皮下脂肪ってなに?皮下脂肪の原因効果的な落とし方

皮下脂肪について、「よく聞くけどどんなものかわからない」という方も多いのではないでしょうか?皮下脂肪は皮膚の下につく脂肪のことで、体にとって大切な役割を果たしています。しかしつきすぎると健康を害しますし、見た目にも良くありません。

今回は

  • 皮下脂肪の特徴
  • 皮下脂肪がついてしまう原因
  • 皮下脂肪の効果的な落とし方

について解説します。

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皮下脂肪とは?

体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。

皮下脂肪は筋肉の外側にある脂肪で、指でつまめるのが特徴。女性の方がつきやすく、一度つくと落ちにくいという性質があります。ここでは皮下脂肪の特徴について解説します。

皮膚の下につく体脂肪

人間の体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。これらの違いは脂肪がついている部位です。

内臓脂肪は内臓を覆うようについているので、見た目からは分かりにくいでしょう。一方、皮下脂肪は皮膚のすぐ下についている脂肪なので目立ちやすいです。

指でつまめる

皮下脂肪が多くついている部分は指でつまむことができます。

皮膚脂肪と内臓脂肪を見分けたいなら、指でつまんでみると分かりやすいでしょう。

内臓脂肪は筋肉の内側にあるので、基本的につまむことができません。一方、皮下脂肪は筋肉の外側あるので、脂肪がつくと見た目からハッキリ分かりますしつまむこともできます。

男性より女性のほうがつきやすい

皮下脂肪は女性ホルモンが多い方がつきやすくなっているので、男性よりも女性につきやすい傾向があります。女性ホルモンには、体に脂肪を付けて女性らしい丸みを帯びた体つきにする作用があります。

たとえば妊娠したときに皮下脂肪がたくさんつくのも、女性ホルモンの影響です。もちろんホルモンの分泌量には個人差があるので、女性でも皮下脂肪がつきにくい人はいます。

内臓脂肪に比べて皮下脂肪は落としにくい

皮下脂肪は内臓脂肪に比べると、なかなか落ちにくい厄介な存在です。

皮下脂肪にはさまざまな役割があり、ある程度は体にとって必要なものなので落ちにくくなっているのです。

ただ現代では不自由なく食べたいものを好きなだけ食べられるので、不必要なほどたくさんの皮下脂肪がついてしまうケースが多くあります。

ウエスト・ヒップ・太ももなどに蓄積されやすい

皮下脂肪はつきやすい部位が決まっています。

つきやすいのは、ウエストやヒップ、太ももです。痩せ型でも、これらの部位にはしっかりと皮下脂肪がついている方が多いのではないでしょうか。

これは、内臓を守るためと、妊娠した時に胎児を守るためと言われています。

皮下脂肪の役割は?

邪魔な存在に感じる皮下脂肪ですが、実は体にとって大切な役割を果たしています。たとえば体温を正常に保つ役割、外部からの衝撃から身を守るクッションとしての役割などです。

ここでは皮下脂肪の役割について詳しくご紹介します。

体温を保つ

皮下脂肪には体温を正常に保つ役割があります。たとえば寒い地域に住んでいる動物は、皮下脂肪をたくさん蓄えています。

また身近なところで言えば、痩せている人が寒さに弱いのも、体温を保つための脂肪が足りていないのが原因です。人間は恒温動物なので体温を維持しなければいけません。そのために体脂肪は役に立っているのです。

外部からの衝撃を緩和するクッションの役割

体脂肪には体を衝撃から守るクッションの役割もあります。外部からの衝撃は、体脂肪がクッションとなることで緩和されます。たとえば何かにぶつかったとしても簡単に怪我をしないのは、脂肪があるからです。お腹に何かをぶつけたとしても、体脂肪がクッションとなり内臓に影響を与えません。

ウエスト・ヒップ・太ももなどに蓄積され、胎児を守る

ウエストにつく皮下脂肪が内臓を守ってくれているのは上記のとおりです。女性の皮下脂肪の場合、それに加えて妊娠中の胎児を守るという役割も果たしています。下腹部から太ももは子宮に近いので、特に妊娠中のクッションの役割は大きいです。

