虚言癖の特徴とは?なってしまう原因・嘘ばかりつく人への対処法

人は一度嘘をついてしまうと、その癖がなかなか抜けなくなってしまいます。実際に虚言壁の人は日常的に嘘をついてしまって、周囲の人から信用されなくなってしまう傾向です。

そこで、ここでは

  • 虚言癖の人の特徴
  • 虚言癖になる原因
  • 嘘ばかりつく人への対処法

について紹介していきます。

虚言癖とは

どうしても嘘を吐いてしまう性質を意味する言葉

虚言癖とはその気がなくても嘘をついてしまう癖を意味する言葉です。病気というよりは性格に近いものと言えるでしょう。その背景は虚栄心だけでなく、自己顕示欲や承認欲求などさまざまです。人によって無意識のうちに虚言癖になっている方もいます。

虚言癖になる原因とは?

虚言癖になってしまう人は、自分のついた嘘がバレることに対して恐怖心があります。また、自信がなかったり、孤独感が強かったりすることも原因として考えられるでしょう。ここでは虚言癖の原因について解説します。

自尊心の塊で見栄を張りたいという思いが異常にある


自尊心は自分を信じる心を意味しますが、あまりにも強過ぎると見栄を張ってでもその自尊心を保とうとしてしまいます。その結果、虚栄心になり虚言癖を加速させてしまうのです。

虚言癖の方は、見栄を張ることで自己肯定感を保っているため、否定されたり批判されたりすることに強く抵抗があります。そのため嘘で理想の自分を塗り固めて、人から幻滅されないようになってしまいます。

発覚を恐れている問題を抱えている

自分に対してコンプレックスが強い人は、その発覚を恐れて嘘をつく傾向があります。自分で問題を受け入れてカミングアウトすれば楽なのですが、このような方は自信がないので、自分をさらけ出して嫌われるのではないかという不安が常にある傾向です。

虚言癖の方は嘘をつくことによって理想の自分を演じ、その理想が壊れてしまわないように、何度も嘘をついてしまいます。普段から等身大の自分でいられないため、自信が持てずにさらに嘘を繰り返すことも珍しくありません。

劣等感がひどく自分に自信を持っていない


劣等感が強い人ほど、嘘で自分を塗り固める傾向があります。人よりも劣っていると思っているため、何か自分が他人よりも勝っている部分を持ちたいと潜在的に思っているようです。

これらの劣等感はありのままの自分でいることを拒絶し、嘘に嘘を重ねる性格になってしまいます。この状態は本人も自覚なしに追い込まれていることが多くあります。

また、自信を持っていない方は、以下の記事から対処法をチェックしましょう。

あわせて読みたい

自分に自信がない人の特徴・原因・改善策20選&自己肯定感を高め自信をつける方法

続きを読む

強い孤独感・寂しさに苛まれている

誰も相手にしてくれないから嘘をつくということもあるでしょう。子供は親に注目してもらいたい時、嘘をつく傾向があります。なぜなら孤独感を抱いてストレスを感じているため、どうにかして自分に注目を向けたいことが理由です。

大人になっても強い孤独感を抱えている方は、同様に注目してもらいたいという自己顕示欲が働きます。そのため望まないような嘘をついてしまい、虚言癖をさらに悪化させてしまいます。

また、自分をダメ人間だと感じてしまっている方は、以下の記事から対処法をチェックしましょう。

あわせて読みたい

ダメ人間の15の特徴・原因・改善策。変わりたい人の更生方法&ダメ人間のままでも生きる方法も

続きを読む

自分を正当化して傷つくことを避けたい思いが強い

自分を正当化させるための嘘をつく人も多くいます。傷つくことを恐れて、自分が正しいと嘘をつくのです。ある意味自己防衛本能に近いのかもしれませんが、嘘がバレても結果的に傷つくため、より嘘をついてしまう傾向です。

周囲に認められたいけれど頑張るのが嫌い


確かめることができないような嘘であれば、他人も信じてしまうかもしれません。周囲に認められたいのに頑張れない人は、どうしても楽な方向に流されます。嘘はそのような方法のひとつです。

もともと自信がないからこそ、周囲に認められたくて嘘をついてしまいます。本当はダメな自分でも嘘で偽ることで、すごいことを認めてもらいたいわけです。

また、褒められたいと感じている方は、以下の記事もチェックしてみてください。

あわせて読みたい

褒められたい人の特徴は?周りにいる承認欲求が強い人への対処法

続きを読む

親の愛情を受けられない家庭環境

親の愛情を受けられない家庭環境で育った人は、自己肯定感の弱い人が多くいます。褒めてもらう経験が少ないため、他人にそれを求めてしまうのです。そのため常に嘘をついて誰かに褒められていないと、不安になってしまいます。

小さい頃から親に褒められて育つと自然と自信がつき、自己肯定感も強くなります。そうなると、他人の目をそこまで気にすることがなくなるでしょう。ある意味で虚言癖の人は被害者なのかもしれません。

