アロエってこんなにすごかった!アロエの様々な効能とは

実家やおじいちゃんの家などでアロエを栽培しているという方も少なくないでしょう。火傷したり、擦り傷ができたりするとアロエを折って傷口に塗り込んだ経験があるという方も多いはずです。アロエには、さまざまな成分が含まれており、民間薬として使用する以外にも健康や美容にさまざまな効果が期待できるといわれています。塗布するだけでなく食用でアロエを摂取することで、胃腸の働きをよくし美肌にも効果があるため、医者いらずの植物としても有名です。そこで、アロエのさまざまな効能について解説します。

アロエに含まれる成分ってどんなものがあるの?

アロエはユリ科に属する多肉植物で、世界中に数多くの種類がありますが観賞用以外の目的で使用されているのは、それほど多くありません。国内では外用薬として使用されたり、化粧品などに配合されたりするキダチアロエが有名です。キダチアロエには、苦味成分であるアロインやアロエエモジン、アロエシン、アロミチン、などさまざまな成分が含まれています。また、ムコ多糖類やサポニンなども含まれており、美肌や整腸に効果があるとされています。

ムコ多糖類系成分

アロエの葉肉部分にはムコ多糖累系の成分が豊富に含まれています。山芋やオクラなどと同じような粘りやトロリとした保湿性の高い成分であることから、火傷などの炎症を抑える働きが期待されます。また、肌に水部分を補給するだけでなくしっとりが長く継続することから化粧水の成分として使用されることもあります。保湿効果が高いことを利用してアロエエキスが配合された入浴剤でアロエ風呂を楽しむ方もいることでしょう。

植物フェノール系成分

フェノールとは、ベンゼン環に水酸基が付いたもののことで、水酸基が1つだけの化合物のことを表します。フラボノイド、タンニン、カテキンなどで知られているポリフェノールは、ベンゼン環に2個以上の水酸基をもつ化合物の総称となります。アロエには、アロイン、アロエエモジン、アロエチン、アロエニン、アロエシンなどの植物フェノール系成分が含まれており、苦味成分の元になっています。また、整腸作用殺菌・抗菌作用を発揮するのも植物フェノール系成分です。

サポニン


ゴボウや大豆などに豊富に含まれていることでよく知られているサポニンは、高い抗酸化作用があり、コレステロール値が上昇するのを抑える働きが期待されています。食後、血糖値が急激に上昇することが肥満の原因になりますが、サポニンも同様にダイエットにも効果があるといわれています。抗菌・抗炎症作用、抗アレルギー作用があることからアトピー性皮膚炎などにも効果が期待されています。サポニンはキダチアロエではなく、アロエベラ特有の成分です。

アロイン


アロエの表皮部分に多く含まれているアロインは、胃腸の活動を活発にする働きがあるため健胃作用を目的にアロエを活用する人も多いようです。便秘を改善する効果も高く、過剰摂取に問題があることから国内では薬機法によって医薬品として登録されています。したがって、食用のアロエベラは表皮部分に含まれるアロインを完全に除去して中身のゼリー状の部分のみ使用しなければなりません。

アロエにはどんな種類があるの?

アロエというと日本ではキダチアロエを、ヨーロッパではアロエベラを指すことが一般的であるように、世界ではさまざまなアロエが自生・栽培されており、その種類は300以上にのぼるといわれています。国内では、家庭でも栽培されることの多いキダチアロエ、ヨーグルトなどに入っているアロエベラ、医薬品などに配合されているケープアロエが有名です。多肉植物に属するアロエは昔から観賞用植物としても人気があり、食用として活用されているものはごくわずかです。

食用と観賞用とがある

アロエは観賞用食用に分けることができます。アロエは、濃い緑と葉の両端の棘のような独特な形状からサボテンにも似た観葉植物として人気があります。少し大きめのアロエメイリンニシキは、葉の先に筒状のオレンジ色のかわいい花をつけます。多肉植物ブームとなっていることから、さまざまなアロエを栽培している人も多いようです。食用として代表的なものがアロエベラであり、ヨーグルトやアイスクリームに使用されることもあります。キダチアロエも食用ですが、強烈な苦味と独特な青臭さがあり食べにくさがあります。

アロエ・ベラ

日本で食用のアロエというとアロエベラをイメージする人がほとんどでしょう。アロエベラは寒さに弱いため厳しい冬の寒さがある日本では生育しにくく、海外の温暖な国で栽培されたものがほとんどです。苦味だけでなくさまざまな効能があるとされるアロインは、全ての部分が食べられるキダチアロエと違い、アロエベラでは除去して使用することが薬機法で決められています。家庭栽培や処理が難しいため、加工された食品を摂取することがメインとなります。

キダチアロエ

日本の気候風土に合っているキダチアロエは昔から家庭で栽培されることが多いものです。細く棘がある歯が特徴で強烈な苦味があるのが特徴です。生命力が強く、葉の途中から切り取ってもすぐに成長して繁茂します。アロエベラなどは葉の中身の部分しか使用することができませんが、キダチアロエは葉全体を使用することができます。医薬品として使用することはできませんが、さまざまな食品や化粧品などにも含まれています。

アロエって何に効くの?

