ストレートパーマと縮毛矯正の違いとは?それぞれの特徴を理解しよう

ストレートパーマと矯正縮毛の違いをご存知でしょうか?似ているようですが、じつはこの二つは別物です。それぞれの特徴を知り、自分にはどちらが適切なのかを知りましょう。

今回は、

  • ストレートパーマの特徴
  • ストレートパーマと縮毛矯正の違いや共通点

をご紹介します!

ストレートパーマの特徴

ストレートパーマは、以前かけたパーマを取ることが目的です。効果が持続するのは2ヶ月~3ヶ月程度。そのほかストレートパーマにはどんな特徴があるのか、詳しく紹介します。

かけたパーマをとるのが目的

ストレートパーマとは、もともとパーマをかけている方が、それを落とすために用いるもの。単に「髪をまっすぐにするもの」と考えている人もいるかもしれませんが、こちらはパーマヘアであることが前提です。以前かけたパーマによってカールしている髪の癖を取り除くことができます。そのため、もともとストレートヘアの方には適していますが、くせ毛の方には不向きです。

効果の持続は2~3ヶ月ほど


ストレートパーマの薬剤はあまり強いものではありません。そのため効果もさほど長持ちはせず、効果は2ヶ月~3ヶ月程度です。パーマの癖が強く残っている方だと、頻繁にストレートパーマをかける必要が出てくるでしょう

縮毛矯正より費用がかからない

ストレートパーマは縮毛矯正より効果が弱いものの、費用はあまりかかりません。持続性に欠けると上述しましたが、費用面から考えると比較的気軽に受けやすいと言えるでしょう。相場としては、8,000円~1万円程度を考えておいてください。

縮毛矯正より所要時間が短い

ストレートパーマをかけるためには縮毛矯正と同様に、特殊な薬剤を用います。しかし、施術にかかる時間で比べたときには、縮毛矯正の半分程度で完了するケースがほとんど。薬剤の塗布、放置、洗い流すなどの工程を含めても90分~2時間程度で終わります。

縮毛矯正ほどではないけれどストレートパーマ自体も髪を傷める


「縮毛矯正は髪を傷める」と聞いたことがあるかもしれません。対してストレートパーマは、髪の毛へのダメージが比較的少なく済みます。ただしこれは程度問題であり、縮毛矯正よりもダメージが少ないというだけ。実際にはストレートパーマであっても、確実にダメージを受けます。あまり高い頻度で施術を繰り返すと、髪はツヤを失い、どんどん乾燥していくでしょう

ダメージがひどいとかかりにくいケースもある

髪の毛にダメージが蓄積していると、薬剤が浸透しにくくなります。あまりに傷んでいる場合、ストレートパーマをかけたとしても、髪の癖は改善されないかもしれません。ときには美容師さんから施術を断られるケースもあります。ストレートパーマでは対処できず、それでも髪をまっすぐにしたいという方は、縮毛矯正も検討しましょう

髪の癖がそこまでひどくない方や自然なストレートにしたい方に向いている

たとえば「髪の癖が気になるけれど、そこまでひどくはない」という場合、縮毛矯正ではなくストレートパーマでも十分でしょう。また縮毛矯正は効果が強いぶん、髪の毛がまっすぐになりすぎて、不自然さが生じることもがあります。より自然なストレートヘアを目指している方にも、ストレートパーマはおすすめと言えそうです

縮毛矯正の特徴

縮毛矯正はもともとの癖毛を治すことができ、その効果は半永久的に持続すると言われています。縮毛矯正の特徴をまとめました。

癖毛や縮れ毛を直すのが目的


その名の通り「縮れた毛を矯正すること」が、縮毛矯正の目的です。パーマをかけているわけでもないのにうねる頑固なくせ毛や縮れ毛も、施術を受けることで解決できるでしょう。ストレートパーマより強い薬剤を使用するため、かなりの癖に悩んでいる方であろうと、高い効果を期待できます。

効果の持続は半永久的

縮毛矯正の薬剤はかなり強力で、その効果も半永久的に続くと言われています。ただし、実際には半年~1年程度で効果が薄れてしまうケースが大半です。もともとの癖毛の度合いや、髪の毛の質が影響するでしょう。

ストレートパーマより所要時間が長い


基本的に矯正縮毛の施術には、ストレートパーマの倍の時間がかかります。3時間程度、あるいはそれ以上かかるのが普通です。ストレートパーマは薬剤を塗って放置するだけですが、縮毛矯正はさらに薬剤の上からヘアアイロンで熱を加えます。このため髪の毛が長い方ほど時間がかかるでしょう。髪にダメージが蓄積している場合も、所要時間は長くなる傾向にあります。