虚言癖の人の特徴を知ろう

虚言癖の人の特徴を知っておくと、対応する時も安心です。虚言癖の人を理解するためにも、あらかじめ特徴を把握しておきましょう。ここでは虚言癖と言われる方の特徴について解説します。気になる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

無自覚に嘘を吐いている

虚言癖の方は自己防衛のために、無自覚に嘘を吐いている場合が多いです。相手から嫌われるのではないかという恐怖心を持っていることから、どうしても嘘をつき続けてしまうのです。それは自己肯定感を保つための抵抗といえるかもしれません。

大半の人は無自覚に嘘を吐いているので、罪の意識はありません。誰かが責めても、自分を正当化するために嘘をつくので、悪循環に陥りやすいです。

自分は真実をいっていると思っている

虚言癖の方は、自分の言っていることが正しいと思い込んでいます。嘘をついている自分を正当化するだけでなく、相手にその嘘を突き通すことが理由のようです。実際に一度嘘をつくと後戻りはできないように嘘をつき続けてしまう傾向があります。その背景には自分の言葉を真実だと思い込んでいることが挙げられます。

話が矛盾していても気にしない

嘘をつくと必ずどこかで辻褄が合わなくなります。その場合話が噛み合わなくなってくることもあるでしょう。しかし、虚言癖の方はその場しのぎで嘘をついていることも多いです。そのため、後日そのことについて指摘しても、矛盾していることを気づいていない傾向があります。

罪悪感なく嘘をついている


罪悪感を持っていないため、嘘をつくということが日常化しやすいです。他の人から見ると、嘘をついてまで自分の価値を高めようとする行為に賛同できないかもしれません。しかし、虚言癖の方は自分の存在を守るために無意識に嘘をついているのです。

嘘をつくこと自体が自分を正当化する行為になるため、罪悪感などはありません。むしろ自分を守ってくれる鎧のように思っているかもしれません。

自分を守るために平然と他者を傷つける

虚言癖は自分を守るためなら、人が傷つく嘘をつくことがあります。プライドが高い傾向にあるため、相手が自分よりも優れていると思うと、相手を陥れるようなこともあるようです。なぜなら自分の能力が劣っていると感じ、自分の価値を高めようとしているからです。自己肯定感が低いことから引き起こされるものだといえるでしょう。

根拠のない自信をアピールする


自信というのは本来、努力してきた数だけ自分の支えとなってくれるものです。しかし、虚言癖がある人は努力をすることが嫌いな傾向であるため、嘘で理想の自分を演じます。そのため根拠のない自信だけが肥大化してしまう傾向があるのです。

他人から見るとまったく根拠が伴っていないため、人間性が薄く見えてしまいます。そのため自分の価値を高めようと余計に嘘をついてしまい、結果的に悪循環になってしまうのです。

自分にとって都合の良くないことは覚えていない

無意識に嘘をつく虚言癖は、その場しのぎで切り抜けるための嘘をつく傾向です。そのため、自分がいつ嘘をついたのか、あまり覚えていません。特に虚言癖が日常化している場合は、自分自身が気づかないうちに多くの嘘をついているでしょう。

また、自分にとって都合の良くないことは覚えていません。自分が悪く言われたり、指摘されたりするとプライドが傷つくため、記憶を消去して「なかったこと」にしているのです。

思い込みが激しい


自己完結型の虚言癖に多く、「他人は自分のことを嫌っている」「相手は自分のことを認めてくれない」と感じている傾向です。他人に相談することなく自分の中で完結してしまうため、真意を確かめることがなく、思い込みだけで被害者意識が膨らんでいきます。

他人から認められたいと思っているのに改善する努力をしないため、嘘をつくようになります。虚言癖の背景には、思い込みの激しい性格が原因となっている場合があるようです。

嘘をついたことでの反省や後悔はしない

嘘をついたことで相手の信用を失っても「相手が悪い」という思考回路が働きます。自分を正当化することが常習化しているため、相手の方が間違っていると考えるようです。罪の意識が薄いため、反省することはないでしょう。

嘘を突っ込まれると激しく怒るまたはひどく落ち込む

嘘に対して正論で返されると激しく怒ったり、ひどく落ち込んだりします。他人よりも自分本位な考え方が多いので、正論対して正しい反応ができなくなります。自分のついた嘘が正論で返されると、人間性を拒否された気分になるようです。

そのため自己嫌悪が強くなり、再び嘘をつき続けるようになります。相手から認められないことに対して考えようとしないため、自分を守ろうと躍起になるようです。

大嘘だけでなく些細な嘘もつく


大きな嘘だけでなく、つかなくてもいいような些細な嘘をつくことが特徴でもあります。その内容は相手の気を引くための嘘が多いようです。他人に注目されたい気持ちが強いことから、嘘の内容に関わらずついてしまう傾向があります。

嘘をつき続けているため周囲に見放されている

嘘をつく人と関わりたい人は少ないでしょう。そのため、虚言癖がある人は周囲から距離を置かれている場合が多いです。孤独感を埋めるために嘘をつくのですが、結果として信用を失い、周囲から人がとおざかってしまいます。

虚言癖の人への上手な対処法とは?

