ジェルネイルを落とすのが大変な理由
ジェルネイルは除光液が使えないため、落とす際は爪にダメージが残りやすくなります。ここではジェルネイルを落とすのに苦労する理由をまとめました。
一般的なネイルと比べて持ちが良い分コーティングが強固
ジェルネイルは、光を当てて硬化させることで表面をコーティングします。一度硬化させれば2週間から3週間は維持することができるでしょう。
長持ちすることがメリットですが、強固なコーティングなので剥がすことは難しくなります。
除光液が使えない
一般的にマニキュアを落とすためには除光液を使いますが、ジェルネイルは除光液で落とすことができません。
もしジェルネイルを落とすのであれば、専用のジェルリムーバーを用います。しかしジェルリムーバーを使用しても落ちにくい場合があるため注意が必要です
間違った方法で落とそうとすると下の爪にダメージが残ってしまう
ジェルネイルは普通のマニキュアを落とすときよりも多くの注意点があります。間違えた方法で行うと爪に傷がつく恐れがあるでしょう。自分で落とすことが難しいようであれば、ネイルサロンに行けばプロが正しい手順を用いてきれいに落とすことが可能です。
自分で落とす場合は技術力が伴うため、最初は上手くいかないかもしれません。もし自分で落とす場合は、落とす前に手順を確認することが求められます。
絶対にしてはいけないジェルネイルをオフする方法!
ジェルネイルをオフする場合は、間違ったやり方を避けてください。なぜならきれいに落ちないだけでなく、爪に深刻なダメージを負わせる原因にもなるからです。
ここではジェルネイルを落とすために絶対にしてはいけない方法を紹介します。
除光液を使って落とす
アセトンはジェルネイルを落とすために必要な溶剤です。アセトンは除光液の中にも含まれているのですが、その量はごくわずかです。
一般的なマニキュアを落とせる程度の割合しか含まれていないため、ジェルネイルに使用しても時間がかかってしまい、きれいに落とすことができません。
無理矢理剥がす
完成したジェルネイルは硬化しているため、しっかりと爪に付着しています。
それを無理に剥がしてしまうと、爪に大きなダメージを与えてしまう原因です。また表面が薄くなるだけでなく、剥がれの原因にもなります。
ネイルヤスリで削る
ネイルヤスリは、ジェルネイルやマニキュアを塗る前に用いる道具です。爪の表面をきれいにしておくことで、ネイルに最適な状態へ整えます。
もしジェルネイルを剥がす際にこのネイルヤスリを用いたとしても、きれいに落とすことはできません。また削りすぎて爪にダメージが残る可能性もあります。
自宅でジェルネイルをオフする時に必要となるアイテム
自宅でジェルネイルを落とすのであれば、ジェルリムーバーはじめさまざまなアイテムが必要です。下記ではジェルネイルを落とすために必要なアイテムを紹介しているため、気になった方はチェックしてみましょう。
ジェルリムーバー
ジェルネイルを落とすのに使用できる専用のリムーバーなので、たとえ強力な接着力であっても落とすことができます。
内容量は260mlなので、一度購入したら長く使うことが可能です。ジェルネイルだけでなくさまざまなマニキュアにも対応できます。
アセトン
強固に爪に付着しているジェルネイルは、アセトンを使用することで溶かすことが可能です。多くのジェルリムーバーに含まれているアセトンですが、単体で購入することができます。
アセトンは塗料やプラスチックを溶かすことができるほど強い溶剤のため、取り扱いには注意しましょう。
コットン
刺激性の強いアセトンは揮発性が高いため、実際にジェルネイルを剥がす際は、コットンにしみ込ませて使うことがおすすめです。
こちらは天然綿100%のコットンで、肌にやさしい素材となっています。多層構造となっており、アセトンをしみ込みやすいことが特徴です。内容量は80枚入りなので、コストパフォーマンスにも優れています。
