あなたの周りにもいる!?嫌な上司の15の特徴
なんとなく一緒に居づらいと感じるような嫌な上司には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。まずは嫌な上司の特徴を観察し、分類するところから始めてみましょう。
清潔感がない
清潔感は人の印象を大きく左右する重要なポイントです。いつも同じ洋服を着ている、汗を拭かない、手を洗わない、髪が長い、無精髭が生えているなどなど、清潔感のない人はあまり良い印象を受けません。身だしなみを整えるのは社会人の基本でもありますが、その基本すらできていないと、どうしても評価が下がってしまうものです。
仕事ができない
仕事ができないのは、嫌な上司の典型例です。上司という立場上、部下に指示を出す必要があるわけですが、そもそも仕事をよく知らない上司に指示を出されると、こちらも腹が立ってしまいます。的確な指示を出せず、余計な仕事を増やす上司は嫌われる傾向にあります。
やたらと触りたがる
セクハラとまではいかないまでも、やたら触れたがる上司を苦手に感じる女性もいます。上司だからはっきりと「触らないでください」と言えないことにもストレスが溜まってしまいます。はっきりとセクハラですと言い切れれば良いのですが、上司という圧力もあるため、なかなか言い出すことはできずにいる人も多いです。
部下の話を聞かない
上司の言葉が絶対的な力を持っていて、部下が何を言っても話を聞いてくれないといったことはよくあります。部下の話を聞いてくれない上司も嫌な上司の代表格に入ります。失敗をしたら部下のせい、成功したら上司の手柄といった上司も嫌なものです。
何回も同じ話をする
上司の話はしっかりと聞くのが常識ではありますが、何度も何度も同じ話ばかりされていれば、聞く方も嫌になってしまうものです。特にお酒の席などで嫌な上司の自慢話を長時間聞かされ続けるとストレスも溜まってしまいます。
公私混同している
仕事とプライベートはきっちりと分けるのが常識です。公私混同をして、私的な用事を就業時間中に済ませようとするのは間違っています。そのせいで仕事が遅れたり、余分な仕事が部下に回されるようになったりしたら、ストレスも溜まります。
気分屋で指示がいつも違う
気分屋の上司は得てして嫌な上司と言われるものです。昨日と今日で指示がころころと変わるなどはその特徴です。部下としては言われた仕事をこなしたにもかかわらず、次の日になったら不要だと言われてしまってはたまったものではありません。
自分の部下の仕事量を考えない
部下にかかる仕事の負担を考慮せず、頭ごなしに指示をする上司は決して良い上司とは言えません。預かる部下達のこなしている仕事とその量をしっかりと把握し、無理なく効率的に仕事を回すのができる上司のやり方と言えます。
とにかくネガティブ
リスクヘッジは組織を運営する上で確かに重要な概念ではありますが、何をするにも過剰にネガティブな意見ばかりをぶつけていては、良い仕事をすることはできません。
上司の役割は、部下から提出されたアイデアをいかに実現できるか一緒に考えることでもあります。何を言ってもネガティブな反応しか見せない上司だと、部下も提案することが億劫になってしまいます。
マウンティングする
上司と部下という立場を利用して、支配的に権力を行使して圧力をかける上司も嫌な上司の特徴です。マウンティングして何を言っても叩く上司には、部下もついて行くことはありません。仕事だけならばまだしも、プライベートなお話でも同じく説教臭く話されると、腹が立ってしまいます。
自分の評価ばかり気にする
部下の評価などは二の次で、自分の評価ばかりを気にする上司も、嫌な上司の特徴です。部下がミスをしないように過剰に指摘する、曖昧な指示を出してミスが出たら部下に責任を押し付けるなど、汚い手を使う上司もいます。嫌な上司は、とにかく自分の評価が落ちないようにずるいことばかりをするものです。
責任をとらずに逃げる
上司は部下の仕事をまとめ上げ、有事の際には責任を取る必要があるものです。嫌な上司は自分が責任から逃げることばかりを考えて、的確な指示を出してくれない傾向にあります。トラブルが起きた時には、なんとか打開策を練るのが上司の役割です。
えこひいきをする