虚言癖の人は自覚がないため、治すことが難しいのが現状です。そのため、周囲の方の協力や、上手に聞き流すことが重要となります。ここでは虚言癖の人に対して上手な対処法を解説します。

嘘に突っ込みを入れない


虚言癖の方は自分に対して批判されることを極端に嫌います。また、自己肯定感が低い傾向です。そのため、正論で反論されると怒ったり落ち込んだりします。まずは正論を言わないことが望ましいです。関わる人はストレスを感じるかもしれませんが、ある程度と真に受けないことが最善の策といえます。

冷静・適当に聞き流す

嘘をつく人はそれが無意識なので、周囲の人は冷静に聞き流すことが求められます。本人も無自覚に嘘をついているので、周囲の人が信用する必要はありません。虚言癖は相手にするほど嘘をつき続ける傾向です。まずは相手が嘘をついても聞き流すことを心がけましょう。

害があれば関係を断つのも選択肢のひとつ


他人を傷つけない嘘であれば、いくらついたところで関係ありません。害がないのであれば、放置しておくこともひとつの方法です。もし誰かに害があるのであれば、関係を断つことも考えられます。

虚言癖は自分自身を守るための防衛本能でもあるため、無理に改善させようとすると、お互いにストレスが大きくなります。時には厳しく突き放すことも重要です。

嘘言癖のある人の話を拡散しない

虚言癖のある人の話は、むやみに拡散しないように気をつけましょう。本人は自尊心を守るために日常的に嘘をついているため、拡散すると話がこじれてしまいます。

また、拡散させた自分自身も嘘つきだと思われてしまうことがあるようです。この場合は誰かに共有せずに受け流すことが望まれます。

相手の話を誰かにいうときは悪口ではなく事実関係のみに留める

相手の話を誰かに相談したい場合は、悪口ではなく実際に被害に遭ったことのみを話すようにしましょう。虚言癖のある人は周囲にも嘘を塗り固めています。そのため、事実関係のみに留めておかないと、自分の評価や評判まで下がってしまいます。

誰かに迷惑がかかる嘘ははっきり否定し根拠や証拠を求める


誰かに迷惑がかかる嘘であった場合は、しっかりと指摘してあげましょう。もちろん、その際には根拠や証拠を求めることが重要です。

虚言癖の人は根拠や証拠を求めると逃げ出す傾向があります。嘘を突き詰めることで、本人に嘘をついてもバレると気づかせてあげられます。

仕事などの重要な局面では自分以外にも証人を用意する

仕事などで虚言癖のある人と関わる必要がある際、自分以外にも証人を用意することが大切です。なぜなら重要な局面で嘘をつかれると話がこじれてしまいます。自分だけだと信憑性も低いため、複数の証人で指摘するのも重要です。

良い部分は褒める

自尊心の高い虚言癖の人は、根底に自己承認欲求の強さがあります。そのため、ただ否定や批判をするだけではなく、良い部分をしっかり褒めてあげることが重要です。そうすることで「自分にも誇れるところがある」と自覚し、嘘をつく傾向が少なくなっていくでしょう。

ついつい虚言を吐いてしまう人へ。2つの対処法を紹介

自分のいいところを知る

ついつい見栄を張って虚言を吐いてしまうという方は、「自分に自信がない」ということが原因の方もいるのではないでしょうか。

そんな方はまず、自己分析をして、自分のいいところを知り、自分をきちんと認めて、褒めてあげることが大切です。

グッドポイント診断では、あなたの5つの強みを知ることができます。その強みは、あなたの日常生活で、あなたが無自覚のうちに発揮している「いいところ」です。

それをしっかり理解して自覚することで、「自分にはこんないいところがあったんだ」と、自身を認めてあげることができます。

まずは一度、無料で診断をしてみてください。

\無料で5つの強みを知ろう!/

あわせて読みたい

グッドポイント診断やってみた。転職希望アラサー女が気になる診断結果や転職で最大限活用する方法を全部見せます!

続きを読む

 自分の個性からくる「くせ」を知る

出典:ミイダス

ミイダスのパーソナリティ診断で、あなたの生まれ持った個性をチェックしましょう。パーソナリティ診断では個性を知ることができるだけでなく、個性からくる「くせ」を知ることができます。

さらに、そのくせの対処法も教えてくれるため、虚言になってしまうのが「くせ」から来ているものだとしたら、対処法を知ることができるかもしれません。

一度ぜひ、ミイダスで診断を受けてみてくださいね。

\市場価値チェック、仕事での自己分析、個性の「クセ」の対処法を知りたいなら/

あわせて読みたい

ミイダスのパーソナリティ診断でわかる3つのこと!実際にやってみた

続きを読む

まとめ

虚言癖の人と関わるのは大変です。しかし虚言癖を持つ人自身、強過ぎる劣等感に悩んでいることも事実です。

そのため、両者が傷つかないように、上手に向き合っていくことが必要となるでしょう。記事を参考にお互いがストレスを感じない関係を築いてみてください。