ボブに憧れるクセ毛さんの悩み
ボブヘアに憧れても、クセ毛だからできないと悩むのか、クセ毛に悩んでいるからこそストレートのボブヘアへの憧れが強くなるのか、クセ毛の悩みは尽きません。なぜクセ毛だとボブヘアにしにくいのか、改めてチェックしてみましょう。
ボブにするとうねりが気になる
髪にクセがあると、短くカットすればするほどうねりが出やすくなります。
ボブにはショートからミディアムまで長さに差がありますが、クセ毛の場合はうねりの影響を受けやすいのがデメリット。うねるだけでなく広がってしまう問題も出てくるので、クレオパトラのようになりかねません。
ハネがひどくて内巻きにならない
ボブヘアにする場合、さらさらのストレートヘアでないと毛先が外向きに跳ねてしまいがちです。内巻きにクセづけしておいても、時間が経つと跳ねてくることはよくあります。
敢えて外跳ねにするアレンジもありますが、内巻きの清楚な印象にしたい場合は逆効果です。ボブヘアの長さによっても、外跳ねの度合いが違ってきます。
広がりすぎてまとまらない
クセ毛の人の悩みは、ほんの少し空気を多く含むだけで髪全体が広がってしまうことです。クセ毛に加えて髪のボリュームが多い場合、収拾がつかなくなってしまうでしょう。
結局結ぶか留めるかしかなくなれば、ボブヘアにした意味がありません。そのため、憧れのボブヘアにするのをあきらめてしまうクセ毛さんが少なくありません。
雨の日はお出かけもしたくないくらいにうねる!
クセ毛は、ほんの少しの湿気を含んだだけでうねりが出てきます。特に雨の日は、どうしようもないほどのうねりに悩み、外出するのが嫌になることも多いでしょう。雨の日は、結ぶしかないと決めているクセ毛さんもいるかもしれません。
せっかくボブヘアにしても、雨で台無しになってしまうくらいなら、あきらめたほうがましと思うのも当然です。
縮毛矯正をすればきれいなボブが作れる?
クセ毛の人がさらさらのストレートヘアを手に入れるための方法に、縮毛矯正があります。ストレートパーマより刺激の強さはあるものの、クセを矯正する度合いは半端ではありません。さらさらストレートのボブヘアにしたい場合、縮毛矯正は適しているのかをお話します。
縮毛矯正で針金みたいな髪になるというのは誤解!
縮毛矯正をすると、針金のように尖った髪になってしまうのではないかと抵抗がある人もいるでしょう。確かに、縮毛矯正の技術が登場したばかりの頃には、針金のようにツンツンの仕上がりになってしまうケースがありました。
しかし、使用される薬剤や技術の進化によって、縮毛矯正で針金ヘアになるという伝説は薄れつつあります。ただし、縮毛矯正は美容師の腕にも左右されがちです。美容師選びが肝心なことも、忘れないようにしましょう。
縮毛矯正は半永久的だからすぐにクセ毛に戻ってしまうことはない
縮毛矯正は、もちがよいのも特徴です。半永久的といってもよいくらいストレートに矯正できるので、すぐにクセ毛に戻ってしまう心配がありません。もちろん、雨の日に湿気を帯びて髪がふくらんでしまうこともなくなります。どんな天候でも、いくら風に吹かれても、髪が自然に元に戻ってくれるのが縮毛矯正の効果です。
カットやアイロンで縮毛矯正でもきれいな内巻きが作れる
縮毛矯正をかけると、あまりにも髪がストレートになり過ぎてカールをつけられなくなるのではないかと心配する人もいます。
しかし、カットの仕方を工夫したり、アイロンでクセ付けすれば、縮毛矯正をかけてもきれいな内巻きが作れます。
カットの仕方は美容師の腕も関係してくるので、縮毛矯正を熟知した美容師に相談するのがおすすめです。
薬剤を工夫すればてっぺんだけぺたんこになることもない
前髪や頭頂部がぺたんこになってしまうのではないかと恐れて、縮毛矯正を避けている人もいます。