人によって態度を変える上司も部下から嫌われることが多いです。仕事ぶりではなく容姿だけで判断して、お気に入りの人とだけ仲良くするなどはもってのほかです。男性の上司の場合は特定の女性のみをひいきするといった話はよくあります。
過去の話をしたがる
昔はどうだった、自分が入社したての頃はああだったなどと、過去の話ばかりをしたがる人も、嫌な上司に多いです。過去はどうあれ、今は今で感覚も文化も違うので、妙な価値観を押し付けられている気分になってしまいます。
理屈っぽく話が長い
しっかりと仕事の説明をするために理屈っぽく話をするのはまだ良いです。しかし、普通の雑談やちょっとしたコミュニケーションでも同じように話されると、聞く方も嫌になってしまいます。話が長くなると、限られた貴重な時間も失うことにもつながるため、短くまとめてほしいものです。
嫌な上司への対処法
嫌な上司とうまく付き合っていくには、こちらの心構えが大切です。嫌な思いをしたからといって、嫌な上司相手にも不誠実な態度をとるのはNG。冷静に対応しましょう。具体的な対処方法をご紹介します。
感情的にならずに冷静に対応する
嫌なことを言われた時には、怒りが込み上げて感情的になってしまいがちです。感情的になると冷静で的確な判断を下すことができなくなりますので、まずは落ち着くように心掛けてください。
職場では毅然とした態度をとる
嫌なことを言われたり嫌がらせをされたりした際には、毅然とした態度を取るように心掛けましょう。ただの嫌がらせだけではなく、仕事に実害が出るような場合には、人事部や総務部などに相談しても良いかもしれません。
専門窓口やさらに上の上司など相談するべき相手を選ぶ
嫌がらせが酷い場合には、上司に直接言うのではなく、さらに上の上司や労働組合などの専門窓口へと相談するという方法もあります。もしも労組が無い場合には労働基準監督署に相談してみるのも良いでしょう。
聞き流してもいい場面を見極める
嫌な上司のお話も、仕事に関係の無い話ならば適当に聞き流すという方法もあります。そのためにも、上司の怒りの沸点がどこにあるのかを見極めることが大切です。日頃から上司を観察してみてください。
仕事のスキルを上げてミスをなくす
もしも仕事の些細なミスだけで上司からきつく言われるのであれば、仕事のスキル向上を目指してみるのも良いです。ちょっとしたミスさえも無くして完璧に仕事をこなせるようになれば、上司への印象も良いものへと変化します。印象が変わればきつく言われることも減っていくと予想できます。
やってはいけない嫌な上司への対処法
腹が立ってしまっても、一線を越えた対処法を取ってしまうことはいけません。具体的にやってはいけないことについて見ていきましょう。
嫌いだからという理由で仕返しを考える
いくら嫌いでも、短絡的に反抗してはいけません。反抗心をむき出しにして接してしまうと、事態が悪化してしまうことにつながります。仕返しではなく、問題を改善するという方法をとるように心掛けてください。暴力に頼る、陰険な方法をとるなどの手段では、根本的な解決には至りにくいです。
理屈で責める
正当な理由があったとしても、嫌な上司を正論で責め続けることもしてはいけません。こちらについても、上司からさらに嫌われてしまう可能性が高いです。理屈を使うのは、最低限、仕事を回すために必要となる場合に限りましょう。
むやみに怖がる・萎縮してしまう
叱られ続けると、どうしても怖がり、萎縮してしまうものです。しかし、萎縮してしまうとさらに集中力が無くなってしまい、ミスを重ねてしまうことにもつながります。心を強く持ち、忍耐強く接し続けるようにしてください。
周囲に上司の愚痴をまき散らす
上司の愚痴を同僚にまき散らしていると、その言葉が上司に伝わってしまう危険性もあります。また、自身の周囲からの評価も下がることにつながります。口は災いのもととも言うで、少なくとも愚痴は全く関係の無い友人などに聞いてもらうようにしましょう。
まとめ
嫌な上司がいると、業務へのモチベーションも下がってしまいますよね。清潔感や会話をするときの態度、業務上の問題など、嫌な上司にもいろいろな種類があります。なぜ自分が上司のことを「嫌」だと感じているのかがわかれば、的確に対処することも可能になるでしょう。なぜ自分の上司が嫌なのか改めて考えて、それぞれの理由に適した対処法をとってみてください。