることです。

心を守るための仕組み(防衛機制)

好きな人に対して好意を持っているのに、ついそっけない態度や意地悪をしたりする行動を取ったことは多くの方が経験したことがある物でしょう。

自分の気持ちに正直になれない行動ですが、これは実は自分の心を守るための仕組みなっているのです。万が一好きなことを知られてしまって拒否されたりすると心が傷つくため、素直になれず、そのためわざと反対の言動をしてしまっているのです。

反動形成は男性に起こりやすい

好きな相手に素直になれないのは女性もありますが、多くは男性に見られる心理といっていいでしょう。女性よりも男性の方がプライドが高いため、傷つきたくないことから反動形成行動を取ってしまうものです。男性の場合、思春期だけではなく社会人になってからも反動形成を起こすことがあります。

好きな人の前で素直になれない理由


好きな人に対して素直になれない方も多いのではないでしょうか。素直になれず、そっけない言動を取ってしまい後悔をする方もいます。もっと素直になれば、好きな人とより距離を小さくできる場合も多いことでしょう。それでは好きな人の前で素直になれないのはどういった理由によるものなのでしょうか。この気持ちがよくわかる方は参考にしてみてください。

恥ずかしい

自分が好きな気持ちを相手に知られてしまうのが恥ずかしいために、反動形成を取ってしまうことがあります。これは思春期の男性に特に多い傾向といえます。恋愛経験が少ない方は特に多いといえます。恋愛経験を多く積んでいくと、反動形成は少なくなっていくものです。

気持ちを悟られたくない

自分が相手のことを好きだということを相手に知られたくない場合、反動形成を取ってしまうことが多くあります。恥ずかしさも同時にあるために、この行動を取ってしまいます。もっと素直になればいいものですが、なかなか相手との距離感を小さくしていくことができないものです。何らかのきっかけがあれば、相手との距離感が小さくなりますし、反動形成を取らなくなることがあります。

緊張する

好きな相手がとても魅力的な方の場合、反動形成を取ってしまうことが多くあります。相手が自分よりもはるかに格上に見えてしまうと、緊張をしてしまい、好きな気持ちを隠してしまいます。格上の相手と自分は釣り合っていないから付き合えることはないだろうと思うと、反動形成によって心の安定を図ってしまいます。

あまりにも好きすぎる反動


自分の気持ちに素直になれないために反動形成を取る方は多いですが、そうではなくあまりにも相手のことが好きなためにその反動でそっけない態度を取ってしまうことがあります。気持ちをコントロールできず、素直に対応することができなくなっているのです。ただ時間の経過とともに冷静になっていき、反動形成行動が減る場合もあります。

傷つきたくないと思っている

相手に告白をして断られるという経験は多くの方が経験してきたことではないでしょうか。ただそんな時には傷ついてしまうことがあるものです。傷つくことが怖いために、相手に自分の好きな気持ちを知られないようにしなければならない、そんな気持ちが反動形成として行動されてしまいます。これまでに辛い恋愛をしたことがある方の中には、傷つきたくないと思う方が多いものです。

存在をアピールしたい

自分の気持ちに素直になれないために反動形成を取ってしまうことが多くありますが、単に自分の存在を相手にアピールするという積極的な行動として反動形成を取ることがあります。

この場合、相手へのアピール度は高いものですが、相手に好印象を与えることもありますが、多くは誤解を生じさせてしまうことが多いものです。そのため素直に対応したほうがいいといえます。

好きな人の前で素直になる方法

もっと素直に相手と話したり接したりしたいと思ってはいても、なかなかその通りに行動できないという方もいるのではないでしょうか。素直になれば今の状況も変化する可能性があります。そこで好きな人の前で素直になるための方法について説明したいと思います。素直になれない方は、是非参考にしてみてください。

自分を信じる


相手に拒否されてしまうのではないかと思ってしまい、反動形成を取ってしまうことがあります。これは自分に対して自信を持てないため、万が一の時に傷つかないために素直になれないのです。そのため、自分自身に対して自信を持つことが大切です。自信を持つことで、反動形成的な行動は減ってくるものです。

相手に愛されていると思う

自分が相手のことが好きなのと同様に、相手も自分のことに関心があると思うことで反動形成行動が減ることがあります。自分に自信を持つこととも関連していますが、きっと相手も同じ気持ちでいてくれると思えば、もっと素直に相手と接することができるものです。

話すときは肯定的な言葉を増やす

相手と会話をするときには、ネガティブな言葉を減らし、肯定的な言葉を増やして会話をしてみましょう。きっと会話も明るく、また楽しくなることでしょう。肯定的な言葉が含まれる会話により、相手との関係もより良くなっていきます。そうすることで自然と素直になれるものです。

いつも笑顔を心がける

自分に素直になるためには、いつも笑顔でいることも大切です。笑顔で相手に接すれば相手から嫌悪されることはないものです。むしろ相手に対して好印象を与えることができます。また相手との距離感も近くなってより親しくなれることでしょう。

いい子でいようとは思わない

自分を守ろうとしていつもいい子でいようとすると、自然に相手と接することができなくなってしまいます。自然に相手と接することが大切ですから、いい子でいようと思わず、もっとリラックスして相手と会話をするように心掛けてみるといいでしょう。

相手も傷つきやすいと知る


傷つくのは自分だけではなく、相手も同じように傷つくものだと思えば、もっと素直になって接することができるようになります。相手のことも考えるようになると、素直になれていくものです。

焦らずにゆっくりと心を開いてみる

相手との距離感を小さくすることで、より素直に接することができますが、焦ってしまうと言動が不自然になってしまいます。自然に接するために、負担を感じずにゆっくりと心を開いていくようにしてみるといいでしょう。自分なりの速度で接することが大切です。

まとめ

反動形成は自分を守るために起こす行動といえます。しかし反動形成によって相手が感じる印象が悪くなる恐れがあります。そのため素直に接するように心掛けることが大切です。