しかし、頭頂部の際だけ薬剤をかけない、あるいは弱めにかけるなどの工夫次第で頭頂部のぺたんこ問題は解決します。ヘアスタイルのバランスを考えて縮毛矯正をするには、縮毛矯正の実績が高い美容師への相談が決め手です。
こんなにきれいな縮毛矯正ボブスタイル
縮毛矯正が上手にかかったストレートボブは、生まれたときからさらさらのストレートヘアを保っているように美しいです。ここで、縮毛矯正をかけたボブスタイルのアレンジを紹介しましょう。
ミディアムボブ
肩くらいの長さのミディアムボブは、毛先が肩に当たることから外跳ねしやすいのがネックです。
でも、縮毛矯正をかけてミディアムボブにすると、うねりを抑えるだけでなく外跳ねも防げます。カットにも工夫が必要ですが、ある程度の長さをもたせておくと髪がさらに広がりにくくなるのがメリットです。
丸みを帯びたボブ
丸みを帯びたショートボブは、ショートヘアなのに女性らしくやさしい雰囲気を出せるのが魅力です。丸みをつけたショートボブはクセがあると広がりやすいのですが、縮毛矯正をすれば何の問題もなくなります。憧れのショートボブも、縮毛矯正をかけるだけで実現できるのです。
毛先を軽やかにしたボブ
縮毛矯正をかけてもボリュームが出てしまうかもと心配な場合は、毛先をごく軽く仕上げるのがおすすめです。
動いたときに髪が軽く揺れるのも、女性的で魅力があります。毛先を軽くしているので、見た目も重々しくならずスッキリしたイメージに見せられるのがメリットです。
動きのある毛先がかわいいボブ
クセ毛でさらにボリュームがあると、髪の動きを出すのが難しくなります。ほんの少し動きをつけただけで、うねりやボリュームが目立ってしまう恐れがあるからです。
その点、縮毛矯正をかければ動きのあるボブスタイルも自由自在。少しくらい跳ねてもむしろおしゃれに見えるほど、髪に軽やかな動きをつけられます。
シンプルなショートボブ
シンプルなショートボブも、完全なストレートヘアにするか内巻きカールにするかでイメージが大きく異なります。サイドに丸みをもたせたカットにするなど、縮毛矯正をかけるとボリュームが出る心配をする必要がなくなるのが便利です。
大きく内巻きカールをつけて、やさしいイメージをアップさせるボブにもできます。
端正な大人ボブスタイル
しっかりストレートヘアを活かしたボブスタイルは、端正な大人のイメージを際立たせます。まじめな印象も出て、周囲に無理なく好印象を与えやすいです。
前髪のありなしでも全体のイメージが違ってくるので、縮毛矯正をきっかけに前髪のイメチェンを図ってみてもいいかもしれません。
流れるようなストレートボブ
サイドを心持ち長めにカットすると、首を前に傾けたときに髪が美しく流れてくるスタイルになります。これぞ、さらさらのストレートヘアでないと魅力を出し切れないヘアスタイルです。
クセ毛の人でも、縮毛矯正をかければここまでのストレートボブスタイルが可能になります。何気ない動きで髪がさらさらと揺れ動く実感は、髪がきれいになったという自信にもつながるでしょう。
刈り上げがきれいなボブ
ボブヘアの襟足付近を刈り上げにすると、個性的なイメージのヘアスタイルになります。芯の強い女性という印象も演出できて、外見を変えて内面のイメチェンを図りたいときにはもってこいです。
襟足を刈り上げると、毛先が外跳ねする心配もなくなります。せっかく縮毛矯正したのに、毛先の処理が上手くいかないという方にもおすすめのヘアスタイルです。
まとめ
クセ毛だから、髪のボリュームがあるからと、憧れのヘアスタイルをあきらめなければならないのは残念です。念願のヘアスタイルを実現するために、縮毛矯正は大いに役立つはず。
クセ毛だから同じヘアスタイルにしかできないと思っていた人も、縮毛矯正を検討してみてください。どんなヘアスタイルもできるようになって、自信もアップするでしょう。