最近になって食用のアロエが注目されるようになっていますが、塗布薬として顔や体に塗るのが昔からポピュラーな活用方法として知られていました。そのほとんどは、軽いやけどや切り傷、擦り傷の殺菌、消炎、鎮痛などを目的としたものですが、アロエにはさまざまな成分が含まれているためそれ以外にも健康や美容によい影響をもたらしてくれます。美肌だけでなく整腸作用や健やかな髪の毛にも効果が期待できるアロエの効果・効能について紹介しましょう。

アロエエモジンの鎮痛効果で火傷や傷に


アロエに含まれているアロエエモジンは、アロイン、アロエシンとともにアントラキノン類に属する成分であり、高い抗炎症作用があることが認められています。昔から家庭栽培されていたキダチアロエは、炎症を鎮める効果や軽度の火傷にともなう痛みを和らげることがあることから、火傷の特効薬として使用されていました。また、夏の日焼けした肌の炎症を鎮める効果もあり、レジャーの後のケアにもおすすめです。栽培しているアロエには雑菌が付着しているおそれもあるため、熱湯消毒や煮沸消毒をした後に使用するのがおすすめです。

アセトアルデヒドは二日酔いにも効果を発揮!

アロエに含まれるアロエチンという成分には、解毒作用があり肝臓の機能をサポートしてくれる働きがあるといわれています。アルコールを飲み過ぎると頭がズキズキとする二日酔いの症状がでることがありますが、この二日酔いの原因となるものが肝臓でアルコールが分解された後にできるアセトアルデヒドです。毒性が非常に強いものですが、アロエチンは肝臓の働きを活性化してアセトアルデヒドをさらに分解して二日酔いになりにくくしてくれるといわれています。

アロインには整腸作用や便秘の改善にGood!


アロエの表皮部分にはアロインという成分が豊富に含まれています。アロインは苦味を構成する成分の1つであるとともに、体内ではアロエエモジンに変化して、胃や腸の活動を活性化する作用があるといわれています。特に大腸を刺激してぜん動運動を促すため、便秘解消整腸に効果が期待できます。過剰に摂取すると下剤と同じような作用で下痢を起こすこともあるため注意が必要です。また、長期的摂取することで大腸メラノーシスが生じやすくなることもあります。

保湿効果があるのでアトピー性皮膚炎や乾燥肌にも

アロエを割ると透明でトロリとした液体が出てきます。アロエに含まれるムコ多糖類によるものですが、高い保湿効果があることから、皮膚の水分量を補ってかゆみや炎症を防いでくれる作用が期待できます。季節の変わり目や秋から冬にかけて特に肌が乾燥するという方の保湿にもおすすめです。また、アロエに含まれるアロエチン、アロエシンには抗菌作用や殺菌作用もあることから、アトピー性皮膚炎の症状を緩和するのにも向いています。

アロエシンでシミ・そばかすを予防


加齢とともにシミやそばかすが気になるという女性は少なくありません。シミやそばかすの原因となるものはメラニンであり、メラニン色素が沈着することによって生成されます。アロエに含まれるアロエシンには、メラニンの定着を促進する酵素であるチロシナーゼの働きを阻害する作用があります。また、予防だけでなくすでにできてしまったシミやそばかすを目立たなくする作用も期待できます。トロリとしたゼリー状の部分を気になる部分に直接塗り込むようにするといいでしょう。

タンニン酸は健やかな髪に効果的

タンニン酸は多くの植物に含まれているポリフェノールの一種であり、強い渋味と収れん作用があるのが大きな特徴です。たんぱく質を変性させて組織や血管を縮める収れん作用があり、毛穴や皮脂腺などを引き締めるのに高い効果が期待できます。また、たんぱく質の一種であるケラチンで主に形成されている髪の毛にも働きかけて頭皮環境やヘアサイクルを整え健やかな髪の育成にも効果が期待できます。

アロエを使用する際に注意すること

アロエは火傷の消炎作用や整腸作用、美肌効果など、さまざまな効能が期待できる万能薬として人気があります。しかし、その効能が高いために使用する際に注意が必要となることもあります。過剰摂取は胃腸や肌の調子を崩す原因となるだけでなく、妊娠中や内臓疾患のある方、糖尿病の方などにとっては効能が毒となることもあります。また、アレルギー体質の方も注意が必要となります。アロエを使用する際に注意すべき点について説明しましょう。

アロエを控えるべき人

  • 妊娠中、授乳中、生理中の方
  • 12歳未満のお子さん
  • 冷え性の方
  • アロエを食べると口の中がチクチク痛む方(アレルギー反応が出る方)
  • 糖尿病の方

