体温を上げる《温活》!
体温を上げて免疫機能を活性化しよう◎
体温は、免疫力と深い関係があります。私たちの体は、免疫機能が含まれる白血球が全身を巡ることで、異物を発見し駆除する仕組みがあります。
ですから体温が低下して血の巡りが悪くなると、免疫力が落ちてしまうのです。平均体温を36℃台後半までもっていくことで、全身の免疫機能を活性化できれば理想的です。
おすすめの温活①湯船につかる
湯船につかって体を温めると平均0.7~1.0℃、体温の上昇が期待できます。ゆったりと体を温めたあとのリラックス効果、入眠効果は言うまでもありません。
なるべく毎日湯船につかって、夜に体温を上げるサイクルを作りたいですね。
おすすめの温活②しょうが紅茶で体の中から温める
しょうがには体を温める成分が豊富。生の生姜に含まれるジンゲロール、熱を加えると血行促進・発汗作用などの効果をもつショウガオールなどです。
紅茶を作り、飲む前にチューブのしょうがを2㎝ほど絞って飲むことで、ダイエット効果も期待できます。
おすすめの温活③耳を回してツボを刺激する
耳には全身のツボが集まっており、血流が滞ると冷えて硬くなります。毎日2~3回、耳を優しくつかんで上下に揺らしたり回したりしてマッサージしましょう。
痛気持ちいいくらいの力で良く回すと、耳がほぐれて血が巡ってくるのが実感できるはず。
腸の働きを整える《腸活》
腸は、免疫機能の砦
私たちの免疫細胞のおよそ6割が、腸の中で待機し、消化器官を通して入ってくる異物、細菌やウィルスと戦っていると言われています。つまり腸は、免疫機能の砦!
腸を整えておくことで免疫力は格段にアップし、そのうえ美肌やアンチエイジングにも効果が期待できるなど、良いことづくめです。
おすすめの腸活①発酵食品を摂る
和食は発酵食品の宝庫です。味噌、醤油、塩麴やお酢など様々あります。
また、キムチ、納豆、漬物は調理なしで食事に取り入れられますね。梅干しはクエン酸の効果で疲労物質である乳酸が分解されるので、夏疲れにもおすすめです。
おすすめの腸活②自分に合ったヨーグルトを見つける
近年のヨーグルトブームで、次々と新しいヨーグルト製品が発売されていますね。
色々な種類を摂るよりは、いくつか試して自分に合うと思うものを続けるのがおすすめ。そうすることで腸内の菌バランスが安定し、腸内フローラが整うと言われています。
おすすめの腸活③排便リズムを整える
言うまでもなく、植物繊維を摂ることが排便の重要なキーですが、食物繊維には二種類あることをご存知でしょうか?
野菜・豆・きのこなどの食材は排便を促してくれる「不溶性食物繊維」で、海藻や果物などは便を柔らかくしてくれる「水溶性食物繊維」。これらを2:1でバランスよく摂ると排便リズムが整いやすくなります。
笑ってストレスホルモンを減らす《笑活》
笑いは万能薬
笑うとストレスが減るというのは良く言われる話ですが、これは科学的に検証され、数々の報告がされています。
がんや認知症などの大病でも、笑いが進行を遅らせるという報告も。たくさん笑う人は、そうでない人の5~6倍の免疫を持つと言われます。まさに万能薬ですね!
笑いのパワーがすごい!
笑うとストレスを減らせる仕組みは、笑うことで体の免疫細胞の代表「NKキラー細胞」が活性化されたから。
1日に100回笑うことで、15分のエアロバイクと同じ運動効果があるとも報告されており、全身の筋肉なども活性化します。これなら、温活も同時にできますね。
声を出さずににっこり笑うことも、リラックスや鎮静効果が期待でき、自律神経を整えてくれますよ。
大人が笑う一日の平均回数は、およそ17回。多いか少ないかは人によると思いますが、これを目安に毎日笑う工夫を取り入れてみましょう。
おすすめの笑活①バラエティ番組や動画で笑う
一番簡単に笑える方法です。忙しい人は隙間時間で少し動画サイトをのぞいてみて。面白動画やハプニング集で、くすっと笑えるものを見つけましょう。
おすすめの笑活②楽しいことを考える
もし一ヶ月お休みがもらえて旅行に行けたら?もし宝くじが当たったら?街中で好きな芸能人に会えたりしたら?と、いわゆる妄想みたいなものですが、楽しいことを考えていると人間自然と頬がゆるむものです。
湯船につかる時間を使って、のんびり楽しいことを考えれば、相乗効果が期待できるかもしれませんね。
おすすめの笑活③子供と一緒に笑う
子育て中のママは、子供と一緒に笑うのが一番。「ママあのね!」と話してくれる様子だけでも笑顔になれたり、その話にちょっと大げさにリアクションすると、子供たちは大笑い。子供の笑顔は大人も笑顔にします。
お疲れ気味のママは、昔の子供のDVDなど見返してみて。ほんわか笑顔になれるはずですよ。
取り入れやすいものから試してみよう!
おすすめした3つの「活」は、普段の生活に取り入れやすいものばかりです。ですが、忙しくてすべてを毎日続けるのはけっこう大変という方もいらっしゃるでしょう。
続けるために疲れてしまっては本末転倒ですから、取り入れやすいものから試してみてくださいね。効果が感じられれば、自然と習慣になっていくはず。
良い習慣を無理なく作って、冬を綺麗に、元気に過ごしたいですね。