感情の起伏が激しい人の15個の特徴
感情の起伏が激しい人は、自己顕示欲やプライドが高い、自己中心的で空気を読むのが苦手などの特徴があります。中には個性なのではと思うような特徴もありますが、周囲に溶け込めない、周囲の人を振り回してしまうのは少し違います。そこで、感情の起伏が激しい人の特徴を15個紹介します。
とても神経質
感情の起伏が激しい人は、相手と自分の価値観の違いを素直に受け入れることができない、また相手の考え方などを理解するまでに時間がかかる傾向が見られます。こういった理由から、人があまり気にならないような些細なことも気にしやすく、さらに自分の神経質な部分を周囲にも強要してしまうことから、周囲が振り回されることもあります。
自己顕示欲がとても強い
感情の起伏が激しい人の多くは、自分を周囲にアピールし認めてもらいたいという欲求が強い傾向にあり、常に周囲に自分の気持ちを優先して欲しいと思っています。自分のアピールばかりに気を取られて、周囲との協調性を取る上手く取ることができず、自分の気持ちを押し付けてしまう傾向にあります。
基本的にネガティブ思考
感情の起伏が激しい人は、ポジティブに物事を捉えることがなかなかできません。ネガティブな思考になることで、周囲に気を使わせたり、振り回したりしてしまいます。特に自分が上手くいかないときは周囲に気にかけて欲しい気持ちが強くなるので、ネガティブな思考が強くなります。
被害者意識が強い
他人の存在を強く意識しがちなことから、被害や悪意などに敏感になることが多いのが、感情の起伏の激しい人の特徴です。実際に感情の起伏の激しい人と会話をすると、周囲から被害を受けた話が多い傾向にあります。また何か問題が起こったときも、人のせいにする傾向が強いのも特徴の一つです。
想像力が欠けている
他人の気持ちを考える力や、想像力が足りない傾向があるのが、感情の起伏の激しい人の特徴です。様々な判断の基準が、全て自分となっているのが大きな理由の一つであり、自分の思っていることと少しでも意見が違うと、なかなか受け入れることができません。
空気を読むのが苦手
感情の起伏が激しい人は基本的に自己中心的です。周りの反応や態度、言動などを特に気にすることなく、場合によっては自分勝手な発言や行動によって、場をしらけさせてしまうこともあります。
地味なことが苦手
自分が周囲から注目され、認められることによって自己顕示欲を満たすことができるのが感情の起伏が激しい人の特徴です。そのため、地味で目立たないことを苦手とします。特に自分がしたくないことに関しては、あからさまに露骨に嫌な態度を取ることもあります。
努力が苦手
コツコツと努力をして何かを成し遂げるというのが苦手なのも、感情の起伏が激しい人の特徴の一つです。どちらかと言えば、感情の赴くままに衝動的な行動を取る傾向が強いことから、努力を重ねるというタイプとは真逆とも言えます。
面倒なことを他人に押し付ける傾向がある
自己主張が強いことから、新しいことや注目されるようなプロジェクトには前向きに取り組むことも多いのが、感情の起伏の激しい人の特徴です。ですが、これらも衝動的な感情から取り組んでいることが多いため、途中で面倒になると他人に押し付けるようになります。
我慢をするのが苦手
たいていの場合、大人になると自分の気持ちよりも周囲との調和を大切にすることで、我慢をする機会も多くなります。ですが、感情の起伏の激しい人は自分の気持ちが何よりも最優先されるべきと考えていることから、周囲に溶け込むことができなくても我慢をすることができません。
考え方が幼稚
自分の感情をいつでも最優先して欲しいという考え方は非常に幼稚です。また感情の起伏が激しい人は、キレやすい、怒りっぽいという特徴がありますが、これは物事を狭い視野でしか見ることができず、思考力のレベルも低い傾向にあると考えることができます。
ケチで損得勘定ばかりする
自分にとって損であるのか、得であるのかを常に考えています。非常に打算的とも言えるでしょう。自己中心的な考え方から、どうしても周囲の人の気持ちが理解できない、周囲の人のために行動するということができず、ケチで損得勘定ばかりを気にして行動してしまうのです。
予定通りに物事が進まないとイライラする
感情の起伏の激しい人は、スケジュール通りに物事が進まないことにストレスを感じます。これは何らかの変化に臨機応変に対応することができないからであり、想定力に欠けるからとも言えます。
理論立てた説明が苦手
感情で物事を判断したり、行動を起こしたりする傾向が強いことから、理論的な話し合いを非常に嫌います。自分の感情を上手くコントロールできない、自分の考えをまとめて相手に上手く伝えることができないことから、話し合いの最中に怒り出して、話し合いが進まないこともあります。