ジェルネイルオフ用アルミホイル
ジェルネイルを剥がす際に、アセトンのしみ込んだコットンを爪の上にのせて、アルミホイルで包み込む方法があります。アルミホイルを使用することでコットンがずれにくくなり、アセトンの蒸発を防げます。アルミホイルを使用する場合は、ジェルネイル用に作られた専用のものを使用することがおすすめです。
こちらは1箱に200枚入っているため、一度購入すれば長く使えます。ジェルネイル専用のサイズとなっており、ラップの上には綿パッドが付属します。
指サック
アルミホイルを包む際に、指サックで固定すると外れにくくなります。こちらの商品は耐久性があるため、再利用が可能です。
また液だれしにくいため、湯煎やほかの作業に使用できるでしょう。ゴム製なのでどんな指の大きさにもフィットすることができます。
ネイルファイル
ネイルファイルはアセトンによって浮き上がったジェルネイルを削るために用います。また、アセトンを用いる前にあらかじめ表面を削っておけば、そのまま行うときよりもきれいに落とすことが可能です。
種類によって目の粗さが異なるため、目的に合わせて使い分けられます。普段から爪を磨くのにも重宝するでしょう。
この製品には両面にヤスリついているため、2ステップで行う仕上げが1本でできます。長さは17.5cmで幅が1.78cmとなっているため、持ち運びに便利なことが特徴です。
オレンジウッドスティック
この商品はネイルのカラーリングをしたいときに使いたい便利なアイテムです。スタンドもあるため、好みのポジションでカラーリングができます。
両面テープが付属しているため細かい作業にも最適です。オレンジウッドスティックはラインストーンを取る場合にも利用できます。
セット内容はオレンジウッドスティックが2本、両面テープが60枚、ネイルジグが5本含まれています。
作業に必要な道具が一度に揃うためお買い得な商品です。
ネイル用のキューティクルオイル
爪や爪周りを保湿するのに役立つオイルです。特に冬場には重宝するでしょう。こちらは4種類の香りが楽しめるオイルのセットとなっており、好みで使い分けられます。
ほかにもマッサージオイルとして最適です。ボトルはロールオンタイプとなっているため、転がすだけで適量が塗れます。
またリップオイルやこめかみをはじめ、全身につけることが可能です。原料はフランス産で、花柄のケースデザインがおしゃれな雰囲気です。
動画で学ぶ!自宅でジェルネイルをオフする方法
基本的な方法だけでなく、爪の弱い人や不器用な方に適したやり方を動画で紹介します。ここでは自宅で落とす方法を紹介する動画をまとめました。
初心者でも簡単!基本的なジェルネイルをオフする方法
ジェルネイルを落としやすくするためのポイントがわかりやすくまとめられた内容です。手順に従って解説されているため、動画を見ながら一緒に剥がすことができます。
内容は2分程度となっているので、初めて落とす方でもすぐに理解できるでしょう。
爪が弱い人におすすめ!爪へのダメージを配慮したジェルネイルのオフ方法
こちらの動画は爪が元々弱い方でも安心して実践できる内容です。
無理に剥がさず丁寧に落としていく方法なので、爪が弱くて諦めていた方や、気になる方は参考にしてみてはいかかでしょうか。
不器用におすすめ!シャイニージェルのピールフィニッシュ
人によってはネイルを落とす際にダメージが受けてしまう場合があるようです。
こちらの方法では自爪セーブコートを下地に使用するため、不器用な方でも爪を守れます。動画を参考にしてネイルのつけ方や落とし方を身につけましょう。
まとめ
ジェルネイルは普通の除光液では落とすことができないため、自分で落とすことは難しいと感じる人がいるかもしれません。
しかし最適なアイテムを使用して、正しい手順に従えば、誰でも簡単に落とすことが可能です。内容を見て気になった方は、動画を参考にジェルネイルを落としてみてはいかがでしょうか。