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海外では人気の遊び
「機織り」と聞くと、職人さんが時間や手間をかけて作るイメージが強いですが、海外では子供達も気軽に機織りを楽しんでいるくらい、実は簡単にできちゃうんです。
わざわざ専用の機織り機を用意しなくてもいいのが、楽しめる秘訣!身近にある材料で手軽に始められるハンドメイド作品、あなたも挑戦してみませんか。
ダンボールで機織りを作る!
専用の機織り機の代わりに用意するのは、なんとダンボール! 写真のように、基盤となる部分をダンボールを15×20cmで用意します。
別に横幅15㎝の細長いダンボールを2枚用意し、基盤の上と下に接着。
これで少し浮きができ、作業がしやすくなります。
※作品の大きさによって、段ボールの大きさを横幅・縦幅ともにお好みのサイズに変更してください。
さっそく編んでみよう♪
基盤の上と下に切込みをたくさん入れれば準備は完了。
切込みを入れた部分に好きな色の毛糸を引っかけていきます。
これで作品の横幅が決まります。
あとは「かぎ針」などを使って、毛糸を上下交互に通していきます。
力加減で硬さも変わります。
途中で違う色の毛糸を通していけば、カラフルな作品に仕上がります。
編み終えたら、基盤をひっくり返して真ん中の部分で切ります。
切り端は、裏側にマスキングテープなどで留めます。
端にビーズを通すのもかわいいですね。
手織りの機織りで作ってみよう!
タペストリーに仕上げることが多い機織りですが、ネックレスやマフラーなどを作ることもできちゃいます。
マネしたくなっちゃう素敵な作品の数々をご紹介します。
#1 ポンポンを付けてみても!
切り端の部分を束ねて両端をカットすれば、ポンポンにも! 可愛さが増します!カラフルな色合いで作ってみたいですね。
#2 不要な布がかわいく再生
裂いたり切ったりした布を使うのもアイデアです。
いらなくなった洋服や使い道に困った端切れを使って作ればエコな作品が完成しますよ。
#3 夏のタペストリーに
貝殻を張り付ければ夏テイストに。
夏らしい白や青系の爽やかな色合いの糸で作るのがおすすめです。
また、コットン・リネン・和紙などの植物の繊維を糸にしたものなど、サラッとした風合いの糸を使うとより夏らしくなりますよ。
#4 冬には羊毛フェルトでぷくぷくに
冬にはこんな温かみのあるタペストリーはいかがでしょう。
横糸に羊毛フェルトを使えば、ぷくぷくっとしたかわいらしい仕上がりになります。
糸の出し具合も差をつければ表情が出て、すてきですよね。
#5 リボンやレースで華やか!
オーガンジーのリボンや布、レースを使えば華やかな印象に仕上がります。
ビーズやパールを加えれば華やかさがさらにアップ。
これ一つでお部屋の印象ががらりと変わりそうです。
#6 木の枝や流木をプラス
上の部分に山や公園の木の枝や流木を通せば、おしゃれ感が増して素敵です。
シンプルに仕上げたタペストリーもアートな作品に早変わり。
ユーカリやオリーブなど少し葉を残した枝を使うのもおすすめですよ。
#7 端を垂らして
下の部分を長く残して垂らして、タペストリーにするのもいいですね。
タッセルをつければボリュームも増しますよ。
あえて長さを不揃いにして動きを楽しむのもおすすめです。
#8 模様に挑戦!
慣れてきたら模様を入れてみてはいかがでしょう。
ハイセンスな仕上がりに期待が膨らみますよ。
少々難易度が上がるからこそ、できあがった時の喜びもひとしおです。
#9 コースターにも
タペストリーの他、コースターもおすすめです。
好きな色やさまざまな素材の糸を使って季節ごとのコースターを作ってみるのもいいですね。
端は数本ずつまとめ、結んで仕上げています。
#10 パターンを楽しみたいネックレス
小さく作れば、ネックレスにも。
世界に一つだけの作品が完成しますよ。
色や糸を変えて、シンプルな日常使い用、華やかなフォーマル用などいくつものパターンを作ってみたいですね。
#11 個性派アイテムに
様々な色や素材の糸を紡いだ引き揃え糸やアートヤーンなど特徴ある糸を使うと、生き生きとした素材感で面白味が出ます。
マットやタペストリーとして、存在感ある作品に仕上がりますよ。
またマフラーや縫い合わせてバックに仕上げると世界にひとつだけの個性派アイテムが完成します。
機織りを楽しもう♪
子どもも大人も自由な発想で作り上げることのできる機織り。
使う糸の色や素材でそれぞれの個性が発揮できます。
段ボールならすぐにでも始められるのが嬉しいですね。
どんな作品に仕上がるか期待を膨らませながら、一針一針楽しんで編み進めてください。