会話が続かない人の6つの共通点
話していてもすぐに言葉に詰まってしまう、沈黙してしまうという方には共通点があります。自信がない、声が小さいなどいろいろありますが、ここでは会話が続かない人に見られる共通点を6つご紹介しましょう。
自分に自信がない
容姿や家柄、学歴などコンプレックスを抱えている方だと自分に自信を持てないことがあります。自信がないと必要以上におどおどしてしまい、人と会話していても続かないことが多いです。
自分に自信を持つことで、スムーズな会話も可能になるでしょう。
あがり症
慣れ親しんだ友人や家族とは普通に話せるのに、初対面の人とは上手に話せないという方も少なくありません。特にあがり症の方は初対面の人の前ではドキドキしてしまい、何を話せばいいのか分からなくなってしまうことが多いです。
あがり症は改善することができます。少しずつ話すことに慣れてるように経験を積み重ねていきましょう。
周囲のノリに合わせられない
周りに流される人だと思われたくない、軽いと思われたくないといった気持ちからノリに合わせられないことがあります。
また、周りのノリについていけない、高いテンションが苦手と考えている場合、自分のノリを合わせることができないため、結果的に話が続かなくなります。
失敗したり嫌われたりするのを必要以上に怖がる
何かしらのトラウマを抱えていると、失敗や嫌われることを避けることがあります。過去にミスによって酷くバカにされたことがある、嫌われたことがあるといった経験があるかもしれません。
過去のトラウマによる恐怖心から、会話が苦手になってしまうことも少なくありません。
声が小さい
自分に自信が持てない方だと声が小さくなりがちです。また、生まれつき大きな声を出すことのない環境で育った方だといつも小さな声で話してしまいます。
声が小さいと会話中に聞き返されることも多いため、それが嫌であまり会話ができなくなるというケースもあります。
会話相手に嘲笑されるのが怖い
会話している相手に嘲笑された経験がある方だと、それがトラウマになっている可能性もあります。また、会話の相手が自分にとって特別な人だと余計に嫌われたくないという感情が働き、流暢に会話できなくなってしまうのです。このタイプだと相手によってスムーズに会話できることもあります。
会話が続かない直接的な原因
いったいどうして会話が続かないのか、直接的な原因を知ることで改善できる可能性があります。ここでは会話が続かない直接的な原因についてまとめたので、原因を理解したうえで今後に活かしていきましょう。
「会話をしなければいけない」という過度な思い込み
このような過度な思い込みがあると会話が続かないことが多いです。次は何を話せばいいのか、こんな話題でいいのかと常に頭の中で考えてしまいますし、それがプレッシャーになってしまいます。
そのプレッシャーが大きくなりすぎてしまい、やがて言葉に詰まってしまうというケースもあるのです。
会話に対する過度の苦手意識
過去に会話で失敗したことがあると苦手意識を持ってしまうことがあります。会話が原因で相手を酷く怒らせたことがある、嫌われたことがあるといったケースだと過度に苦手意識を持ってしまうでしょう。
また過去の経験とは関係なく、失敗してしまうかもしれない、話すのがあまり得意じゃないなどの思いから会話が続かなくなることもあります。
上手に相槌を打つことができない
会話において相槌は重要です。相手の話をきちんと聞いている、理解しているという意思表示でもあるため、どこで相槌を打つかは大切です。上手に相槌が打てないのは、単純に会話に場慣れしていないことが原因かもしれません。
まずは会話に慣れるように、人と話す機会を増やしてみるといいでしょう。
自分の意見を言わない
自分の意見を言えないような環境で育った方は、自分の本音や感じたことを口に出すことが苦手です。
自分の意見を言わない・言えないとなると、相手の話を一方的に聞くばかりになってしまい、結果的に会話が続かない原因となります。
否定的な意見ばかりを発言する
否定されるとそこで会話が終わってしまいます。否定されてしまうと、相手も積極的に会話するのを避けてしまいます。否定的な意見、ネガティブな言葉は、聞いていて気持ちのいいものではありません。楽しく会話を続けるためには、あまり言いすぎないようにしましょう。
相手の会話に返す話題を持っていない
会話の中では、次々と話題が変わることもあります。話を振られたときに返す話題がないと自然と話は収束してしまいます。
会話に使える話題がない、乏しいのは普段から情報収集していないことが原因かもしれません。話題が豊富になると、会話も自然に弾むでしょう。
リアクションが薄い
リアクションが薄いと、会話の相手も話していて楽しくありません。興味がないのかなと感じてしまい、これ以上会話を続けるのは止めようと思われてしまうでしょう。会話中はできるだけ感情を明確に表したほうが、相手に好印象を与えることができます。
相手の話に興味を持てない
誰でも自分にまったく興味のない話は楽しくありません。しかし、会話が上手な方は全然興味の湧かない話題であっても、会話を長続きさせることができます。
興味がない話題でも、「そうなんですか!?」と大げさにリアクションするだけで会話が長続きするでしょう。
誰でも会話を続けられるようになるコツ
会話を続けられるようになればコミュニケーションもとりやすくなり、誰とでもすぐに仲良くなれます。そこで、ここでは誰でも会話を続けられるようになるコツについてまとめたのでぜひ目を通してください。
スポーツや芸能ニュースなどの話題をチェック
出せる話題は多いに越したことはありません。一つのジャンルの情報に偏ってしまうと出せる話題が限られてくるので、できるだけ複数ジャンルの話題をチェックするようにしましょう。
スポーツや芸能、エンタメもおすすめですが、社会人の場合であれば政治経済や国際情勢などの情報もチェックすると良いでしょう。
相槌のレパートリーを増やす
相槌がワンパターンになっているかもしれません。「うん」と返事するだけでは、会話も単調なものになってしまい、相手もあまり楽しいとは思わないでしょう。
同じように納得する返事だとしても、「ああ、なるほど」「そうなんだ」「ほんとに?」など相槌のレパートリーを増やしておくと、会話を長く続けられます。
相手のトークを広げるような食いつき方をする
自分でトークを広げられないのなら相手に広げてもらえば問題ありません。そのためには、相手がもっと話を広げてくれるような反応をすることが大切です。
やや大げさに「ほんとですか!?」「もっと教えてほしい!」と言えばあとは勝手に相手が話を広げてくれるでしょう。
「ちょっと緊張している」など緊張していることを伝える
緊張している状態で会話を続けてしまうと、相手の方に「なんか暗い人だな」「つまらない人だ」と思われるかもしれません。あらかじめ緊張しているということを伝えておけばこのような問題も回避できるでしょう。
これは、自分だけでなく相手の緊張をほぐすきっかけにもなるため、会話がより弾むかもしれません。
ゆっくりと話す
会話が苦手な方だとつい早口で喋ってしまいがちです。ゆっくり話すことで、落ち着きを取り戻すことができます、落ち着くことで、適切な話題を振って会話することもできるでしょう。
相手に正しく情報も伝わるので、会話をするときはゆっくり丁寧に話すことを心がけてください。
5W1Hを意識して会話をする
5W1Hとは
- when(いつ)
- where(どこで)
- who(誰が)
- what(なにを)
- why(なぜ)
- how(どのように)
のことです。これを意識して会話するだけで情報が伝わりやすくなります。情報を分かりやすくまとめられるので、会話の組み立てにも役立つでしょう。
まとめ
会話は誰でも続けられるようになるためには、話すことに慣れるのも大切なポイントとなります。会話に対する苦手意識や恐怖心を持つ方もいるかもしれませんが、それも改善することは十分可能です。
ここで紹介した原因を参考にし改善することで、スムーズに会話を長続きさせられるようになれるでしょう。