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ナチュラルアイメイクを成功させる鉄則6つ
ナチュラルメイクといっても、ただの薄化粧ではありません。自分の元々持っている個性や特徴を活かして、より自然体なメイクを目指しましょう。ナチュラルアイメイクに必要な6つのポイントをまとめました。
まぶたのくすみを消すコンシーラーは必須
年齢とともに気になるのが、まぶたのくすみです。アイメイクをする前にコンシーラーを上まぶたに仕込むことで、アイシャドウのノリが良くなり目元がパッと明るくなります。
コンシーラーを厚く塗ってしまうとメイクがよれる原因になるので、薄く広げることを意識してください。
アイシャドウは肌浮きしない色味を選ぶ
ナチュラルメイクに欠かせないのは、肌浮きしないアイシャドウです。日本人の肌に馴染むといわれている、ブラウンやカーキ、オレンジのカラーを使ってやわらかい印象の目元を目指しましょう。濃い色を使わなくても、上手にグラデーションをすれば目を大きく見せることができます。
シャドウは単色ではなく多色使いで立体感を出す
アイシャドウは最低でも3色使うことで、目元を立体的に見せることができます。目を切れ長で横に大きく見せたいなら縦のグラデーション、丸みのあるコロンとした目に見せたいなら横のグラデーションがおすすめです。立体感を出して、パッチリとした目元を印象付けましょう。
アイラインは「描く」のではなく「埋める」
アイラインをしっかり引いてしまうと、アイメイクが濃く派手に見えてしまいます。アイラインは描くのではなく、まつ毛の隙間を埋めていくイメージで少しずつ書き足すと自然に目を大きく見せることができます。まぶたを上に持ち上げて、少しずつゆっくりと書き足していけば、失敗しにくいですよ。
マスカラの盛り過ぎは絶対NG
マスカラは、ボリュームタイプよりもロングタイプのものを選び、濃くするのではなく長さを出していきましょう。
ナチュラルメイクの場合は、黒ではなくブラウンやボルドーの肌馴染みが良いカラーのマスカラをチョイスしても◎。
初心者はテクニックいらずの優秀なアイテムを選ぶべし!
メイクの中でも特に難しいのは、アイメイクです。目元のグラデーションなど、アイシャドウが苦手なメイク初心者の方も多いと思います。
そんなときに頼りになるのが、アイメイクがパレットひとつで完成するようにつくられているアイテムです。色を重ねる順番を記載してくれているものもあるので、その通りに塗っていくだけでキレイなアイメイクをすくことができます。
可愛い!参考になるナチュラルアイメイク
使うアイシャドウの色味や質感、メイクの仕方によってナチュラルでありながらも様々な表情のメイクを楽しむことができます。その日の気分やファッションに合わせて使い分けられる、ナチュラルなアイメイクの例をまとめました。
ヌーディーでセクシーなナチュラルアイメイク
肌の色に近い色味を重ねるヌーディーなメイクは、パール感があるものを選んで、濡れたようなセクシーな目元を演出しましょう。
アイラインを引かない代わりに、目尻に向かって濃くなるグラデーションを作れば引き締まったアイメイクになります。
うっすらベージュのシンプルアイメイク
うっすらベージュのアイメイクは、目元をやさしげな印象に見せてくれます。薄いブラウンやベージュを二重幅の部分に乗せると目が自然に大きく見えます。
目元をシンプルにした時は、チークやリップを際立たせるなど、顔全体で足し算引き算を意識すると良いでしょう。
薄ピンクでナチュラルキュートなアイメイク
薄いピンクのメイクは、うさぎのような可愛らしい印象の目元になります。
ブラウンのアイシャドウでは目元がくすんで見えてしまうという方も、ピンクのアイシャドウを使えば華やかさをプラスすることができますよ。学校やオフィススタイルにもおすすめです。
やってみよう!アイシャドウのベースにコンシーラーを使うのがカギ
アイシャドウベースという言葉を聞いたことはありますか?アイシャドウベースとは、アイシャドウのノリや発色を良くするだけでなく、目元のくすみも隠してくれるベースカラーのことです。コンシーラーはぴったりと肌に密着するので、アイシャドウベースに最適です。
まぶたのくすみを消し顔色を明るく見せる
アイシャドのベースにコンシーラーを使うと、気になるくすみや小じわをカバーして顔色を明るく見せる効果があります。
コンシーラーはなるべく肌の色に近いベージュを選び、白っぽいものは避けるようにしましょう。
アイシャドウの発色を良くしアイメイクの持ちを良くする
まぶたに直接アイシャドウを乗せるより、コンシーラーを塗ってからアイシャドウを重ねていくとキレイに発色してくれます。
目元はファンデーションを使うよりも、コンシーラーでカバーするのが新定番です。
ナチュラルメイクのベースに欠かせない優秀コンシーラー3選
ナチュラルメイクをキレイに仕上げるには、丁寧にベースを作ることが大切です。アイシャドウベースとして使える、優秀なコンシーラーをまとめました。
キャンメイク アイシャドウベースSB スキンベージュ
プチプラブランドの代表格ともいえる、キャンメイクのアイシャドウベースは、しっとりとしたテクスチャーでまぶたとアイシャドウをぴったり密着させてくれます。
肌がワントーン明るくなりくすみをカバーするだけでなく、アイシャドウの色持ちを良くする効果があります。
イヴ サンローラン ラディアント タッチ
イヴサンローランのラディアントタッチは、とても使いやすいペンシルタイプのコンシーラーです。
ハイライターとしても使うことができるので、くすみやシミを隠すだけでなく光で飛ばすことでよりキレイに見せてくれます。
スーパーカヴァー・ファンデーションポッツ
スーパーカヴァーのファンデーションポッツは、ファンデーションスティックをポッツ化したもので1つのパレットに3色のコンシーラーが入っています。
保湿成分配合で、コンシーラーを塗った際に気になる乾燥を防いでくれます。
ナチュラルに仕上げるアイシャドーの選び方&塗り方は?