非常にプライドが高い
様々なことにおいて、何でも自分が一番になることを目標としていることから、非常にプライドが高い傾向にあります。プライドはある程度必要なものですが、高すぎることで人とのコミュニケーションを上手く図ることができなくなってしまいますし、失敗をしたときもネガティブになりやすく、落ち込んで、周囲も巻き込んでしまう可能性も高くなります。
感情の起伏が激しい人が職場にいるデメリット
感情の起伏が激しい人が職場にいることで、様々なデメリットが生じてしまいます。場合によっては、仕事の進行や周囲との信頼関係などにも影響してしまう可能性もあります。では、感情の起伏が激しい人が職場にいることで、どんなデメリットが生じるのでしょうか。
場の空気が悪くなる
感情の起伏が激しい人が職場にいることで、その場の空気が悪くなるということがよく起こります。これは感情の起伏が激しい人は、常に自分が一番で優先されたいという気持ちが強く、周囲の空気を読まずに自己主張をしてしまうからです。嬉しいときやテンションの高いときなら特に問題はなくても、イライラしているときや悲しいときも露骨に態度に出てしまいます。
柔軟な対応をしてくれない
予測しないことや問題が起こったときに、多くの人は臨機応変に対応して、問題を解決しようとします。ですが感情の起伏が激しい人は柔軟性に欠けていることから、口は出しても手は出さないという状況が起こります。
物事の判断は全て自分が中心なので、自己中心的な解決策しか思いつかない、問題を受け入れることができないなど、柔軟に対応することができません。
失敗したときに他の人が責任を押し付けられる
プライドが非常に高いことから、感情の起伏が激しい人は失敗することを非常に恐れています。これは失敗することで周囲からの評価が下がることが受け入れられないためで、失敗をすると他人のせいにして、責任も押し付けてしまいます。被害者意識が強いことも、失敗を人に押し付ける原因になっています。
感情の起伏が激しい人の上手な扱い方
感情の起伏が激しい人との付き合いに疲れているという人は、感情の起伏が激しい人との付き合いの中で、どんなポイントに注意するのかを知って、上手くコミュニケーションを図りましょう。そこで、感情の起伏が激しい人と上手く付き合う方法を紹介します。
相手の感情に引きずられずに冷静に会話する
感情の起伏が激しい人と円滑にコミュニケーションを図るためには、相手のペースに乗せられないことが大切なポイントです。
相手の感情の赴くままに、相手のペースに巻き込まれてしまうとお互いの距離感も近づきすぎてしまい、適度な距離を保つこともできなくなってしまいます。一定の距離を保って、相手のペースに巻き込まれずに、冷静に会話をするようにしましょう。
相手の起爆スイッチを理解し避ける
相手の感情が爆発するスイッチを、普段から観察して理解しておきましょう。普段から感情の起伏が激しい人を観察しておくことで、イライラしているときのサインもわかるようになり、触れないようにすることができます。
起爆スイッチを理解していれば、冷静に話し合いができるタイミングやコミュニケーションを図るタイミングもわかるようになります。
こまめなコミュニケーション
感情の起伏の激しい人と付き合うのはなかなか難しいものですが、全く付き合わない、避け続けるというのは無理があります。職場ならなおさらです。
普段から、感情の起伏が激しい人を観察しておき、冷静なときはこまめにコミュニケーションを図るようにしましょう。冷静なときであれば ポジティブなコミュニケーションを図ることができ、良い関係性を築きやすくなります。
相手を不安に思わせないような言葉を選んで使う
感情の起伏の激しい人は被害者意識が強く、他人からの非難に敏感ですし、ちょっとした言葉の行き違いによって、ネガティブな感情を爆発させてしまいます。
そんな性格の人のために、なぜこちらが気を遣わなければならないのかと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。ですが、ちょっとした言葉選びで、感情の起伏が激しい人との付き合いは大きく変わります。普段から少しだけ意識してみましょう。
まとめ
感情の起伏の激しい人とコミュニケーションを図るのが難しいと悩んでいる人は、まずはどんなスイッチがあるのか、どんな性格の人なのか、相手をじっくり観察してみましょう。
相手の考え方や気持ちをコントロールするのは難しいことですし、感情の起伏の激しさも一つの個性として上手く付き合うようにすることで、円滑に付き合っていくことができます。