人生がうまくいかないと感じる理由は?
人生は、人それぞれ自由です。法や人道に反することさえしなければ、個々が好きに生きて何ら問題はないはずです。にもかかわらず、人生がうまくいかないと感じる理由について、押さえていきましょう。
上手くいかないことを人や環境のせいにしている
人生がうまくいかないと感じるのは、期待した通りに物ごとが進まなかったときでしょう。そうしたことが連続しておこると、人生全体に対して悲観的になってしまいます。さらには、他人や環境のせいにするとなれば事態は深刻です。努力しようとしないだけに、一層うまくいかない時期が長続きしてしまうでしょう。
自分のことしか考えていない
人生とは、基本的に自分自身の一生を指します。ですが、だからといって自分のことばかり考えていても、幸せはなかなか掴めません。自己中心的になることで、周囲から好意的に見られなくなってしまうでしょう。人生は、自分ひとりで作るものではないのです。むしろ、他者を思いやることこそが張りのある人生に繋がります。
困難を乗り越えることが出来なかった
困難を乗り越えたとき、大きな達成感が味わえるでしょう。一方で、乗り越えられず挫折してしまうと、ショックを受けてしまいます。困難の規模次第では、人生すべてがうまくいってないような気持にもなってしまうでしょう。
普通の幸せを幸せと感じられていない
前述で触れている通り、人生をどう感じるかは個々の自由です。そのため、本当は幸せであるにもかかわらず、ネガティブに捉えてしまっているからこそ人生をマイナスに感じている可能性もあります。その場合は、人生そのものより価値観から改善していく必要があるでしょう。
人生がうまくいかない人の特徴
人生がうまくいかないと嘆いている人がいれば、毎日充実している人もいます。もちろん、その理由は運だけでもありません。人生がうまくいかない人には、以下のような特徴がみられます。自分にあてはまっていないかどうか、確かめてみてください。
頑張れない
単純な話ですが、人生を満足感のあるものにするのであれば、頑張らなくてはなりません。そんな頑張りを嫌うタイプであれば、人生はなかなかうまくいかないことでしょう。またうまくいかないという嘆きが、より一層頑張る気持ちを抑え込んでしまうかもしれません。
努力を嫌う
人生がうまくいっている人は、努力は当たり前のものと捉えています。むしろ、努力とすら思っていない人もいるでしょう。その点、努力はしんどく頑張らなければいけないものと考えている人の人生は、うまくいきにくいです。
何でも人のせいにする
成功も失敗も、すべて自分がやったことの結果です。そのため成功は素直に喜び、失敗はそれを糧にさらなる自分磨きをするというのが適切な対応でしょう。ですが、成功は自分の成果にする一方、失敗だけ他人のせいにするようなタイプは成長しません。甘え続けた結果、人生がうまくいかないと感じてくるでしょう。
浪費癖がある
順調な人生の指標のひとつとして、貯蓄が挙げられるでしょう。順調な人生を歩んでいれば、おのずとお金も貯まるものです。ですが、浪費癖があるとせっかく入ったお金もすぐ使ってしまうので、人生の順調さをなかなか体感することができません。お金を使う瞬間は楽しくても、人生全体で考えると充実していないような印象でしょう。
人脈をおろそかにしている
豊かな人生を送る上で欠かせない存在として、人脈が挙げられます。友達同士仲良くするだけでなく、自分とは違う経験や人脈を持つ他人と繋がることで、人生の可能性が広げられるためです。人脈をおろそかにしていると、狭い世界でこぢんまりと生きてしまいます。
いつまで経っても決めることが出来ない
人生の時間は限られています。そのため、決断をいかにスピーディーにおこなえるかも重要です。自信のなさや恐れから、最初の一歩をすぐに踏み出せない。そんな性格の人は、せっかくの人生がうまくいくチャンスも掴み損ねているかもしれません。
事前に準備をせず一発勝負をしてしまう
期待通りの結果を手に入れるためには、事前の準備が欠かせません。ですが地道に準備するという作業は、目的を果たすための努力でもあります。努力を苦手とする人生がうまくいかない人は、あまり好みません。そのため、運任せで一発勝負に出て後悔してしまうことが多いです。
うまくいっている例を真似ようとしない