つき過ぎると皮下脂肪型肥満・洋ナシ型肥満に

皮下脂肪が溜まりすぎた状態を、皮下脂肪型肥満と言います。果物の洋ナシのような体型となるため、洋ナシ型肥満とも呼ばれます。一方で内臓脂肪による肥満はリンゴ型肥満と呼ばれます。

リンゴ型肥満は内臓脂肪が増えてお腹だけがポッコリ出るのが特徴ですが、洋ナシ型肥満は脂肪が全身につくので全体的に丸くなるのが特徴です。特にお尻を中心とした下半身が太りやすいです。

皮下脂肪がつく原因

皮下脂肪がつく主な原因は運動不足や食べ過ぎです。また、体質的な問題で太りやすい場合もあります。摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余ったカロリーが体脂肪として蓄積されます。ここでは皮下脂肪がつく主な原因ついて詳しく見ていきましょう。

運動不足

運動をしていない人は当然カロリーの消費量が少ないです。また、運動習慣がない人は筋肉量が少ないので基礎代謝も低く、摂取カロリーが消費カロリーを上回りやすくなっています。余ったカロリーは体脂肪として蓄えられるので、どんどん皮下脂肪が蓄積されていきます。

カロリーの過剰摂取で蓄積される

上記のとおり、消費カロリーよりも摂取カロリーが多いと、余ったカロリーが体脂肪として蓄積されます。そのため食べ過ぎも皮下脂肪を増やす主な原因です。

「そんなに食べ過ぎてないはず」と感じる方も多いと思いますが、現代は意識していなければ食べ過ぎになりやすい環境です。まずは自分がどのくらいのカロリーを摂っているのか意識してみましょう。
一般的な成人女性は12,000kcal程度が摂取カロリーの目安とされています。

たとえば菓子パンひとつで400kcal600kcalとなる場合も多いので、好きなものをお腹いっぱい食べているなら明らかな摂取カロリー過多になっているはずです。

代謝が悪い

筋肉が少ないという理由や遺伝的な影響から、代謝の悪い方がいます。こういう方はカロリー消費量が少なく、普通に食事を摂って普通に生活していても太ってしまう可能性があります。食べ過ぎているわけではないのに太りやすいという場合、体質的な問題かもしれません。

皮下脂肪を落とす方法

カロリーを制限するほか、有酸素運動をすることが大切です。皮下脂肪を落とすための方法を紹介します。

カロリーの摂取量を抑える

カロリーの摂取量を抑えられれば、消費カロリーが摂取カロリーを上回りやすくなります。

消費カロリーが摂取カロリーを上回った場合、体はエネルギー源として脂肪を分解し始めるので、継続すれば皮下脂肪が徐々に落ちていくはずです。

基本的には13食きっちり食べ、1食あたりのボリュームや食べるものを見直してみましょう。毎日どのくらいのカロリーを摂取しているのか書き出してみるのもおすすめです。カロリーを摂り過ぎた日があるなら、翌日の摂取カロリーを抑えることで帳尻合わせができます。

筋トレも取り入れるとさらに脂肪が燃焼しやすい

有酸素運動と併せて筋トレにも取り組んでみましょう。筋トレで筋肉量を増やせば、基礎代謝を高めることができます。基礎代謝は筋肉の量に比例して高くなっていきます。何もしなくても消費されるカロリーが増えていけば、そう簡単には太りません。

特に女性はもともと筋肉量が少ない方も多いため、トレーニングの成果が出やすいはずです。筋トレといってもそれほどきついメニューをこなす必要はありません。最初は無理をせずに軽い負荷で取り組んでみてください。

まとめ

皮下脂肪は皮膚のすぐ下にある体脂肪のことです。体温を保つ、衝撃から体を守るなどの役割を果たしています。女性は皮下脂肪がつきやすいので、日常的に食べ過ぎていたり、運動不足だったりすると、皮下脂肪型肥満になりやすいです。

皮下脂肪を落とすためには、食事でカロリーをカットすることや、運動習慣をつけることが大切です。摂取カロリーよりも消費カロリーが多くなるように、生活習慣の改善に取り組みましょう。