人付き合いが苦手と感じる人は多い!
そうは見えない人でも、人付き合いに苦手意識を抱いていることは多々あります。会話を盛り上げるのが辛かったり、孤立するのを恐れていたりと悩みは千差万別。人付き合いを苦手としている人の共通点を紹介します。
ユーモアのある会話で盛り上げなきゃいけないのが苦手
他人と仲良くする際、「会話」が交流の基本となります。その際に相手を楽しませて、自分が面白い人だと思ってもらいたい方は多いでしょう。
しかし「ユーモアのある会話をしなければ、盛り上げなければ」と必要以上に頑張ってしまう人がいます。日常会話をするだけでも頑張りすぎて、無理をし、から回ってしまうのです。
人付き合いが苦手なことが表面に現れますます孤立
人付き合いが不得意な方はそれが顔に出てしまったり、口調に現れたりすることがあります。そうなると、人付き合いの嫌いな人というレッテルを貼られるかもしれません。
周りからどんどん人が離れてしまい、孤立してしまうでしょう。一人でいるのが好きな人だと思われて、周りが付き合いを遠慮してしまうこともあります。
人付き合いが苦手と感じる理由とは?
人付き合いが苦手な人には、プライドが高かったり、他人に興味がなかったり、あるいは自分に自信がないといった性質が多く目立ちます。人付き合いを苦手に感じてしまう理由について見てみましょう。
プライドが高くて周りから学ぼうとしない
プライドの高い人は周りからの助言を拒否します。また周りの人を見て何かを吸収し、自分を鑑みるということをしません。
基本的に「自分のほうが優れている」と思っていることが多く、周りを見下しているのです。このような気持ちだと、他人と同じ目線でコミュニケーションを取ることは難しいでしょう。
人に合わせるのが嫌
基本的にマイペースな性格の人は、人付き合いを嫌う傾向にあります。他人と付き合うとすると、どうしても相手のペースに合わせなければいけない場面が出てくるもの。
普通ならお互いが遠慮をしたり妥協をしたりするのですが、マイペースな方はそれができません。常に自分のペースを大事にしたいがために、人付き合いができないのです。
また、人間関係をめんどくさいと感じる方は、以下の記事もチェックしてみてください。
傷つきやすく他人の意見をネガティブにとらえてしまう
マイナス思考の方は人付き合いが難しくなりがちです。たとえば他人から何かを指摘されると、それを人格否定だと拡大解釈してしまいます。
他人にからかわれたときには、それを最大級の侮辱と受け止めることもあるかもしれません。ちょっとしたことで傷ついてしまい、交流を恐れ、ついには他人を避けるようになります。
マイナス思考な方は、以下の記事もチェックしてみてください。
人に興味がなく一人が楽
そもそも他人に興味関心がない人にとって、人付き合いは苦痛でしょう。こういったタイプは誰かと一緒にいるよりも、一人で自分の趣味に打ち込んでいるほうが何倍も楽しいと感じます。
交流の場に出向くことはあまりせず、周囲も徐々に「一人が好きな人」だと認識するようになります。
また、人間関係に疲れたという方は、以下の記事もチェックしてみてください。
相手からどう思われるか気になって話ができない
自分の発した言葉を相手がどう思うのか考えすぎるあまり、何も言い出せない人もいます。誤解されるのではないか、相手に嫌われるのではないかと常に不安でいっぱいです。
相手にどう思われるかばかりが気になり、他人と付き合っていくこと自体に尻込みするでしょう。それで傷つくぐらいならば、現状維持を選んでしまいます。
自信のなさから人を遠ざけてしまう
自己肯定感の低い人だと、自分と仲良くしたい人なんていないと考えてしまいます。「自分が話しかけても相手は面白くないだろう」というのが、このタイプの考え方です。
みんなが自分を嫌っているのではないかと思う方もいるでしょう。このような思考をしていると、少し話すだけのことにも億劫になってしまいます。
印象を気にして気を使いすぎてしまう
他人がそばにいると、あれこれと気遣いをする方がいます。相手に嫌われないため、円滑な関係を築くため、とても細かな部分まで気にしないではいられません。
これは神経を使うことであり、他人と交流する間は心が休まることもないでしょう。人付き合いをするたびに、どっと疲れが押しよせてきます。
周りの反応が気になり自分の意見を言えない
自分の意見を言えば、当然周りの人はなんらかの反応をします。それが好意的な反応の場合もあれば、否定的なこともあります。どんな意見であれ、全員が好意的になることはありえません。
しかし周りの反応を気にしすぎてしまうと、否定的な意見を極度に恐れることになります。これでは自分の意見を言えず、「みんなに合わせる」ことしかできないでしょう。
過去に人付き合いでトラブルがあり心に傷がある
人付き合いでトラブルを経験したことがある人は、心の傷が癒えていないのかもしれません。誰かと接するたびに、過去の経験がフラッシュバックしてしまいます。
たとえば他人をひどく怒らせたり、傷つけてしまったりした経験を持つ人は、このようなトラウマに一生苦しめられることも。無意識のうちに、人付き合いに影響していることもあります。
これは人間関係の成功経験が浅いまま、過去の失敗が強く印象づいていることが原因です。結果、人付き合いに良いイメージを持てません。自分と関わると悪いことが起きてしまうのだとマイナスに考えてしまいます。
人を信じられないという方は、以下の記事から対処法をチェックしましょう。
人付き合いが苦手な人の克服に導く8つのこと
先入観を捨てて、まずは挨拶から始めましょう。人付き合いの苦手な人がそれを克服するための8つの方法を紹介します。
自己分析をしてみる
自分の5つの強みを知る