ナチュラルメイクに欠かせない、肌馴染みの良いアイシャドウとは具体的にどのような色味を選べば良いのでしょうか。メイクをナチュラルに仕上げるアイシャドウの選び方と塗り方についてまとめました。
素肌から浮かないベージュorブラウン系のアイシャドウを選ぶ
アイメイクをナチュラルに仕上げるなら、素肌の色に近いベージュかブラウン系のアイシャドウを選びましょう。
肌馴染みの良い色味を使うことで目元を自然に美しく見せてくれます。また、派手な色を使うよりも失敗しにくく、メイク初心者の方にもおすすめです。
異なる質感のアイシャドウの多色使いで自然なグラデーションを作る
アイシャドウの目的や、まぶたに乗せる部分別に異なった質感のアイシャドウを使うことで、より自然なグラデーションをつくることができます。
ベースにはしっとりとした質感の明るい色を、まぶたの中心にはラメ感の強いものを、というように使いわけてみましょう。
単色で揃えるよりもコスパの良いアイシャドウパレットがおすすめ
アイシャドウは、多くのコスメブランドから多様な種類のカラーバリエーションで発売されています。単色で何色も揃えるのは、お金がかかる他にキレイなグラデーションになる色味を選ぶのは難しいと思います。
一方、アイシャドウパレットには相性の良いグラデーションカラーがひとつのパッケージとして完成していて、その手軽さとコスパの良さが魅力です。
アイシャドウの塗り方
初心者の方にもわかりやすい、基本のグラデーションの作り方を紹介します。
1.アイシャドウベースを上まぶたと下まぶたにもしっかり塗っていきます。
2.次に1番濃いカラーをまぶたの際から1cmほどのところまで広げます。
3.薄いカラーを濃いカラーに重ねるようにまぶた全体に広げ馴染ませていきます。
たったこれだけで、簡単グラデーションの完成です。
ナチュラルアイメイクに最適なアイシャドウパレット4選
アイシャドウパレットを使えば、メイク初心者の方でも簡単にグラデーションメイクを楽しむことができます。プチプラからデパコスまで、使い勝手の良いアイシャドウパレットをまとめました。
ルナソル スリーディメンショナルアイズ01 Neutral Beige
見た目も可愛いルナソルのスリーディメンショナルアイズは、配色の絶妙さと発色の良さが魅力的なアイシャドウパレットです。
メイクアップで浄化する、表面だけでなく内側の美しさを表現することをテーマに、シックな深みのある色合いが使いやすく、ナチュラルな目元に仕上げてくれます。
マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズ BE303 リッチカフェラテ
マキアージュのドラマティックスタイリングアイズは、アイシャドウベースを含む5つの色が入ったパレットです。
4色のグラデーションカラーは、重ねる順番によってフェミニンにもシックにも印象を変えることができます。
リンメル ショコラスウィートアイズ 002
リンメル ショコラスウィートアイズは、ドラッグストアでも購入可能な、今大人気のアイシャドウです。ほんのりと香るチョコレートの匂いが癒されるショコラカラーのパレットは使い勝手が抜群です。
なめらかなテクスチャーで肌にしっかりフィット、美しいグラデーションをつくることができます。
キャンメイク ジューシーピュアアイズ 04 スウィートベージュ
キャンメイクのジューシーピュアアイズは、メインカラー、締め色のラインカラー、スフレのような質感のジューシーコートスフレの3色がパレットになっています。
つや感がある細かなラメが入ったアイシャドウは、目元をジューシーに輝かせてくれます。
自然な目元に見えるアイラインの引き方は?
