デンタルフロスの役割
デンタルフロスを用いることによって、歯間にたまってしまう歯垢を取り除くことができます。これによって、口臭が発生してしまうのを防ぐこともできます。このようなデンタルフロスの役割について詳しく説明しましょう。
歯と歯の間の歯垢を取り除く
デンタルフロスというのは歯と歯の間にたまってしまった歯垢を取り除くために用いるアイテムのことです。普通に歯磨きをしているだけでは取れない部分に歯垢がたまってしまうことがあります。歯間に糸が入り込むことによって、きれいに歯垢を取れるでしょう。
口臭予防・改善になる
デンタルフロスを用いて歯垢を取り除くことによって、口臭を予防したり、改善させることができます。歯垢がたまってしまうと、そこで細菌が発生してしまい、それによって嫌な臭いが発生してしまうのです。
また、虫歯や歯周病を予防するためにもデンタルフロスは有効でしょう。
デンタルフロスの選び方
デンタルフロスにはさまざまな種類があり、初心者の方にはホルダータイプやワックスタイプをおすすめします。少し慣れてきたならば糸巻きタイプというものがあり、さらにプロ仕様のノンワックスタイプもあります。こちらではデンタルフロスを選ぶ際のポイントをまとめました。
デンタルフロス初心者:ホルダータイプ・ワックスタイプ
デンタルフロスを初めて使うという方には、リスクの少ないホルダータイプやワックスタイプをおすすめします。歯肉を傷つけてしまわないような仕組みとなっています。こちらのタイプのデンタルフロスを毎日使うことでフロスの使い方に慣れていくでしょう。
デンタルフロスに慣れている:糸巻きタイプ
デンタルフロスを使うのに慣れてきたならば、しっかりと歯間に入り込む糸巻きタイプがおすすめです。より歯垢をしっかりと取り除けるようになり、歯ブラシが届かない場所にたまった歯垢も除去できます。
ただし、慣れていないと扱いにくく、歯茎を傷つけて炎症を起こしてしまう危険性があるため注意しましょう。
歯科医も使うプロクオリティ:ノンワックスタイプ
実際に歯医者が使っているタイプとしてノンワックスタイプというものがあります。これは歯の間が狭くてもしっかりと糸が広がるものです。
ただし、汚れをより多く取り除くことができるのですが、扱うのは難しいので初心者にはおすすめしません。
ホルダータイプ・ワックスタイプおすすめ5選
初めてデンタルフロスを使おうとする方には扱いやすいホルダータイプやワックスタイプがおすすめです。簡単に使えて、清涼感も得やすいでしょう。デンタルフロス初心者におすすめの商品を5つ紹介します。
糸ようじ
Y字型のホルダーとなっており、丈夫でしっかりと持てるので、動きを安定させられます。高耐久性となっており、普通の歯ブラシと同様に何度でも使うことができるでしょう。奥の方まで楽に届かせることができるため、プラークコントロールをしやすいです。


クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ
Y字型ホルダーが採用されたこちらのデンタルフロス。初心者でも奥歯の隙間に楽に入れることができて、歯垢をしっかりと除去できます。120本ものミクロな繊維束があり、これによって広く歯面を覆うことができるため、効率が良いです。繰り返し洗って使える高強度なフロスを用いています。


ライオン DENT.EX ウルトラフロスS ホルダー付きタイプ
Y字型のホルダーで楽に歯間に入れることができます。また、丈夫さも追求しており、なかなか切れにくくて、摩擦抵抗力も小さな素材を用いているため、長く使えるでしょう。カラフルな色が用意されているため、気持ちよく使えます。


GC ルシェロフロス(ミントワックス付)
歯肉を傷つけないような構造であり、初めてフロスを使う方でも痛みを感じずに利用できるでしょう。エッジはくさび状になっており、これによって歯間のプラークをかき取ります。極細の繊維を採用しており、歯面にあるプラークも除去しやすいです。


J&J デンタルフロス 182.8m 200ヤード
ミントフレーバーによって清涼感を得ることができるため、使っていて不快感はありません。歯ブラシではなかなか取りにくい歯垢をしっかりと取り除けます。丈夫であり、長期間使い続けることができます。


糸巻きタイプおすすめ3選
デンタルフロスを使うのに慣れてきた方は、より効果が期待できる糸巻きタイプを使いましょう。どんどん歯間にたまった歯垢を取り除けるため、歯が健康できれいになっていきます。糸巻きタイプでおすすめのデンタルフロスを3つ紹介します。
J&J リーチ デンタルフロス / ワックス・ノンフレーバー / 55ヤード 糸巻きタイプ
ワックス加工されているため、初心者でも歯間にスムーズに入れることができます。巻き付けても滑ることはなく、スムーズに歯垢を取り除けます。歯間が狭くても切れず、頑固な歯垢も取り除けるため、歯の健康を守れるでしょう。


REACH デンタルフロス クリーンバースト ペパーミント 32m
256本もの繊維を歯に通すことによって、しっかりと歯垢を除去します。ペパーミントフレーバーが含まれているため、使ったあとには爽快感があります。フロスは強くて切れにくくほつれにくい繊維を用いているため、ストレスフリーで使えるでしょう。


GUM デンタルフロス (ワックス) 40m
水分を含むことで拡がるタイプのため、より効率よくプラークを除去してくれます。ケースは残量が分かりやすい形状となっているため、便利です。しっかりと握れるため、細かな動きも調整しやすいでしょう。


ノンワックスタイプおすすめ3選
デンタルフロスの扱いに慣れてきたならば、プロも使っているノンワックスタイプがおすすめです。ワックスありのものより扱いは難しいですが、より歯垢除去の効果を高めたい方に向いているでしょう。こちらではノンワックスタイプのデンタルフロスでおすすめできるものを3つ紹介します。
GC ルシェロフロス アンワックス 200m
マイクロファイバーを採用しており、髪の毛の1/100の細さの糸によってプラーク除去ができます。1,400本もの糸をつむいでフロスがつくられており、頑固なプラークにも負けません。


PARO グライドテープ デンタルフロス ノンワックス 20m
一般的なフロスとは異なりPTFEという素材を用いることで途中でちぎれることなく使えます。そのため、歯肉にフロスが残ることはなく、歯周炎になるのを防げるでしょう。フラットなフロスとなっており、歯間が狭い人も安心です。


REACH デンタルフロス ノーワックス 50m
ワックス加工なしで、無香料無添加となっているため、安全性が高いです。繊維が極細となっているため、狭い歯の隙間にも入り込んでプラークをかきとります。切れにくいため、ストレスなく使えるでしょう。


まとめ
デンタルフロスを用いることによって、歯垢を取り除けば、歯の病気を防ぎ、口臭の発生を予防することができます。
デンタルフロスはさまざまな効果を期待できて、初心者から上級者にそれぞれ合った種類の商品が登場しています。こちらで紹介してきた情報を参考にして、自分に合ったデンタルフロスを購入してください。