心温まるソックモンキーの生い立ち
とある町の貧しいおうちにはクリスマスの飾りつけもパンもごちそうもありません。
愛する孫娘のために「せめてプレゼントを」と思い立ったおばあちゃんが、おじいちゃんの履き古した靴下を使って作ったサルのぬいぐるみ。
これがソックモンキーの生い立ちと言われています。
ただ「かわいい」だけじゃないソックモンキー、生い立ちを知るとますます愛着がわきますね。
作るのはとっても簡単
材料は、履き古した靴下1足、ボタン×2つ、中に詰める綿、糸、はさみ、針などの手芸用品。
型紙も不要で、家にある身近なもので気軽に作ることができますよ。
ではさっそく、基本の作り方を見ていきましょう。
ソックモンキーの作り方
その他、ワークショップの開催情報やオリジナルソックスの販売も行われていますので、ぜひ1度ご覧になってください!
ソックモンキー協会公式サイト:http://sockmonkey-kyoukai.jp/
動画を見ると細かな部分が分かりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
1.靴下の片方を胴体部分、もう片方を部品の部分として使うため、上の写真のように裁断します → 2.綿が出ないように筒状になるように縫ったあと、各部品に綿を詰めていきましょう → 3.部品同士をサルのかたちになるように縫い合わせます → 4.目になるボタンをつけて完成。
ソーイング初心者でも簡単ですね。
多少のガタガタは気にせずに進めてください。
そのガタガタも味になるのがハンドメイドのいいところです。
みんなのソックモンキーを見てみよう
ここからはとってもかわいくて、個性があって、温かさを感じられるソックモンキー達をご紹介していきます。
作る時の参考にしたいアイディアが満載ですよ。
#1 これぞスタンダード!
これぞスタンダード。
同じ靴下から作っているのに1体ずつ個性が出る、それがソックモンキーの魅力の1つなんです。
#2 シンプルな1色使いでもかわいい
目もボタンではなくパーツを使うとまた違った表情に…。
#3 ボタンをサングラス風に
黒い大きめのボタンをサングラスに見立ててカッコよく。
写真のように、かなり派手な柄の靴下でもかわいく仕上がりますね。
目立たせたい柄を手足の先に持ってくるのも使いたいアイディア。
#5 ウェルカムソックモンキー
写真はウェディングパーティーのものですが、お家でのパーティーやテーブルセッティングはもちろん、日常的に玄関先に飾ってもかわいいですよ。
シンプルな灰色の靴下がそれらしく見えますね。
いろいろ作って子供部屋のインテリアにすると可愛い!いずれはサル以外のぬいぐるみにもチャレンジしてみたいですね。
世界で1つだけのソックモンキーを作ろう

同じ柄の靴下で作っても1つとして同じものはできないソックモンキー。
オリジナル性が高く、表情や小物で遊ぶこともできます。
スタンダードなレッドヒールソックスで作っても歴史を感じられて素敵ですし、ポップな柄を繋ぎ合わせてもかわいいですよね。
自分のアイディア次第でいろんな子が生まれてくる、ハンドメイドならではの楽しさを味わえるソックモンキー作り。
子どもへのプレゼントに、お部屋のインテリアに、あなたもオリジナルのおサルさんを作ってみませんか?