アイメイクの中でも重要なのがアイラインです。リキッドかペンシルか、ブラックかブラウンか、タイプや色によっても印象が変わります。自然な目元を作るアイラインの引き方とポイントをまとめました。
ナチュラルな目元に見せるアイラインの引き方
ナチュラルな目元に見せる基本的なアイラインの引き方を紹介します。
1.まつ毛の際が見えるように目を伏し目がちにします。
2.上まぶたを軽く引っ張りながら、まつ毛とまつ毛の間をアイライナーで埋めていきます。
一気に描こうとすると失敗の原因になるので、少しずつ描き足すようにラインを引きましょう。
ポイントはまつげの隙間を丹念に埋めること
ナチュラルメイクを目指すなら、がっつりアイラインは厳禁です。しっかりと太いアイラインを引かなくても、まつげの隙間を丹念に埋めることで自然と目元を大きく見せることができます。
アイラインを描くのが苦手という方も、失敗しにくい方法なので試してみてください。
アイシャドウとの境目を丁寧にぼかすことで、より自然な大きい瞳に
アイシャドウとアイラインの境目を丁寧にぼかすことで、瞳の輪郭がぼんやりと広がりより自然に大きく見せる効果があります。アイラインを引いたら、その上をなぞるようにやさしくぼかしていきましょう。
アイライナーの色は黒よりもシャドーから浮かないブラウン系がおすすめ
黒のアイライナーを使うとシャドーとの境目が強調され、せっかくのナチュラルメイクから浮いてしまう場合があります。
アイシャドウと同じようにブラウン系のアイライナーを使うことで、自然と馴染むアイラインに仕上がります。
ナチュラルメイクにおすすめのブラウンアイライナー3選
ナチュラルなアイメイクには、アイシャドウと馴染みの良いブラウンのアイライナーがおすすめです。アイラインがにじみにくく、キレイにひくことができるアイライナー3選をまとめました。
【ランコム】クレヨン コール ウォータープルーフ #02 ブラウン
ランコムのクレヨン コール ウォータープルーフは、名前の通りウォータープルーフなのでにじみにくく、時間が経って目の周りが黒くなってしまう心配は必要ありません。また、アイライナーの反対側にはチップが付いているので、これ1本でアイラインからぼかしまで完了する優れものです。
リトルレディ リュクス スムースジェルアイライナー 02 ダークブラウン
リトルレディ リュクス スムースジェルアイライナーは、やわらかく描きやすい芯が特徴的な繰り出し式のアイライナーです。1.5mmの極細ペンシルなので、まつ毛の間の隙間も細かく埋めることができます。
フローフシ モテライナー リキッド ブラウンブラック
フローフシのモテライナーは、筆の質と描きやすさにとことんこだわった、多くの女性から支持されているアイライナーです。テクニックがなくてもキレイに描けることを目標として作られたこのアイライナーは、リキッドタイプでありながらしなやかな筆が繊細で美しいラインを作りだしてくれます。ブラウンブラックにはカーキをプラスすることで、より深みのある色味を実現しました。
ナチュラルに見えるまつげメイクは?
アイメイクの仕上げは、まつ毛メイクです。ナチュラルでありながら、印象的な目元を作るためにはどのような点が重要なのでしょうか。まつ毛メイクの注意点とマスカラの選び方についてまとめました。
つけまつげ&超ボリュームマスカラは厳禁
つけまつげやボリュームマスカラをすると、パッチリとした大きな目元に見せることはできますが、重たく派手な印象になります。
ナチュラルメイクではボリュームよりも、長さやカールを重視して自然な仕上がりを目指しましょう。
ビューラーなしでも自然なカールを作れるタイプのマスカラを選ぶ
カールタイプのものや、下から持ち上げるように塗ることができる形のブラシが付いているマスカラを選べば、ビューラーでしっかりとまつ毛を上げなくても自然なカールが作れます。
コームやブラシの形に沿って、根元からしっかりマスカラを塗ることがポイントです。
マスカラはあえてブラックをチョイスしてさりげなくアクセントにするのもGOOD
ブラウン系のマスカラを使うと、目元に一体感のあるナチュラルメイクになりますが、全体的に少々物足りなく感じることも。
そんな時は、あえてブラックのマスカラをチョイスして目元にアクセントをつけてみても良いでしょう。
まとめ
ナチュラルなメイクは、簡単そうに思われがちですが、実はいろいろなテクニックを駆使して濃くなく地味でもない絶妙なバランス感を作りだしています。この記事を参考にして、誰からも愛されるナチュラルメイクに挑戦してみてください。