ストレートパーマより高額

縮毛矯正は、ストレートパーマの倍近くの費用がかかります。相場としては1万5,000~2万円ですが、美容室によっては3万円程度かかることも。高価な薬剤が用いられているだけでなく、アイロンを使って作業をするぶん手間がかかることもその理由です

真っ直ぐにはなるけれど髪へのダメージは強い


縮毛矯正をすれば、髪の毛はしっかりと真っ直ぐになります。サラサラとした指通りになり、髪質が改善されたと感じるかもしれません。しかし実際の髪の毛には、大きなダメージかかっています。縮毛矯正をしたあとは、入念なケアが欠かせません。きちんとトリートメントをしておかないと、髪トラブルに悩まされることになるでしょう。

縮毛矯正の仕組みとして、薬剤によってまずは髪を構成するタンパク質の結合を解き、アイロンの熱によってストレートにします。その状態で再び結合させるため、また別の薬剤を塗布する、という流れです。この過程で髪には、二つの薬剤と熱によるダメージが加わります。術後にケアをしなければならないことはもちろん、施前にも美容師さんと髪の状態をきちんと相談しておくことが大切です。

仕上がりがぺちゃんこになってしまうケースがある

縮毛矯正は、髪の毛を強制的に真っ直ぐにする方法です。まったく癖のない、完全にストレートの状態になるでしょう。その反面、不自然なぐらいに髪のボリュームが失われ、ぺちゃんこに見えてしまうケースもあります。特に髪の毛の柔らかい方は気をつけましょう。

伸びてきた髪は癖毛や縮れ毛のまま


矯正縮毛は、現在生えている髪に対して働きかけるものです。つまり施術のあとに伸びてきた地毛は、縮毛や縮れたままの状態で、縮毛矯正の影響を受けません。縮毛矯正の効果が半永久的に続くものだとしても、髪が伸びれば結局は定期的に施術を行う必要があります

完璧なストレートを求めている方に適している

完全に真っ直ぐな髪の毛を求めている場合、ストレートパーマよりも縮毛矯正が適しているでしょう。ただし髪が細く柔らかい方は、避けておいたほうが賢明です。逆に言えば、髪の毛にボリュームがあり、ある程度しっかりとした毛であれば、縮毛矯正をしても大きな違和感はありません

ストレートパーマと縮毛矯正の共通点

ストレートパーマも縮毛矯正も、定期的に施術を行うとなると、時間と費用がかかってしまうのが大きな共通点です。このほかには、どのような点で共通しているのでしょうか。

定期的にかける場合はその都度時間・手間・費用がかかる

どちらにしても、定期的にかけなければ地毛の状態に戻ります。ストレートの状態を保つために定期的にかけるとなると、それだけ費用がかかってしまうでしょう。それなりのコストが必要なうえに、時間もケアの手間もかかります。もちろん髪の毛にダメージが蓄積することは避けられません。

担当者の腕によって仕上がりの良し悪しがある


どちらも担当者の技術によって、仕上がりが左右してしまうのが現実です。経験豊富で、技術的に信頼できる美容師さんを見つけなければなりません。下手な担当者にやってもらうと、効果があらわれなかったり、ダメージで毛がちりちりになったりするリスクがあります。

仕上がりが悪かった場合は放置すると長期間影響を受ける

担当者の腕が悪かった、あるいはダメージが蓄積しすぎていた場合、仕上がりに不満を抱くかもしれません。しかしストレートパーマも縮毛矯正も、それなりに強い薬剤を用いる施術です。改めて美容室でなんとかしてもらうか、髪が伸びるまでは、仕上がりが悪い状態のまま過ごさなければならないでしょう。

髪の傷みをケアする必要がある

いずれの方法でも、髪の毛には大きなダメージを与えることになります。一度傷んでしまった髪が、もとの元気な状態に戻ることはありません。しかし、ある程度のケアをしてあげることは可能です。そのまま放置すると、施術前よりかえって髪トラブルに悩まされる可能性もあります。その日のうちから保湿重視のトリートメントを使うなどして、髪を労わってください。

傷んでいる髪にとっては、ちょっとした摩擦も大きな負担となります。シャワーを浴びたあとはしっかりと乾かし、ブラッシングの際も強くとかしすぎないように注意しましょう。

まとめ

ストレートパーマはすでにかかっているパーマを落とすため、縮毛矯正は地毛の強い癖を取り除くために使うものです。二つは別物ですが、どちらも費用や時間がかかってしまうこと、髪の毛にダメージが残るという点では共通しています。それぞれの特徴をしっかりと理解して、失敗のないよう自分に合ったメニューを選びましょう。