人生がうまくいっていないと感じるのは、理想の生き方がどんなものかを具体的にイメージできているからこそでしょう。それなら、理想の人生に近い生き方をしている人の真似をすれば良いのです。うまくいっている人の真似をせず、ただ僻んでばかりの人は、人生を好転することは難しいです。
常に時間に追われている
日々努力を惜しまず頑張っている人は、休む間もないほどに忙しいはずです。ですが、人生がうまくいくための努力以外の面で時間に追われてばかりというのは、また違った意味の忙しさです。本当に必要な努力をする余裕がないので、理想の人生にはなかなか近づけません。
シンプルなことも難しく考えてしまう
人生がうまくいっている人は、効率的な生き方ができています。目の前に困難が訪れれば、必要な分だけの力を注いで効率よく前に進んでいくのです。シンプルなことであるにもかかわらず、難しく考えてしまうタイプは、困難に遭遇するたび立ち止まってしまいがちです。
人生がうまくいかないときの対処法
人生はうまくいかなくていい、そんな諦めの境地に達している人は、少数派でしょう。ほとんどの人は、うまくいく人生に好転させたいと考えているはずです。以下の対処法を、試してみてください。
人と会話をしてみる
人生がうまくいかないと嘆いている人は、会話をあまりしないタイプが多いです。人との交流をあまりしない性格でも、ぜひ積極的な会話を心がけてください。自分以外の価値観を学んだり、人脈を広げたりすることで、人生がうまくいくきっかけを掴めるかもしれません。
とにかく休んでみる
頑張らないのは良くありませんが、頑張り過ぎにも注意すべきです。人生を好転させたいという強い想いから、空回りしているかもしれないためです。空回りしながら考えなく頑張っても、なかなか成果には繋がりません。一度しっかり休んで、人生プランを落ち着いて見直してみましょう。
動物と触れ合って癒されてみる
こちらも休むことのひとつですが、癒しの得られる休み方ならなお良いです。人生がうまくいかない人は、心にストレスを抱えていることが多いです。つまり、癒しを求めている状態といえます。動物と触れ合う、温泉に行くといったリフレッシュ方法で心を癒して、頑張るためのエネルギーを補充しましょう。
趣味を作ったり没頭したりしてみる
人生がうまくいっていない人は、そもそも頑張って努力をするという行為に慣れていません。そのため、人生のために、いきなり頑張ろうとしても、うまくいかないことが多いです。そのため、まずは集中して頑張るクセをつけてみると良いでしょう。趣味を作って、とことん没頭してみてください。頑張ることの楽しさやコツが、掴めてくるはずです。
物事を自己責任として考えてみる
もしあなたが他人のせいにしがちなタイプなら、その逆をやってみると良いでしょう。失敗や運の悪さ、トラブルなどを、すべて自己責任と考えるのです。どう考えても自分は悪くない、そんなことでさえ責任を感じて問題ありません。それにより、普通の人以上に心の研鑽ができるようになります。少々ストイックなやり方ですが、人間的成長が期待できます。
自分のことを信じてみる
人生がうまくいっている人の多くは、自信が満ち溢れています。それは、かならずしもうまくいっているからでもありません。もともと自信を持っていたからこそ、うまくいっている場合も多いです。自信は、自分の持つポテンシャルを高いレベルで引き出してくれます。あらゆる場面で、自分を信じる意識を持ってみてください。
自分のことばかりではなく周りのことも考えてみる
前述にもある通り、人生は自分ひとりで作るものでもありません。人との縁や繋がりこそが、重要になってきます。そのため、これまで以上に人脈や他人への感謝、手助けを重視してみてください。すると、相手からもまた感謝されたり助けてもらえたりできます。人生を後押ししてくれるようなアドバイスやサポートも、受けられるかもしれません。
まとめ
思い描いた通りの人生を歩むのは、容易ではないでしょう。それどころか、いくらかの妥協をして生きている人の方が、大半でもあるはずです。ですが、少しでもうまく生きたいというのが本音でしょう。
人生がうまくいっていない人には、上記の通り共通した傾向がみられます。それらにあてはまる生き方をしているようであれば、ぜひおすすめのコツを実践して改善してみてください。人生がうまくいくかもしれません。