以下でそれぞれ理由について詳しく解説をしていきます。

妊婦さん、12歳未満のお子さんは使用を控えること


アロエに含まれるアロインには子宮を収縮させる作用があり、早産、流産などを招くおそれがあるため妊娠中にアロエを摂取することは控えなければなりません。また、アロエを過剰に摂取することで腹痛や下痢などとともに場合によっては、骨盤内臓器の充血を起こすこともあり、内臓機能に問題がある人も摂取を控えた方がいいでしょう。妊娠中、授乳中、生理中は、アロエの作用によって敏感になっている肌がトラブルを起こす場合もあり、12歳未満の子供とともに使用を控えることが大切です。

冷え性の方はさらに冷え症がひどくなることも

氷やジュース、アイスクリームのように冷たい食べ物が体を冷やすことはよく知られています。しかし、野菜にも体を温めたり冷やしたりする働きがあるものがあるように、アロエにはやけどなどの炎症を鎮める作用があり、体を冷やす働きがあります。日頃から手足の指先やお腹周り、腰などが冷える傾向がある方は、摂取量が多いとさら冷え性を悪化させることがあるため、多く摂り過ぎないようにすることが大切です。

異常や副作用が出たらすぐに使用を中止する


健康や美容にいいアロエは、人によっては口に入れたときにチクチクするなどのアレルギー反応を起こす場合もあります。経口摂取するものであってもスズメバチの毒のようにアナフィラキシーショックを起こして命に関わることもあるので注意が必要です。また、顔などの皮膚に塗布する場合は、事前に腕の内側などの目立たない部分を使ってパッチテストをしてアレルギー反応がないことを確認しましょう。痛みや痒み、炎症などの異常や副作用がでたらすぐに使用を中止して受診することが大切です。

糖尿病の方は血糖値を下げすぎる危険性も

さまざまな効能があるとされるアロエですが、その効能ゆえに摂取に注意しないと健康を害することもあるので注意が必要です。キダチアロエには、アルボランA、アルボランBという多糖類が含まれており、インスリンの分泌を促す働きがあります。インスリンの分泌量が増えれば血糖値を下げるので生活習慣病の予防やダイエットにも向いています。しかし、糖尿病を患っていてインスリン製剤や血糖降下薬を服用している場合は、併用によって低血糖を起こす危険があるため、アロエを摂取する場合は医師に相談することが大切です。

気軽に購入できるアロエ関連サプリ

ヨーグルトなどにも配合されることが多いアロエベラに比べて苦味が強く食用には不向きとされるキダチアロエは、さまざまな効能があるとされていることで注目されています。家庭で栽培することもできますが、強烈な苦味と独特な青臭さから生のままで摂取するのは困難です。ネット通販では、キダチアロエを粒状や粉末状にして飲みやすくしたサプリをリーズナブルな価格で気軽に購入することができます。毎日の美容や健康におすすめのアロエ関連サプリを紹介します。

キダチアロエ粒100%

キダチアロエ粒100% 280粒
健康や美容にさまざまな効果が期待できるキダチアロエは、葉汁や葉のすりおろしや生のまま水で煮出して摂取するのが理想的であるとされていますが、苦味や独特の青臭さが気になるという方も多いでしょう。栄養成分はそのままに飲みやすい粒状に仕上げたキダチアロエ粒は、職場や旅行先に携帯するのにも便利です。1日9粒を目安に摂取するだけで、腸や肌の調子などに変化があることを実感できるでしょう。

キダチアロエ粉末

キダチアロエ粉末[50g]天然ピュア原料(無添加)(国産:高知) 健康食品(きだちあろえ)
アフリカを原産地とするキダチアロエの天然原料や有効成分をそのままに粉末状にして飲みやすくした健康食品です。甘味料や着色料、香料や保存剤などの添加物を一切使用していないため、安心して飲むことができます。アロエ独特の飲みにくさを感じることがありますが、健康効果を得られるように原料をそのまま使用することにこだわっている証です。不要な加工をしないこと、パッケージを簡素化すること、ネット直販で販売することによって、高品質で低価格という商品を実現しています。

お徳用キダチアロエ粒

お徳用キダチアロエ粒 (270粒/約3ヶ月分)
固有成分となるアロエニンやアロインなどを豊富に含んでいるキダチアロエは、毎日の健康や美容を強力にサポートしてくれるといわれています。特に脂っこい食事で胃もたれが気になるときにもおすすめです。また、ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富に含まれているので、便秘解消や美肌などにも高い効果が期待されています。原料の入庫から出荷まで一手の品質が保たれるように配慮して作られており、大手健康食品メーカーとの連携によって高品質の商品をリーズナブルに提供しています。

まとめ

日本国内では昔から一般家庭でも栽培されることも多かったアロエは、火傷や切り傷などだけでなく美容にも大きな効果をもたらしてくれると注目されています。保湿効果や殺菌効果も高いため、ハリやシワ、乾燥肌を改善するのにもぴったりです。生の状態で手に入るキダチアロエは、独特の苦味が強いためそのまま食用にするのには向いていません。サプリで活用すればアロエのさまざまな効能を簡単に実感することができるでしょう。