人付き合いが苦手な人は、まず自己分析から始めてみましょう。グッドポイント診断では、あなたの5つの強みを知ることができます。
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自分の「悪いところ」を見直してみる
人付き合いが苦手なのは、あなたの個性からくる「くせ」が原因かもしれません。ミイダスのパーソナリティ診断では、あなたの個性からくる「くせ」とその対処法を知ることができます。
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先入観で人を判断しないで話をしてみる
他人に対して先入観を持っている方は、案外たくさんいます。それが良い方向の先入観とは限りません。よく知らない相手に対して、悪い人に違いない、自分を嫌っているに違いないと決めつけていないでしょうか?こうした考えを持っていると、相手に話しかけることがとても怖くなります。
先入観は勝手な思い込みであり、根拠のないことです。ネガティブな人は特に、悪い先入観を持ちすぎてしまいます。被害妄想で勝手に相手の気持ちを決めつけるのはNG。話をしてみないと本当の相手のことは理解できません。
まずは挨拶から人と関わるようにする
人付き合いの基本は挨拶です。挨拶が苦手な人は多いですが、一般的にそういう人は好かれません。挨拶をすることで会話のきっかけも生まれるため、人付き合いが苦手な人ほどこれを利用してみましょう。世間話に広げられれば、立派な人との関わりが生まれます。
自分から世間話はできなくても、大抵の人は挨拶をすると何か話題を振ってくれるでしょう。それに当たり障りのない返答をするだけでも、会話成立です。相手とは初対面であっても、挨拶をすれば自然な流れで会話がスタートします。
会話が苦手なら聞き上手を目指す
会話が苦手な人が無理に話そうとすると、独りよがりの話になりやすいです。会話はキャッチボールにたとえられることが多く、一方的なマシンガントークは好かれません。無理に話をするぐらいならば、聞き役に徹した方が良いでしょう。
基本的に多くの方は、自分のことを話すのが好きです。言いたいことを言い切るとスッキリできるため、聞き上手のあなたとの会話を楽しいと感じる人もいるかもしれません。こちらがたとえ面白い話をできなくても、自然と好かれるようになります。
周りの目を気にして頑張りすぎない
周りによく思われようとつい頑張りすぎている人は、それが人付き合いに疲れる原因となります。多くの人はさほど周りの目を意識しておらず、またあなたの気遣いにもそれほど注目していません。多少あなたが失敗したり、変なことを言ったりしても、それを真剣には受け止めないでしょう。
もっと気楽な気持ちで人付き合いをしてみてください。どれだけ努力をしようと、すべての人に好かれることはできません。周りの目を気にして行動しても、周りの目を意識しなくても、人間関係はあまり変わらないのです。それならば頑張りすぎず、適度にいい加減な気持ちで人と接したほうが楽でしょう。
スキルを身に着けて自信をつける
自分に自信がないと、他人と素直に接することができなくなります。どうしても卑屈な気持ちになってしまい、「どうせ馬鹿にされている」と被害妄想が強くなるためです。この場合、自分だけの特別なスキルを身につけましょう。それが自信となれば、堂々と他人と接することができます。
どのようなスキルでも構いません。趣味をとことん極めるもよし、資格をとるのもよいでしょう。それが特殊なものであれば、周囲があなたを頼ってくれる可能性もあります。身につけたスキルが、あなたの人付き合いを助けるきっかけになるかもしれません。
人付き合いの上手な人に相談してみる
人付き合いのうまい人はどこにでもいるものです。そういう人は対人関係のコツを知っている可能性があります。なかにはうまく人と付き合うため、マメに連絡をしたり、交流の場に出かけたりと、意識的に行動をしている人もいるほどです。そういう人に相談をしてみると、よいアドバイスをくれるかもしれません。
どんな悩みにせよ、客観的な意見をもらうことは大切です。自分だけで考えてみても、思い込みが強いと冷静な分析はできません。第三者から見て自分はどういう人間なのか、どういう点に気をつけるべきなのかを教えてもらいましょう。
また、周囲になかなかそういう人がいないという場合は、cotreeでオンラインカウンセリングをしてもらうのもお勧め。まずは以下から、あなたの悩みにあったカウンセラーを診断してもらいましょう。
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人と交流する機会を持つ
人付き合いとは案外、対人スキルのような技術に支えられています。これは他人と接するなかでどんどん培っていくものです。経験がなければ、うまくいかなくても当然。いきなり他人と円滑にコミュニケーションが取れるなら、この世に人付き合いが苦手な人間などいないはずです。
とにかく毎日、他人と接する機会を持ってみてください。少しずつでも経験を積むうちに、コツを身につけられます。他人と交流することで、自分に自信を持てるようにもなるでしょう。人付き合いの経験不足から苦手意識を持っている方は、意識的に交流することで改善される可能性が大いにあります。
まとめ
人付き合いが苦手とひと口に言っても、プライドが高い方、他人に興味がない方、傷つきやすい方など、タイプによって対処法は異なります。
自分がなぜ他人とうまく付き合えないのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。そのうえで今回紹介した方法から、性に合っているものを活かしてみてください。